教祖様になっちまったぜ   作:アルピ交通事務局

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色々と考えたんだよ。ほのストみたいな日常回を書きたいと。だから書くことにした。
多分、脅威の侵略者から世界への挑戦編の空白期間の日常ギャグ回を書いた場合はコレが見たいんじゃねえんだよ!な意見が来そうなんで閃いたら出す的な感じで定期的に日常ギャグ回を出します。
本編と分けてはいるので最新話じゃなかったら日常ギャグ回と思ってください


雷門の守護神の日常
作れ!円堂守を超える選手を!


 

「オタクロス、ありがとう」

 

「いやいや、中々に面白いギミックじゃったぞ!」

 

 イナビカリ修練所の機材トラブルが起きた。

 イナビカリ修練所の機材は色々と独特なので機械工学に強い人に頼まなければならないとオタクロスを呼び出した。

 

「バイオ関係以外は大体は出来るとは驚きですね」

 

「ハッハッハ、オタクは万能でよ」

 

 機械関係に対して強い俺と目金。目金はプログラミングとかそっち系、俺は電気工事とかそっち系である。

 去年に電気工事士の資格を取ったりしたが、明らかに専門分野が違う。目金もプログラミング関係の勉強とかはしているが、ハードの方にはあまり詳しくはない。

 

「しかし、困ったな……」

 

「む?修理は終わり明日には使えるでよ?」

 

「いや、そっちもあるんだが……円堂についてだ」

 

「俺?」

 

 響木監督が困ったような素振りを見せる。

 イナビカリ修練所の機材トラブルを終わらせたし明日には問題はなく使える。だが、響木監督は俺に問題があるのだと考える。

 

「円堂の練習が上手くいっていない」

 

「また何処か故障したのかの?」

 

「いえ、そうではなくてですね……円堂くんの練習相手が居ないのですよ。ご存知の通り円堂くんは日本一どころか世界トップレベルのGKです。しかしリトルギガントのロココと同様にシュートを決めます。第二のGKである五郎くんが悪いと言うわけではないですが、純粋にGKとして源田くんや立向居くんが上なのです。源田くんや立向居くんを破れるかが雷門の今後に関わっており、円堂くんのシュート参加は必須!ですが五郎くんが相手だと強くなっているかどうか」

 

「帝国学園や陽花戸中とポンポンと合同練習出来ねえからな……」

 

 日本中の皆が打倒雷門中!円堂守からゴールを奪ってみせる!と言う考えを持っている。

 俺はそれに負けじと力をつけている。なにせこっちにはイナズマジャパンのストライカー達が居るんだからGKとしては活躍する……陽花戸中は立向居が練習相手ならば嫌でもシュート力は上がる。帝国学園は元から最強クラス。

 

 単純に点を取る力だけで言えば白恋中と世宇子中もヤバい。

 だがそれを除けば大抵の学校のシュート技は……でも、外国の猛者達と相手をした。日本人が俺1人だけのあの状況、まだプロは居ないとは言えプロになるつもりの奴ばかりだからとにかく色々と段違いだった。あの環境でキャプテンを務めていたナカタはマジでヤバい。

 

「俺は選手としてはGKで大介さんからGKのいろはを叩き込まれた。選手としては既に終わった身でしがないラーメン屋のオヤジだが、サッカーに対する熱意は消えてない。むしろ燃えている。GKの先輩として雷門の監督として円堂を鍛えられない、これほど悔しいものはない」

 

「響木監督……俺は大丈夫ですよ」

 

「いや、ダメだ!お前にそうやって気を遣わせてる時点で俺は監督として失格だ!円堂レベルの選手を作らなければ!」

 

「暑いのぅ……最近、選手でなく監督視点でのスポーツ漫画やゲームにハマっておるじゃがコレが中々に面白いでよ。円堂レベルを作らなければならんとなると燃えるの」

 

「円堂くんレベルの選手って……」

 

 俺は大丈夫だと言えば気を遣わせてると感じたのか響木監督は監督として失格だと言う。

 俺レベルの選手を作らなければならないといけないことに話題は変わった。オタクロスは面白い話で燃えているが目金は俺レベルの選手について育成するのがどれほど大変なのかを想像する。サッカー後進国とは言え国の代表のキャプテンを任される選手の育成は難易度高いだろう。

 

「ったく、図書委員め」

 

 翌日、色々とあって図書委員会の手伝いをさせられた。

 半田を経由して委員会の手伝いがあるからと練習には遅れると言っているからそこは問題は無い。

 

「いくぞ!!超マキシマムファイア!!」

 

「からの、ドラゴンスレイヤーZ!」

 

「っと、盛り上がってる……けど、五郎だからな」

 

 ユニフォームに着替えて練習をしようとするのだが既に他の面々は動いている。

 豪炎寺のマキシマムファイアと染岡のドラゴンスレイヤーのシュートチェインコンボ……立向居や源田を破るにはそれぐらいの事をしなきゃならないが、五郎相手じゃオーバーキルだろう。

 

「これも止めた!」

 

「どうでよ!円堂レベルの選手!」

 

 え?止めたの?アレを止めたの?

