教祖様になっちまったぜ   作:アルピ交通事務局

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改めて言うのもなんだけども、この辺は基本的にはギャグ回
ハイキュー部みたいな感じで本編の皮を被ったギャグ回なので細かな事を気にしたら負けです
そして唐突なネタバレもありますので覚悟してください

と言うことでコラボお待ちしております


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別風天馬にあった話

 

「……何処だここ?」

 

 目を覚ませば見知らぬ部屋に居た。またこのパターンかと思っていればニンテンドー3DSが2台置いてある事に気付いた。

 家にある3DSとは違う色の3DS、いや、違う!コレは3DSの3D機能を撤廃したニンテンドー2DSLLだ!……3D機能が当時流行ってたけど見づらいからやっぱ要らねえわって3D機能がゴミ扱いされてたものだ!!

 

「って、買ってねえぞ?……くそ、酸素カプセルの中に入っているから出るのに一苦労だな」

 

 ニンテンドー2DSは購入した覚えが無い。

 取りあえずなにかあるんだろうなと思いながらも不慣れな手付きで酸素カプセルの中から出た。

 

「ふぃ〜……明晰夢って奴だ……あ」

 

 ある日突然、円堂守になっていた。だからまた別の誰かになっているんじゃないかという可能性が0じゃない。

 ただこれは明晰夢なんだなと何処となく理解をして取りあえず2DSに触ろうとしていれば、酸素カプセルの後ろに天馬が寝ていた。

 天馬を見た途端にこれはやっぱり明晰夢なんだなと直感した。だって中学生ぐらいの松風天馬が眠っているんだから。確かにこの天馬には会ったことがあるが本来は会えない天馬だ。

 

「う、う〜ん……や、やめろ……俺達から、超次元サッカーの超次元な部分を奪うな。それじゃあ髪の毛や服装がおかしな人達が普通のサッカーをするだけだから」

 

「なんの夢を見てるんだよ……天馬、起きろ」

 

「う、ん……ああ、円堂監督……って、円堂監督!?」

 

 なんの夢を見ているのかは分からないが天馬を起こす。

 寝惚けていると目をこすっているが直ぐに俺に起こされたことに気付いた……だが、ここで少し違和感を感じる。

 

「お前、何処の時間軸の天馬だ?」

 

「え?」

 

「最初に会った天馬は俺の事を円堂監督って言っていた。最後に会った天馬は俺の事を円堂さんと言っていた……お前は円堂監督って言ったよな?」

 

「そりゃあ……円堂監督は円堂監督ですよ!」

 

 大人になった俺を円堂監督として呼んでおり、中学生の頃の俺を円堂さんと呼んでいた。

 別にそれに関しては気にしないが、天馬はハッキリと俺の事を円堂監督と言い円堂監督と認知している。

 クロノストーン編が無ければタイムマシンだ未来人だそういうことについては天馬の時代でも机上の空論の世界の話になっている。

 

「……円堂監督が俺がどの時間軸の松風天馬か聞いてきた?……円堂監督が!?いや、それよりもここ何処だ!?クロノストーン編は」

 

「え?」

 

「あっ!?……いや、その……」

 

「………………お前、よく見たら天馬じゃなくね?」

 

 どの時間軸の天馬かどうかを気にして聞いてみたら、天馬がどの時間軸の自分か円堂守が聞くなんておかしいと思われた。

 それについてどういうことだよと疑問に思っているとよく見れば松風天馬に似ているが松風天馬じゃない。目付きとかが松風天馬じゃない。

 

「…………スパーク、ボンバー、もう1つは?」

 

「ジ・オーガです……えっと……」

 

「LBX、強化ダンボール」

 

「…………居たんだ……」

 

 松風天馬に似ているが違う部分のある天馬。

 名前で天馬って誰とかそういうことをせずに居るのと周りに誰も居ないのを理由に天馬はボソッと呟いた。

 

「気付けば俺は円堂守になっていた……」

 

「気付いたら俺は松風天馬になってました……」

 

「「俺が会った円堂監督(松風天馬)貴方(お前)じゃない。平行世界とも違う?」」

 

 俺が会った松風天馬は紛れもなくイナズマイレブンGOの主人公である松風天馬だ。

 目の前にいる松風天馬が会った円堂守はイナズマイレブン円堂守伝説に登場する円堂守だ。

 

 確認の為に出したスパーク、ボンバー、そして3つ目のイナズマイレブン世界への挑戦編はなにかを聞けば答えた。

 ここで天馬も俺も同じタイプの人間だと気付いた。

 

「えっと……天馬でいいか?それとも前世の人としての名前でいいか?」

 

「天馬でお願いします!」

 

「そうか……一応さ、俺はお前の知っている円堂守じゃないしお前は俺の知っている松風天馬じゃない」

 

