イーグル宮、リビング
「ハリベル、お前は藍染と空座町に行くのだろう?行かなくていいのか?」
「私は藍染様から、イーグル様の部下なのでいいと、言われましたよ?」
俺は藍染から、どうせ命令しても聞いてくれないから自由にしていい、と言われた。
あいつは俺をどういう奴だと思っているんだ。
「そうか、それでは此処でゆっくりしようじゃないか」
藍染は別に自ら移動はしなくていい、と言っていたから俺は此処でゆっくりしてるか。
「ハリベル、三人はどうしてるんだ?」
「三人は、別の仕事が有るので、暫くは帰って来ません」
「なんだ、あいつら仕事なんか有ったのか?俺が手伝いに行こうか?暇なんだが?」
「いえ!イーグル様がする程の物では有りませんので、此処でゆっくりしていて下さい」
何だ、そうなのか暇な俺で良ければ手伝いに行ったのに。
「そうか?ではハリベル此処で敵が来るまで、ゆっくりしようじゃないか?」
「はいっ!そうしましょう!」
ここは虚夜宮のある一室
「ハリベル様はなんでイーグル様の宮に居るな、言ったのんだ?」
「何か、用事でも有ったんじゃないか?アパッチはもっとハリベル様の事を考えろよ」
「何だとミラ!じゃあてめえは分かったのかよ?」
「それは知らない、私はもう少しハリベル様の事を考えろ、と言ったんだ!」
「二人共、はしたないですよ?そんなのではハリベル様のフラシオンとして恥ずかしいですよ?」
「「うっせぇ、黙ってろスンスン!」」
「あら、はしたいですよ?」
ハリベルのフラシオンである三人は、今日もいつも通りだった。
イーグル様は三人の元へは行かせません、今日は二人っきりですから、この前の事も反省して貰わなくては。
「イーグル様?この前出来る事なら何でもしてくれるって、言いましたよね?」
「そんな事を言った様な気がするな」
「その事なんですが、あの空座町の時のアレをして下さい」
アレ?アレとは何だ?
「ハリベル、俺がしたアレとは何だ?」
「アレとは、アレですよ、伊織ちゃん」
伊織ちゃんとは俺が空座町で遊ぶ時、違和感の無いようにする為の、架空設定じゃないか。
「そんな事でいいのか、お姉ちゃん?」
「はぅっ!流石伊織ちゃん、でも不意打ちはずるい」
「お姉ちゃん?今日はここの宮でゆっくりするんでしょ?私は紅茶が飲みたいんだけど、お願い出来る?」
こんな、俺がアホみたいな事でハリベルが許してくれるなら、俺はやろうじゃないか減るもんでもないしな。
「ああ、いいとも私はお姉ちゃん何だから」
ハリベルは空座町の時とは違う、簡易的ではなくちゃんとした、本格的なセットを準備する。
「お姉ちゃん、凄い立派なセットだね!」
ハリベルは紅茶を淹れながら答える。
「そうでしょ伊織ちゃん?私も最初はこんな立派な物では無かったんだけど、やっているうちに楽しくなってね、気が付いたらこんなセットになっていたんだよ」
「へぇ、ハリベルお姉ちゃんの淹れる紅茶はなんで美味いか、分かった気がするよ」
ハリベルの趣味が紅茶を淹れる事とは、空座町で始めて知ったからな、ここまで本格的なのが有るとは知らなかった。
「伊織ちゃん、紅茶が出来たよ一緒に飲もうか」
「うん!」
俺とハリベルはリビングで紅茶を飲む。
「ハリベルお姉ちゃん?お菓子は有る?」
口の中に甘い物が欲しいな。
「伊織ちゃん、ケーキが有るから好きな方を選んでいいよ」
ハリベルは下から取り出した箱を開けて、ケーキを出しながら言う。
「チョコレートとショートケーキ、どっちがいい?」
「私が最初に選んでいいの?」
「勿論だとも、なんて私はお姉ちゃんなんだからね」
ハリベルには悪いが此処は伊織ではなく、イーグルとしてケーキを選ばせてもらおう。
