教祖様になっちまったぜ   作:アルピ交通事務局

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インフレが、インフレがやってきてしまった。
円堂守(転生者)無双をさせねえっていけねえのに……。


神の剣vs神の手

 

「フェイ、大丈夫?」

 

「うん。デュプリを1人消したから負担は減ったよ。古代の牙を後一発撃つぐらいのスタミナは残ってる」

 

 公式戦でもなんでもないこの試合、途中で選手を追加する事に関してプロトコル・オメガは異議を唱えて来なかった。

 公式戦だったら確実にアウトだったから良かった。今のテンマーズには後1手足りない、強靭な点取り屋、ストライカーの存在が必要不可欠だ。

 

「まさか優一さんとサッカーする日が来るだなんて」

 

「気張らなくていいよ、天馬くん。京介と一緒にやってる時みたいにやってくれ」

 

「はい!」

 

「さぁ、テンマーズに新たなる選手が加わった!FWがキモロから剣城優一に変わり、どう動くのか!!後半戦開始だ!!」

 

 いきなりの乱入者に天馬は驚いたものの、割とあっさりと受け入れる。流石は超次元サッカークオリティ。

 しかし嬉しい助っ人である事には変わりはない。プロトコル・オメガのキックオフからはじまってレイザにボールが渡る。

 

「……円堂さん、頼みます!」

 

「おう!」

 

 優一はボールを奪いに行くことなく走り出した。

 何時でもシュートを撃つことが出来る……俺を信頼してくれている。まだまだ円堂守には程遠いって言うのに、未来の俺どんだけスゲえんだ。

 

「アルファ!」

 

「次こそ仕留める!!天空の支配者 鳳凰!アームド!!」

 

「させるかぁ!!」

 

「無駄だぁ!」

 

 化身を発動させて身に纏おうとするアルファに突っ込んでいく風丸。

 しかしアルファの化身アームドの方が先に決まってしまい、アルファは風丸よりも早くに走り出す。

 

シュートコマンド01(スピニングトランザム)!!」

 

「ふぅ…………はっ!」

 

「無駄だ、普通のゴッドハンドでは防げない」

 

「誰がゴッドハンドつった?コレはゴッドハンドを越えたゴッドハンド、スーパーゴッドハンドだ!!」

 

 化身アームドのアルファのシュートは凄まじい。

 グレイト・ザ・ハンドならば確実に防ぐことが出来るが、グレイト・ザ・ハンドはまだ温存しておかないといけねえ。今の俺が使える技で最も威力の高い必殺技、スーパーゴッドハンドを使ってアルファの化身アームドのスピニングトランザムをキャッチする

 

「スーパーゴッドハンド…………お前等、頼んだぞ!!」

 

 俺は思いっきりボールを投げると天馬がボールを受け止める。

 

「風穴ドライブ!!」

 

 だからサラッと終盤で覚えてそうな技を使うなよ。

 天馬は風穴ドライブでディフェンス陣を突破して優一にパスをした。

 

「はぁあああ!!魔戦士ペンドラゴン零式!!」

 

「アレが優一さんの化身!」

 

「ただの化身じゃない…………アームド!!」

 

 優一は化身を出したと思えば化身アームドをした。

 そういえばこの優一って並行世界だけど天馬の時代の優一なんだよな?天馬達の頃は化身アームドの概念は無かったのになんで使いこなせる様になってんだろ?

 

「サウザンドアロー!!」

 

 色々と気にしてても仕方がない。

 優一はサウザンドアローを撃つとザノウが化身アームドをして防ごうとするが優一のサウザンドアローを防ぎ切る事が出来ずに点を決められた。

 

「コレが優一さんのサッカー……スゴい」

 

「まだまだ行くよ、天馬くん」

 

「はい!」

 

「よぉし!流れは完璧にテンマーズにある!このまま勝利を目指すぞ!!」

 

 優一のサッカーに見惚れる天馬。

 ワンダバが体を真っ赤にして興奮しているが、中々に良い流れが生まれている。この流れに身を任せたい。

 

シュートコマンド03(ガウスショット)!」

 

「スーパーゴッドハンド!!」

 

「っく…………」

 

「もう1点上げるぞ!!冬花!」

 

「うん!」

 

