教祖様になっちまったぜ   作:アルピ交通事務局

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カオスリベンジ!(後編)

「吹雪君は夏未さん、ナカタ君はアフロディ君、一之瀬君を不動君に交代します」

 

 前半戦を終えたのでスポドリを飲んでいるとメンバーの入れ替えを行う。

 既に審判には言っているのでカオス側にもメンバー変更が伝わった……が……

 

「あいつら、ベンチ無しが当たり前だから入れ替えが選べねえな」

 

 メンバーを入れ替えることで試合の流れを変える、それはチームスポーツでは極々普通の事だ。

 不動はカオスを見るがカオス側が選手の交代を申請をしないどころか選手の交代をどうすればいいのかが分かってない事に気付く。

 

 エイリア学園側は基本的には11人、ベンチの枠には誰もいない。

 監督とも言えるべき立ち位置の人間になれるのはこの世界線では居ないが影山、そして吉良星二郎のみ……ここぞと言う時の判断が出来ない。

 

 化身のゴリ押し数発の後に化身シュートで吹雪のスタミナに限界が来た。

 こっちには頼れる控えが居るからと瞳子監督は迷いなく夏未と交代させるだけでなく、アフロディや不動の導入をする。

 その判断が正しいかどうかはこれから示すことだが……エイリア学園側は11人でフル出場が出来る様に鍛え上げているから入れ替えが難しい。

 

「それで、なにがある?」

 

 普通の作戦をさせるのならば鬼道に任せればいいが、流れを変える為に不動を入れた。

 前半戦をベンチで見ていた不動は動けないが考えるのにしっかりと時間を費やすことが出来ている……

 

「キャプテンさんよ、あんたはどう見てんだ?」

 

「一見、五分五分に見えてるがこっちが不利。6,5:3,5ぐらいの割合でこっちが不利だ……カオスの戦術は至ってシンプル、バーンとガゼルによるファイアブリザードを撃つ。デザーム以外の8人はファイアブリザードを撃たせるように動く。バーンとガゼルのどっちかを封じればファイアブリザードは成立しないが、マンツーマンしようにもあの2人はストライカー兼キャプテンをしていただけに選手としてのスペックが高すぎて下手なマンツーマンディフェンスは簡単に突破される……」

 

 ファイアブリザードを立向居は真っ向からキャッチする事は今は出来ない。

 魔王ザ・ハンドやムゲン・ザ・ハンドG5とかにすればキャッチする事は可能だろうが、それは今の話じゃない。

 

「バーンとガゼルのファイアブリザードが厄介に見えるが実は一番厄介なのはデザームだ」

 

 地上最強イレブンは色々なシュートを撃てる様にと攻撃性を重視にしたサッカーになっている。

 GKの立向居と源田以外にシュート技に関わらない選手は居ない。何処からでも誰かがシュートを撃てる様にしているがデザームを突破する事が出来ない。

 

「極限の中で物凄い成長や最高のパフォーマンスが出来るとは言うがデザームの振り幅は異常だ……1回、点を取るのに成功した必殺シュートを同じ条件で使ったとしても2度目は無いとパワーアップしてやられた」

 

 GKが強いチームが厄介なのは敵側からしたら常識だが俺からすればなんだかんだで初の体験だ。

 デザームが徐々にギアを上げていく……俺達に呼応する形で。俺達が更に進化を!となれば向こうも普通に進化する。敵側から見た主人公ってこんな感じだなとはなる。

 

「攻略法としてはまず、ファイアブリザードを成立させないだ……コイツに関してはもう殆ど答えは出ている。バーンとガゼル、どっちかを使えなくすりゃいい」

 

「いやだから、それが無理って話だろ?」

 

「話を最後まで聞け、素人さんよ……ファイアブリザードは撃つだけで相当な消耗をする。幾らエイリア学園が化け物染みてても限界はある」

 

 ファイアブリザードをどうにかする事についてはバーンとガゼルのどっちかを使えなくする。

 素人の綱海でもバーンとガゼルがサッカー選手として高いところにまで居るのは理解しているので、それが出来ないと言う話をしているが、そういう話じゃないという。

 

