教祖様になっちまったぜ   作:アルピ交通事務局

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99点取られようが100点取ればそれでいい

 

 イナビカリ修練所の訓練で飛躍的に基礎能力が上がった……と思う。

 この世界は数メートルジャンプするのを余裕でやる超次元な世界だからパワーアップをしたと認識出来るかどうかが怪しいんだよな。

 

「…………コレで農業科なのか……………」

 

「科学の力はスゴいですね!」

 

 そんなこんなで試合当日になったので御影専農中に出向く。

 如何にもサイバーな見た目をしているのだが……コレで農業科の高校に付属している中学である。怪しいパラボラアンテナとか出ているがコレでも農業高校に付属している中学である……五郎の奴は科学の力で農業を進歩させる学校なのだと科学の力の偉大さを感心する。確かに農業に科学は付き物、美味しんぼみたいに本物の素材や調理法に拘った的な事をしていたら確実に食糧難が起きる。

 

「冬海の野郎、せめて来いよ……」

 

「形だけの監督なんて逆に邪魔よ……て言うか今の時代に監督は必要なのかしら?ネットにはプロが教えるトレーニング方法の動画が幾つも流れてる。スポーツ医学の観点からも問題無い、貴方が選んでるトレーニング方法だってネットで調べた現役のJリーガーやトレーナーが教えるものでしょ?」

 

「それを言われたらそうだけどよ…………俺には目が無いんだ」

 

「目?」

 

「勝負は水物でなにが起きるか分からない、俺はGKでゴールを守る役割を担ってるから前線に上がる事があんまり出来ない。試合の流れを見ることで感じ取ってここだと言う時を判断してくれる大人が俺達には居ない。このタイミングでここをこうしようと決断をしてくれる大人は居ない。フィールドプレイヤーの意見だけで動いているのが現状だ」

 

 冬海の野郎が今回も来なかった。

 夏未が形だけの監督なんて居ても迷惑なだけ、そもそもで監督が必要なのか?と言う。監督に求めるのは練習に喝を入れることとかじゃない、何かしらのアクションを起こすべきか起こさないべきか判断する、麻雀で言うところのどの牌を捨てる捨てないかを決める事だ……この決断を俺が担っている。今はまだ悪い流れが来ていないからいい、俺がキャプテンだからなんとかなっている。だが、何時か何処かで俺が使えない・使い物にならない時がある……そうなったらホントに大変だ。

 

「監督は追々にして今は目先の事を考えましょう」

 

「そうだな……お前等、アップ終わったか?」

 

「はいッス!!」

 

 夏未と共に意見を言い終えればフィールドで体を解しているチームメイトに問い掛ける。

 壁山が問題は無いと言ってくると他の面々もやる気に満ちているいい顔をしてくれるので安心出来る。

 

「…………フィールドをくれ」

 

 どっちがボールかコートかのコイントスで勝ったのでボールを渡す。

 フィールドを有利にしたい……ボールは今回は無しの方向で行く……イナビカリ修練所の訓練でパワーアップはしているのは確かだが、何処までかは分からないからな。

 

「さぁ、雷門中vs御影専農中!コイントスを制した雷門中はコートを選択した!これでどう動くのか!」

 

 さも当たり前の様に居るな、角馬のやつ。

 

 

 雷門中

 

 FW 染岡 豪炎寺

 

 MF マックス 半田 少林 五郎 

 

 DF 土門 風丸 栗松 壁山

 

 GK 円堂

 

 ベンチ 眼鏡 影野

 

 御影専農

 

 FW 下鶴 山岸

 

 MF 大部 山郷 藤丸 寺川

 

 DF 弘山 花岡 室伏 稲田

 

 GK 杉森

 

「さぁ、ホイッスルが鳴りました!キックオフです!」

 

 山岸がパトリオットシュートの男もとい下鶴にパスを出せば前進してくる。

 どういう風に攻めてくるのか。向こうはデータサッカーをしているからデータに基づいたサッカーをしてくる。データに基づいた、と言うことは安牌を選びそうだ。

 巧みにパスを利用して豪炎寺と染岡との対決を避ける。この2人に無理に挑んではいけないのは正しい判断だが、どう出てくると思えば少林と五郎の近くに下鶴が向かう。

 

