無冠の王 外史 愉快犯と共に悪意に導かれ セレブロ√   作:カグ槌

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SSSS GRIDMAN編
13話  覚醒?


 

 

 

前回 デマゴーグを呼び出した謎の存在を追って次元跳躍を果たしたハルト達はと言うと

 

 

「……………………」

 

 

ナースデッセイ号の艦内で気絶していた…しかし目が覚めると

 

 

「っ!ムジナ大丈……ぶ?」

 

 

「………ん」

 

 

ハルトは自分と彼女の体勢について理解する彼女を守ろうと強く抱きしめていたのだ…それに気づき硬直しているとムジナも意図を理解したが目が合うと頬を赤らめながら

 

 

「……ありがと」

 

 

「お、おう……」

 

 

「「////」」

 

 

『そんな甘酸っぱい展開は後にしてほしいねぇ』

 

 

「「っ!!」」

 

 

トレギアに言われ慌てて離れるとセレブロは淡々と

 

 

「『パル、此処は何処だ?』」

 

 

『分かりません…日本の何処かと推測』

 

 

「偉く曖昧だなぁ」

 

 

「『曖昧にもなる』」

 

 

セレブロが端末を操作すると街の至る所に

 

 

「怪獣か?」

 

 

怪獣が何体も立っているのに街の人は普通に暮らしているのだから

 

 

「こりゃ調べるしかないかな」

 

 

 

そしてナースデッセイ号に明細を施し周囲にチブロイドとバリスレイダーを待機させるとハルトとムジナは街に降りた

 

 

「んー見事に普通だな」

 

 

自分のいた街と大差はない…霧の向こうに怪獣が見えるくらいだな、しかも誰も気づいていないときている

 

 

 

「そうだね」

 

 

ハルトの腕を組むムジナは冷静に答えるが内心ではデートなので少し浮かれている

 

 

「ねぇ、次はあのお店の調査したい」

 

 

「OK後でな…てかムジナ、調査ってつければ何でも良いとか思うなよ……ん?なぁパル、何か分かったか?」

 

 

流石にアイテムの通信機能で会話するには周りの目があるのでスマホを介して会話する

 

 

『調べて分かった事があります』

 

 

「さっすがパルさん。何何?」

 

 

『この世界にはこの街以外の世界が存在しないと言うことです』

 

 

 

「え?なにそれ…都市伝説的な話か?それとも何か比喩的なもの?」

 

 

「『違うな…ようは誰かが作った箱庭だ』」

 

 

「は?誰のって……やっぱ犯人だよなぁ」

 

 

「怪獣なら……」

 

 

やれやれとハルトは困った顔をしているとムジナが掌を怪獣に向け

 

 

「………………ダメか」

 

 

どうやらインスタンスドミネーションで怪獣を操ろうとしたが失敗したようだ

 

 

「となると…俺の頭脳の見せ所だな今まで培ってきた特撮知識で分析してやるぜ」

 

 

「『辞めておけ、どうせ碌でも無い事になる』」

 

 

「酷くない!?」

 

 

『この間のデマゴーグ戦で君の頭を使うの言葉以降、疑わしくてね』

 

 

「え?いやいや頭使ってピンチを脱したじゃん?」

 

 

「誰も物理的にとは思わないよ…」

 

 

「ふふふ…やはり俺には意外性があるな!臨機応変さはウルトラ戦士にも負けないぜ」

 

 

「『黙れ脳みそ3グラム』」

 

 

『烏滸がましい』

 

 

「ハルト…ごめんね弁護できない」

 

 

ムジナにも言われてハルトはマジで凹むしかない

 

 

「…………………」orz

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

アイキャッチ トライキング

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

そして一通り調べ終わった夕方の事

 

 

「いやぁ〜あの中華料理屋…美味かったな」

 

 

「そうだね…次は別のを頼もうかな」

 

 

夕食を食べて一息ついたが結局の所

 

 

「『何もわからなかったな』」

 

 

セレブロの言葉に尽きる

 

 

『デマゴーグを呼び出した犯人の手がかりなしだ』

 

 

「そうだね……一旦ナースデッセイ号に帰ろうか」

 

 

「いや…今日の調査で分かった事が一つあるぞ」

 

 

その言葉にハルトに視線が集まるとキリッとした顔で

 

 

「ムジナが、とても可愛いと言う事がな…何というかクールなのに時折無邪気に笑う所がこう……グッとくるなと…」

 