「限界があるつっても、5発以上撃ってるぞ?弾切れ起こすの難しくねえか?」

 

 バーンとガゼルのどっちかを使えなくするにはどっちかを限界を迎えさせればいい。

 それは分かるが既にファイアブリザードは5発撃っていて、それでもまだ少し余力を残している。後半戦もファイアブリザードは撃てるだろう。

 

「あの2人がこの試合でファイアブリザード以外を使ったか?」

 

 他に必殺技を覚えているバーンとガゼルだがこの試合はファイアブリザードしか使っていない。

 

「デザーム以外の8人がボールを上手く繋いだり奪ったりでガゼルかバーンにボールが届くようにしていて、あの2人はファイアブリザードにだけ集中する事が出来ている……もしここでどちらかがファイアブリザードに使う分の力を違うことに使えばどうなると思う?」

 

「……ファイアブリザードが上手く使えない」

 

 どっちかが使い物にならなくなった時点でファイアブリザードは成立しない。

 それをわかっているからバーンもガゼルも後ろを任せきりにしている……だがもしバーンもガゼルも真ん中や後方で動いていれば?

 

「ガゼルを相手に1vs1の勝負に持ち込む……1vs1の勝負は負けてもいい、とにかくガゼルを相手にパスコースを防いでタイマンを成立させろ」

 

「ガゼルでいいのか?」

 

「ああいう自分は冷静ですってクールぶってる奴ほどパニクったら冷静さを保てねえもんだよ」

 

「ああ……」

 

「おい、なんだその視線は?」

 

 普段は冷静な奴がパニクれば普段通りになるのに時間がかかると言われれば確かにそうだと納得をする。

 具体的に言えば今、目の前にいるモヒカン野郎。頭がいいし冷静でダーティなところはあるが何処かでリズムが崩れればそこからポロっと落ちる。

 

「基本的にはアフロディでガゼルとの勝負に持ち込ませたい……そして問題が1つ、最低でも一発はファイアブリザードを使わせないといけねえ」

 

「ファイアブリザードがもう限界かどうかの確認の為か?」

 

「ああ……ガゼルのスタミナが何処までのものかはしらねえがこれからピンポイントで削っていく。そこでわざとシュートチャンスを作ってファイアブリザード……立向居、ファイアブリザード以外なら行けるだろ……威力が落ちたと確信したなら落ちたってすぐに言え。他のシュートは止めれんだろ?」

 

「はい!アトミックフレアやノーザンインパクトならキャッチできます!」

 

 ファイアブリザードが使い物にならないかどうかの確認を失敗したらこの同点が崩れてややこしくなる。

 ファイアブリザードを使えなくする為にスタミナを削る…………それが出来れば向こうの武器は無くなる。立向居がガス欠になったとしても源田が居る。

 

「デザームは誰が破る?」

 

「オレのガザードでの爆熱ストームなら破れるとは思うが……向こうは化身の脅威を知っているからオレに対して意識が強い」

 

「それについては準備はしている。先ずはファイアブリザードを潰せ。そこから攻めに入る……円堂、お前はオフェンスもディフェンスもフルに入れよ」

 

「ああ」

 

 オフェンスの時はオフェンス側の立ち位置に、ディフェンスの時はディフェンス側の立ち位置。

 リベロというポジションの都合上、どうしても攻撃も防御も重点的に関わらないといけない。

 

「はい、レモンの蜂蜜漬け……守くんが一番動いているからその分チャージしないと」

 

 冬花はオレが最もフィールドで動いていることを見抜いてレモンの蜂蜜漬けを渡してくる。

 モグモグと食べて栄養を無理矢理チャージし……色々と頭に叩き込んでフィールドに戻った。

 

「さぁ、後半戦開始!カオスはメンバーの交代はありませんが、地上最強イレブンはナカタからアフロディ、吹雪から夏未、一之瀬から不動へと代わりました!」

 