 音無がボールが止まったことについて驚いたので取りあえずどんな奴なのかの確認をしにいく。

 

「円堂!作ってきたでよ!円堂レベルの選手を!その名もメカ円堂マーク2!」

 

「え?」

 

 オタクロスが俺レベルの選手を作ってきた。実物を見るのははじめてだがメカ円堂だった。

 自慢げに語るオタクロスとその隣にいるメカ円堂……

 

「作るって……作るの意味が違う!」

 

 ロココみたいに祖父ちゃんが1からサッカーのいろはを叩き込んで作るとかじゃなくて、そういう意味!?

 

「円堂!スゴいぜ!このメカ円堂は!」

 

「オレ達のシュートチェインをキャッチしたんだ!」

 

 染岡と豪炎寺はコイツは強い選手だぜと嬉しそうに語ってくる。

 いやいやいや、いやいやいや……

 

「ツッコミは!?俺レベルの選手を作るって意味が違うだろう!」

 

 俺レベルの選手を育て上げるというのならばまだわかる。だが、俺のロボットを作ってどうすんだよ!?

 

「そうだな……オタクロス、やはり問題点はそこだ。まだ円堂レベルかどうかの最終試験、化身がある」

 

「ちっがーう!俺レベルの選手を育成しろって言ってんだ!あんなロボット産業に手を出している会社のエンジニア達を無能にするロボット作れって話じゃねえよ!!」

 

「円堂、ワシにそんな技能があると思うな!!」

 

 風丸が俺レベルかどうかの問題、化身について考えているが気にしてるところそこじゃねえよ。

 オタクロスにロボットじゃなくて選手を作れというのだがオタクロスにそんな技能は無い!と言い返される。いや確かにそんな技能はオタクロスには無いけども!!

 

「風丸よ、お前の心配は無用でよ……このメカ円堂マーク2には化身を搭載している!ちゃんとGK用の化身でよ!」

 

「つーか、マーク2って……オタクロス、何時の間に俺をモチーフにしたロボット作ったんだ!?」

 

「いや、実はエルドラドとかいうよくわからんところから設計図を貰っての。一部の素材が馬鹿高かったりしたからコレは型落ち品なんじゃ」

 

 なにしてんだあの未来人どもは!?

 あいつらからすれば俺はサッカーの教科書に載っているレベルの偉人なのかもしれねえけど!既に死人だからって…………ああ、歴史偉人物で女体化とかそういうのされて不愉快に思わないか的な意見がなんとなくで分かった気がする。

 

「英知の王!ブングオー!」

 

 くっそ、ホントに化身を出しやがったよ。

 属性的に相性が悪い豪炎寺の炎魔ガザードの爆熱ストームを受け止めやがって……

 

「ちゃんと円堂レベルの選手でよ!」

 

「オタクロス、ふざけるのも大概にして!」

 

「夏未……」

 

「円堂くんはただ強いGKじゃないのよ!キャプテンでありキーマンでもある!立向居くんや源田くんとの大きな違いはそこよ!」

 

 ねぇ、おかしくない?おかしくない?夏未はオタクロスに俺レベルの選手じゃないと否定したが、立向居や源田と違う部分について指摘する為に否定した。

 

「ふっ、甘いでよ。勿論それも考慮しておる」

 

「ダイジョウブダ、ナツミ」

 

「しゃ、喋った!?」

 

「ちゃんとコミュニケーション能力はしっかりとある!ドラえもんレベルに!」

 

 200年後の技術を逆輸入しているのは分かってる。ドラえもんは22世紀でエルドラドは200年後の未来だから23世紀だ。

 自慢しているがそういう話をしているんじゃない……そう思っていた。

 

「なるほど、ドラえもんレベルなら問題無いわね」

 

「だからそういう問題じゃないってば!」

 

「円堂、イチイチリアクションが大きいぞ……機械の世界は油断すれば一瞬で進むんだ。これぐらいは出来て当然だろう」

 

「超次元な部分のテクノロジーについて言ってんじゃねえよ!」

 

 鬼道は最新技術は進んでいると認識しているが俺がそういう話をしているわけじゃない。

 タイムマシンや物質転送装置とかが生まれるのは知っているんだからその辺については驚かない。

 

「ナラバ、ナニガモンダイダ?」

 

「……あれ、無いな」

 

 メカ円堂マーク2になにが問題かについて聞かれれば……特に無い。

 メカ円堂って存在がいるのは知っている……俺は円堂守でもあるが円堂守じゃない。ならばメカ円堂もありなのでは?

