教祖様になっちまったぜ   作:アルピ交通事務局

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ノリノリ、みんなイケイケなあいつ!

 

「なぁ、円堂」

 

「なんだ?」

 

「吹雪が悩んでてて選手として使い物にならない状況なのは仕方ねえって分かってる。悔しいが今の雷門には攻撃力が足りねえ。それを承知の上でここまで来たけどよ……もとを正せば追い出した瞳子監督が悪いんじゃねえのか?」

 

「……そうだな……その辺については豪炎寺の口から聞かないと分からないな」

 

「……お前なんか知ってんだろ?」

 

「本人が語らなきゃいけない……じゃないと豪炎寺がホントはサッカーが好きだったり、今こうしている間も俺達の力になりたいって思っているのに力を貸せないもどかしさが伝わらない」

 

 立向居が沖縄で豪炎寺を見たという情報から豪炎寺を探しに沖縄に向かっている。

 沖縄に向かっている事については受け入れてはいるが、元々ストライカーだった豪炎寺を追い出したのは瞳子監督だ。

 豪炎寺不在を吹雪で埋めて吹雪が使い物にならなくなったら豪炎寺を求める、その事について染岡は不満を漏らしている。俺ならば全て知っているんじゃないのかと聞いてくるので豪炎寺の口から語らせないといけない。

 

「いや〜……青い空、白い雲……満点の絶景……はぁ……」

 

「どうしたの?」

 

「サッカー部の遠征じゃなくてガッチガチのプライベートで来たかった!」

 

 福岡から出ている沖縄行きの船に乗って沖縄にやってきた。

 沖縄だ!と満面の笑みを浮かび上げるが、俺は直ぐにため息を吐いた。冬花はどうしたの?と聞いてくるので素直に答える。

 

「そうだね……こんなところに来たら遊びたいよね……」

 

「おいおい、豪炎寺探しだろうに」

 

「お前等は日本各地に移動してるけど、俺は福岡しか行ってないからな!」

 

 沖縄と言えば日本有数の観光地だ。サッカーもいいけれども沖縄に来たのならば遊ぶのが一番だ。

 土門が豪炎寺を探す為にわざわざ沖縄までやって来た事を指摘するが俺は福岡しか行ってないんだ。福岡と言えば屋台通りで博多ラーメンが名物だ。でも、流石に空気を読んで我慢している。壁山は勝手に食いに行ったらしいが。

 

「それにしても、なんで豪炎寺はわざわざ沖縄に来たんだろうな?」

 

「沖縄って言ったら……野球ですよね?」

 

「その認識で間違いはない」

 

 一之瀬は何故に沖縄に豪炎寺が居るのかを疑問に抱いた。

 音無が沖縄と言えば野球の激戦区だった筈だと思い出す。鬼道はその認識が正しいと頷いた。

 

 某サッカー漫画でも言っていたが沖縄はサッカー不毛の地だ。

 静岡、埼玉とかはサッカー激戦区だ。石川、鳥取は相撲激戦区だ。神奈川、愛知、沖縄は野球激戦区だ。大阪と兵庫?あそこは全体的にスポーツ激戦区だ。兵庫なんて日本サッカー発祥の場所で野球選手の聖地である甲子園があるからな。

 

「サッカーから離れる為にここに来たのかしら……」

 

 木野がサッカーから離れる為にここにやって来たのだと考える。

 実際のところはどうだったのかは覚えていない。家族が人質に取られていたから雷門を離脱したとしても沖縄に行く理由がよく分からない。より強くなって帰ってくるのならばサッカー王国の静岡に行けばいい。沖縄をバカにするわけじゃないが沖縄はサッカー出来ない。

 

 なにせイナズマイレブンGOの時代、ちょっと過激なサッカー至上主義になっている時代。天馬がホーリーロードを終えてからなんか天馬はサッカーを教えに沖縄に向かっていた。地元だから選ばれたかどうかは分からないが、天馬がサッカーを教えに行くって事は沖縄はまだまだサッカー不毛の地なんだろう。