「スーパースキャン!」

 

「なっ!」

 

「させるかぁ!」

 

「なに!?」

 

 下鶴がスーパースキャンで少林を抜いた……が、後に控えていた五郎が抜かれるのを予測していたのか先に動いてスーパースキャンを破った。下鶴は2人を抜くつもりでスーパースキャンを使ったが甘かったみたいだな……いや、違うな。コレは五郎のパワーアップのおかげだ。五郎はボールを奪えば速攻だと走っていき前線には豪炎寺が居る。

 

「豪炎寺さん!」

 

「ファイアトルネード改!」

 

「シュートポケットV2!」

 

 豪炎寺にボールをパスすれば豪炎寺は直ぐにファイアトルネードを撃ってくれる。

 前回、ファイアトルネード改に敗れた杉森はパワーアップをしたシュートポケットでゴールを死守し、稲田にボールが回る。

 

「…………あんまやりたくねえんだけどな…………」

 

 稲田から藤丸に、藤丸から下鶴に回って前線を駆け抜ける。

 少林と五郎を抜くのは難しいから半田を狙う。1人の半田は抜かれて栗松も抜かれる。

 

「パトリオットシュート!!」

 

「真ゴッドハンド!!」

 

 パトリオットシュートを撃ってきたのでゴッドハンドで防ぐ。

 なにか大きな必殺技でも狙っているのかと思ったが、その辺のパワーアップを果たしていない。流石に数日でパワーアップを果たすのは難しいことだとボールを投げれば土門が受け取り前進していくのだが

 

「壁山、染岡、風丸をマークか」

 

 壁山、染岡、風丸を常に誰かがマークしている。

 この3人が突出して強いから、というわけではない。コレは……ゴールを決めさせない為にこの手を打っているな。この数日で豪炎寺のファイアトルネード改を確実に止めることが出来る様になったがこっちにはイナズマ落とし、メテオバスター、ドラゴントルネードがある。この技を撃つには豪炎寺の存在だけでなくこの3人の何れかが必要だ。

 

「停滞している……守くん、変化を入れないと」

 

 試合が開始して20分が経過した。

 豪炎寺が3回ほどファイアトルネード改を撃ち込むのだが杉森がシュートポケットV2で防いでくる。そこからカウンターで僅かな隙を突いてくる。運動能力が上がったがサッカー技術が上がったわけじゃないから、少しだけズレたデータを修正すれば雷門のディフェンスを突破出来る。ただ最後に俺が待ち構えている、そこで詰んでしまう。

 試合が停滞をしていると冬花は感じる。ベンチに座っている影野が自分が出た方がいいんじゃないのかと立ち上がるが影野は使いすぎてはいけない……となるとアレしかないか……。

 

「くそっ、ドラゴントルネードさえ撃てれば」

 

「イナズマ落としさえ出来れば」

 

 染岡と壁山が焦りを見せる。

 数回のファイアトルネード改でシュートポケットV2を破ることが出来ないと判断した。単体の技では豪炎寺のファイアトルネード改が今のところは1番だ。

 

「キラースライド!!」

 

「っぎ!」

 

 大部から土門がキラースライドでボールを奪う。それと同時に壁山、風丸、染岡のマークが強まっていく。風丸に至ってはダブルチームだ……豪炎寺ならば確実に止める事が出来る。エースの必殺技が通じないと精神的支柱が折れる。豪炎寺に化身……の前に魔神の出し方を教えたがそう簡単に魔神は出せない。俺なんてゴッドハンド会得してから3年かけてマジン・ザ・ハンドを会得したからな。

 

「豪炎寺ならば確実に止めれる!カウンターの準備だ!」

 

「っ……」

 

 豪炎寺にボールが渡ったが急激にディフェンスを固めるどころか緩めている。

 杉森が居るから確実に防げる。豪炎寺のファイアトルネード改対策は出来ているし他の必殺技も使わせないのだと豪炎寺と連携をする面々をマークしている…………そう、1人だけを忘れている。

 