 

「守くん、考えてみようよ。これでやっと守くんの練習相手が出来たんだよ」

 

「そうか……そうだな!メカ円堂で俺を鍛えて強くなる!」

 

「ソウ!サッカーニコクセキモジンシュモセイベツモカンケイナイ。サッカーハロボットニモビョウドウ……オリジナル、ユダンシタラオマエカラGKヲウバッテヤルゼ」

 

「いや、試合には出れないからな?」

 

「…………エ?」

 

 冬花がメカ円堂が居れば俺の選手としての能力が上がることについて言ってくる。

 直ぐに気持ちを切り替えればメカ円堂もホントに円堂守っぽいことを言い出した。ただまぁ、試合には出れないからな。

 

「ナゼ、ドウシテ?オレハエンドウマモルヲシリツクシテイル。ナゼナラオレハオマエカラウマレタカラ」

 

「いや、公式戦にロボット出したら問題になる。ロボットのサッカーはもう別の種目だから」

 

 ロボットを作ってスポーツをさせるというのは現実でもある。

 だがそれはロボットのスポーツであり、人間がやっているスポーツじゃない。

 

「ウソダ……ソンナ……ロボットナノヲリユウニサッカーキンシダナンテオカシイ!……オレノホウガオマエヨリユウシュウダ。ユウシュウナヤツガノコル。ムノウハハイジョ!ハイジョ!ハイジョ!……ハイハイハイアハイハイアヒアジャジア!?」

 

 クソ!!ダメな方向に成長しやがった!!

 メカ円堂は俺から俺の座を奪おうとするべくバグり攻撃をしようとする。

 

「CPUの部分の素材が足りなかったり予算が無かったからケチったのが問題かの!?」

 

「その辺をケチるなよ!?」

 

 機械において大事なCPUの部分をケチってどうすんだよ!?

 オタクロスが暴走をはじめたメカ円堂を見てCPUをケチったことで生まれたバグだと認識をした。お前、ふざけんなよ。雷門の奴等じゃなくて俺をピンポイントに狙いに来るなよ!!

 

「エンドウマモルハオレダ!」

 

「くそ、行動が読まれてる!」

 

「オレハオマエカラウマレタ。ダカラオマエニデキルコトスベテワカッテル」

 

「円堂!染岡、やるぞ!」

 

「おう!超ドラゴン」

 

「トルネード!」

 

「コウド10,ダイヤモンドパワー」

 

 おい、その能力も持ってんのかよ!?

 俺に襲いかかってくるのを見て流石にまずいと感じたのか豪炎寺と染岡がドラゴントルネードでメカ円堂の破壊に試みる。しかしメカ円堂はダイヤモンドパワーを持っている。

 

「無駄でよ!アレには超合金が使われているから物理的な破壊は」

 

「おい、こらオタクロス!素材を超合金にするならCPUの部分をケチるなよ!」

 

「なにを言う!ロボットは超合金でなければならん!」

 

「くそぉ……なら、仕方ないか」

 

 ロボットが超合金じゃないと嫌だというオタクロスのこだわりがわかる自分が居るので怒るに怒れない。

 でもどうすんだ?ダイヤモンドパワーを持っているから並大抵のことじゃ……幸いにもアレは出来ないけれども。

 

「そうです!円堂くん!今こそあの技を使うんです!」

 

「あの技ってどの技だよ!アレは俺のデータを完璧に知り尽くしてんだぞ!?」

 

「あのメカ円堂くんは円堂くんにはない悪の心を宿しています!ならば、あの技は効果は抜群です!」

 

「おまっ、俺そんな為に覚えたんじゃないからな!?」

 

 メカ円堂を倒す方法を考えた結果、目金があの技を使えと言う。

 確かにあの技は効果は抜群だろうが、あの技は基礎を会得する為であり本来の使用用途で使った覚えはない。

 

「四の五の言ってる暇はありません!使うのです!」

 

「くそ」

 

 キャッチ技でなくパンチング技をどうにかしないといけないと考えた。

 その結果、とある技が参考になると覚えた。だがそれはサッカー用の技じゃない。パンチング技だから使う機会がホントに数回ぐらいしか無かったが、使うしかない。

 

「アバンストラッシュ!」

 

「グゥ……ヌァアアア!!」

 

 大地を砕き、海を割り、空を裂く。3つの技術を集約させたパンチング技、そうアバンストラッシュだ。

 アバンストラッシュBでなくアバンストラッシュAを使えばメカ円堂は苦しむ。目金の読み通りと言うべきか、今のメカ円堂は邪悪な心を持っておりアバンストラッシュの要である空の技が特に効いており破壊された。

 

「ロボットにアバンストラッシュって、効くんだな……」

 

「心を具現化したものでもある化身を持っているロボットならば、きっと空裂斬の様な技は通じると思いまして……」

 

 メカ円堂……なんて凄まじい技術だ。

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  • 10話ぐらい溜め込んで毎日1話ずつ出す
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