 

「エイリア学園に負けない為には強靭な足腰が必要だ!幸いにもここは沖縄!スゴく走るのが難しい砂浜が沢山ある!」

 

 豪炎寺探しも良いが残りのマスターランクを倒すための特訓が必要だ。

 沖縄の白い砂浜を利用した今までしていないサッカーをするのだと砂浜で特訓をする。

 

「シタタタタタン、ドババババーンね……」

 

「円堂さん、なにか分かりますか?」

 

「沢山のゴッドハンドを出すイメージだな」

 

 マジン・ザ・ハンドを覚えたので次の段階に入る。

 木野と立向居にムゲン・ザ・ハンドの伝授をすることになった……他の面々は砂浜でのサッカーだ。

 改めてムゲン・ザ・ハンドの出し方について聞けばスゴくザックリとしているので木野はどうすればいいのかが分からないでいる。立向居がアドバイスを貰いたいと俺に聞けば沢山のゴッドハンドを出すイメージとざっくりと答えた。

 

「と言うか木野、お前はなんか新技の案があるんだろ?」

 

「うん。でも、そこに至るのに……なんて言うかこのムゲン・ザ・ハンドが必要な気がするの」

 

「そうか」

 

 木野がどんな技をイメージしているかは分からないが、ムゲン・ザ・ハンドに近い性質の技をイメージしている。

 どんな技をイメージしているのかが気になるがそれでも答えは出ている……俺に至ってはダイヤモンドハンドを越える技、ゴッドキャッチ、オメガ・ザ・ハンド、そしてダイヤモンドを越えるダイヤモンドに至れない。

 

 今はGKじゃなくてリベロとしてだからゴッドキャッチとオメガ・ザ・ハンドについて考えなくていいがFFI開催するまでの間にどうにかしないといけない……いや、それよりももう1個課題が残っているしな。

 

「吹雪さん、よろしくお願いします!」

 

「うん……エターナルブリザード!」

 

 シュートは俺でなく吹雪が撃つことにした。今は試合じゃない。そしてアツヤの能力で限界が見えた。

 吹雪は吹雪士郎としてエターナルブリザードを使うが今までアツヤ状態で使っていた物と見比べて数段劣っている。

 それでも全国で通じそうな威力を秘めているのは結局は使っていた肉体が吹雪のものだったから。

 

「シタタタタタン……ドバババ、バーン!」

 

「あ、なにか出た!」

 

 立向居がムゲン・ザ・ハンドの擬音をなんとか再現しようとすると青色の小さなゴッドハンドが出た。

 ムゲン・ザ・ハンドの入口に入ったなと思えば青色の小さなゴッドハンドは吹雪のエターナルブリザードを軽く止めた後に飛んでいき……サーフボードに当たった。

 

「いて!?」

 

「あ、悪い!」

 

「んだよ、人が折角の一休み中にって……うぉ!?いい波が来てんじゃねえか!サンキュー!」

 

「お、おぅ」

 

 サーフボードが倒れればサーフボードを頭の上に置いていた1人の男が少し不機嫌そうにするが直ぐに気持ちを切り替える。

 今日はホントに天気がいいので絶好のサーフィン日和であり、男はサーフィンをしに行くぞとサーフボードを抱えて海に向かった。

 なんと言うかリアクションに困る。

 

「キャプテン、なんか新必殺技は載ってないんですか?」

 

「この裏ノートで一番強い技があるけど……コイツは11人で使う技だ」

 

 基本的な力を鍛えるのは置いといて、壁山が新必殺技が無いのかと聞いてくるのでこの前手に入れた裏ノートを見る。

 この中でも最も強い技、世界でもトップレベルの最強格の必殺技が載っており11人の気持ちを1つにして載せる。それがジ・アースだ。

 

「連係技もいいけど……どうにかしないといけないな……」

 

