無冠の王 外史 愉快犯と共に悪意に導かれ セレブロ√ 作:カグ槌
以前アンケートを取った、セレブロハルト√
短編と名を打ちましたが例の如く一話完結なんて出来なかったので気まぐれ投稿をしようかなと思います!良かったら是非!!
バイトの帰り道
「はぁ……やーっと終わった」
俺、常葉ハルトは今日も一日の労働を終えて帰っていたのだが
「今度の給料日は、いくら残るかな…あの女がお小遣いとか守り代とか難癖つけて半分以上巻き上げるからなぁ〜本当に最悪」
あの外道女が娯楽の為だけに金と生きがいを搾取されるだけの人生と憂いていた
その日 俺の運命が変わる出会いがあった
それが自分のいる世界を壊し、新たなものを得るとも知らないで
「!!!!」
「あ?」
何か声みたいなものがしたので音のする公園へと近づいてみると、そこには何かエイとアノマロカリスを合わせたような生き物がいた
「へぇ〜こんな生き物いるんだぁ〜」
とか呑気に考えていたらその生き物は俺の目掛けて飛んできて顔にしがみつく、その勢いに尻もちをつき引き剥がそうとするが
「う、うわああああああ!!……あ……」
生き物は消えた、しかしハルトは起き上がるなり爬虫類のような冷めた目と赤く光る瞳を宿していた
「『丁度良い体を手に入れた。幸先が良いな…これでゲームを』え?今の『何?』え?」
自分の声なのに別の人のように聞こえる怪奇現象に襲われた
「『何故、この星の原生生物如きが俺の憑依を抗えている?』んなの俺に言われてもなぁ…つかお前誰?あの変な生き物なのか?」
尋ねるとそれは答えた
「『名前?……セレブロと呼べ』セレブロね…俺は常葉ハルトだ『興味ない』そうか?けどこの星についてなら俺の方が詳しいし潜伏するなら俺の体に潜んでる方が効果的だと思うよ?」
「『…………詳しく聞かせろ』」
「何か話した感じだが、お前の態度のままじゃ周囲の目には俺が変わったと感じる、そして何かしらの調査が入る、そしたら不思議な事に俺の体にエイリアンがいる!そして俺諸共に解剖されてジ・エンドだ」
「『…………』」
「お前が何で地球に来たか知らないけど、今はお互いの利益の為に共生するのが利口だと思うよ?」
「『仕方ない』」
そう話すとセレブロも納得したのか取り敢えずの共生は納得してくれた
「んで何で地球に?」
「『文明自滅ゲームをする為にだ』」
「何それ?宇宙全体で流行ってんの?やっぱり映画でもあるけど地球って遅れてんだなぁ…まぁずっとこの星で争って宇宙に出ない生物には一生縁のない話か…ネオフロンティア時代の人達を見習えば良いのに」
そしてセレブロに尋ねた
文明自滅ゲーム
それは文明レベルか見てオーバーテクノロジーの武器をその星の知的生命体に提供させる事で文明を発展させ、更に怪獣や外からの恐怖を煽る事で兵器開発を活性化させ、その後技術の結晶で出来た希望とも言える最終兵器を使い、その星の文明を滅ぼすと言うものだ
「へぇ……んじゃセレブロは地球を滅ぼしに来た悪いエイリアンなのか」
本当なら体張って止めないとダメなんだろうが
「『失礼だな』」
だが
ーねぇ、これ以上さ自分と大事な人がイジメられたくないなら分かるでしょ?愚兄?さっさと出すもの出しなさいー
ーねぇ今日給料日でしょ、ほらあるならさっさと出しな!ー
ーこらハルト!ハルカが欲しいって言うなら上げなさい!お兄ちゃんでしょ!自分が欲しいものがある?そんなもの我慢なさい!ー
ー寄越せ!お前なんかより俺の方が有意義にこの金を使えるんだよ!!ー
こんな世界、命を賭けて守る価値なんてないあの光(ウルトラマン)だって愛想尽きて見捨てるよ、ムルチやメイツ星人の時みたいに地球人は自分の巻いたタネで滅べば良いんだ…
「なぁセレブロ、そのゲーム…俺も混ぜろ」
「『何?母星を滅ぼされても良いのか?』」
「ぶっちゃけ、この星の人間なんて皆死ねば良いと思ってる…自分の家族さえ悪人に仕立てあげて食い物にして金を巻き上げ…それを悪辣に笑うような人間共がいる世界なんて…無くなった方が幸せだよ!この世界に光の救い(ウルトラマン)なんかいらない俺を救うのは俺だけだ!!だからセレブロ…この星を滅ぼすのを手伝う、変わり全てを滅ぼせる力を俺に寄越せ!」
