推しの子妄想集   作:N891号

2 / 3
まだ、時間掛かってしまうので前、中、後編に分けて投稿します。


有馬かなはくじけない中編

 あーくんの顔が迫り、唇と歯がぶつかった音と痛みで目をつぶってしまい、その直後、胸のあたりを引っ張る感じと何かが千切れる感じがして私の心は様々な感情が渦巻く混乱の中に居た。主に「何で!?」という疑問と恐怖だったが、すぐに苛立ちも混じり文句を言いたいが、口の痛みですぐに声をだせず。目を開けると顔をこすっているあーくんが見えた。

 

 ?何をしているのかしら?疑問に思ったら少し冷静になって来たわ。観察してみると…うん、ひどい顔してるわね。ファンが見たら火山の噴火級の熱も瞬時に冷めると言うか、新聞の1面トップ飾れる破壊力ね。後、泣いてるようね。ん~何かぶつぶつ言っているわね、あれ、もしかして泣いてるの気づいてない?観察している内に心は落ち着いて行った。いや何か暖かい感じが湧き上がってきて自然に言葉が零れていた。

 

「あーくん、大丈夫だよ、落ち着いて」

 

 私は上体を起こし床に膝立ちしている あーくん の顔に両手を添え目を見つめ優しく声をかけた。やはり自分が泣いてる事に気付いて無かったようだ。てか、泣いてるのに気付いて無い何てどんだけテンパっているのよ。

 

「ほら、あーくん泣かないで、どうして泣きたくなったの?」

「俺は…泣いているのか!?」

「うん、そうだね。だから泣き止んで落ち着いて話そ」

「ああ、済まない」

 

 

 良かった、落ち着いてくれたわね。あ、さっきの事思い出してテンパり出した。顔も泣きそうになってるわね。また落ち着かせなきゃ。

 

「…有馬すまん…本当なんで、あんな事を…俺は…ただ守りたくてそのためには俺の事を嫌いになって離れてもらおうとして…」

「大丈夫だから落ち着こうね。それで、あーくんはどうしたかったの?」

 

 よし、落ち着いてきたみたいだけどまだ少し混乱してるみたいね。でも守りたかったから離れるって、まあぁぁぁぁたそんな事考えてるのか、このネクラ。てか、何でそれが襲う事になるのよ!?だめだ、落ち着かなくては、こんな状態のあーくんを詰問出来ないわ。まず話を聞き終わってからよ。

 そう"COOL"よ"COOL"になるのよ、かな!"COOL"に行くわよ有馬かな!!

 "COOL""COOL""COOL""COOL""COOL""COOL""COOL""COOL"♪  OK!!有馬かなは、"COOL"に話を聞くわ!

 

 ぽつりぽつりと、話し始めてくれた、まだ混乱状態のためか、たどたどしいわね。いや、混乱状態だから話してしまっている内容もある感じね。復讐したら地獄に堕ちるって何やる気よ?さすがに内容は話さなかったけど、ヤバい事だけは確かね。計画は机上の空論だったんだが実行するための条件が奇跡的に揃ってしまったのでもう進む以外に道が無かったって、奇跡じゃないと揃わないってどんな条件よ!?それなのに揃うって持たなくていい物持っているわね。そのためにみんなを捲き込んで利用しているねえ。…それがたとえ有馬であろうと利用する事にしたって、え、何!?それって私が他の人 とは違うように聞こえるんですけど!?あ!?あーくん私の事は特別って言ってくれてたっけ!!ふ~ん。もしかしてそうゆう事なのかな~♪ハッ!?逆に使えないけど人手不足で利用する事にしたとか!?…ヤバい、思考が逸れたわ話を聞くのに戻りましょう。うわっしまった、重い事質問しちゃったわ。

 

「有馬であろうとって、私ってあーくんにとってはどんな存在なの」

 

 何々、私は太陽のように眩しい存在ですって!?んも~♪何々~♪私の事そ~~んな風に思っていたのね♪まあしょうがないわね~私の魅力とオーラは押さえても溢れて溺れるほど湧き出してるからね~♪え、俺はそのまぶしさを向けられる資格何て無いし、期待させるような無責任な事はできないし危険な目に合うかもしれないから距離をとっていたと。そういえばそんな事言っていたわね、しかしこんな風に私の事思っていたのね…あれ?やっぱあの時告白の大チャンスだったんじゃない?あーやっぱ余計な事言ったー!いやまって、これはまだチャンスがあるんじゃない?よし、あーくんが正気になる前にもっと聞き出さなければ。

 

「そうなんだ、あーくんが私の事そんな風に思ってくれていて嬉しいな。それに最近は一緒に居てくれる様になって楽しかったのに、また離れようとするなんて寂しいよ」

 

 ふむふむ、計画で利用するためには良好な関係を築いていた方が都合がいいからしていただけだから、好意を向けられる資格が無い?自分は幸せになるつもりは無く、私達には幸せになってほしいし危険に巻き込みたくないし自分が側にいたら不幸にしかならないので離れて行かなければならない?

 …え~と…要するに、巻き込む巻き込まないで矛盾があるけど、復讐でヤバい事するし相手が反撃して危険かもしれないし、全ての事を自分の責任にするのでみんなと居られなくなるし、そんな自分の側にいたらみんなの進む道の邪魔にしかならないから自分と離れて幸せになってほしいしと。で、離れようとしてくれないからレ〇プして嫌われようとしたと。

 うん、重いは、何で自分が不幸になる事が前提なのよ!?思い詰め過ぎてまともな判断できなくなってるじゃん!もうこれ怒っていいわね?ううん、これは討伐よ!戦争よ!正義は我に有り!!覚悟完了した私はあーくんに言葉をかけた。

 

「あーくん疲れてるんだね、だから………………頭を冷やせボケェェェェェェェェェェェェェェッ!!!!!」

 

 そして、その言葉と同時に脳天幹竹割りを叩き込んだ。




 重曹ちゃんも頭がアレ(゜∀。)な状態な気がする…。
次は、ちゃんと後編で終了予定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。