 色々とあるが突破口がまだ切り開けていない。

 本家本元のブレイブショットならばネロの時空の壁からあっさりとゴールを奪う事が出来ていたが、それが出来なかった。

 あの技の本来の使い手はイナズマイレブン最強の男だから仕方無いと割り切り俺はなにをどうすればいいのかを考える。

 

 ディフェンス技としては最強さん召喚、これで間違いない。

 この技に関しては破られることがほぼほぼなく属性相性も不利有利も無い。壁山は常時スタメンで全試合フル出場しているのでロックウォールダムと言うゴッドハンドとザ・ウォールのオーバーライドもある。

 

 個人技でのディフェンス技、連係技としてのディフェンス技は問題無し。

 ドリブル技もダイヤモンドロードがある。これも実戦で使った回数は殆ど無いが、ミキシマックス+化身アームドの時空最強イレブンを破ったから充分に使える……そうなるとシュート技だ。

 

 メガトンヘッド、ギガトンヘッド、ゴッドキャノン、ファイアトルネード、ブレイブショット。

 この5つが俺単体で撃てるものでファイアトルネードは豪炎寺とのファイアトルネードDDの為に覚えたもの。

 ブレイブショットが一番強くて覚えやすそうな必殺技だから…………

 

「なぁ、デザームを相手にした時どうだった?」

 

「どうとは?」

 

「あいつ、俺と同じで前に出れただろ……前に出るGKって普通に考えたらおかしいし間違いなんだけど、実際に対戦相手視点で見たらどうなんだろうなって」

 

「そうだな……あまりにも予想外過ぎたな。お前もデザームも」

 

 新しい必殺技に関してどうするかを考えていればデザームを思い出す。

 GKとしてゴールをしっかりと守りながらも雷門から2点も奪った。意表を突いたり純粋な力技だったりで……対戦相手として俺と戦った経験がある鬼道に意見を聞いてみれば予想外だったと答える。

 

「シュートをシュートで撃ち返すのは見たことがあるし木戸川戦で実際に使った。だが、それをホントに実戦で使える武器にしたのはデザームが初だろう……」

 

「カウンターシュートだろ……アレは武器になるよな」

 

 シュートの威力を上乗せにし、更にシュートで撃ち返す。

 シュートチェインとはまた違った部分がある。デザームのカウンターシュートはシュートチェインとカウンターシュートを掛け合わせた物だろう。アレを会得すれば武器にはなるだろう。GKとして前に出なくてもシュートを決めることが出来る。

 

「だが、会得難易度は今までの技術より遥かに高いだろう……威力回転等を増幅させて反対方向に撃ち返すのだから」

 

「そうだよな……威力や回転……」

 

 威力や回転などを増幅させて撃ち返す……そんな都合の良い技が……ある。

 あるにはあるがかなり難しい。いや、理屈的には覚えようと思えば覚える事が出来る筈だ……

 

「ふっ、その様子だとなにか閃いた様だな」

 

「ああ……お〜い、吹雪。エターナルブリザードを頼む」

 

 カウンターシュートに対してまさにピッタリな技術が1つだけあったと思い出す。

 鬼道は流石だなと笑みを浮かび上げれば吹雪にエターナルブリザードを要求する。

 

「いくよ、エターナルブリザード!」

 

「ふぅ……ふん!!」

 

「なっ!?」

 

「……これはただの力技だな」

 

 エターナルブリザードを要求された吹雪はエターナルブリザードを撃った。

 俺はエターナルブリザードを蹴り返すが力技で蹴り返しただけでカウンターシュートじゃない。

 

「はぁあああ」

 

 気を溜めて全体にオーラを纏う。オリオンの刻印で小僧丸がやってたアレに近い感じだ。

 だが、これじゃダメだ。これは単純に自分の中に秘められている力を過剰に放出している。勿論これならば強いシュートなどを撃てるが化身と同じで物凄く体力を使い最後まで試合に出れない。

 