「じゃあこっちのチョコレートの方でいい?」
「伊織ちゃんはチョコレートが好きなのかい?私も好きだよ」
ハリベルはチョコレートを俺に、ショートケーキを自分の近くの皿に乗せて、渡してくれる。
「ハリベルお姉ちゃんも?私もほろ苦くて甘い、チョコレートが大好きなんだ!」
俺は生前チョコレートが大好きだった、修行中も神様に時々だして貰って食べていた。
「そうか伊織ちゃんが喜んでくれて、私も嬉しいよ」
それから、俺達は数十分ケーキを食べながら雑談をしていた。
「伊織ちゃん、今からお風呂に入らないかい?」
何故今から風呂なんだ、宮の防衛はいいのか、でも今考えてみたら取られるような物は一切無いしいいか。
「いいよ!私もハリベルお姉ちゃんとなら嬉しいよ」
「グハッ、うぅ、そうか伊織ちゃんそれじゃあ脱衣所に行こうか」
俺はハリベルについて行き脱衣所に向かった。
「それじゃあ伊織服を脱ごうか?」
何故かハリベルの目が怖く感じるが気のせいだろう。
「ハリベルお姉ちゃん、服脱がして?」
俺は男としてのプライドの為にハリベルに頼る。
「そうだったね、ほら伊織ちゃん動かないでね」
俺は身体に着いているプレデターの鎧が外され身体が軽くなるのを感じた。
ん?ハリベルどうしたんだ?ハリベルが何も言わなくなったぞ
「ハリベルお姉ちゃん、どうしたの?」
俺は今何も着ていない状態なので寒い、目の前にいるであろうハリベルからは、はぁはぁと息遣いは聞こえるんだがな。
「ご、ごめん!伊織ちゃん少し考えて事しててね」
そうなのか、それにして息は荒いな。
「別にいいよ、早くお風呂に入ろうハリベルお姉ちゃんは着替えなくていいの?」
「そうだね、私も着替えなくては」
ハリベルが上の上の服を脱ぐと胸が出てくる、なんだあのデカさ俺がバチカン市国だとしたら、ロシアぐらい有るんじゃないか?ハリベルは俺と自分にタオルを巻き、俺の手を引く。
「伊織ちゃん、これでよし!これで入れるね」
「ありがと、ハリベルお姉ちゃん!やっぱお姉ちゃんは優しいね」
「ふふふ、ありがと伊織ちゃん、やっぱ少し湯は熱い感じがするけど、伊織ちゃんは平気?」
「私はこのぐらいでいいよ」
そう言えば、ハリベルの長いアジューカス時代はサメだったな、魚類?には少し熱すぎるか。
「ごめん、ハリベルお姉ちゃん、私も少し熱く感じるから少しさげる?」
「それなら、私の能力で下げれるよ」
ハリベルの能力は水に関係している、お湯の温度を下げるぐらい訳無いだろう。
だが、おれの予想に反して温度は少し熱いから、ぬるい程度になってしまった。
「ハリベルお姉ちゃん、少し冷たくないかな?」
「そうか?そうならおいで、伊織ちゃん、近くに私が居ればぬるくはないだろう」
珍しい事も有るんだな、ハリベルが失敗するとは。
「それならしょうがないよ、ハリベルお姉ちゃんに近付けばいいんでしょ?」
俺は少しあるハリベルとの距離を縮めるべく、近づいた。
「それじゃ、冷たいだろ伊織ちゃん、もっと近くにおいで」
ハリベルとはもう肩が当たる程なんだが。
「ほら此処においで」
ハリベルは自分のすぐ前の湯を叩く、ハリベルの前に来いと言う事だろう。
「これでいいの、ハリベルお姉ちゃん?」
ハリベルの前に行くと脇に手を入れられ持ち上げられ、後ろから抱かれるような体制になる。
「ハリベルお姉ちゃんは暖かいね」
ハリベルの女座りをしている上に乗ってると確かに他より暖かい。
「そうだろ?こんな可愛い伊織に風でも引かれたら困ってしまうからな」
ハリベルは俺を暖かくしようと、後ろからもっと強く抱く、ハリベルの大きな物が二つ頭に当たっているので首が少し痛い、これ、重すぎやしないか?