「豪炎寺!!」

 

「円堂!?」

 

「なっ、お前はGKの筈だ!!」

 

 この俺を完全に忘れている……ゴールを無視して全力で駆け抜けていき豪炎寺のもとに向かう。

 下鶴が俺はGKでゴールを守るために動かないものだと思っている。下鶴だけでなく御影専農中の面々も思っている。だからこそ、この手が生きる。

 

「「イナズマ1号!!」」

 

 豪炎寺と一緒にツインシュートを決める。

 俺と豪炎寺のコンビネーションは何処にも出ていない完全非公開のものでぶっつけ本番のイナズマ1号を叩き込む。

 

「ロケットこぶし……ぐぁあ!!?」

 

「ゴォオオオオル!!雷門中、遂に御影専農からゴールを奪った!ゴールを奪ったのは絶対的エースの豪炎寺!そしてまさかまさかの円堂だ!」

 

 シュートポケットV2よりも威力が強いロケットこぶしでボールを殴り返そうとするがイナズマ1号に破れる。

 遂に1点をもぎ取ることが出来たのだと角馬は叫ぶ。

 

「バカな!GKがシュートを撃つのだと!?そんなデータ、何処を探しても存在しない!」

 

「当たり前だ、ぶっつけ本番なんだから」

 

 ゴールを破られた杉森はありえないと言う。豪炎寺とのイナズマ1号はぶっつけ本番だ。

 豪炎寺のファイアトルネード改を確実に防ぐことが出来るのだからと確信していたから手が緩んでいた。心の中にゆとりでなく慢心が生まれていた。

 

「俺は雷門の守護神だが、ガンガン攻めるのが好きなんだ……他にも色々と必殺技があるかもな」

 

「っ……」

 

 必殺技がある云々はブラフだ。ここから出来る連携技と言えばイナズマ1号落としぐらいだ。

 だが、これでいい。これでいいんだ。思考やデータの中に存在しない不確定要素を叩き込んだ。データ至上主義ならば不確定要素の部分が大きすぎれば穴になる。この穴をどうやって防ぐか……GKとしての俺のデータがまだまだ未知数な上で更にフィールドプレイヤーの俺が出てくる。GKの俺がゴールを守らずにゴールを奪いに行く……かもしれない。これだけで無限の揺さぶりが出来る。

 

「一先ずはリードした……相手に予想外の1手を叩き込んだから次は王道で行く」

 

「王道か…………円堂、オレにチャンスをくれないか?」

 

「チャンス?」

 

「オレは雷門のエースストライカーだ。何度も何度もシュートチャンスを得てシュートを撃っては止められた。それどころかオレのシュートならば確実に止めれるとまで思われている…………ストライカーとして屈辱を味合わされている」

 

「…………新しい必殺技は?」

 

「無いな……だが、オレには伝家の宝刀であるファイアトルネードがある…………前進するなんて博打染みた真似をするんだから、オレにも賭けてくれ」

 

「ったく…………後1点取ってからだ。その後は頼んだぞ」

 

「ああ」

 

 雷門のエースストライカーとして杉森から点を奪う。

 今まで点を取ることが出来なかった、豪炎寺ならば確実に防げると思われていることは屈辱的だろう。この試合だからチャンスをやる。既に1点を手に入れる事が出来ているのだから安全圏内に入った。とはいえ、塩試合にするつもりはないんだが

 

「ドラゴンクラッシュ改!」

 

「シュートポケットV2!」

 

「予想外の事に揺らいでやがるな」

 

 今までパスが通りにくいマークされ続けていた染岡、壁山、風丸の3人に対してパスが通りやすくなった。

 染岡がドラゴンクラッシュ改で攻めるがシュートポケットV2を破ることが出来ない。

 

「全員の動きが悪くなっている……円堂がゴールを決めたからだ」

 

 御影専農の動きが悪くなっている事に影野が気付いた。

 データ至上主義の為にデータ外のサッカーに対応する事が出来ていない。俺が決めたゴールのせいで色々とブレだしている。

 豪炎寺にボールを渡してもゴールを守れない、かと言ってGKの俺をマークしたら何処かが緩む。3人のマークに集中していれば五郎にボールがまわりコロドラシュートを決めるのだが受け止められ前半戦終了のホイッスルが鳴った。