 鬼道はこの溢れ出るパワーを制御せずに無尽蔵に湧き出る天衣無縫の極みを使える。

 それに関してはスゴいが俺が求めているのは天衣無縫の極みよりもランクが落ちるもののそれでも究極奥義とも言える1つ……百錬自得の極みを覚える。

 

 百錬自得の極みは溢れ出るパワーを一箇所に集める。

 パワーを凝縮するのは得意だ。ダイヤモンドハンドを覚える過程で会得した技術だ……

 

「エターナルブリザード!」

 

「おらぁ!!」

 

「またあっさりと……って、円堂くん!?」

 

「あ、ヤバ!」

 

 百錬自得の極みが完成していない中で吹雪のエターナルブリザードを蹴り返した。

 百錬自得の極みを完成させて威力や回転などを倍返しにする完璧なカウンターシュートの会得をと思っていれば蹴り返したエターナルブリザードが変な方向に飛んでいき、サーフィンを楽しんでいる男に向かって跳んでいき

 

「オラァ!!」

 

 男は蹴り返した。

 

「っちょ、アレはまずいんじゃ」

 

「任せて!ザ・タワーV3!」

 

「超ザ・ウォール!」

 

「ボルケイノカットV3!」

 

 男が蹴り返したボールは恐ろしいまでの速度を秘めており、それを見た雷門の一員は察した。

 蹴り返したあのボールはとんでもない力を持っていると。それを無視すれば大変な事になると。塔子がザ・タワーで威力を落とした。壁山がザ・ウォールで威力を落とした。土門がボルケイノカットで威力を落とした。

 

「おいおいおい……マジかよ……」

 

 アレが誰なのかは分かっていたことだが驚きを隠せない。

 普通のシュート程度ならば塔子のザ・タワー程度で軽々と止めれる。それでも止めることは出来なかった。

 

「お〜い、お前等大丈夫か?いきなり飛んできたもんだからつい蹴り飛ばしたけど」

 

「あ、ああ……お前の方こそ大丈夫か?あれ、結構な威力だったんだけど」

 

「いんや、アレぐらいなら楽勝だぜ?」

 

「…………すまないが、1回本気で蹴ってくれないか?」

 

「ん、おお、いいぞ」

 

 まだ未完成とはいえ百錬自得の極みもどきでのカウンターシュートを軽々と蹴り飛ばした。

 アレぐらいなら楽勝だと言うので鬼道はサッカーボールを回収して本気で蹴ってくれないかと聞けば……男はシュートを撃った。

 それはこの前戦ったばかりのジェネシスが使ったノーマルシュートと大して変わらない威力を秘めていた。

 

「お前、何処かのサッカー部の部員なのか?」

 

「おいおい、なに言ってんだよ。見りゃわかるだろ?俺はサーファーだぞ」

 

「なにか特別な特訓とかは」

 

「サッカーなんて小学校の時に授業でちょこっとした程度!指導なんて全くと言って受けてねえよ……っと、海が鎮まってきたな……また眠るか」

 

「…………サーフィンに最適なタイミングが来るまで眠ってるならさサッカーしないか?」

 

 男がサーフィンを楽しむぞとなったが海の波が弱くなった。

 自然との戦いでもあるサーフィンなのでいい時が来ないならば諦める!とバッサリと諦めて眠りにつこうとする男に鬼道はサッカーをしないかと誘った。

 

「おいおいおい、サッカーって……」

 

「いや、やはり止めておこう。例えアレだけのシュートを撃てるとは言え初心者だ……サーフィン程度で鍛えた身体では俺達の練習についてくるなど不可能だろう」

 

「んだと!!お前等の練習がどんなもんかは知らねえがよ!サーフィンをバカにする奴には負けねえよ!」

 

「ふっ……」

 

「はぁ……お兄ちゃん、たまにこういうところがあるんだから」

 

