とある男たちの青春の記録   作:探究の大図書館第9柱

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幕間は基本的に、本編と本編の間にあった出来事なんかを載せます。
割と平気でVol.1〜Vol.4あたりまでのネタバレが含まれている可能性があるのでご注意下さい。
それと、元ネタはだいたい某掲示板から引っ張って来てます。
書くのに時間かけてたらだいぶ雑になっちゃった!
・が入ってるヤツはわざわざ一話使えるほどのネタではないけど入れたかったやつです。








【・・・・いったい、いつから『ソコ』に『ソレ』はいたのだろうか
私にはわからないが言えることはただ1つ
『彼ら』が来たが最後、もはや『ソコ』に『ソレ』らの居場所は存在しない、それだけだ】


Fect:Basterd of Foundation and Null
幕間 怪異の遭遇


シャーレ就任から数日後、俺たちはシャーレ内の資料室にいた。

 

「ったく、ここは連邦生徒会長以外出入りしていなかったのか?碌に整理はされてないわ、掃除もされてないわ、埃が酷かったぞ?」

 

「おー、精が出るのぉ。ほれ、差し入れの茶じゃ。」

 

「あ、タマモ、ありがとう。ところで、掃除、手伝ってくれないの?」

 

「だって服汚れるの嫌だし・・・・、それに、ヴェノムが手伝ってくれてるじゃろ?」

 

「そりゃあ、そうなんだけどよ・・・・」

 

「オイ!ソコ!喋ってる暇があったら掃除シロ!」

 

「ほれ、言われておるぞ?」

 

「〜〜ああ、もう!わかったよ!やりゃあ良いんだろ!?もう終わるしな!」

 

そう、現在俺たちはシャーレ内の資料室を掃除していた。

あのあと、一先ず寝てから考えようと思って寝たあと、

何か残ってないかシャーレ内にあった資料室を訪ねた・・・・

筈なんだけど、連邦生徒会長以外出入りしていなかったのか、

あらゆる資料が雑多に置かれたまま埃をかぶってたわけで、

そんな状況では碌に調べ物も出来ないので掃除をする事にしたわけだ。

アロナに頼もうかとも思ったんだけど、これぐらいは自分たちでやろうと言う訳。

 

(テカヨォ、アロナ達はそう言うことできなくね?)

 

うっせ、人手が欲しかったんだよ。

 

そうこうしてるうちに掃除は終わり、俺たちは2、3冊の本を持ってシャーレオフィスに集合していた。

 

「何これ?」

 

「なんか資料室内に置かれていたやつ。比較的埃が少ないし、ちょっと興味があったから持ってきた。」

 

「大丈夫なのか?面倒ごとはごめんなんじゃけど・・・」

 

そう言うタマモをよそに、俺は机の上に置いておいた本を見る。

本のタイトルには、

 

「シャーレ担当顧問」、

 

「怪異記録ノート」、

 

そして最後に、

 

「『映像記録として閲覧するだけならセーフだよ』、とおちょくるように書かれたDVD」

 

「・・・何だと思う?これ」

 

「さあ・・・」

 

ひとまず、おそらく現在最も重要と思われる、

「怪異記録ノート」を閲覧してみることにした。

 

『怪異記録ノート』

【はじめに】

「はじめに、これを閲覧している者が、もし、怪異や、そういった現象に対する対策とか、対抗策を求めてきたと言うのなら、

残念だけど、ここにそういった事はたいして書いてない。

せめて、巻末に付録のようについてるお札を外して持って行ってくれ。 直接貼っつければ大体は破ァ!できるし、地面に投げつければスタンアイテムにもなる。

簡単にコピーできるから増やしまくって是非活用してくれたまへ。まあ、神格レベルになると、効き目薄いからそこだけは気をつけて。

さて、ここを読んでいるのが()か、()()()()であることを願うけど、

この本は、このキヴォトスで発生する怪異関係を記録するためのノートだ。言うなれば、「ポケモン図鑑」とほぼ同じだな。

さて、では本題に入るが、恐らくここまで読み進めた君たちには、力がある。それも恐らく、いやきっとだが、「()()()()」を破滅に至らせることも可能な能力だろう。だからこそ意味がある。

その力を使って、この世界に蔓延るクソッたれ怪異共や、現象を「破滅」に至らせてくれることを願う。そしてその力が、【神】にすら届きうることを。

君たちに与えたい技術は次のページから載せてある。ぜひ活用してくれたまへ」     【編集済】より

 

そこまで読み終わった俺は次のページをめくる。

巻末をめくってみると、何かが切り取られたあとを見つけた。

 

【怪異操術と式神契約】

「まず怪異操術についてだが、これは簡単だ。呪霊操術と大して変わらない。強いて言うなら、相手に対して「名前」をつけることが重要となる。

怪異や霊の中には、「名前をつけることによって存在を固定される」と言う理由から名前をつけず、「アレ」とか「ソレ」とかで呼ぶこともあるが、取り込む際や、調伏する時はそうはいかない。名前をつけなければそいつの特徴、存在を固定することができなくなり、取り込むことができなくなる。存在が不確かなのに、名指しで喚び出すような事はできないだろ?だから名前をつけ、存在を固定する。この時の名前ははっきり言ってなんでもいい。オリジナルでもいいし、別作品から持ってきてもいい。

要は、「名前をつけ、存在を固定する」これが重要だ。

次に式神契約についてだが、はっきり言ってこれもまあ簡単。殴って言うことが聞くようにすればいい。その時も、本来ある名前を使ってもいいけど、自分で考えるのもいい。そこらへんは好きにすればいい。

ところで、なんでこれが『怪異記録ノート』って書いたと思う?