 冬花にボールを投げる。

 ボールを受け取った冬花はドリブルで走り出していく…………優一が入ったことでフェイの負担が減ったとはいえ、デュプリを出しっぱなしなのは辛いせいかマント達デュプリの動きが鈍くなっている。

 

「風丸くん!」

 

「おう!」

 

「天馬くん、オレとアレをやるぞ!化身アームドだ!」

 

「け、化身アームドって」

 

「大丈夫、今の君ならば出来る!」

 

「疾風ダッシュ改!!」

 

 必然とパスを出すのがデュプリ以外になるがまだ大丈夫だ。

 風丸も時空の共鳴現象を受けているのか疾風ダッシュがパワーアップしている。

 

「魔神ペガサスアーク零式……アームド!!で、出来た!!」

 

「おぉ!!再び時空の共鳴現象が天馬を強くした!!いけぇい天馬!!」

 

「いくよ、天馬くん!魔戦士ペンドラゴン零式、アームド!!」

 

「いけぇ!」

 

 風丸は天馬に向かってパスを出す。

 天馬は化身アームドを維持した状態でパスを受け取り走り出して優一がいるところまで向かうと天馬と優一は鏡合わせの如く構えて炎を身に纏い回転していって高く飛んでいく

 

「「ファイアトルネードDD(ダブルドライブ)!!」」

 

「重機兵ガロン!アームド!キーパーコマンド03(ドーンシャウト)っ、がぁ!?」

 

「決まったぁあああ!!松風天馬と剣城優一によるファイアトルネードDD!テンマーズさらなる追加点を上げる!!」

 

 3−1……1点更にリードする事が出来た。

 後半戦が始まってまだ数分しか経過してねえけれどもいい傾向、このままガンガン攻めてプロトコル・オメガに勝利をする……あれ、そういえばプロトコル・オメガって途中退場じゃなかったっけ?ゲームだと最後まで試合やってたっけ?……まぁ、いいか。

 

「スゴい……コレが新生雷門のエースストライカー、剣城京介の兄、剣城優一の真の力」

 

「フェイ、スタミナは大丈夫か?」

 

「はい……2人が点を上げてくれて少しだけ休むことが出来たので古代の牙を何時でも撃てます」

 

「そうか…………まだまだ点を取るぞ!!」

 

 時空の共鳴現象でパワーアップしている俺達と並行世界から来た優一。

 今のプロトコル・オメガならばこのテンマーズで確実に勝つことが出来る……プロトコル・オメガはどうすんだろ?撤退するのか?

 

「っ……」

 

 悔しそうな顔をしているアルファ。

 このまま行けば負けると心の何処かで確信している……まぁ、流石にコレに勝てって言うのは無茶だよな。けどまぁ、悪いけれどもコレは勝負、俺からサッカーを奪わせない為の戦いなので受け入れてもらいたい。

 

「トウドウ議長、このままでは」

 

『歴史の異変を確認……松風天馬の歴史をインタラプトしたプロトコル・オメガがテンマーズと対峙した世界線を確認…………このままではプロトコル・オメガは敗北してしまう』

 

「撤退ですか?」

 

『いや、此処で円堂守を倒さなければ歴史は変えられない…………向こうが未来の技術を使うならば、こちらも使わせてもらう』

 

 エイナムがなんか通信を取ってる。

 多分この試合を観測しているエルドラドのおっさん連中にどうすれば良いのか指示を待っている……現場に出てくる監督が居ねえならこっちのもんだ。

 

「ん?」

 

 空を見上げればなんか時空の渦っぽいのから乗り物が出てくる。

 まさかプロトコル・オメガ2,0,ベータとかガンマとかが追加で来るのか?流石にオメガアタック止めることは……あ、大丈夫か。オメガアタックはムゲン牢獄で鍛えてから会得した技だから覚えてねえわ。

 

「ロボット?」

 

「おい、まさかだと思うがロボットとサッカーやらせるつもりか?」

 

 乗り物から降りてきたのはナウシカとかに出てきそうな見た目のロボットだった。

 この世界、超次元サッカーだからロボットとサッカーするのは別におかしくもなんともねえけども此処で一気に選手交代とかロボット導入ってアルファ達を切り捨てる事になる。

 

 俺を全力で潰すためならば非情な決断をするのが大人だろう。優一入れてるのにロボットの参加を認めないとか言い出すのは流石に無理がある。

 来るならば来いと覚悟を決めているのだがアルファ達は選手交代の宣言をしてこない……え、じゃあなにあのロボット?