 極稀に忘れがちになる鬼道の黒い側面、久しぶりに見たなと思っていると音無はため息を吐いた。

 なにが狙いなのかは皆が分かっているので苦笑いを浮かべている奴等が何人かは居る。

 

「名前聞いてなかったな。俺は円堂、円堂守だ」

 

「俺は綱海、綱海条介……俺に乗れねえ波はねえ!サッカーだろうがなんだろうが乗りこなしてやるぜ!!」

 

 男もとい綱海はまんまと鬼道の煽りに乗った。

 水着からサッカーがしやすそうな私服に着替えた後に綱海を加えて紅白戦を行う。

 

「綱海くんは何処のポジションを?」

 

「んなのその時その時でノリよく決めりゃいいんだよ……鬼道だったか、ギャフンと言わせてやるぜ!」

 

「夏未、綱海の好きにさせてみろ」

 

 GKは既に埋まっているので綱海は何処のポジションとして活躍をするのかと夏未は聞いた。

 綱海は鬼道にギャフンと言わせたいからサッカーをする。動機はなんであれサッカーをする気になった。とりあえず綱海の好きにさせるように言えば鬼道とアイコンタクトを取った。鬼道はコクリと頷く。

 

「やっぱ動きづらいな」

 

「っへ!そういえばお前等この辺じゃ見ない顔よな。観光客か?……言っとくが沖縄の砂浜は俺は熟知しているぜ!」

 

 紅白戦が開始したが本来の芝生のフィールドじゃないので動きづらい。

 だが、綱海にとっては沖縄の砂浜は当たり前の物でフィールドの不利なんて何処にもないと駆け抜ける。

 俺達が苦戦をしているフィールドを軽々と抜ける。

 

「あっ」

 

「何時ものパスじゃダメだ!より精密にだ!」

 

 冬花がパスを出したが、1回バウンドする事が前提のパスだった。

 砂浜なので弾むことはない。正しいパスを出さなければならず、ボールはピタリと動きを停止した。

 

「もらった!」

 

「させるか!」

 

 止まったボールを染岡が取りに行く。

 風丸がボールを奪われてたまるかと砂浜のフィールドを走り抜けていき、染岡と風丸のボールの奪い合いが発生する。

 

「もーらい!」

 

「って、おい!俺から奪ってどうすんだ!?」

 

「まぁ、見てろって!俺に乗れねえ波は無い!お前等の動きも段々と読めてきたぜ!」

 

 ボールの奪い合いが発生している中で綱海がボールを奪った。

 味方である風丸が良い感じにボールを取れそうな時に奪ったので風丸が叫ぶが綱海は自信満々に笑みを浮かべる。

 砂浜のフィールドでドリブルなんてしにくい……と言うか綱海の履いてるのってサッカースパイクでもなんでもないただの普通の靴だ。それなのに綱海は何処にボールが行くのが分かっているのか、不安定ながらもドリブルを成立させた。

 

「あ!」

 

 だけど、やっぱりというか砂浜のフィールドだからかイレギュラーバウンドは当然起きる。

 ありえない方向にボールは飛んでしまった。これは仕方ないことだと思っていると綱海は跳んだ。

 

「この波、見切ったぜ!!ツナミブースト!!」

 

「っ、立向居!!」

 

「マジン・ザ・ハンド!!……うわぁ!?」

 

 綱海はフィールドを見切ったと言い、ホントにサッカー素人なのか必殺技を使った。

 鬼道はいきなり飛び出てきたが直ぐに立向居に対処するように指示を出した。立向居もマジン・ザ・ハンドを使ったがあっさりと破った。

 

「嘘、でしょ……立向居くんのマジン・ザ・ハンドをあっさりと」

 

「ヒャッハー!!中々気持ちいいな!!」

 

 マジン・ザ・ハンドは全国区の猛者でも破るのが一苦労な必殺技だ。

 それを軽々と破った綱海に音無は驚きを隠せず、綱海は自分でゴールを決めた爽快感が最高だと笑みを浮かべた……

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