無冠の王 外史 愉快犯と共に悪意に導かれ セレブロ√   作:カグ槌

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12話 怪獣バトル

 

 

前回のあらすじ 

 

ムジナとパルが暴走した結果 暴れたタイラントを止めたハルト。その過程でナチュラルに味方入りしていたのは、あのヤバいウルトラマン トレギアであった!

 

 

 

ナースデッセイ号 艦内

 

 

『凄い!これが地球食…確かにあの光の使者達がゾフィー隊長を放っておいただけの事はある!』

 

 

甘いものを食べているトレギアを見て思わず

 

 

「なぁセレブロ、こいつ本当にウルトラマントレギアだよな?」

 

 

「『間違いない、俺も顔は知っている…間違いない』」

 

 

青い体とプロテクターをつけたウルトラマンそうウルトラマントレギアはタイガ本編どころか他のシリーズでも諸悪の根源と言えるヤバいウルトラマンなのだ…頭が回る分、力押しで来るベリアルよりも厄介であるが

 

 

「…………」

 

 

『こほん…私はメダルから生まれた別個体だ君の知るトレギアじゃない』

 

 

「いやそれは分かってるけど…どうも何か…」

 

 

何かの陰謀に巻き込まれているのではと身構えているのを理解したトレギアは魔法陣からとあるものを取り出した

 

 

『おっと此処に視聴者の方から頂いた新作ウルトラマン、ZのDVDセットが』

 

 

「すぐに見ようぜ相棒!」

 

 

 

ふんだくるとナースデッセイ号にあるモニターに繋いだのであった

 

 

『ハルトがあっさり懐柔されました』

 

 

『そうこなくちゃ詰まらない』

 

 

「『それで良いのか?』」

 

 

「何見るの?」

 

 

「お!ムジナ!これ新しいウルトラマンだよ!一緒に見ようぜ!」

 

 

「うん」

 

 

ムジナはハルトの隣に座ると同時に

 

 

「パル!再生してくれ」

 

『かしこまりましたハルト』

 

 

そしてウルトラマンZ上映会が始まったのだ

 

 

第一話

 

 

冒頭部

 

 

「『アレはゲネガーク!?』」

 

 

「え?アレがセレブロが乗ってきたって怪獣!つか何でアレ乗って地球来ないんだよ!」

 

 

「『あのまま来てたらお前に取り憑く事はなかったぞ』」

 

 

「そだな……ってゼロおおおおお!!おのれブルトン!許さん!!」

 

 

「『その恩恵を受けてる奴の言葉じゃないな』」

 

 

 

そして

 

 

「あ、あれ?蛇倉って隊長…ジャグラーと同じ人だ!へぇ〜レオの時の隊長がセブンだったみたいな感じだね!」

 

 

またZの初変身前の会話でも

 

 

『マジかよ…地球の言葉はウルトラ難しいぜ…』

 

 

「こう見ると地球に来たばかりのメビウスやタイガ、果てには問題児のゼロでさえ地球人と普通に会話してんだから…Zはいきなり来た感あって親しみを感じるな…それとごめんメビウス、最初の頃ペーペーの情けないウルトラマンだと思ってたけどやっぱり君って若手のホープだったんだ…ガチモンのエリートじゃん」

 

 

 

そしてセレブロがカブラギに取り憑くシーンを見て

 

 

「あはは!何でこの人はセレブロに取り憑かれてるのに自我保ててないの?」

 

 

と笑いながらポテチを食べているとセレブロは

 

 

「『本来ならこうなるのが正常だ』」

 

 

「え?」

 

 

「『そうならない、お前がおかしい』」

 

 

「え?マジで」

 

 

『あぁ普通なら彼みたいになるんだが…』

 

 

「え…俺って……普通じゃない?」

 

 

「『何を言っている?』」

 

 

『そもそもセレブロと組んでゲームを楽しんでる愉快犯が普通な訳がないよ』

 

 

「…………………oh」

 

 

「大丈夫、そんなハルトでも私は好きだよ」

 

 

「その台詞、嬉しいけど複雑だよムジナ」

 

 

