ドラクエⅥの世界で適当に   作:慧都

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最近、書いてなかったので遅くなりました

あとがきにて指摘された点について説明していますので、よければ読んでください


第4話

 

「ほらほら、こんな攻撃じゃムドー倒す前に殺されちゃうぞ。レックはもっと視界を広くとれ、ハッサンはそこでおろおろしてんな。レックが少しでも隙を作ったらすかさず飛び込め、このままだとレックが死んでおしまいだぞ。ミレーユは魔法の構築が遅い、ヒャドぐらいなら一瞬で撃てるようにならないと当たんないぞ。」

 

現在、アモール村から少し離れた場所で戦闘訓練中。

かれこれ30分ぐらいはやってるだろうか、すでに三人は息が切れよろよろの状態だ。

 

レックは剣を杖代わりにして何とか立ってるような状態だし、ハッサンは俺の隙のない―――意図的な少しの隙は残してあるはずなのだが―――構えに打ち込めずただ回ってるだけだし、ミレーユはMPの使い過ぎで顔色が悪い。

 

レックはこの時期ではただの村の少年だったか、我流でここまでならいいんじゃないだろうか。

ハッサンは不器用ながら武闘家の一般的な型は使えてるようだ、落第点。

ミレーユはどうなんだろうか、ゲームでは本当の肉体と融合したシーンは無かったしすでに完全体(笑)なのだろう。だとしたら少しレベルが低い気がする、MPが少ないのは後々増えていくからいいとして呪文の発生スピードが遅い、このままじゃ足手まといになるだろう。

 

「まったく仕方ないな、『べホイミ』×3。ほら町に向かうよ、用意して。」

 

このままここに居るのもなんなので回復呪文を使って強制的に回復、とっととアモールに向かうことにした。

 

「じゃあ、俺が先導するからみんな走ってついてきてくれ。ファルシオンは大丈夫か?」

 

ファルシオンが嘶きで答える、天馬だからだろうかすごく賢い。

念のためファルシオンに『バイキルト』と『スカラ』をかける。

荷馬車を引いてもらってるし、人間の強化に付き合ってもらってるんだからね。少しぐらいにサポートはあるさ。

 

「先頭の俺がある程度の魔物は倒しとくけど、遅れてきた人はわからないからね。死にたくなければちゃんとついてくることをお勧めするよ。あと…」

 

道具袋からキメラの翼を三枚取出し、三人に渡す。

キメラの翼の羽の部分が青く染まっているものだ。

 

「これはある魔法を使って転移先をアモールに指定してある。危なくなったら迷わず使ってね、死んでしまったら元も子もないからさ。」

 

三人は神妙な面持ちでそれを受け取り、各自のポーチの中に入れた。

それを確認するとファルシオンの手綱を外し、走り出す。

 

「みんながギリギリついてこれる速さで行くからね、町まではだいたい30キロぐらいかな。あと少しだから頑張ろうね、みんな。」

 

さて、何処までもつか楽しみだぞ。

 

 

 

 

 

ようやくアモールに着いたのはいいんだが…

目の前には勇者御一行男どもの屍(途中で近道しようとして魔物の大群に捕まったらしい、南無)が転がっている。

ああレックよ、死んでしまうとは情けない。

 

ついでにミレーユは必死に俺についてきて無事だった。

 

楽しようとしたら手痛いしっぺ返しをくらうことの証明だな。

 

 

「ファルシオンでさえ補助魔法かかっててもあんなに辛そうなのに、ケイトは涼しい顔してやがる。まったくどんな心肺機能と筋肉してんだよ。」

 

ハッサンがぶつぶつと呟いているがこれは‘私はまだやれます!’アピールだろうか。

なら後で少しばかり指導をしてあげよう。

 

「みんなお疲れ、いまから宿をとってくるから待ってて。」

 

まだ旅を始めて少しの人には辛かっただろうか、けど俺もこんな訓練をやってたからな。これが普通なんだろう。

 

注・ケイトはソルディ兵士長により普通の兵士の何倍もの訓練をしていました。ケイトと比べること自体が間違いです。

 

「え~と、宿屋は…なんだって本日臨時休日。どうしようか。」

 

う~ん、いい案が思い浮かばない。どうすればいいだろう。

頭を抱えてどうしようかと考えていると、まさに神の助け。教会に泊めてくれるらしい。

 

ホントにありがとうございます、神父さん。

4人なんですが大丈夫ですかね?

