ダンジョンに双子の白兎がいるのは間違っているだろうか 作:あましのの小説部屋
???視点
数時間前
私達は森の中を走っていた
「なあ~レーラぁ、何で俺らのファミリア、オラリオ外へ遠征しているときに闇派閥の討伐の
突然、
「そんなこと言わないで下さい、リツ。私達にとっては問題ありませんが恩恵を受けてない彼らにとってはLv1でも十分脅威になり得るのです、ましてや今回の依頼の闇派閥の団長はLv4、そのほかの団員にも到底太刀打ち出来るものではありません、早く討伐しなければ被害がどんどんと拡大していきますよ」
副団長のハーフエルフの少女レーラ・ヘクラルトがそう返す
「はいはい、分かったよ。ちゃっちゃと終わらせますか」
いつもの会話を交わしながら目的地に向かう。そう、ここまでいつもの風景なんだが・・・・・
「何で着いてきているんすか?!ハデス様!」
私とレーラの主神ハデス様が着いてきていることだ
「私も今回は妙な胸騒ぎがするからな、フィス。行かねば損すると思って」
「もう、どうなっても知りませんからね。
「大丈夫だと思いますよフィス、ハーデス様は以外に強いですから」
「以外とはなんだ以外とは!」
「まあ、見た目人畜無害そうな少女ですし、ハデス様は」
「フィスまで?!」
「雑談はこのくらいにしときましょうよハデス様」
「あまり移動中に喋っていると舌を噛みますし、それにもうすぐ着くはずです。そこではここからは二手に分かれて捜索しましょう。リツとフィスで西へ、ハーデス様とフィスで左の村を」
「りょーかい」
「わかりました」
「分かった」
そこから私達は二手に分かれた
「リツさん、この辺りに本当に闇派閥は居るのでしょうか?」
「食糧や大金目的の人身売買が目的ならな」
「ですがこの辺り一帯には村などないはずでは?ハデス様やレーラさんが向かった方角にはあるはずですが」
「地図上にはねぇがこの地域にはもう一つ村があるという情報をメーティス様から聞いた。それにことを起こすなら目立たないような村が好都合なはず、仮説の段階だがな」
「あ、明かりが見えてきました!」
「武器を構えろ、戦闘になるかもしれねぇ」
「はい」
村に着いたとき目に入ったのは燃え盛る村だった
「一歩遅かったですね・・・」
そしてさらに目に入ってきたのは二人の少女に剣を振り上げる闇派閥の一人
「あぶねぇ!!」
私が動く瞬間、隣にいたリツさんが闇派閥の男を倒した
そして私はすぐさま二人に駆け寄った
「二人とも大丈夫?!」
一人は気絶、もう一人は私達を見るなり緊張の糸がほどけて私に倒れた
「おとっとと」
少女が倒れそうなところをリツさんがキャッチした
ドカァァン
「こちらは終わりました」
「はーあ、楽しかった」
「ん?そいつは?」
「事情ある程度把握しました、ホームに戻りますよ」
(ほほ~胸騒ぎの原因それか~これはメーティスでも想像出来ないだろうな~)
「ったく、また面倒事かよ~」
私たちはホームに戻った
翌日
エル視点
「・・・・知らない天井・・」
気付いたら知らないところで目が覚めた
「まさにテンプレなセリフね」
「っ?!」
バサッ
起き上がってそこに居たのはロッキングチェアに座り、本を読んでいる女性だった
「まだ、寝ておいた方が良いわよ。貴女の傷、予想以上にひどかったから」
「べ、べルは?!べルはどこに!」
「落ち着きなさい、エル。「なんで私の名前を」べルは無事よ」
「よかった・・・」
「私の名前はメーティス。貴女も落ち着いた事だし簡単な状況説明をするわね」
・ここはオラリオ外のメーティス・ファミリアとハデス・ファミリアの
・私達はあの後倒れていたこと
・ベルは大怪我によってまだ目が覚めてないこと
・ベルはハデス・ファミリアによって保護されていること
・村の生存者は私達2人しか居ないこと
・メーティス様達はこのあとオラリオに戻るとのこと
「だいたいこのくらいかしら。あとの判断は貴女達に任せるわ。行く当てが無いならここに残るのも良いし、私達について行くのも良いわ。私達は調べる事があるから1週間後にオラリオに戻るからそれまでに答えを出してほしい」
「ただ・・」
そう言うとメーティス様は私を抱きしめた
「え?」
「故郷もその村の人も家族の1人も突然に失って辛くないわけないでしょう。」
先ほどまでの淡々とした口調からは想像出来ないほどの慈しむような声に包まれた
「ぅ、うぅぁぁ」
「今は我慢しないで」
その言葉を聞き、込み上がってくる感情と湧き上がってくる想いのまま、私は声をあげて泣いた。
こんなに泣いたのは久しぶりだった。
【数年前に同年代くらいの子誰もが私を感情のない不気味な少女、としてまるで化け物を見る目で私を見てきたり石を投げられてきたりなどされてきた。家族にも心いて配かけないようにと転んだと嘘を付いた
だけれどベルは気づいていた
そして二人になったとき私を優しく抱きしめてこういった