流石に自身が取り込んだ・調伏した奴らを全員一字一句覚えるのちょっとキツイかなーってわけで、取り込んだり調伏したやつはここに自動的に記録されるようにした。好きに使ってくれ。」

 

そのあとは、簡単な対処法とか、心得みたいなのが書いてあった。

 

「さて、いったいどう言うことだと思う?」

 

「どう言うことだと思う?って言われても、そう言うことに詳しい奴が残して行った記録なんじゃないか?としか・・・」

 

「オレとしては、名前欄ガ【編集済】ニなってた事が気にナルナ。」

 

その次には、「シャーレ担当顧問」と書かれた書類を閲覧する。

中には、様々な人物の名前が載っていた。

ヒンメル、アカシア、野原ひろし、フリスク、ジョナサン・ジョースター、ジョセフ・ジョースター、スピードワゴン、殺せんせー、スパイダーマン、坂田銀時、イエス・キリスト、GODZILLAなどなど、さまざまな人物名が載っていた。

 

「え、これどう言うこと?俺たちの前にも先生がいたって事か?」

 

と、言ってそのまま考える。

そして1つの結論に至る。

 

「これ、まだ早いやつだ。」

 

「ドウイウコトダ?」

 

そうヴェノムが質問する。

 

「例えるなら、ゼルダの伝説で碌に装備を整えてないのにマスターソードを抜いちゃうような感じ。」

 

「アー、確かニソレはマダ早イな・・・」

 

「なるほど・・・」

 

タマモも納得する。

てな訳で、ひとまずこの書類については後回しにすることにして、

最後にDVDを再生することにした。

 

「これ、よくよく見てもふざけたような説明だよな。説明にもなってないし。説明することもないほどふざけた内容なのか、」

 

「説明できないほど危ない代物なのか、」

 

「ソモソモ説明することもデキナカッタカ」

 

そう話しながら俺はDVDをテレビの下のプレイヤーに入れ、

リモコンの再生ボタンを押す。

数秒の砂嵐のあと、再生が始まった。

 

『ーーこれを公共の電波に乗せるという事は、私は『ヤツ』に消されるという事だろう

だが構わない。カイザーの広報課として悪どいプロパガンダを主導してきた私だが、それでもあの裏バイトのことを伝えないといけない

私はーーという裏バイトに参加した外部協力者と共にーーという裏バイトを調査した

そこで発覚したのはーー何も意味は無いーー恐るべきこの事実を持ち帰れたのは私だけ

この事実を知らさなければーーだ

聞いてくれ、裏バイトとはーーーー』

 

それで再生は終わった。

 

「・・・つまり、このDVDを遺したやつは、何者かに消されたと見ても良いか?」

 

「ソレでイイダロウナ。」

 

「うむ・・・」

 

全員が重く受け止めている・・・ように感じた。

そして、少し休憩しようとタマモが言ったのでお茶でも淹れようと

席を立った時、異変は起こった。

 

 

コンコンと戸を叩く音。

 

 

そして、ソレは喋る。

 

「先生、開けてください」

 

コンコンと戸を叩く音を立てながらソレは喋る。

聞き覚えがない声(まあ来て2日目なので当然なのだが)だったので、

名前を聞いて、その名前の生徒がいるかアロナに聞こうと思う。

 

「・・・お前は誰だ?」

 

「・・・・・いやですねぇ。先生。私ですよ、私。」

「■■ですよ。」

「■■ ■■です。」

 

ソレは、ひどくねっとりとした声で返した。

 

「なあアロナ。」

 

『はい、なんでしょうか先生?」

 

「■■■■って言う生徒、知ってるか?」

 

『いえ、そのような生徒はいない筈ですが・・・』

 

「これって・・・」

 

タマモが聞く。

 

「アア、ビンゴだ。」

 

おいヴェノム、そこ俺が言うところだろ。

 

「コノ程度、別ニ良イダロウ、ナア?タマモ?」

 

おい、タマモに同意を求めんな。

 

『それで先生、どうするつもりですか?』

 

どうするかって?