「ハリベルお姉ちゃんの胸は大きいね」
「そうか?なんの役にもならないよ、伊織ちゃんはもう十分可愛いからそのままでいいと思うよ」
謎の敗北感がくるが、これは負けではないはずだ、きっと。
「お姉ちゃん身体を洗お?」
「いいよ、では私が最初に伊織を洗ってあげるよ」
俺とハリベルは湯船を出て、シャワーの方へ行く。
「じゃあ、伊織ちゃん髪の毛を最初に洗うよ?目を気を付けてね」
言われた通り目をつむって背中を見せ待つ、こちらでは俺は負けんぞ。
シャカシャカ、と音を立てながら髪を洗ってくれるハリベル、髪を洗う作業は始めての風呂からアパッチの役目だ、アパッチも嫌がって無いので俺はアパッチに頼んでいる。
「伊織ちゃん、身体の方も軽く洗うよ?」
ハリベルの腕が脇の下を通り、俺の前全体を洗う。
「きゃっ!ハリベルお姉ちゃんくすぐったいよぉ」
反射的に声が出てしまった、何といくら伊織の設定と言っても結局の所俺自身と言う事は変わらない、なんと情けない事か、ハリベル覚えていろよ。
「伊織ちゃん、目をつむって泡を流すよ?」
ハリベルはシャワーで俺の泡を流してくれる。
「はい、伊織ちゃん出来たよ私は自分でやるからいいよ」
「そんな、お姉ちゃんに悪いよ、私がやるから座って動かないでね」
まずは普通にハリベルの髪をシャンプーを付け洗ってやる。
「ハリベルお姉ちゃんは髪が長いね、ハリベルお姉ちゃんの腰の一ぐらいまであるんじゃない?」
「せめても、髪ぐらい女の方がいいだろ?」
「ハリベルお姉ちゃんは十分、女らしいよ?私が嫉妬しちゃうぐらいに」
謎の敗北感の正体はなんだのだろうか。
「ハリベルお姉ちゃん、私もハリベルお姉ちゃんの身体を洗ってあげるんね」
「もしや!伊織ちゃん?」
「何?ハリベルお姉ちゃんは動かないでね」
俺はハリベルに言い聞かせ、俺と同じように脇の下を洗いながら言う。
「私が悪かったから、やめてくれんか?」
「ダーメ、私もしてあげないと、ハリベルお姉ちゃんばっかりにさせるのは悪いよ」
脇の下を通した腕を下に動かし、ハリベルの引き締まったお腹をなでる。
「う、うんっ!はぁはぁ、伊織ちゃんそれ以上は駄目」
「うんうん、まだもう少し待ってね」
ハリベルは上半身だけだっただ、俺は下半身も洗ってやる。
腰を泡のついた手で撫で下に滑らせる、ハリベルは足をきつく閉じているが、泡の付いた手は滑りが良く足の間に入れれる。
「そこは、流石に!」
「そこ、じゃあ分からないね」
俺は内腿もを撫で、上から下へ、下から上に数回往復させる。
「ふぁっ、だ、だめ」
「何が駄目で、何が良いのかは私が決める事だよ?」
さらに足の先まで手の平で洗ってやる。
「ハリベルお姉ちゃん、気持ちいいでしょ?私もさっきこのぐらいだったかな?いやもっとだったかな」
これ以上は流石に、色々な意味で危ないと本能が教えるので辞めておく。
「うぅ、酷いです伊織ちゃん、最初に調子に乗った私がいけないが、それでもあそこまでやるのは酷いと思うぞ」
「ごめんなさい、最初にハリベルお姉ちゃんがやったから、いいのかな?って」
まぁ半分嘘だが、いいかと思ったのも本当だ。
「今回はお互いに悪かった、と言う事にしようか、伊織ちゃんもいい?」