 

『日本最強の力を持ってきた。使え』

 

「イエス……来い!!」

 

「あ、アレは!!」

 

「ミキシマックスガンだと!?」

 

 ロボットがなんか出したと思えば驚くフェイとワンダバ。

 そうロボットが出したのはミキシマックスをするのに必要なミキシマックスガンだ。まさかと思っていると【−】が書かれたミキシマックスガンが空中に放たれ【+】が書かれたミキシマックスガンにアルファは撃たれる。

 

「はぁああああ!!」

 

「な、なんだ……」

 

「アレはミキシマックスって言ってオーラを融合させる事が出来る未来の技術なんです!」

 

 突如としてミキシマックスガンが出てきたので驚く風丸。

 天馬が説明をしてくれるとあっさりと受け入れてくれるのだが、問題はそこじゃない。ミキシマックスに成功したのかアルファの髪型が……なんか、昔の日本人、丁髷とかじゃなくて弥生時代とか縄文時代に居そうな両サイドを結んでる髪型に切り替わっている。

 

「いくぞ」

 

「っ、来るぞ!!」

 

 エイナムがアルファにボールを渡して試合は再開される。

 優一がアルファから感じ取れる雰囲気が先程までと比較するのが烏滸がましいぐらいにパワーアップしている。

 

「ここは私が!グッドスメルV4!」

 

「無駄だぁ!!」

 

「きゃあ!?」

 

「冬花!?」

 

 冬花のグッドスメルV4が全くと言って通じない。

 アルファは風丸をも遥かに越える速度で俺の元に走ってきている。

 

「見よ、神の化身を!」

 

 立ち止まったアルファは化身を発動させる。

 天空の支配者 鳳凰じゃない。さっき以上にヤバいと俺の気を感じ取る力が言っている。

 

「剣武魔神スサノオ零式!!」

 

 ゲームでもアニメでも1度も見たことがない化身が出てきやがった!!

 

天羽々斬(あめのはばきり)!!」

 

「っ、グレイト・ザ・ハンド!!っぐ、がぁああああ!?」

 

「き、決まったぁあああ!!円堂守の魔神グレイトのグレイト・ザ・ハンドをアルファがミキシマックスによって新たに得た化身、剣武魔神スサノオの一撃により撃ち破った」

 

「そ、そんな……円堂監督のグレイト・ザ・ハンドを突破するなんて……」

 

 時空の共鳴現象とかが起きているのでグレイト・ザ・ハンドが使えるが俺には分かる。

 魔神グレイトにより放たれるグレイト・ザ・ハンドは今の俺の中で最も強い技だ……そんな技を破ったって……。

 

「バカな、まだ活躍していない輝く前とはいえ円堂守からゴールを奪うだと?フェイに使っているティラノサウルスのオーラでも円堂守のグレイト・ザ・ハンドは破れないと言うのに」

 

「いったい、いったいなんのオーラを持ってきたんだ?」

 

 俺のグレイト・ザ・ハンドを破った事に驚きを隠せないワンダバ。

 フェイはミキシマックスしたオーラが凄まじいからアルファが急激なパワーアップを果たしたが、フェイはティラノサウルスという恐竜の代名詞みたいなのを使っている…………マジでなんのオーラ持ってきたんだ?

 

「教えてやろう。日本最古にして日本最強の男…………スサノオノミコトのオーラとミキシマックスした!貴様が恐竜ならばコチラは神の力を使わせてもらう」

 

「スサノオノミコト…………って、誰ですか?」

 

「あ〜……ヤマタノオロチっていう8つの頭を持ったドラゴンみたいなヘビを倒した日本神話のスゲえ神様だった筈だ……え、待った。スサノオノミコトに会いに行けるの?」

 

 スサノオノミコトと言われてもあまりピンと来ていないので天馬に説明するけど、俺も戸惑う。

 

「イエス。未来の技術を用いてその気になれば人間が生まれるよりも前の恐竜が生きていた時代にも行ける。神話の時代に行くのは簡単だ」

 

「クソぉ、オーバーテクノロジーにも程があるだろう」

 

