【最強不可避】チートガン積みのオリ主くん【完結達成】   作:白ノ宮

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今ちょっとインフィニットストラトスの二次創作考えてます。今度はもっとチートを減らして...ね?


9話

とはいえ開発したのはこれだけじゃないんだ。

 

次にご紹介するのはこちら。ダイブ型シミュレータ。

ゲームセンターで見るような筐体型のシミュレータではなくて、VRゴーグルみたいなものを被って使用する訓練用機械だ。

 

これは仮想世界に行って前以て登録しておいた対戦相手のデータと自分の機体データを用いて訓練ができる。今登録できているデータは数日前に戦った訓練機の打鉄に織斑千冬が登場したアレだ。

僕が使う場合は訓練というよりは機体のテストだね。

今日はまだ時間的に余裕があるので早速開発したのはデウスβの実戦用設定でやってみようと思う。こいつの性能なら程度の低いAIでも相手の完封は可能だろうけど一応僕が操作をしてみる。

 

あっ、そこの君ィ!「お前が悔しいから性能がチートの機体で鬱憤を晴らそうとしているだけだろう」とか言うんじゃないよ!大体、まだ制作段階だから相手の表情は変わらないし、なにか喋るわけでもないんだから鬱憤なんか晴れるわけがないのさ。これはあくまでテストさ、テ・ス・ト!

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

場所は変わりましてバーチャル空間の第3アリーナでございます。データを流用しているだけあって観客席がうるさいです。これは後で観客オフの設定が必要ですね。多分このままだとどっちが勝っても歓声が発生するだけなんですけど、毎回歓声がなるのは煩わしくてしょうがない。

 

スクリーンにあの時と同じく

 

織斑千冬 VS 大園凛兎

 

と映る。あぁ、この機能も要らないかもなぁ。後々で訓練モードと試合モードで分けとくか。

 

あの時と同じくAI織斑先生は葵がダラーとしている。データ状の存在でも隙が見当たらないのは流石だわ。

こっちはガンシールドビットを周囲に浮遊させて右手には伍式斬艦刀、左手には霰を装備している。完全形態だ。

 

3

 

2

 

1

 

はい、よーいスタート。

 

「我が尖兵よ、征け」

 

厨二台詞と共に飛び出したガンシールドビットは不規則な動き方でブースターを吹かしながら織斑先生に飛んでいく。ガンシールドビットは接近次第ビームを短く放つのだが、それを一つ一つ的確に弾いていく。

 

ある程度弾いたらこちらも攻撃の手法をバラバラに射撃から連続的なものに変更する。

 

4つずつで二つのチームにガンシールドビットを分けて、別々の方向から連続的に発射することで擬似ガトリングで挟み込む形となる。その場合AI織斑先生はどう行った動きをするのだろうか。

 

あのデータにはイグニッションブーストは含まれていないので、AI織斑先生は斜め前にスラスターを吹かせながらジグザグに動いてビームショットをうまく弾きながら回避する。

 

一般IS操縦者があの速度でジグザグできることはないだろう。少なくても代表候補生並みの実力は必要なんじゃなかろうか。

 

他にも色々できるだろうけど少しずつこっちに接近してきているので、次のテストだ。ガンシールドビットを撤退させるとAI織斑先生はこちらに一直線にスラスターを吹かす。

 

とはいえ今回こちらは周囲の目を気にせずイグニッションブーストを使用できるので、ソレを駆使して対象から離れる。次のテストは俄雨だ。

 

俄雨を選択して対象設定画面が装甲内部スクリーンに表示されるとハイパーセンサー内に移る織斑先生をマークして単独ターゲットで設定完了させる。

 

すると設定した対象にロックがかかる。発射できるミサイルの数を選択できるのだがまずは二発で飛ばしてみる。

これだけでも当たれば量産機程度のシールドエネルギーは吹き飛ばせる。

 

背部のミサイルコンテナから二発のミサイルが飛んでいく。

 

それを援護する形で単射設定の霰で織斑先生の動きを阻害するようにして射撃。

 

すると織斑先生はスラスターの勢いを少し弱めて空中へ移動、ミリ単位の精巧な動きでアサルトライフルを回避しながら、ミサイルを切り落とそうと試みる。

 

だが、残念我がチートの産物である制御AIを舐めないでいただきたい。

 

ミサイルにあるまじき逆噴射や急加速でゲームだったらある程度のプレイヤーが投げ出すレベルの異次元的な動きをする。

 

本気の状態ではない織斑先生では対処が不可能なようでミサイルの挙動に気を取られたところに霰の一撃がヒットして態勢が少し崩れたところに俄雨が狙ったように急加速でヒット。

 

ゲームセット。

 

歓声が鳴る前にシステム設定をリセットして試合開始前の状態にする。

 

次は近接武器のテストをしなければならないからね。AI織斑先生にはもう少し頑張ってもらうからね。

 

各種射撃武器を収納して伍式斬艦刀のみを右手で持って上段で構える。正直剣術とか知ったこっちゃないので技術がこもっていない素人的振り方になるんじゃなかろうか。まずこの刀で打ち合いが発生するのかどうかが謎だが...。

 

3

 

2

 

1

 

start!

 

開始のブザーと同時にトリプルイグニッションブーストで急加速をして瞬間的に猛スピードを出す。ソニックブームが発生するが無視して上段の構えを解除してあの時の受けた横一閃を見様見真似で正面から試してみる。

 

この加速と機体重量で普通の葵を持っていたとしても受け止める側は小型の隕石を受け止めるレベルの衝撃を受けるんじゃなかろうか。...受け止めるというより弾き飛ばされるだけな気がしてきた。

 

「チェェェェェストォォォォォォ!!!!!!!!!」

 

本場の方々ごめんなさい。何の関係もないけど気合を込めるつもりでチェストってみました。

 

AI織斑先生はその一撃を一閃で受け止めようとする。

 

(あぁ、やっぱり受け止めようとするかぁ)

 

そのまま伍式斬艦刀は葵を両断してその勢いのまま打鉄までも切り裂いた。

 

予想はしていたが、威力が高すぎて内心ドン引きしている。単純にそりゃ自重だけでバターのように地面が切れるんだから、こんな威力込めたらそうなるよねって話なんだけど。

 

血とかの設定もしていないので上下でお別れした打鉄とAI織斑先生がアリーナの地面に転がる。表情が能面のように変わっていないのでマネキンが転がっているみたいで非常にシュールな光景である。

 

再び歓声が鳴る前にシステム設定をリセットして、シミュレータを終了する。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

現実世界に戻ってきたわけだが、案外時間は経っているようで窓から夕陽が差し込んでいた。

 

とりあえずシミュレータをやってみて思ったことは一つ。

 

『絶対に競技で伍式斬艦刀は使わないようにしよう!』

 

である。

 

いくらチートを持っていたとしても無闇に命を散らすことはしたくないからね。

実戦用とはいえ理想は、一瞬で相手を殺さずに無力化できる武装だ。

 

高圧熱線砲の殲滅用は主に無人機とかに対する奴なので、心配ご無用でございます。




とりあえず今日はここら辺で。
あと数話は数時間後か明日にでも投稿しますね。
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