「でも、俺は松風天馬になって生きるって決めてるんで天馬で構いません!その声と見た目で松風呼びは嫌です!」

 

「そうか……じゃあ、俺のことも好きに呼んでくれよ」

 

「……」

 

「どうした?」

 

「あ、いえ……円堂監督と違って気が遣える人だなって……円堂監督、サッカーに関してはスゴいですけど時々、情けない姿を見せたりとか空気が読めてないところとかあったりして、この前もプロリーグで稼いだお金の税金の申請とか夏未さんに任せっきりで頭が上がらないとか話してましたから」

 

「まぁ、サッカーにしかスキルが無い男だからな」

 

 色々と気遣いをしていればこの人は円堂監督じゃないんだなと天馬に認識をされる。

 ただその認識のされ方がサッカー以外のスキルが割とダメなところがあってそういうところが上手くカバーしている……本来の世界線の円堂守は海外のプロリーグに居る。多分トップレベルのプロリーグで、貰える年俸とか契約金とか税金がクソややこしいだろう。それを円堂守が上手い具合に処理するとか出来るイメージはない。豪炎寺とか風丸はしっかりとしてる。染岡?あいつ、多分プロ選手によくある大金を持ち過ぎて失敗する世に言うメジャーリーグ破産しそうで怖い。あのマフィ岡状態は絶対ブランド物で固めてるよ。

 

「えっと……」

 

「原作についての話をするのは止めよう。どっちも重いものを背負ってる」

 

 目の前にいる天馬がどの時間の天馬か分からないが天馬は初手からサッカーを悪用する人達と戦っている。

 天馬はどういう風にコミュニケーションを取ろうとするのか悩んでおり、俺は原作についての話は無しにしようと提案をし2DSを拾って電源を起動した。

 

 1つの2DSには円堂守伝説、シャイン、ライメイ、ビッグバン、もう1つの2DSには円堂守伝説、ダーク、ネップウ、スーパーノヴァが入っている。

 エンシャントダークと戦ったしここはダークが入っている方の2DSにするかとシャインのデータが入っている方の2DSを天馬に渡した。

 

「うわ、懐かしい……ここって夢の中なんですかね?」

 

「この世界、アーサー王はフィクションの存在の扱いなのに未来人とか宇宙人とか天使とか悪魔とか居る世界だから分からん」

 

「超次元ですね……どれにします?俺はGO2で勝負したいです」

 

「馬鹿野郎、脅威の侵略者からギャラクシーまで全部で勝負するに決まってんだろう!」

 

「初代は?」

 

「風属性ストライカータイプの選手にザ・ギャラクシー撃たせるだけのゲームだからしない」

 

 初代はホントになんと言うか手探り感覚でゲームを作っていてゲームバランスがおかしい。

 ザ・ギャラクシーで円堂守のトリプルディフェンスを破る為のゲームであり、TPとかも多すぎる。GPに至っては試合中で回復させる必要が無いぐらいにはあるからな。

 

「あの、円堂監督……気にはなってたんですけど……腕どうしたんですか?」

 

「見て分かるだろう。折れたんだよ」

 

 腕にギプスが巻かれている俺を気にしない方向で居た天馬だったがやっぱりと言うべきか聞いてきた。

 左腕にギプスが巻かれているのならば言うまでもない。左腕が負傷している。

 

「折れた!?」

 

「……まぁ、色々とな。幸いトミー・ジョン手術的なのはしなくても問題は無い。財前総理に酸素カプセルをもらい、夏未の理事長の娘という権限を利用してもらいリモートで授業を受けている。FFIまでに完全復帰出来るようにな」

 

「あ、コレって酸素カプセルだったんだ……円堂監督とは違う……え、まさかエイリア学園が来ない」

 

「いや、その時の負傷だ…………あ〜クソ……やる気無くした」

 

 今は治療に専念すべきだなと思っては色々としているのだがエイリア学園の事が話題に出されたのならばやる気を無くす。

 でも、イナズマイレブンのゲームしかこの部屋には無いからそれを使って時間を潰したり愚痴を零したりとかしろってことだろうな……

 

「なぁ、天馬。お前はこの超次元サッカーの世界に来れてよかったか?」

 

「勿論です!」

 

「……俺さ、考えてるんだ。この空白の期間を利用して」

 

「?」

 

「言われたんだよ……ヒデナカタやアフロディが加わっている地上最強イレブンの唯一にして絶対の弱点は円堂守だって」

 

「……!?……」

 

 エイリア学園との戦いである名誉の負傷と言えば聞こえはいいが、俺はこの傷を負った時の状況が脳にこびりついている。

 瞳子監督にはサッカースキルなどがあるがまだまだだ。試合の序盤の方は確かにジェネシスを押していた。だがジェネシスの監督としてベンチに座っていた吉良星二郎はハッキリと俺が地上最強イレブンの弱点だと言っていた。