 ガゼルがボールを後ろに蹴った……ボールを受け取ったのはリオーネだ。

 改めて見ればガゼルとバーンは無理にボールに触れることをせずに後ろの8人に任せている……下手な事をしてファイアブリザードの残弾数を減らしたくないからか。

 

「イグナイトスティール!」

 

「なっ!?」

 

 ドリブルで上がってくるリオーネに対して動いたのは夏未だった……ただ……イグナイトスティールを使った。

 イグナイトスティールは炎を纏いながらのスライディングなので覚えようと思えば覚えることが出来る技で……プロミネンスとダイヤモンドダスト混合チームのカオスにとって精神的動揺、特にプロミネンス側は大きい。

 

「アフロディくん」

 

「ああ」

 

 イグナイトスティールでボールを奪った夏未はアフロディにボールをパスした。

 その瞬間、綱海が動きバーンを止める……綱海はプレイを度外視してバーンにつくようにしており、フリーになっているガゼルは急いでアフロディのもとに、アフロディはわざと遅めのドリブルを使っている。

 

「ここでアフロディvsガゼル!果たしてどちらが勝つか!」

 

 パスコースを封じ込まれてアフロディはガゼルと勝負をすることに成功した。

 アフロディは揺さぶりをかけるがガゼルは動じずに付いてくることが出来ている……周りに対して特にアイコンタクトとかしていないからやることは1つ、純粋に突破すること。

 

「極ヘブンズタイム」

 

 アフロディはヘブンズタイムを使った。

 指を鳴らした瞬間にその場から消え去っておりガゼルの後方に居て突風が吹き荒れてガゼルは吹き飛ばされる。

 

「ゴッドブレイクG2!」

 

 そしてそのままシュートを撃った……ゴッドブレイクはロングシュートじゃない。

 どういう風に動いてくるのか?と思えばデザームの前にゴッカが立った。多分アレだな。

 

「グランドクェイク!」

 

「ワームホールV4!」

 

 グランドクエイクで威力を落とした後にデザームがワームホールで回収した。

 天元突破紅蓮螺巌で防ぐかと思ったが相手のシュートの力量を誤らずに技を選択しているな。

 

「カウンター!」

 

 デザームがそう言うとヒートに向かってボールを投げる。

 ヒートはボールを受け取ればドリブルで駆け抜けていく

 

「全員上がれ!」

 

 駆け抜けていけば不動が叫んだ。

 ペナルティエリア付近に行こうとする者や居る者達は不動の言葉を信じ、ヒートはボールを一気に奪いに来るのか?と予測したのでガゼルに向かってパスを

 

「っ、バカモノ!」

 

 パスを出した瞬間にガゼルは気付き叫びボールを受け取ってホイッスルが鳴り響いた。

 ホイッスルが鳴った理由?至ってシンプル、オフサイドだ。

 

「お前等の頼みの綱であるファイアブリザードを撃とうにも、オフサイドトラップがあっちゃ下手にパスは渡せねえよな」

 

 冷静に盤面を見ていれば分かることでヒートはそれに気付かなかったので不動は煽る。

 ヒートは悔しそうにしている……言ってることは分かるが変にカードを取られそうな発言は普通にやめてくんねえかな。

 

「ヒート、直ぐにパスを寄越せ……私とバーンで攻める」

 

「待て!それは」

 

「1点取ればあの男が、デザームが守ってくれる!」

 

 シュート重視のプレイに加えてシュートを作るまでのチャンスを自力で作ると言い出した。

 ガゼルはそれをすれば途中でファイアブリザードが使えなくなるが、今欲しいのはたった1点だけ。それさえあればデザームが死守すると言った。

 

「円堂!」

 

「ああ!ダイヤモンドロード!」

 

「こいつ……ホントにこの前まで怪我で離脱していたの!?」

 

 鬼道がボールを蹴って俺にパスをくれた。

 ダイヤモンドロードを使って前線へと狩り出る……ベンチで見ているアイシーは驚いた……ファイアブリザードのシュートの際には壁山と共にロックウォールダムをしている、鬼道達と一緒にゴールに向かっていく、ナカタと一緒に点を取りに行く。