 

「最初は機械みたいに精密だって思ったけど、キャプテンがゴールを決めてからおかしくなったでヤンスね」

 

「円堂が前に出るのは完全に予想外だからな…………ただ、シュートする機会が豪炎寺にしかないのがな」

 

 栗松と半田がスポドリを飲みながら率直な感想を言ってくる。

 試合開始の頃は精密な機械の様にデータサッカーをしていたがデータが通じなくなってバグを起こした。

 

「栗松と影野を交代だ……通りを良くする」

 

「フフフ……やっと俺の出番が来たか……円堂達が派手に目立ってくれたおかげで回せる」

 

 ここからは風通しを良くする。向こうの陣形が崩れかけているのならば今しかない。

 審判に影野と栗松を入れ替えるように言って後半戦が開幕すると染岡が豪炎寺にボールをパスしたので俺は走り出す。

 

「ファイアトルネード改!!」

 

 ファイアトルネード改で上から攻める。

 このファイアトルネード改じゃ絶対に杉森からゴールを奪うことは出来ない……だが、これでいい。この技は奇策、1試合で1回しか使えない作戦だがこれでいいのだと豪炎寺のファイアトルネードの威力が納まって落ちてくる時にボールに辿り着く。

 

「ゴッドキャノンZ!!」

 

 V3,V4と進化させてZにまで進化させたゴッドキャノンを撃つ。

 シュートチェインでゴッドキャノンを撃てば杉森は……ボールを掴みに行かなかった……

 

「おい、なんだよ!ロケットこぶしとかで挑みに来いよ!」

 

「ダメだ……円堂守が前線に出たデータなんて何処にもない。どうやって封じればいいんだ」

 

 ゴールを諦めた杉森に文句を言うのだが、杉森は俺に顔を合わせずに絶望していた。

 杉森だけでなく他の面々もどうすればいいのかとガクガクと震えている……

 

「お前等はなにをしに来たんだ!!」

 

「………俺達は………」

 

「お前等は実験の成果を見ているんじゃない。データと事実が正しいのか検証しているわけでもない。サッカーをしてるんだろ!!データに無い事が起きたならデータじゃなくて自分の心に従って動け!!」

 

「データでなく、心に従う…………」

 

「俺達はデータだけじゃなくて心に従って動いてる!同じレベルに至りたいなら、心に従え!」

 

 データ戦法が通じなくて心の負けをみとめてどうするんだ。まだまだ逆転の可能性があるぞ。

 データじゃなくて心に従う心のサッカーを言えば感化される杉森、いや、御影専農イレブン。

 

「そうだ。データじゃない。サッカーをしているんだ!俺達は勝つ!データが無くてもサッカーは出来るんだ!!」

 

 頭につけている装置を外した杉森…………頭につけている装置ってアレはありなのか?

 リアルタイムでデータ化してそれを伝える装置ってありなのか?……相変わらずその辺は超次元だな。

 

「いくぞ、皆!」

 

 そんなこんなで御影専農はデータを捨てた……いや、心のサッカーを取り戻した。

 雷門イレブンになにがなんでも勝ってみせると言う鉄の意志を見せつけて来たが今までの様に機械的な動きじゃない……人間らしさを取り戻したら、奴が動き出す。

 

「もらった」

 

「なっ!?」

 

 寺川へのパスを影野がカットした……と同時にすぐ近くに居る五郎にパスをして五郎は走り出す。

 心からサッカーをやるのはいいが、そうなれば意識が反れる。意識が反れれば影野のミスディレクションが生きる。パスをカットし、奪ったボールを即座に味方にパスをして味方は動き出す。何があったかと状況を理解する前に相手にボールが渡ってしまったのだと動かなければならない。

 

「必殺タクティクス 這い寄る混沌…………無いな」

 

 俺達が目立ちまくるおかげで影野が動きやすくなった。これこそ必殺タクティクスと思ったが、必殺タクティクスの基準が分からん。

 豪炎寺がゴールを奪う、豪炎寺のファイアトルネード改ならば止める事が出来る…………だったら今ここでパワーアップをするしかないだろう。

 