 

「////……バカ」

 

 

 

「『『はぁ……』』」

 

 

と2人の世界に入ろうとしているバカ2人に溜息を吐くもトレギアの目線には赤と緑色の髪をした学生と会ったばかりのムジナが着てた軍服みたいに脚の露出をしてる女の子が通り過ぎた

 

 

「ん?」

 

 

何か気になってハルトは目線を向けるがムジナはムッとした顔で

 

 

「ねぇ、ハルトはあんな服が好みなの?」

 

 

「いやいや俺が好きな衣装は…って…アレ」

 

 

「ん?……っ!」

 

 

何か巨大な影が覆いかぶさったのだ、まだ夜になるのには時間があるのに!と慌てて目線を変えると

 

 

「!!!」

 

 

そこに立っていたのは胴体から直角に伸びた首を持つ竜顔の怪獣

 

 

気炎万丈怪獣 グールギラス

 

 

「おいおい…あんなのウルトラ怪獣にはいねぇぞ、取り敢えず逃げるぞムジナ!…パル!!」

 

 

『了解』

 

 

同時にハルト達はナースデッセイ号に転移したのであったが慌ててだった為、ハルトはムジナを庇うように下敷きになるが

 

 

 

「ってて……サンキュー!パル、あの怪獣に心当たりは?」

 

 

『ナースデッセイ号のアーカイブに該当怪獣はいません…つまり未知の怪獣になります』

 

 

「未知の怪獣か…分かってんのは火球を吐くくらいか」

 

 

『ふむ…妙だね』

 

 

「『どうしたトレギア?』」

 

 

『いやあの怪獣からは生体反応のようなものを感じないんだ』

 

 

「どう言う事だよ怪獣なんだから生き物じゃないのか?」

 

 

『怪獣=生命体とも限らないよ…科学的に見たらそうなる、だがこれは…反応としては先日のデマゴーグに近いものがあるよ』

 

 

「マジで?」

 

 

「『それに手足の爪を見ろ』」

 

 

「え?……アレって…」

 

 

『地球に存在する物質と判明、解析の結果…針金と判明しました』

 

 

「針金って……まさか…何かしらの方法で実体を持ち巨大化した怪獣って訳か!」

 

 

『街に謎のエネルギー反応』

 

 

「今度は何!?」

 

 

更に重なるアラートから映像に目線が動くとそこには

 

 

「え……う…ウルトラマン?」

 

 

光の巨人と重なる外見をした、巨人が怪獣の前に現れたのであった

 

 

 

そして謎の巨人が戦闘で怪獣の首をへし折ると、光線で倒したのだが

 

 

「あの怪獣の体内…何というか……」

 

 

「基盤?…模型みたいだったね」

 

 

「そう!それそれ」

 

 

『解析しましたが…素材は粘土や針金と地球のもので構成されています』

 

 

「なんつーか…80に出た妄想ウルトラセブンみたいだな」

 

 

後に判明するが、このハルトの意見は以外と的を得ていた事が判明する

 

 

この世界の怪獣はとある少女の情動から生まれ、その願望を叶える為に暴れてるのだから

 

 

 

「さて……と、あの巨人が何者か知りたいな…よし少し手合わせ願おう」

 

 

 

ゼットライザーを起動しようとするもムジナが止める

 

 

「今日は辞めよ…なんか疲れたし」

 

 

「いやまぁそうだな…デマゴーグの戦闘から続けて出し…ナースデッセイ号の応急処置もしないとな本格的に動くのは明日からで良いか、パル」

 

 

『了解、整備開始 キリキリ働けチブロイド、バリスレイダー』

 

 

同時に起動したチブライドとバリスレイダーが船の修理を始めた

 

 

「パルさん最近、口悪くない!?」

 

 

『気のせいです』

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

そして翌日

 

 

「さてと、こんなものかなってトレギア何してんのかな?」

 

 

『これが…メープルシロップと蜂蜜か!何て糖度!これは体に染みる!』

 

 

「…………光の国って以外と娯楽とかないのかな?…っとこんな時間か」

 

 

ハルトが朝食の支度を終えると

何故か一緒の部屋で寝ていたムジナを呼ぼうと肩をゆすると声をかける

 

 

「おはようムジナ、朝だよ」

 

 

「…………ん」

 

 

眠たそうな目を擦る彼女にハルトは少し苦笑する

 

 

「ご飯出来たよ、今日は特製パンケーキ」

 