 サッカーインフレバトルをするのも大概にしろや。こっち今日入学式を終えたばかりの中学1年生だぞ。

 スサノオノミコトとかいうビックネームを引き連れてきた。時空最強イレブンならば不要かもしれないが、それでも単体では段違いだ。

 

「ミキシマックスだ……ワンダバ、こっちもミキシマックスだ。なにかないのか!?」

 

「風丸、スマン!フェイに使っているティラノサウルスしかオーラはない。そしてそのティラノサウルスよりもスサノオノミコトのオーラが上だ!」

 

 ミキシマックスに対抗するにはミキシマックスしかないと風丸は考えるがワンダバは俯く。

 ミキシマックスに必要なオーラは今のところティラノサウルスしかない。ティラノサウルスはフェイに使っていてティラノサウルスよりもスサノオノミコトの方が上だと認める。

 

「まだだ…………まだ試合は終わっちゃいねえ!!諦めるんじゃねえ!!サッカーは1人でやるもんじゃねえ、11人でやるもんだ!どんなスゲえ選手が1人だけ居てもそれだけだ!」

 

「円堂……」

 

「守くん」

 

「円堂監督」

 

「円堂さん」

 

「アルファのマークは僕に任せて。天馬と優一さんは点を取るのに集中して……」

 

「ああ……天馬くん、オレ達が突破口を切り開くんだ」

 

「はい!」

 

 こんなところで負けてたまるか。

 3−2のまま試合は続く。スサノオをミキシマックスしたアルファは滅茶苦茶強くなってる。けど、フェイがプレイガン無視でマンツーマンのマークについてきてくれる。

 

「冬花、フェイのデュプリもそろそろ厳しい……俺達が突破口を切り開くんだ」

 

「うん」

 

 試合再開のキックオフだが、風丸と冬花が前に出ている。

 フェイのデュプリのスタミナが殆ど残っていない。フェイはアルファのマークについているから残りの人間だけで行かなきゃならない。冬花はボールを風丸にパスをして風丸と走り出す。

 

「シュート自体は成功してる……問題は俺だ」

 

 優一と化身アームドを身に着けた天馬が居ればGKのザノウからゴールを確実に奪える。

 だが、どれだけ点を取っても点を奪われては意味が無い。スサノオをミキシマックスしたアルファのシュートを防がないといけない。多分だけども、アルファはスサノオが覚えるサッカーの技を覚えてる筈だ。

 

「天馬くん!」

 

 風丸は冬花にボールを託し、冬花は天馬に向かってボールをパスする。

 

「もらった!」

 

「え!?」

 

「フェイのデュプリのスタミナが無くなっていてお前達は無意識に人間にしかパスを出さないようにしているだろう!!」

 

 メダムが俺達の隙というか弱点を突いてきた。

 冬花が天馬へのパスをしたらメダムが横からカットした……ヤバいぞ、デュプリに頼りきれないから

 

「うっ!」

 

「ふっ、器としてまだまだ未熟だな!」

 

「し、しまった!」

 

 ここに来てフェイのスタミナが切れたのかミキシマックスが切れて元に戻る。

 その隙を突いてマークを振り切ったアルファはメダムからボールを受け取りこちらに向かって走ってくる

 

「エアーバレット!!」

 

「無駄だ!」

 

「がぁあ!!」

 

 時空の共鳴現象でパワーアップしてるのかエアーバレットを覚えた風丸だが、アルファはパワードリブルで突破する。

 

「円堂守、如何に時空の共鳴現象でパワーアップをしているとはいえ限界がある。プロとして最前線を走っている時でも最強のキャッチ技であるグレイト・ザ・ハンドは5回しか使えない。イナズマジャパンとして世界一を競った中学時代の最高で最強だった頃でも3回が限界だ……今のお前は魔神グレイトを出せてもグレイト・ザ・ハンドは使えない。コレで終わりだ」

 

「クソっ…………」

 

 アルファにも見抜かれてる。

 もう既に俺がグレイト・ザ・ハンドを撃つパワーが残っていないのを……けど、此処を乗り切らないと俺の楽しい中学生生活が送れなくなる。日常生活は問題は無いけどもスポーツが出来ないぐらいにボコられる。

 

「諦めちゃダメだ!」

 