「真ファイアトルネード!!」

 

 豪炎寺はここでファイアトルネードを進化させた

 

「これだ……この力だ」

 

 豪炎寺の真ファイアトルネードは杉森のシュートポケットV2を撃ち破った。

 俺はそれを見て確信する。雷門イレブンのこの力さえあれば、この限界の壁を一時的に撃ち破る力があればあの技を使える。

 

「まだだ!まだ試合は終わってない!たとえ負けたとしても悔いが残らない敗北を!」

 

「杉森が前進してきた!?」

 

「大丈夫だ、マックス……俺達には円堂がいる!!」

 

 試合再開のホイッスルが鳴ればチーム全員が前進してきた。GKの杉森も前に出てきて驚くマックスだが最後の砦の俺が居るから安心しろと風丸は言う。11人で全力で攻めてくる。攻撃を乗り切ることは出来ない。

 

「ファイアトルネード改!!」

 

「真ゴッドハンド!!」

 

 下鶴がファイアトルネード改を撃ってきたので真ゴッドハンドで受け止める。

 

「豪炎寺、決めてやれ!」

 

 全員が前進してきたからオフサイド云々があるが……杉森がゴール下にいない。

 豪炎寺にボールを投げれば豪炎寺はボールを胸で受け止めて伝家の宝刀であるファイアトルネードを撃とうとするが

 

「これ以上、点を取られてたまるか!!」

 

 下鶴が豪炎寺のファイアトルネードをファイアトルネードで相殺しようとするって、この展開は!?

 

「ぐぅ!!」

 

「ファイアトルネードvsファイアトルネード!勝負を制したのはなんと下鶴だぁ!!」

 

 ファイアトルネードのぶつかり合いで勝ったのは下鶴だった。

 豪炎寺の真ファイアトルネードを防いだから守り切る事が出来たから豪炎寺の負けだ。

 

「まだだ……っ!」

 

「疾風ダッシュ!」

 

 豪炎寺は負けたが立ち上がろうとする。

 豪炎寺と下鶴の間に起きたファイアトルネードの撃ち合いで落ちたボールを風丸は疾風ダッシュで拾い……全速力でゴールに向かい、ゴールを叩き込んだ……GKが前に出るという事はこういうことになる。だからイナズマ1号を撃つのは嫌だった。イナズマ1号が通じない場合だと確実に1点まで奪われるからな。

 

「ここで試合終了のホイッスルが鳴った!雷門中、4−0で御影専農を圧勝!!」

 

 試合終了のホイッスルが鳴った……4−0で見事なまでの勝利を納めた。

 中々にいい感じの勝利を決めた。雷門イレブンの面々はただ一人を除いて2回戦も無事に突破したことを喜んでいる。

 

「やった!勝ちましたよ、キャプテン!」

 

「喜ぶのは後だ。豪炎寺、大丈夫か?」

 

「え?」

 

「流石だな……」

 

 ファイアトルネードのぶつかり合いの際に足をやらかしたっぽい豪炎寺。

 直ぐにシューズと靴を脱がせれば痣が出来ていた。

 

「大変!早くお医者さんに見せないと!」

 

「だったら雷門中の裏にある病院にしてくれ、あそこなら……」

 

 木野が医者に見せるように言い勝利の喜びを噛みしめる間もなく病院に向かった。

 1週間程度で治る軽い捻挫だった……そう、1週間程度で治る軽い捻挫……豪炎寺、準決勝に出れないか……まぁ、秋葉名戸だから大丈夫だろう。




円堂守の時空最強イレブン

8の力

勇気、知恵、力を携えあらゆる試練に立ち向かい勝利する絶対的なブレイブストライカー

円堂守の理想

藤原秀郷

プロトコル・オメガの見解

ヘラクレス

投稿速度

  • 出来たら即座に出せ
  • 10話ぐらい溜め込んで毎日1話ずつ出す
  • 一気に纏めてから一気に出せ
  • 週一ぐらい
  • 自分のペースでいいぞ
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