 

「………………んー」

 

 

「はいはい」

 

 

寝ぼけてるムジナが腕を広げるのを見てハルトはやれやれと呟くと彼女を優しく抱きしめて背中をトントンと叩くのであった

 

 

「大丈夫?朝起きれる?」

 

 

「……うん……おきる」

 

 

 

「んじゃ準備してな、待ってるから」

 

 

「うん…」

 

 

そして部屋を出てドアを閉めるとハルトは顔を真っ赤にして蹲る

 

 

「寝起きムジナの破壊力が可愛くてやばい……思わず朝だけど…襲いたくなった」

 

 

「『ムジナが完全に目覚めたら返り討ちだな』」

 

 

「だよなぁ……いやまぁ幸せだから良いんだけど」

 

 

『私達は構わないがそれとこれ以上、見せられないよ!の画面で視聴者のトラウマを抉らないでくれたまえノスフェルとシルバーブルーメで何人がトラウマを再発したと思う?』

 

 

「メタ発言は辞めろトレギア……トラウマか…ならビーストヒューマンが木を齧る場面かペドレオンが人を食べるシーンとか…ノスフェルとか…リコさんがツーツーとなってる公衆電話でお母さんと会話してるシーンとかかな?」

 

 

『君がネクサスにトラウマがあるのは分かったから落ち着いてくれ!!』

 

 

軽く沈んだメンタルを立ち直らせたハルトは夜明けのコーヒーを飲みながら彼女を待っていると

 

 

「おはよう」

 

 

「おはようムジナ」

 

 

「ハルト」

 

 

「ん?」

 

 

「ハルトなら良いよ///」

 

 

「っ!!!!」

 

 

あの言葉…聞かれてた!!と赤面する一幕もあるが完全に目を覚ましたムジナと朝食をとり外に出ると

 

 

「ん?え……うそっ…」

 

 

何と壊された町が戻っていったのだ

 

 

「ど、どうなってんの?」

 

 

『どうやらコレが街にいた怪獣の力だね』

 

 

「『あの怪獣が壊れた街を治したようだ』」

 

 

「こ、こりゃ今まで以上に気を引き締めないとな…つか壊れた街を治す怪獣なんてアリかよ…」

 

 

 

どうやらこの街には予想外というのがあるらしいな

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そしてナースデッセイ号を遠くから見守る白スーツの男がいた

 

 

「全く…お守りを頼んだ凪とマコトは何してるのやら……さて最初は他の世界より辛い人生を得たお詫びと目一杯の祝福を君に」

 

 

そう言うとスマホを操作して

 

 

「まずはファンから君へのサプライズプレゼントだ」

 

 

と取り出したメダルボックスをナースデッセイ号のブリッジに送付する

 

 

「メダルの中身はお楽しみだが…融合や合体怪獣はベリアルやファイブキング、タイラント以外にもいるんだよ」

 

 

笑うとスマホにメッセージが入る

 

 

『あなたでしたか』

 

 

「悪いね、ナースデッセイ号の管理AI」

 

 

『私はパル、ハルトからそう名付けられました』

 

 

「そうかい…ま、ナースデッセイ号諸共ボロボロだった君を、サポーターから貰った時は驚いたよ、まさかチブル星人と一緒に修理と復元してる場面見た時は流石の僕も震えたけど」

 

 

『あの中に危険な力を検知しましたが』

 

 

「あぁ……彼のファンにねダークザギになれる人がいてね…推しに投資だってメダルくれた」

 

 

『本当にハルトは何者なのですか?』

 

 

 

「さぁ?それは……彼が決める事だよ」

 

 

様々な可能性があり、彼には色んな人生とあるのだから

 

 

 

『貴方も参戦するのですか?』

 

 

「それは時と場合によるけど…多分」

 

と笑う白スーツの男の右手にはU字の黒い銃が握られていた

 

 

 

「出る可能性が高いかな」

 

 

 

 





次回予告

謎の巨人と怪獣が暴れる街の調査をするハルト達

再び現れた怪獣 その光線がナースデッセイ号を狙う時 ハルトは戦う


「闇の力、お借りします!!」


ハルトがゼッパンドンになった、その時


「「ゼッパンドン!?」」


全く違う場所にいた ウルトラファンの神様と特撮好き同級生が叫んだ


そんな事知らないゼッパンドンは大剣を構えた巨人と相対する

次回 激突


「……絶版丼?」「違う!!」


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