「天馬……」

 

「雷門は、イナズマイレブンはどんな苦境だって乗り切ってきたんだ!俺も円堂監督も何時だって苦境に立たされる!でもなんとかなった!円堂監督ならなんとかなるよ!!」

 

「……………俺が円堂守伝説を刻まないといけねえ…………はぁああああ!!魔神グレイト!!」

 

 天馬は諦めるなと激を飛ばす。

 正直諦めたい気持ちはあるが此処で諦めるのは円堂守じゃない。円堂守なら逆境を跳ね除ける……円堂守じゃねえけども、俺でもやれる事はまだ残っている。

 

「無駄だ。今のお前はグレイト・ザ・ハンドが使えない。この距離ならば化身ドローイングも出来ない。グレイト・ザ・ハンドを使わない魔神グレイトなぞ鳳凰烈火でも破れる……だが我々の目的は試合に勝つことではない。円堂守、お前をサッカーが出来なくなる肉体にする。お前は奇跡を起こす男、一切の妥協はしない」

 

 アルファはそういうと力を込める。

 

「剣武魔神スサノオ零式!アームド!」

 

「化身アームドに勝つには化身アームドしかない……アームド!!」

 

「円堂監督も化身アームドを!」

 

「やはり奇跡を起こしてきたか……だがこちらにはまだスサノオのミキシマックスの分がある……試合に勝てないのは残念だが、コレで終わりだ!神十握剣(とつかのつるぎ)!!」

 

 神って、究極進化したシュートかよ。

 なんなの、俺を円堂守にした神様なにか恨みでもあんの?原作通りでいいじゃねえか…………アルファの言っている事は間違いじゃない。化身アームドが出来る様になっただけ、アルファは既に化身アームドを使っている…………だが、時空の共鳴現象で俺もパワーアップをしている。だから賭ける。スーパーゴッドハンドが順調なら今こそあの技が使える筈だ。

 

「はぁああああ!!」

 

「ダメだ、スーパーゴッドハンドは突破される!」

 

「スーパーゴッドハンドじゃねえ!まだ未完成だけど、今のこの瞬間なら出来る!」

 

 化身アームドで膨大な気を纏うコツは掴んだ。

 優一が心配してくるが、今の俺に出来るのはコレしか無い。スーパーゴッドハンドが消え去ったと思えば、俺の右腕が煌めく

 

「硬度10!ダイヤモンドパワー……ダイヤモンドハンド!!」

 

「ダイヤモンドハンドだと……それは世宇子戦で」

 

 まだ覚えるのには時間が掛かるが時空の共鳴現象が後押ししてくれる。

 俺の思い描いている必殺技とは程遠い、円堂守を越える必殺技の為の踏み台になる為の必殺技だが今の俺には充分な技だ。

 

「ふん!!」

 

「バカな……神の力を受け止めた…………ぐぅ!?」

 

「まだ終わってねえぞ…………化身アームドが消えるまでまだ時間がある。最後の1点を貰いに行く!!」

 

 アルファがミキシマックスを解除して急に苦しみだしたが、苦しいのは俺だって一緒だ。

 ボールを投げずに地面に落としてドリブルで駆け抜けていく。

 

「バカめ!我々の目的は試合に勝つことではない!円堂守、お前を潰すことだ!!」

 

 ガウラが飛んで火に入る夏の虫とはこの事だと突っ込んでくる……今ならばこの技も使える

 

「硬度10、ダイヤモンドパワー!……ダイヤモンドロード!!」

 

 腕だけでなく体全体をダイヤモンドに変えてドリブルで突き進む。

 プロトコル・オメガの面々がラフプレーとかを意識せずにガンガンとレッドカード覚悟のタックルやスライディングをしてくるが今の俺には効かない。圧倒的なダイヤモンドの硬さを持っており、どんな攻撃を受けても倒れない。

 

「メガトンヘッドG5!!」

 

 フィールドを駆け抜けてゴール前まで向かう。

 世界を見据えて会得しようとしていたあの技はまだ使うことが出来ねえと今の俺が使える技で1番の技を、メガトンヘッドを使う

 

「重機兵ガロン!アームド!キーパーコマンド03(ドーンシャウト)っ、があああ!!」

 