 

 ポジションはリベロで好きなところを自由自在に居ることが出来るとは聞こえはいいがその分物凄く動かないといけない。

 他のポジションの人間と互角に渡り合えるスペックも持っていないといけない……この前まで腕の怪我で離脱していた人間の運動量じゃないと驚かれるが、コレぐらいしないとリベロなんて出来ない。

 

「極ギガトンヘッド!!」

 

「爆天元突破紅蓮螺巌!!」

 

「くそ、まだギアが上がるか」

 

 単体でのシュートを撃つのだがデザームはまだまだギアを上げていく。

 デザームを破る方法についてはまだその時じゃないから動いていないだけで確実にある……それが何なのかは何となくの予想がついている。問題はファイアブリザードだ。天元突破紅蓮螺巌に弾かれたボールをクララが受け取ればバーンにパスをする……この試合で本格的なドリブルになると思えばガゼルに向かってパスをした。

 

「サッカー盤をしろ!」

 

 ガゼルにボールが渡った瞬間に不動が叫んだ。

 サッカー盤をしろと言うのがどういう意味か、それは必殺タクティクス、サッカー盤戦法をしろ!と言う事であり、アフロディがガゼルに近付く。

 

「ウォーターベール!」

 

 アフロディはガゼルのウォーターベールに弾かれる。だが、ニヤリと笑みを浮かべた。

 ガゼルはドリブルで駆け抜けていけば今度は綱海が向かうが綱海もウォーターベールに弾き飛ばされる

 

「っ、一発で飛ばせない……」

 

 複数の人をはじき飛ばす事が可能なウォーターベールだが一撃で全てを弾けない。

 1人1人に対してウォーターベールを使っている……そうなれば当然、ガゼルの力が減っていき……

 

「バーン!」

 

「ガゼル!」

 

 積極的にドリブルやボールの競り合いに参加したことでガゼルの体力が減っている。

 それについてガゼルは気付いておりバーンに向かって叫ぶ……これ以上は撃てない、だからこそこの一撃に賭けると

 

「「ファイアブリザード改!!」」

 

「っ、おい!あれはまずいんじゃねえのか!?」

 

「問題は無い」

 

 ファイアブリザードでなくファイアブリザード改が飛び出てきた。流石にアレはまずいと土門が叫ぶ。

 シュートブロック技であるロックウォールダムをするのに必要な俺が壁山の近くに居ない。サッカー盤戦法をしていた結果そうなって土門が大丈夫かどうか心配するがなにも恐れることは無い。

 

「壁山!」

 

「うぉおおお!!ザ・マウンテン!」

 

 ロックウォールダムが無くても壁山と言う雷門の第二の守護神が居る。

 ザ・ウォールでなく新必殺技、ザ・マウンテンを使ってボールの動きを封じればザ・マウンテンは貫かれたが

 

「立向居くん!」

 

「雷門のゴールは俺が守る!……ムゲン・ザ・ハンドG3!!」

 

 これでシュートをキャッチすることが出来なければ意味が無い。

 ここで立向居は更に壁を撃ち破ることに成功し、ムゲン・ザ・ハンドをG3にまで進化させてファイアブリザード改を掴んだ。

 

「っく」

 

「立向居、一旦外に!」

 

「は、はい!」

 

 ガゼルが滝の様に汗を流して息を大きく乱した。

 ファイアブリザードに賭けていたがそれで突破することは出来なかった……立向居がボールを外に出せば選手交代、土門を影野に入れ替えた。

 

「ガゼル」

 

「まだだ」

 

「ガゼル」

 

「……っく」

 

 選手交代の申告をしていて色々と動いている間にカオス側も選手交代の申告があった。

 アイキューがガゼルに声をかける。今にでも倒れそうなガゼルだったが動かないと意地を張るが、それでもとアイキューが声をかければカオス側はガゼルからアイキューに選手交代をした。

 

「同点だ!!同点を狙え!!PK戦に持ち込め!私が立向居からゴールを奪ってみせる!」

 