そして第5話 ファーストジャグリングにて問題のシーン

 

 

「やっぱ隊長はジャグラーだったのか!…ちょい待て!あれって……」

 

 

そしてジャグラーがダークゼットライザーを作ると同時に現れた暗黒空間とライザーに付属したメダルを見て

 

 

「お…俺のメダル持ってった犯人はお前かああああ!ジャグラスジャグラー!!!」

 

 

『あははは!良かったねメダルの行き先が分かって』

 

 

「あ、あぁ…だがウルトラファンとして喜んで良いのか悲しいんで良いのか複雑だけど…」

 

 

ハルトは思わず身を乗り出して感情を爆発させるのを見てトレギアは爆笑しておりセレブロは溜息を吐く

 

 

「俺のゼッパンドン変身メダル…あの後パンドンメダル引くのにどんだけ苦労したか…」

 

 

「『逆恨みだな』」『本当にね』

 

 

そして

 

 

『お待たせしました、闇の力お借りします!』

 

 

『ゼッパンドン!!』

 

 

「いよっ!待ってました!!」

 

 

とZを楽しく見ていたハルトは一旦休憩を挟んだのであった

 

 

「他の回はまた皆で見ようか……って何してんのムジナ?」

 

 

「何って…怪獣育成ゲーム?」

 

 

「は?」

 

 

怪獣育成ゲーム

 

それは最近全世界で大流行りしているウルトラ怪獣を育成して戦わせるというソシャゲだ

 

純粋なプレイヤースキルを求められる所が多く玄人向きだが 課金すればベリアル因子などを使い融合獣が使える…また組み合わせ次第では自分だけのオリジナル怪獣が使えるという素敵仕様だ

 

 

製作者は不明…だった

 

 

「だってよパル、お前のゲームは大好評」

 

 

『感謝します』

 

 

「え?これってパルが作ったの?」

 

 

「基本のアイデアは俺が出して後はパルさんお任せコースだ」

 

 

『以前製作した怪獣シミュレータを改良してゲーム要素を加えました…これにより新たな怪獣の模索と戦闘データの調達も行える一石二鳥なプランです』

 

 

「ついでに課金システムで資金もGETってな」

 

 

そうゲーム自体は新たな怪獣の模索とその戦闘データ収集にあるのだ…資金は副産物でしかないのだが

 

 

「やっぱウルトラ怪獣が実在するからか人気ゲームの仲間入りだな」

 

 

『成る程、それは面白い発想だね多くのデータ収集を効率的にするとは』

 

 

「まぁね…あ、そいつは垢BANしといて」

 

 

『かしこまりました、次いでにダダウイルスを流して潰しておきます』

 

 

「いいよパル!やっちゃって!!」

 

 

 

そのアカウントから入った端末は

 

 

「あーー!何でまた垢BANされてるのよ!!ってまたウイルスに感染してる!!」

 

 

ハルカの端末だった…スマホにはパワードダダが笑いながらデータを抜き取り端末を破壊するウイルスであるが相手が相手なので同情の余地なしである

 

 

 

「つー訳で、俺達からしたらデータは沢山ある方が良いのよ…あの女のデータなぞいらん…寧ろこの世に残して貯まるか」

 

 

とカラカラ笑うハルトであった

 

 

『ハルト、またゲームサーバーにハッキングをかけたものを検知しました』

 

 

「はぁ…いつも通りでお願い」

 

 

『かしこまりました』

 

 

「ったく…面倒ったらありゃしねぇ」

 

 

「何?」

 

 

「何処かのゲーム会社かハッカー集団、何が面白いのかゲームサーバーにハッキングしてゲームシステム盗もうとしてるんだよ…」

 

 

『恐らくメインは怪獣のシミュレータだろうね、アレは地球文明から見ても高度すぎる』

 

 

「うへぇ…変な所で目敏い奴がいるのか…」

 

 

『これは宇宙人かな、この怪獣シミュレータから派生したデータは連中からしても極上のデータだろうからね研究者なら欲しいと思うな』

 

 

「はぁ…面倒な事で」

 

 