 

「円堂守になった時、前世とか割り切った。今お前がどの時間に居るかは知らないが、俺やお前も円堂ハル達の様な悩み抜いた青春サッカーじゃなくて色々な命運がかかったりしたサッカーばっかしている……なった以上は腹は括った。お前の知っている円堂守はサッカーバカでサッカー関係のスキルしかない。だから俺はそこもフォローしようとした……でも……何処で間違えたんだろうな」

 

「…………」

 

 イナズマイレブンはアニメ、ゲーム、漫画で大筋は同じだが細かな部分が異なっている。

 例えばゲームならばプロミネンス達は隠しボスだ。アニメではダイヤモンドダストしか戦わない。

 

 俺自身は別に親がスゴいとかそういうのじゃない。アニメとかゲームとかそういうのには強いただのオタクな工業高校生だ。

 親が狂気とも言える英才教育を施していた、天賦の才能を持っていた、周りがサッカーばっかやっていた、そういう環境じゃない。どっちかと言えば目金や秋葉名戸の奴等の住人で、ぶっちゃけ目金経由で秋葉名戸とプライベートな付き合いはある。

 

「原作の悲劇を起こす奴等は皆、金や力を持っていて俺にはサッカーしかなかった。だから必死にサッカーと向き合ってきた。プロ顔負けの超高校生級の選手が円堂守じゃないって解釈は分かっている。それ以外の力を円堂守は持っていてそれで周りを引っ張ってる。だからサッカーと向き合ってる奴等やサッカーで悩んでる奴等とサッカーを通じて会話をした」

 

「……貴方も円堂監督と同じでサッカーバカなんですね」

 

「どうだろうな……仮にアニメのポケモンのサトシになってたらピカチュウを選ばずにヒトカゲ選んで、原作知識を利用してハルカを口説く為に頑張ってた」

 

「とんでもないボロを出さないでください。円堂監督、俺は俺は今、最高に楽しいんです。雷門に入って、サッカー部に入って、最初は敵意の目で見られたりしました。けど先輩達は革命への道を選んでくれました。正直フィフスとかの小難しい事はよくわかっていませんけど…それでも俺は前世から大好きだった超次元サッカーの世界に来れて良かったって思ってます」

 

「俺はハッキリと地上最強イレブンの弱点って言われた。長い間、チームを離れていて俺が居ないのが当たり前で俺が復帰した時は残りはマスターランクに3チームだけだった。だから瞳子監督はその事について全くと言って気付かなかった……そして弱点をジェネシスに突かれた。幸いにも勝つことが出来たがあの時、色々な網を張り巡らせたおかげで奇跡的に勝つことが出来たんだ……お前はどうなんだ?」

 

「もちろんサッカーは大好きですけど、前世の俺はゲームが大好きなオタクでもあったので今でもしょっちゅうゲームしたりしてるんですよね。まぁ今は流石にサッカーが一番大好きなんですけどね」

 

「そうか……まぁ、お前は伸び伸びとサッカーを楽しめ!あ、頑張るんじゃないぞ!楽しむんだ!お前の巻き起こす風は頑張って起こすんじゃない、楽しんで起こすんだ」

 

「ハハッ、円堂監督もそういう事を恥ずかし気もなく言えるんですね。だからこそ、後々デカすぎる存在になるんでしょうけど……円堂監督、なんとかなるさ!」

 

 松風天馬の代名詞である言葉を言った……なんとかなるさか……そうだな。

 アフロディにゴッドブレイクでダイヤモンドハンドWを破られた時も俺が不在の雷門も、ジェネシスとの戦い、そしてこれから起こる世界への挑戦、なんとかなるかもしれない。

 

「っと、気分が良くなった……脅威の侵略者から通信対戦するぞ。バーニングフェイズ無しな」

 

「はい……あ」

 

「どうした?」

 

「……ブリザード起動したんですけど、テストシューズとか火属性クロスファイアの秘伝書とか99個あります」

 

 チートコードぉおお!!

 尚、対戦結果だが脅威の侵略者のみ天馬に勝てた。世界への挑戦編は1−1で引き分けでGOシリーズは全敗だ。

 脅威の侵略者のGKに源田を採用してビーストファングG5にまで成長させていたのと世界への挑戦編ではDE風丸をFWにしていたから人の心無いんかとか言われた。お前だってギャラクシーでロングシュートゲーしたじゃねえか!え?白竜を剣城ミキシさせて化身のちょうわざ三積みからのグランドラスターからのホワイトブレスと言うロマン砲に走った俺が悪い?それはそう。




https://syosetu.org/novel/395664/

の作者様とのコラボです。
コラボは一部の作品お待ちしております

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