 バーンのアトミックフレアだけではどう頑張っても今の立向居からゴールを奪えない。

 カオスの面々は諦めるかと必死になっている中でデザームが叫ぶ。同点の引き分けに持ち込んでPK戦に、ゴールを死守し自分で点を取りに行くと……本来はFWでもあるデザームだから出来る芸当を述べてそれに賭ける。

 

「残念だったわね……もうおしまいよ」

 

 下手に攻めてのカウンターでなくゆっくりとボールを回してスロースペースで試合を行おうとする。

 時間を潰すのが狙いだろうが……夏未はもうおしまいだと呟けばバーンがクララに向かってしたパスを影野が奪った。

 

「なっ!?」

 

「フフフ……消えるのは俺の仕事だ……頼んだぞ」

 

 ボールを奪った影野は満足そうにした後にボールをパスする。

 誰にか?と思えば俺と豪炎寺は走り出す。俺と豪炎寺のどっちかかとディフェンス陣は動くがボールを受け取ったのは夏未だった。

 

「行くわよ!!」

 

「「ああ!」」

 

 ファイアトルネード✕ファイアトルネード✕ファイアトルネード……オーバーライドの中でも最高火力を誇るこの必殺技!

 

「「「ファイアトルネード(トリプル)(クラッシャー)!!」」」

 

「この技……私の知る中で最上級の物!ならば私も最上級に至ろう!超天元突破紅蓮螺巌!!」

 

 炎を纏い回転するボールと自身が真っ赤なドリルになっています回転するデザーム。

 ここに来て更にギアを上げていくが……

 

「「「いっけぇえええええ!!!」」」

 

「ゴォオオオル!!鉄壁のデザームから遂にゴールを奪った!!」

 

 ファイアトルネードTCがデザームの超天元突破紅蓮螺巌を破った。

 2−1になった……

 

「ここで試合終了のホイッスル!!カオスの雷門中、いや、地上最強イレブンへのリベンジマッチ、雪辱を晴らす事は出来ず!」

 

「ふぅ……ダイヤモンドダスト戦よりキツかった」

 

「ああ、プロミネンス戦よりキツかったよ」

 

 試合終了のホイッスルが鳴り響けばカオスの面々は悔しそうな顔をする。

 俺はと言えばダイヤモンドダスト戦よりキツかったと述べて、アフロディもプロミネンス戦よりキツかったと述べる。

 

 カオスになって帰ってきただけでなくデザームと言うGKが居た。

 シュートブロックによるパワーダウンをしなければ絶対に止められないファイアブリザードと相手が強ければ強いほどに燃える事を知ってありえない速度でのパワーアップをするデザーム、カオスの面々がバーンかガゼルに繋げてのファイアブリザードに特化。

 俺もアフロディもエイリア学園と戦うのはマスターランクからだが……紛れもなく強い。運動能力とかが桁違いに離れていてとても強いチームじゃなくて純粋にサッカーチームとして強かった。

 

「フフフ、ハハハ……ハーッハッハッハ!!」

 

「な、なんで負けてるのに笑ってるんスか!?」

 

「おかしいか?いや、おかしいだろう…………今の私には負けたと言うのに、屈辱的な感情だけでなくなんとも言えない爽快感がある!サッカーを始めてからこの様な物は始めてだ」

 

 カオスの面々が悔しいという顔をしている中でデザームは笑った。

 なんで負けたのに笑っているのかと壁山は引いていると、デザームもそのリアクションがおかしいことを自覚していると同時に胸の中でとてもスッキリとしている。

 

「それは……来たか」

 

 デザームがどういう状態なのかが分かっているのでどういう風に答えようと思っているとジェネシスのボールが振ってきた。

 何時も通り眩い光を放てばグランがそこには立っており、デザーム以外のカオスの面々はグランをまともに直視出来なかった。

 

「やれやれ、文字通り正真正銘最後のチャンスを与えたってのに成果を上げれなかったね」

 

「チャンスを与えた、だと?」

 

