十刃のツアーを終え自分の宮に帰って来た。
「ハリベル、喉が渇いた紅茶を淹れてくれ」
ハリベルの紅茶の腕は日々上がっている、昔から美味いがさらに上がってきている。
「分かりました、淹れますね」
ハリベルは慣れた手つきで紅茶を淹れ始める、やはり人の手で淹れる紅茶はいい匂いがする気がする。
「待ってて下さいね、あっ!くぅ」
「どうしたんだ?ハリベル?」
ハリベルが腹を抑えている。
「熱湯が跳ねて、当たっただけです、問題ありません」
いや、ハリベルこれまで当たった事は無かったのか、普通当たるだろうに。
「ハリベル、お前はいつもその格好だが紅茶を淹れる時に、その格好は駄目だと思うぞ」
ハリベルの格好は腹だしの服で如何せん肌の露出が多い。
「そうですか?結構この服は気に入っていたのですが、駄目ですか?」
ハリベルはその服以外、着たことが無いんじゃないか。
「せめて紅茶を淹れる時ぐらい着替えないか?俺が用意してやるから」
「それは!イーグル様がくれるのですか!」
「当たり前じゃないか、俺以外に誰が作ってくれるんだ?」
「はい!ではお願いします!」
そう、とは言ったが何を着せればいいんだろうか、久しぶりにリコに聞こう。
「リコ、少し頼みたい事がある」
本当に久しぶりにだな、聞く事は余りなかったし、しょうがないな。
「はいはーい、久しぶりのリコちゃんだよ!」
久しぶりだがこいつは変わらんな。
「ハリベルにもう少し露出の少ない服を着せたいんだが、良いのは無いか?」
「一応意識もイーグルの方にも有るから話は分かるよ、そうだねこの服なんてどう?」
リコが何処からか出したのは、俗に言うメイド服だった。
「これか?あいつがメイド服を着るか?」
「いやさ、考えてみてよメイド服を知ってるなら、他の服も着てるよ?しかもあの露出が多い服を平然に着てるんだから、服への知識が無いから大丈夫だよ」
確かにな服への知識が有ればまずあの服は着ないだろうな。
「分かった、メイド服を頼むぞ」
メイド服なら露出は少ないな、まあ別の意味が有るかもしれんが。
リコはポイントでメイド服を買って俺に渡してくれる。
「ハリベル、この服を着てくれるか?」
俺はメイド服をハリベルに渡す。
「この服ですか⁉︎ありがとうございます!今着替えますね!」
本当に疑問に思わないんだな、ハリベルお前が心配になって来たぞ。
「あぁ、何か分からなかったら言ってくれ」
ハリベルは俺に背を向け、着替え始める。
まずハリベルは上のジャケットの様な白い服を脱いだ、大きな胸には3の文字、十刃の証だな。
次に下を脱ぎ始めた、下の服はベルトで縛っているだけの様な服なので緩めるだけで脱げてしまう。
「おい、ハリベル下着は着てないのか?」
ハリベルの
後ろ姿は何も着ていない、下着も見当たらい、つまり服を身に付けてないのだ。
「下着、ですか?下の服は着ていますよ?」
そうか、藍染も女の下着の事までは考えていなかったか。
「そうだな、すまない続きを着てくれ」
「そうですか?、悪いんですが後ろのファスナーを上げて貰えますか?」
ハリベルは下のスカートとガーターベルトは着ているが、上半身の服は後ろをファスナーで留めるように成っているため一人では締めにくいらしく、ハリベルは胸まで上げた服を腕で止めている。
「ハリベルやってやるから、こっちに来てくれ」
ハリベルは腕で止めたままこちらに来て背を向ける。
「確かに初めてこでれを着るのは無理だろうな」
ハリベルのファスナーを上げながら言う、ハリベルよ胸が大きくてファスナーが上に上げにくいぞ。
「イーグル様、ンッ!出来ました?」
最後まで上げるのに少し力を入れてしまったが、大丈夫そうだな。
「出来たぞ、これでお前もメイドだな」
メイド服を着ればメイドになるかは分からんが、日頃からしてくれている事を考えるとメイドだな。
「メイド、ですか?」
「メイドとはなそうだな、何でも出来る万能な職業の人の事を言うんだ」
「そんなすごい職業の人が居るんですね!」
まぁ、嘘では無いだろう、本当でもないような気がするが、言ってしまったのはしょうがない。