「き、決まったぁあああ!!テンマーズ、追加点を上げた!点を取ったのはまさかまさかのGK円堂守!」

 

「よっしゃ……っ……」

 

「此処でホイッスルが鳴ったぁ!!テンマーズvsプロトコル・オメガ、試合を制したのは4−2でテンマーズだ!!」

 

 ヤバい……キッツい……。

 今まで色々と鍛えに鍛えたけど、はじめて試合をする。まさか本格的な超次元サッカーがここまで力を使い果たすとは思いもしなかった。

 

「円堂監督!」

 

「円堂さん!」

 

「守くん!」

 

「円堂くん!」

 

「円堂さん!」

 

「円堂!」

 

 試合が終了したと分かった途端に倒れ込む。

 身体中の気を使い果たした。幸いにも意識を失わないけれども、マジでもう無理だ。

 天馬が、フェイが、冬花が、秋が、優一が、風丸が俺の元に駆け寄ってくる。

 

「っ……ぐぅう……」

 

「アルファ、大丈夫か?」

 

「円堂守が倒れている。狙うならば今しか──っ……」

 

「トウドウ議長!撤退命令を!アルファが、アルファが!」

 

『やむを得ない……プロトコル・オメガ帰還せよ』

 

 試合が終わったが苦痛の表情を浮かびあげているアルファ。

 エイナムがこれ以上無理は出来ないと上に通信を取ったら……宇宙船みたいなのが上空に出現して撤退して消え去った……。

 

「勝ったのか?」

 

 俺を潰しにかかろうとしてきたプロトコル・オメガが撤退した。

 勝利を納める事が出来たのか、試合に勝つことが出来たけれどもイマイチ実感が湧かない風丸は呟く。

 

「はい!俺達、勝ったんです!!」

 

「ちょっと少しだけ休ませてくれ…………こんなに疲れたのはじめてだ」

 

 天馬が勝ったことを喜ぶが、こっちは喜ぶに喜べない……けどまぁ、最初の難所は突破したぜ。




グレイト・ザ・ハンド
ダイヤモンドハンド
ダイヤモンドロード
化身アームド

は時空の共鳴現象のおかげで出来ています。まだ円堂守(転生者)が取得してないです。
現時点の円堂守(転生者)は

ゴッドハンド
ゴッドハンドV
ゴッドハンドW
スーパーゴッドハンド
正義の鉄拳
マジン・ザ・ハンド
怒りの鉄槌
イジゲン・ザ・ハンド
ブロンズハンド
メタルハンド
エメラルドハンド
クリスタルハンド
サファイアハンド
風神・雷神
風神・雷神・ゴースト
グレネードショット
メガトンヘッド

が使えてキャッチで1番強いのがスーパーゴッドハンドで、シュートで1番強いのがメガトンヘッドです


ダイヤモンドハンド

山属性 キャッチ技 改→真→爆→極→神

消費TP56 威力95(世界への挑戦編)

この世で最も硬いダイヤモンドに硬質化させた腕で世界を掴み取る。
円堂守(転生者)が円堂守を越える為にイメージしている技がある。

ダイヤモンドロード

山属性 ドリブル V進化→Z

ダイヤモンドパワーなボディで真っ直ぐ突っ込む。あらゆる攻撃を耐えて前にひた走る。

円堂守(転生者)がアイシールド21に出てくるどんな攻撃を受けても絶対に倒れない帝王(シーザーズ)のチャージをベースに作り上げた。

消費TP57 威力90(世界への挑戦編基準)

剣武魔神スサノオ

無属性 シュート化身

スキル魔性退治 性別不明の存在に対してコマンドバトルの勝率が10%上がる
天羽々斬(あめのはばきり)

スサノオが天叢雲剣で一閃するシュート


十握剣

無属性 シュート技 改→真→爆→極→神

威力 195(GO基準)

神が振るいし刃で悪鬼を貫く。スサノオノミコトの必殺技

スサノオノミコトが居た時代に行くために使ったアーティファクトはヤマタノオロチ退治の際にヤマタノオロチが酒を飲んだ際に使った壺である。

投稿速度

  • 出来たら即座に出せ
  • 10話ぐらい溜め込んで毎日1話ずつ出す
  • 一気に纏めてから一気に出せ
  • 週一ぐらい
  • 自分のペースでいいぞ
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