「プロミネンスとダイヤモンドダストの混成チームにGKにデザームを入れる。裏で手を引いて文字通り最後のチャンスを与えたんだよ……もっとも、それで勝てるほどに雷門中は甘くはないけどね」

 

「……っ、グラン!まさか!」

 

「グレントとベルガより優れたGKであるデザームが居ても勝てなかった、それだけは事実だろう?」

 

「っ……っ……」

 

「どういうことだ?」

 

 バーンとガゼルが何かに気付いた……チャンスを無理矢理作ったんじゃなくてチャンスを与えた。

 ダイヤモンドダストとプロミネンスはキッチリと1回、雷門に負けている上でカオスを容認した。綱海がどういう事なのか分からない様なので言うべきかと思ったが不動が答えた。

 

「俺達は地上最強イレブンメンバー選んだ……カオスは実際のところどれだけのレベルなのかを測る為の噛ませ犬。負けるのは当然、勝てば儲けもの……どう転んでも美味しいって展開だな」

 

「勘違いしないでほしいが、勝てばチャンスはあったぞ?」

 

 勝ったらジェネシスになんかのプロミネンスとダイヤモンドダストが望んでいる展開はしっかりと約束する。

 ただし上の評価的にはカオスじゃ地上最強イレブンには勝つことが出来ないから、負ける……狙いはデータ採取か。雷門Aと雷門Bで今まで出来なかった技とかが普通に使用可能だったり……それこそ俺の弱体化が無いなら無いでリベロをするって考えは無しでGKとして活動している。GKとしての俺は有名だがリベロとしてはあまりにもデータが少なすぎる。

 

「さぁ、コレがエイリア学園の本拠地があるところだ……待っているよ、円堂くん」

 

 1枚の紙を渡してそう言うとカオス+デザームを含めた面々を引き連れてグランは消えた。

 座標と思わしき位置の数字が入れられているから……星の使徒研究所の正確な位置だろう。




3年生編のアレスの天秤っぽいのは

豪炎寺、一之瀬、土門、鬼道とかの転校生で雷門補強し過ぎだろう
1年の間にサッカー関係のヤベえ事件が複数に起こっている
影山の40年間帝国学園無敗神話を作っていてからのイナズマジャパンのメンバー雷門中にメンバー固まりすぎてて今度は雷門一強空気
政府が推奨しようとしていたアレスの天秤プログラムに不具合があってそれもサッカー関係だった
日本のサッカーのレベルの底上げ
中学サッカー界にシンプルに金が無い
財前総理が個人的にサッカー好き
サッカー関係の事件が多すぎてサッカーそのものに対して疑心暗鬼になっている人達が多い

と言う色々と大人の理由が絡み

イナズマジャパンに選ばれた雷門中サッカー部の生徒達、強化委員として何処かのサッカー部に行ってサッカーの底上げをしてくれ

と、3年の春のフットボールフロンティアだけは強化委員として何処かのサッカー部に居る感じ。
稲森明日人は出てこない!オリオンの刻印は無いです

円堂→利根川東泉中を見てピンと来た
風丸→円堂に頼り切っているところを理解したので円堂に頼ることをせずに逆に円堂を倒してみたいので帝国に
豪炎寺→エースストライカーとして皆を倒したいので原点回帰で木戸川に
染岡→皆を倒したいが自分1人じゃ限界は知っているので他と被らず勝てる可能性が最も高い白恋中に
壁山→大人の事情があるなら仕方ないッス。サッカー嫌いとかサッカー出来ないのが一番辛いっすからでランダムで美濃道三中
鬼道→鬼道家の人間とか影山が選び抜いた最強最高の選手としてとかじゃなく1人のプレイヤーとして何処までなのか知りたい、久遠監督に誘われ星章学園に
栗松→イナズマジャパンメンバーは雷門の主力で全員抜けたら雷門ガタ落ちするから流石にそれはダメだから残れと雷門居残り組になる

な感じですかね

どっちにしよう

  • アフロディ(イナズマジャパン)
  • アフロディ(ファイヤードラゴン)
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