その怨嗟混じりの声と俺の感情が偽りないものと知ったからかセレブロは呵呵大笑する
「『キエテカレカレータ(とても良い気分だ)!!ハルトと言ったかお前とは気が合いそうだ!』」
「そりゃ良かったよ…そんで、ゲームって言うからには何か道具があるんだろ?」
「『あぁ…これを使う』」
そう言いセレブロが出したのは青いアイテムウルトラゼットライザーと何枚かのウルトラ怪獣が刻印されたメダルであった
「メダル?…ゴモラ、レッドキングにエレキング…エースキラー…凄い強い怪獣や宇宙人だな…え?ギャラクトロンとか最近の怪獣まである!けど…あれ?ベリアルのメダルはないの?」
「『ない』」
「嘘でしょ!?あのメダル無いとベリアル融合獣になれないじゃん!折角のメダルも役立たずだよ!」
「『変わりにコレがある』」
と渡されたメダルは
「ゴルザとメルバに超ゴッヴ?…おいガンQとレイキュバスは?」
「『ない』」
「この3枚だけで、どう戦えと!?ベリアル融合獣もダメ、ファイブキングにもなれない怪獣メダル単体でどこまでやれるか分からないし、万一ウルトラマンと戦っても対策取られてる奴等ばかりじゃん!!」
「『だからこそ数を集める必要がある』」
「どうやって?この世界にウルトラ怪獣なんていないぞ」
「『関係ない、まずはライザーのボタンを押せ』」
「ん?おう」
言われるままにボタンを押すと光り輝くゲートを超えると薄暗い部屋に何か、いかにもな実験器具が鎮座していた
「………何これ?」
「『これはメダルガッチャー』」
「メダルガチャ?…そうか宇宙にもガチャシステムが導入されているのか…やはりガチャは全宇宙単位で普及してんのか」
「『何の話をしている、一度しか言わないから使い方を覚えろ』」
「おう」
「『そこのデビルスピリンターと怪獣の体液を容器に入れてレバーを回せ』」
「それだけ?…ふーん、んじゃコレで」
取り敢えず目についた液体と何かの目みたいな光る石をメダルガッチャーに入れてレバーを回すとチャリン!と軽い音と共にメダルが出てきた
「…………マジでガチャじゃん」
呆れるハルトと反対にセレブロは
「『こ、これは……初めて見るメダルだ!もってないぞおおお!!』」
「なぁセレブロ…お前、以外と面白いな何か怖くないわ〜」
「『キエテカレカレータ!!』」
「ははは!喜んでるなら良かった……ってあれ?この怪獣メダル……っゼットンじゃん!!!うおおおお!大当たりいいい!!」
「『ははははははははは!……おい待て、この世界にもウルトラマンがいるのか?』」
そのセレブロの質問にハルトは答えた
「いるよ、この世界にも…TVの向こう側にね」
あのヒーロー達は……俺を助けてくれなかった……勿論現実に、いないなんて分かってるけど
「助けて欲しかったな……分かってるよ…自分を助けられるのは自分だけなんだ…だから自分を守る為にこの世界を滅ぼす!」
「『ははは!この星の文明を破壊するのが、この星に生きる人間!!なんて面白い!今回のゲームは最高のものになりそうだあああああ!!』」
「んじゃ戦力整える(ガチャ回す)か」
高笑いするセレブロをスルーしてハルトはメダルガッチャーを回して戦力を整え始めるのであった
「なぁ……このデビルスプリンターって何で出来てるの?」
「『ウルトラマンベリアルの遺伝子だ』」
「ふーん…………え?…じゃあこの遺伝子を調べたらレイブラッド星人やレイオニクスについて何か分かるかも知れないじゃん!!」
「『っ!!』」
「そ、それに本当にあのベリアルの遺伝子なら…あの伝説の武器…ギガバトルナイザーも使えるかも」
そんな言葉にセレブロは驚いたのか
「『ハルトと言ったな貴様の発想力を認めてやる正式にバディを組もうじゃないか!』」
「おう、宜しくな」
今、この世界を壊して遊ぼうと笑う宇宙人とその世界で暮らす人間への復讐を目論む地球人の異種族コンビが誕生した瞬間であった
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