「僕にはお姉ちゃんがどう思っているのかわからないけどすごくつらそうな顔をしていたから。それにおじいちゃんが『女の子が悲しそうにしていたら静かに抱きしめてあげろ』って。ごめんね、双子なのに気付けなくて」
って
『そんなことない』って言いたかった
けど、目から溢れてくる涙がそれを許してくれなかった。私はこの時声が枯れるまで泣いた、気持ちが軽くなっていくようだった
ベルは泣かせちゃったかなとあたふたしていたけど
(ベルが家族で、弟でよかった)そう初めて思った
次の日からいじめは嘘のように消えた
理由は知らない方が良いと思った】
「気持ちは晴れた?」
「はい」
「よかった、じゃあ1週間後に来るわ」
===============
「あとはベル・クラネルが目を覚ませば解決するわね」
といってもここには私、ハデス、セツ、フィーリアスとあの二人しかいないからゆっくり治したらいいわ
リツとレーラは先に帰って行ったけど
まあいいわ、それよりもあの子達の事を調べましょうか何かわかるといいのだけれど
「貴女も気になるのでしょう?ハデス」
「気付いていたのか」
「ええ、最初から。盗み聞きは良くないわよ」
「それにしてもメーティスがあいつらに興味を示すとはな」
「それを言うなら貴女もよ。まったく、神は不変の存在なのにこうもかわるなんて下界は未知で詰まっているわね」
「まったくだ」
「それよりもベルについていなくても良いのかしら?」
「そこはフィスがついているから安心だ」
「フィスなら安心ね」
ただあの子が問題なければ良いのだけれど
それから二日後
ベル視点
目を開いたときそこに映って居たのは知らない天井だった
「っ?!エルは、エルは大丈夫なの?!」
起き上がって見えたのは青髪の少女だった
「まずは自分の心配をして下さい。貴女の怪我、危なかったのですよ」
「っ?!貴女は!」
「警戒するのも無理はありません、ですが私達は貴方の村を襲った人達ではありませんので臨戦態勢をといてください。あとその態勢ですと体に響きますよ!」
目の前の人は慌ててそう言った
ピキッ
「っ?!」
「だから言ったじゃないですか!」
そう言い僕の体を摩る
「私はフィーリアス・アーシェと申します。言いにくかったらフィスとお呼び下さい」
「警戒してすいません、フィスさん。」
「無理もありません、あんなことがあった日の後は誰だってそうなります。ましてやいきなりこんなところに連れられていますので」
それからフィスさんは状況説明をしてくれた
・ここはオラリオ外のハデス・ファミリアとメーティス・ファミリアの拠点ホームだということ
・僕は3日間も寝ていたということ
・エルはメーティス・ファミリアによって保護されていること
・村の生存者は僕達2人しか居ないこと
・フィスさん達はこのあとオラリオに戻るとのこと
・僕の髪はふわふわしていること
「以上ですね」
「なるほど、最後の事以外わかりました」
「それで私達について行くのも、ここに残るのも自由です。ただいつまでも待てる訳ではありませんので」
「具体的には?」
「4日間後くらいですかね」
「あと、エルさんはとっくに起きていますよ」
そういい、フィスさんがドアノブに手をかけた時
『ベェェェルぅぅぅ』
「へ?」
バァァァン
「ヘぶっ」
エルが勢いよくドアを開けフィスさんに内開きのためぶつかり悶絶しながら倒れた
「え?フィスさ
うおっ!」
僕を見るとすぐさま抱きつき号泣した
「ううぅ、ごめんなさいベル。私が捕まってしまったばっかりに」
それを聞くと一気に今まで溜まってきた感情が込み上げできて、涙をこらえることが出来なかった「そんな事ない」って言いたかっただけど目から溢れ来る涙がそれを許してはくれなかった
エルがここまで泣くことなんて久々だ
【数年前、ある日からエルがボロボロで返ってくるようになった何度聞いても「転んだ」としかいってくれなかった。
だけど僕の目には転んだだけにしてはすごく辛そうに見えた。でもその原因がまったく分からなかった。ある時おじいちゃんは僕に『女の子が悲しそうにしていたら静かに抱きしめてあげろ』って言ったことを思い出してエルのもとに行き、抱きしめ「僕にはエルがどう思っているのかわからないけどすごくつらそうな顔をしていたから。」というとエルは今までよりも泣いた。なにかしてしまったないかと思い、どうしようかと困った。しばらくしてエルは落ち着き何があったのかを話してくれた、その内容は思っていたよりも辛かった。ずっと我慢していたとは気づけずにいた僕をどれだけ呪ったころか。もう二度とこんな事にならないようにと心に誓った
翌日からいじめは消えたなぜなのかエルが聞いてきたがこれは墓場まで持ってこようと思った
まあ、少しオハナシしただけだよ】
ってあれ?なにか忘れているような·····まっいいか、今だけは。
ピクッ、ピクピクピク
「あ···あの···私のこと·わす····れて···ま····せん····か」
ガクッ
ーーーーーーーーーー
数分後
私の扱い酷すぎませんか?!