ハルトはボヤくしかなかったが、予想外の事象とは何処でも起こるものだ

 

 

 

 

とある家で

 

 

「ほ、本当に僕の作った怪獣が出てくるの?」

 

 

その子供の問いに画面の向こうの彼?は答えた

 

 

『その通りだよ、さぁ君の怪獣で街を壊していこう!』

 

 

「うん!お願い!!」

 

 

「『インスタンス・アブリアクション!』」

 

 

「いけ!僕の育てたデマゴーグ!!」

 

 

 

ーーーーーーーー

 

アイキャッチ トレギアメダル

 

ーーーーーーーー

 

 

ナースデッセイ号の艦内にアラートが鳴り響く

 

 

『怪獣出現』

 

 

その一報にハルトは驚く

 

 

「は?今回は俺、何もしてねぇぞ!」

 

 

「『俺もだ』」

 

 

「同じく」

 

 

「となると…トレギアお前か!!」

 

 

犯人はお前しかいないぜ!と指を刺すもトレギアは

 

 

『僕でも無いよ心外だなぁ』

 

 

「『どの口が』」

 

 

『君には言われたくないよセレブロ』

 

 

 

「喧嘩は後でしろ!パル!」

 

 

『はい、モニターに出します』

 

 

そこで暴れているのはティラノサウルスに似た頭部を持った怪獣 ゲームから生まれた電脳怪獣?

 

 

スーパー必殺怪獣 デマゴーグだった

 

 

「デマゴーグ?何とまぁ厄介なのを」

 

 

すると映像のデマゴーグの手が巨大化すると近くのビルを叩き潰したのである

 

 

 

「う、うわぁ…えぐ…」

 

 

『どうしますか?ハルト』

 

 

「んー何処の誰が呼んだか分からないけど、俺達が楽しむゲームの邪魔をするのは許せないなぁ…行くとしますか、ムジナはナースデッセイ号の操作をパルはサポートを頼む」

 

 

「分かった」

 

 

「よし行くぜ!」

 

 

ハルトはゼットライザーを使いインナースペースに入ると

 

 

お馴染みのメダルを装填した

 

 

『ゴルザ、メルバ、超ゴッヴ!』

 

 

「闇の力、お借りします!」

 

 

『トライキング』

 

 

「!!!!」

 

 

トライキングになりデマゴーグと相対する

 

 

ーさてさて、どうしたものかなー

 

 

ハルトは攻撃パターンは色々予想しているのだが

 

 

ー先制攻撃!!ー

 

 

トライキングの腹部からエネルギー弾を放つもデマゴーグの巨大な手によりガードされるとカウンターとばかりに逆立ちして鋭利な尻尾での刺突攻撃をしたのだ

 

 

ーのわっと!!……流石ウルトラマンダイナを追い詰めた強豪怪獣…一筋縄にはいかないな!ー

 

 

「『どうする?』」

 

 

ー普段の俺ならパワー!って答える場面だが此処は頭を使おうクレバーに戦うんだー

 

 

何気ない一言だったのだが

 

 

『き、君は本当にハルトなのかい!』

 

 

「『に、偽者だ』」

 

 

ーあれ?そんなおかしい事言った?ー

 

 

戦法を変える事にしたのだが…まさか会って日の浅いトレギアにまで脳筋扱いとは心外だ!

 

 

ーったく、見てろ!!ー

 

 

『カモン!』

 

 

 

タイガスパークを起動して怪獣の力を取り出す今回 ハルトが取り出した怪獣リングとは

 

 

『モンスアーガーリング エンゲージ!』

 

 

『!!!』

 

 

 

「『成る程、火炎攻撃か!』」

 

 

『あの手でも防御出来ない熱量をぶつけるか…確かに頭を使ったね』

 

 

ー違う、行くぜええええ!ー

 

 

同時にトライキングが走り出すと同時にデマゴーグの両腕を拘束すると、ゴルザとメルバが重なる頭部が青く光ると

 

 

ーおんどりゃあああああ!ー

 

 

ドガーーン!!と大きな衝撃波により窓ガラスが割れるほどの威力を誇る

 

 

 

 

 

頭突きだった

 