「ハリベル、紅茶を淹れ直してくれるか?」
「はい!今すぐに」
ハリベルは紅茶を淹れに湯を沸かしに行った。
「イーグル様こんにちは!」「イーグル様ではありませんか、ご機嫌麗しゅう」「イーグル様どうしたのですか?」
ん、ハリベルのフラシオンの三人か。
「ハリベルが紅茶を淹れてくれるんだが、お湯が跳ねて熱いらしくてな服を上げたんだ」
三人はハリベルの方を見てから言ってきた。
「「「私も欲しい!!」」」
そうきたか、うーむどうしようか。
ハリベルが戻ってきた。
「どうしたんですか?三人じゃないか、何かようか?」
「「「ハリベル様私達もそれを着たい!て言うかイーグル様から服を貰うなんてずるい‼︎」」」
仲がいい事だな。
「これは私がメイドになったからだ、お前達は違うだろ?」
「「「私達もメイドに成ります!」」」
いや、待て俺はメイドが欲しいんじゃない、ハリベルに別の服を着てもらうため、だったんだがな。
「お前もメイド服が欲しいか?」
「「「はい!」」」
「じゃあ、日頃の褒美を兼ねてお前達にもやろう、ほれ」
リコに頼んだら用意をしていたように渡してくれた、本当に役に立つ奴だ。
「「「ありがとうございます」」」
三人のメイド服は三人全員が違うデザインに成っていた、スンスンのメイド服は袖が長い物でアパッチとミラでは色の配色が対照だ。
「イーグル様ぁ、この上の服はどうやって締めればいいんですか?」
アパッチがいち早く下を着て上に取り掛かり、ハリベルと同じ問題に辿り付いた。
「それか、背中がファスナーに成っていてなそれを上げるんだ、どれ俺がやってやろう」
ハリベルが出来なかった事をこいつらに求めても無理だろう。
「お願いします」
アパッチは背を向ける、これぐらいの胸なら普通に上げれるな。
「ほれ、出来たぞ」
「アパッチどきな、次は私だ」
ミラも終えたようだな、今思ったがコレ俺がやる必要はないじゃないか?
「ミラ、ファスナーを上げるのはスンスンに頼めばいいんじゃないか?」
「駄目です!私はイーグル様にやって貰いたいんです!」
ミラが鬼気迫る勢いでくる、あんまりファスナーを上げていないまま走るんじゃない、お前の凶器が激しく揺れるから。
「分かった、分かったから!ほら背を見せろ」
「ありがとうございます!イーグル様」
ミラよ、だから身体を動かすな見えるから。
「ンッ、うっ、出来ました?」
ミラの胸はハリベルと同じぐらいなので力を込めて上げる。
「出来たぞ、はぁ、次はスンスンだな」
「あら?わかっていましたの?お願いしますねイーグル様」
スンスンもかもうわかっていたからいいか。
「これでいいのか?」
「ありがとうございますね」
スンスンのは、うん、抵抗はなかったし力を入れる必要は無かったな。
「イーグル様、何か?」
「いや、何でもないスンスン似合っているぞ」
うん、胸の事は伝えない方がいいな。
「三人とも着たか、紅茶を淹れる手伝いをしてくれ」
「「「はい、ハリベル様!」」」
俺の部下はいつのまにかメイドに成っているな。
「イーグル様どうぞこちらへ」「イーグル様準備が出来ました」「イーグル様、私達も紅茶を淹れる練習をしていたんですわよ?」
アパッチ、ミラ、スンスンは完璧なメイドに成っているな、だが悪い気はしない俺とは不思議な奴だな。
「イーグル様どうぞ、紅茶が出来ましたよ?」
ハリベルのこの笑顔を観れるなら悪くはないな、このつまらない虚夜宮ではこのぐらいの褒美があってもいいだろう。
「あぁ、今行くこの紅茶は美味しいか?」
ハリベルは当たり前の様にかえしてくる。
「はい!」
この顔だ、この笑顔はこいつにしか出来ないだろうな。
ーーーーーー完ーーーーーーー
ではないです!メイド服のハリベルさん可愛いですね、絶対!
スンスンさんはあの中で唯一の貧乳ですね、大事な要員ですよ!
この回はエヴァンゲリオン序を見ながら書いていました、Qは映画の上映初日に見に行ってシャッターが開くのを友人とモンハンしながら待っていたのはいい思い出でした。
アスカのジャージ姿は好きです。