 

少し固まったが問題ないとのことらしい、しかし残念ながらベットが3つしかないらしいので俺は床で寝ることになりそうだ。

 

本当に感謝です、神父さん。

よろしければこちらを、いえいえ感謝の印です。ニヤリ

 

「ということで今夜は神父様のご厚意で教会に泊めてもらえることになった、感謝してください。明日からは鏡について調査をするからしっかり寝るように、俺は床で寝るからみんなベットを使ってくれ。どっちかって言ったら床のが慣れてて安心できるから、変に気遣ってもらわなくて結構だ。以上、あとハッサンはあとで表に出るように。」

 

「な、なんで俺が…「武闘の型を教えようと思って、なんか見よう見まねでやってる感があるからさ。」お願いします、師匠。」

 

ハッサンがさっきの怯えた表情から一転、真剣な顔になって土下座する。

なんか照れるな。

 

「恥ずかしいから師匠はやめてくれ、とにかく基本の型をやるからとっとと準備して外に出ろ。」

 

噛みつくように言うとハッサンはにやにやしながら準備を始めた、まったく。

 

「ケイトさん、俺にも修行をつけて下さい。俺も強くなりたいんです、お願いします。」

 

レックも土下座する、たしかレックって王子様じゃなかったっけ?こんな簡単に頭下げていいのかな。

 

「俺の教えられる剣術は≪レイドック流≫ぐらいしかないぞ?他もいろいろ修めてるけど門外不出とかばっかだからな。」

 

「ありがとうございます、俺も準備して外に出てます。」

 

レックがすごい勢いで剣を持ち外へ出て行った。

こんなに意識が高いなんて、感心感心。

 

「ミレーユは魔力で球を作るんだ、純粋な魔力だけで魔力球を作れるようになれば魔法の構成スピードも速くなる。慣れてきたら速く、さらに同時にいくつも作れるようにするんだ。こんなふうにね。」

 

体の周りに2~30の魔法球が現れる。これ1つでMP30ぐらいだから、魔力量の増大にも繋がるだろう。

 

「じゃあ頑張ってミレーユ、ちなみに王宮魔導師でも1つ作るのに1~2分かかる。魔力操作の最初に習い最後に極めるといわれる技能だからね。」

 

手を振って外に出る、その後ろではすでに魔力放出が感じられた。

 

 

 

 

 

「「…998、999、1000。終わった~~~。」」

 

レックとハッサンが同時に声を上げる、レックは剣の素振り、ハッサンは頭の上に板を置いての正拳突き。

レックには一番力を抜いた状態での最善の剣の振り方を、ハッサンには体幹を意識させながらの拳の振り方を意識させた。

これで両方とももっと強くなるだろう。

 

「今日はここまで。これを毎日行うようにしてくれ、寝るぞ。」

 

「了解です、ケイトさん。」 「わかったぜ、ケイト。」

 

俺たちが部屋に戻るとミレーユは疲れて寝てしまっていた。

特訓の途中に寝てしまったのか、少々目に毒な恰好をしていたので整えてベットに寝かせてやった。

 

その間にレックとハッサンは俺の言いつけ通り寝てしまっていた。疲れてたからということにしておこう、ハッサンが薄めでこちらを見て笑ってたなんてことはないだろう。

 

「お休み。」

 

さて、明日からどう動いて行こうか。

 





ご指摘を頂いた点について


問.カンストって500だよな?
  ステータスがLVに対しておかしい!

答.ゲームにおいての各種能力のカンストは500です
  装備補正があっても650程度が最大であったと記憶しています
  HP、MPは999でしたね

主人公はドラクエⅥの世界に転生しましたが、知識として住んでいる世界がなんであるかは理解しています(1話参照)
(脳内)世界設定としてLVアップで上昇している能力値は、魔物を倒し、経験値という不可思議物質を体内に取り入れ存在格が上昇することによる副次効果としています

そして、主人公は死が身近にあるものとして小さい頃から修行を行っていました
修行では戦闘訓練として剣の振り方や体術など技能面を教わっていましたが、その過程で地力が上がったと考えてください
LVに対して能力値が高いのはそのためです

問.かっこよさおかしいだろ!
答.カッコよさは存在格の上昇によるカリスマ度を表しています
顔の善し悪しも関係しますが、基本的にカリスマがある者ほど高くなります

他にも何かありましたら、連絡いただけると嬉しいです

説明不足で申し訳ありませんでした


追記・今度暇なときにでも脳内設定を書きなぐったものを掲載します
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