 

 

 

ー見たかトレギア!セレブロ!俺だって頭使えるんだぜ!!ー

 

 

 

「『良かった…いつものハルトだ』」

 

 

『まるで実家のような安心感だよ』

 

 

ーお前等もくらいたいか?さて新形態で行くぜ!ー

 

 

そしてハルトが取り出したのは火山のように体表が燃え盛っているメダルだった

 

 

インナースペース

 

 

頭突きで出来た、たんこぶを拵えたハルトがメダルを装填する

 

 

「ベリアル!『古代怪獣』ゴモラ!『ドクロ怪獣』EXレッドキング!

 

『ベリアル!ゴモラ!EXレッドキング!』

 

 

「『キエテカレカレータ!!!』」

 

 

トリガーを押すとトライキングから新たな姿へと変わる

 

 

それはスカルゴモラであるが異常なのがEXレッドキングのように肥大化した両腕になっているのだ

 

 

ー名付けて!EXスカルゴモラ!ー

 

 

ベリアル融合獣 EXスカルゴモラ 誕生!

 

 

 

ーおおおおらぁ!ー

 

 

その肥大化した両腕を見たデマゴーグは同じように両手を巨大化して盾代わりにする

 

 

「『ジャンケンなら負けてるな』」

 

 

『そうだね』

 

 

 

ー俺が止まると思うのか?これしきの事でよぉお!ー

 

 

『カモン!』

 

 

更にタイガスパークから怪獣の力を取り入れた

 

 

『ソドムリング!エンゲージ!!』

 

 

宿すは超高熱怪獣 ソドム 

 

 

同時にEXレッドキングの腕がマグマのように赤く熱を発し始めると

 

 

 

ーくらえええええ!!ー

 

 

そのEXスカルゴモラの一撃はデマゴーグの手を焼き尽くし そのまま顔面にパンチが減り込むと

 

 

「!!!!!」

 

 

デマゴーグは爆裂霧散したのであった

 

 

 

ーふぅ……一件落着ー

 

 

と一安心していた

 

 

ーーーーーーーー

 

 

とある場所では

 

「え!負けちゃった!ってねぇ!君以外に怪獣を実体化出来る奴がいたの!」

 

 

『みたいだねぇ…あの怪獣から面白い情動を感じたが私には少し歪に思えるよ』

 

 

「な、何言ってるの?」

 

 

『実験は終わりだ、次は彼女の世界に行くとしようじゃあね』

 

 

そう言うと画面の向こうの声が消えてしまったのだ

 

          ・・・・・

「ちょっと待ってよ!アレクシス!!

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ナースデッセイ号艦内

 

 

 

「しっかし…あのデマゴーグ何処から来たんだ?」

 

 

ハルトは回転椅子を回しながら呟くとパルが

 

 

『ネットワーク内で奇妙な反応を検知…先程ハッキングをしてきたプログラムと同じものと判断』

 

 

「犯人はそいつか!パル逃すな!追え!」

 

 

『かしこまりました…では……秘密裏に開発していた アドベンチャー号システムを起動…次元跳躍開始します!』

 

 

「アドベンチャー号って…まさかあの3人全員集合の映画に出たロボットか!!…つか何で次元跳躍を?」

 

 

『相手は未知の生命体です、その生命体の痕跡を辿り別世界に向かいます!』

 

 

 

それと同時にナースデッセイ号は別世界に転移したのであった

 

 

 

 






はい!TDG劇場版に出た アドベンチャー号!さてさてハルト達に喧嘩を売った奴の正体とは?ま、バレてるかw

次回予告

怪獣を呼び出した謎の存在を追いかけたハルト達が転移した世界は普通の町だった……雲を越えた先が変な基盤みたいになってたり

街中に霧を吐く怪獣が立っている事以外は普通だ


『まずは其処の辺りが異常だと思おうか』

そして辺りを散策していたハルト達が出会ったのは!


次回 SSSS GRIDMAN 編 開幕 !お楽しみに!

新作 ハルトin インフィニット ストラトスwith ガンダム 専用機は?

  • グシオンリベイクフルシティ
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