数分前に私が部屋を出ようと思いドアノブに手
時勢いよくドアが開き私はそれに押しつぶされ目が覚めたときにはなんか入りにくい状況でした
1分後には二人は落ち着き泣き疲れて寝てしまっていました
というか、Lv3の私が恩恵を持たない少女に気絶させられたってどういうことですか?!
その事をセツ団長に話したら笑みを浮かべながら
「きっと、そのくらい家族が大切なんだと思うよ。いやあ、ファミリアに入ってくれたら今よりも面白くなりそうだね。・・・本当に・・・」
と報告書に書きながらショタ猫団長は話しました
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メーティスside
私はあの後、あの二人について調べた。
その結果、あの二人の祖父がゼウスであることが判明し、さらに【ゼウス】、【ヘラ】の系譜を持つことに加え、【静寂】アルフィアの姪と甥であることが明らかとなった。
アルフィアと言えば、六年前の大抗争の大虐殺に加担した史上最悪の犯罪者の一人。もし、このことが知れ渡ってしまったらあの子達は迫害受ける羽目になる。
(それだけはなんとかして避けないと!)
私達はその事を知っても態度を変えることはないでしょうね。だけれど、ロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアの一部、アストレア・ファミリア以外の暗黒期を知っている子達の迫害は避けられない、それにエルはともかくベルは嘘を付くことや表情で分かりやすいから二人に話すことも出来ない。そもそも話してしまったら地獄の様な苦悩に見舞われる事は間違いないからこの件は明るみにならないよう根回しする必要あるわね。
「!」
いけない、考え事をしていたらもうこんな時間!
ともかくこの件はその時が来るまでなんとしてでも隠し続けるわ!
コンコン
「メーティス様、セツです」
「入って来て頂戴」
そして入って来たのはハデス・ファミリア団長セツ・アーロイドだった
「それでどうしたのかしら?」
「今回保護しているあの二人のことですが「【ゼウス】と【ヘラ】の系譜を持ち、アルフィアの甥と姪であることかしら?」知っていたのですか」
セツも情報が早いわね
「このことは、どう対処するおつもりですか?」
「時が来るまで隠すつもりよ。この情報はもちろん劇薬よ、だけれどそれと同時に最強の切り札になるの」
「つまり、この件は一旦保留と?」
「ええ、そう言うことよ」
さて、これからどうなることやら
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エルside
「ねえ、これからどうするの?ベル」
「ここに残るかあの人たちについて行くかだよね。
僕はここに残ることを選ぶ。そしてオラリオ外である程度経験を積んだ方がいいと思う。」
なるほど、それもありかも知れない でも
「私はあの人たちについて行く。仮に経験を積んだとしてもオラリオに着いたときに全ファミリアから門前払いをくらう気がする」
「さすがに全ファミリアは言い過ぎなんじゃ・・・ロキ・ファミリアは試験は受けれるみたいだし「甘い!」え?」
「これほどのファミリアは上層部の指示が行き渡ってないことが多い。つまり、門番の独断で門前払いされる可能性があると思う」
「妙に説得力がある・・・・」
「だからこそ、あの人達について行く方が良い」
「なるほど・・・ならさ!」
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数日後
「「わかった(わ)(よ)」」
「それでいいよ、ちゃんと席はこちらで確保しておくよ」
「「よし!」」
「話は成立したねエル!」
「良かったねベル!」
「じゃあ、行くわね」
そうして私達は二柱と二人を見送った
猫人の人は最後まで顔が分からなかったけど
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メーティスside
まさか1年後に入るから席を空けといてって約束するとはね
本当は今すぐ欲しかったのだけれど
「本当に惜しかったねメーティス」
「ええ、でもあの二人が今後どうなるか楽しみだわ」
「ああ、1年後に聞かせてもらうよ二人の英雄譚の1ページをね。それにあいつらはどんな反応を示すのかな」
「私の子達もよ。」
「それはそうとハデス」
「ん?」
「葬儀のバイト勝手にやすんでよかったの?昨日あったけど」
「ああぁぁぁ!忘れてた・・・・急いで戻らなければ!」
ふふっ、本当に飽きさせないわね貴方達
はい、ということで新オリキャラ登場です
今回の登場キャラはハデス、レーラ、リツ、フィーリアス(フィス)の4人ですもう一柱の神であるメーティスは次回、登場します
タイトル名変える?
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変える
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変えない
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タイトル名を考える