そりゃあもちろん・・・

 

「ぶっ飛ばすまでよ。」

 

「ダロウナ。」

 

「知ってた。」

 

『え!?本気ですか!?相手のことが何もわからないんですよ!?』

 

俺は念の為本を持ち、戸に近づく。

 

「そりゃあ、何も分からないけど、このままやり過ごすってのも癪だろ。」

 

『で、ですが・・・!』

 

「アー、ヤメトケ、アロナ。」

 

「ああ、こう言う時のフェクトは言うことを聞かないからのう?」

 

なお食い下がるアロナをヴェノムとタマモが止める。

まあ実際俺、こう言うのに良いようにされるの嫌いだし。

しょうがないよな?

そのまま勢いよく扉を蹴破ってその先にいるナニカごと蹴り飛ばす。

 

「がはッ・・・」

 

どうやら何か吐いたらしい。

こちらからじゃ戸が邪魔で見えん。

すると、

 

「ん?」

 

手に持った本が飛び出してナニカの側に行くと、

 

「・・・!?や、やめろ!()()をワタシにチカづけるナ!」

 

どうやらもう擬態?のようなものも上手くできないらしい。

すると、本が突然パラパラと音を立てて開くと、

両面ページが光り始め、

 

「ア、ア、あ゛あ゛あああ嗚呼ああアア!」

 

床に爪をたてながらも抵抗するナニカを本の中に引き摺り込み、

パタンと音を立てて床に落ちた。

 

「オ、オオ・・・・」

 

「うわあ・・・・」

 

『・・・・』

 

「え、えぐい・・・・」

 

そう、エグいのだ。

引き摺り込む様子が。

こんなん子どもに見せたらトラウマなるぞ。

すると、本がこちらに飛んで来てページを開く。

ページには名前欄が空っぽになっていた。

 

「・・・つまり、名前をつけろと?」

 

そう聞くと正解と言うように点滅する。

てか光れるんかい。

 

「ドウスルツモリダ?」

 

どうするって言われてもなあ・・・

うーん、名前つけなきゃ終わらんだろうし・・・

じゃあ、

 

「ナニカに擬態するから・・・『ボガート』ってのはどうだ?」

 

ボガート、某魔法使い小説に出てくる妖怪の名前だ。

本には別作品から持ってきても良いと書いてあったから問題ないだろう・・・

恐らくだが、これが『怪異操術』ってやつかな?

 

「あー、終わった・・・」

 

『お疲れ様でした。先生。』

 

「ところで、()()、どうするつもりじゃ?」

 

「どうするったって、そりゃ俺らで保管するしかないだろう・・・」

 

やっぱそれしか無いと思う。

実際、こんなのがキヴォトスにうじゃうじゃいるとなったら、

流石に生徒だけに任せる訳にもいかないし。

 

「てな訳で、なんかチーム名みたいなのを考えようと思う。」

 

「なるほど、どう言う訳じゃ?」

 

「それはだな、ほら、さっき見たろ?あんなのがこのキヴォトスにいるなら、俺たちで対処した方が良いと思ってな?」

 

「それは、そうじゃが・・・」

 

「てな訳で、シャーレ以外でなんかチーム名みたいなのが欲しいなと思って。」

 

「なるほど・・・」

 

「ハイ」

 

「はい、ヴェノム。なんか良い案とか無い?」

 

「【対心霊用機動部隊『物怪万鬼夜行』】ッテノハドウダ?」

 

「え?う、うーん・・・」

 

「ドウシタ、何か不満カ?」

 

「いや、カッコいいんだけどさ・・・。もうちょっとなんかこう、キャッチーなのが良いなーってさ・・・」

 

「ジャアモウ『ゴーストバスターズ』デ良クネ?」

 

「オッケーそれじゃあ()()、採用で」

 

「それじゃあ、これで話は終いか?そろそろ食事にしたいのじゃが・・・」

 

「ああ、良いよ。すまんね。こんな茶番に付き合わせて。」

 

こうして、シャーレに来て初の遭遇は無事解決し、

専用の組織名も決まったことにより、ひと段落を迎えた。

 

・余談:キヴォトス住人に対して疑問を口に出すフェクト

 

「そう言えばさ、ここ(キヴォトス)って、母親、父親、子どもって言う概念はあるし、実際いるけどさ、生徒たちでそう言うのは見たことないよな。」

 

「確かに」

 

・余談その2:資料室内の謎のメモを見つけたフェクト

 

『私はこれを記すこととした。

人、獣人、機人、生徒。この世界には様々な存在がいる。

これらは果たしてこのギヴォトスにいつから現れ始めたのか、知りたいと思うかい?

知りたいという者がいるのなら■■を探すといい。どうなるかはーーーーーー

(別の筆記で判別不能)

 

-この件で失踪したとされている者については探さないでください。』

 

「・・・なにコレ?」




クリスマス回とか書きたかったけど、そもそもモチベがあんまり無い上に、この時、まだ季節設定は春なんですよね・・・
てなわけで読みたい人は今年のクリスマスあたりまでお待ちください。

彼:マグナ・カルタ

彼の同僚:フェクト・ウォーカー

怪異・神格的存在:サンドバッグ

【編集済】:作者
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