「ごめんなさい、ハリベルお姉ちゃん今度から気を付けます」
「いいよ、今回はしょうがない、それよりも随分長風呂になったな、そろそろ上がろうか」
俺達は風呂を上がり、宮のリビング(決定)でハリベルとバスローブで紅茶を飲みながら寛いでいる。
そこで俺の宮に誰かよく分からない霊圧の者が来た、藍染が言っていた侵入者か見てから決めるか。
バンッ、俺の宮の扉が開けられる。
「此処は何処だ!敵はいるのか?」
そこに来たのは、黒い着物を着た女の死神だった。
「貴様達は破面か!」
女は刀を抜いて話しかけてくる。
少しハリベルにだけ言いたいことが有るので声を小さくする。
「ハリベル、耳をかせ、聞かれるんじゃないぞ」
「分かりました、何でしょう?」
「今ここにはこの紅茶のセットが有る、下手をして壊したくない、だからこいつを適当にあしらって何処かに行って貰おう」
「了解です」
今度は声を大きくして、死神にも聞こえるように話しかける。
「死神さんですか?一緒に紅茶でもどうですか?」
俺は伊織の設定で話し掛ける。
「破面が紅茶?」
「駄目ですか?お姉ちゃんの淹れる紅茶はとても美味しいんですよ?」
「お姉ちゃん?破面にも姉妹が居るのか?」
ハリベルが死神に近づき、少し離れている所に連れて行く。
「死神あれは本当の妹ではない、この力が支配する虚夜宮で女と言うだけで居ずらい、そして新しく破面に成ったものの、あの破面名前を伊織は記憶が無かったんだこの虚夜宮で辛い思いをしなくて済むよう、私が姉として親として面倒を見ているんだ、あいつは記憶がない状態なんだ、変な事は吹き込まないでくれ」
「なっ!何と!美しい姉妹愛なんだ、しかもそれは本当の姉妹で無いなんて、分かったぞ破面!私は貴様達を応援するぞ!この虚夜宮で強く二人で生きてくれ!紅茶の事は嬉しいが先を急いでいる、伊織ちゃんには済まないと言ってくれ」
「勿論だ、名を聞いて無かったな、名前はなんと言う?」
「朽木ルキアだ!何処か他の所で会えたらいいな!ん?胸の3の数字は何なんだ?まるで十刃みたいじゃないか?」
「これか?これはファッションだ、ここに別の破面がくる、早く行った方がいいぞ」
「そうなのか、それは失礼した忠告ありがとう!」
朽木ルキアは走って去って行った。
「なぁ、ハリベルその数字ファッションに見えるか?」
「いえ、見えませんね、苦し紛れの中途半端の言い訳でよく、騙されましたね大丈夫でしょうか?死神達は」
「いや、ハリベルのファッションと言うのも無理が有ると思うぞ」
「ハリベルそろそろ空座町に行かないか、あっちも面白そうだ」
「そうですね、あちらは危ないので三人は置いて行きますか」
「だろうな、敵も全力で来るだろうしな、三人はいざと言う時に動けなさそうで怖い」
ハリベルとイーグルは空座町に向かった、空座町ではもう破面対死神の戦いが始まっていた。
ルキアさんはアーロニーロ会う前ですね。
ハリベルさんとの入浴ですが、深夜に書いたせいで一回R18を書いてしまい、これは書き直した物です、深夜テンション恐るべし。
結局ある程度のエロを入れる事にしました、でも大きく変更してありこれでもエロを大きく削りました。
可愛いハリベルさんが悪いんだと開き直り書き直しました。