無冠の王 外史 愉快犯と共に悪意に導かれ セレブロ√ 作:カグ槌
前回のあらすじ
謎の巨人と怪獣が暴れた街 激闘から一夜
ハルトとムジナが外に出ると そこには何事もなかったと言わんばかりに綺麗な街に戻っていたのだった!
ーーーー
ナースデッセイ号艦内
「…………何これ?」
ハルトは中央のテーブルに鎮座するメダルボックスを見て硬直しているとパルが淡々とした口調で
『時空を超えたファンからハルトへのプレゼントらしいです』
「時空を超えたファンって何!?」
「『は、ハルトにファンだと!』」
『実に面白いね…それで箱の中身は何かな?』
「と…取り敢えず開けてみるか…変なのじゃありませんように」
そして箱を開けてみると中には
「これって…ティガやダイナに出た怪獣や宇宙人のメダルだ!キリエロイドにゾイガー…ってガタノゾーア!?アレからどう細胞取ったのさ!?」
ハルトはお宝を見るように大興奮で怪獣メダルを見ている
「『キエテカレカレータ!!』」
『興味深い、あの邪神とは異なる闇の邪神…私の好奇心が刺激されて止まない…やはり彼を選んだ目に狂いはなかった!』
セレブロは別の意味で興奮しているがハルトはとあるメダルを見てマジマジと見る
「スフィアのメダルか」
スフィア
ウルトラマンダイナに登場する地球外生命
人類の外宇宙進出を快く思っていない存在で有機、無機問わずに取り憑きスフィア合成獣となる
「サーガではカットされてたけどスフィアも出てたな…ダイナと一緒でお前も何処かの宇宙をまだ飛んでるのかな?」
なーんてセンチメンタルな事を思うような奴でもないんだがと苦笑すると
「なぁセレブロ、俺もスフィア合成獣なれたりする?」
「『ライザーの仕組み上 可能だ』」
「そっか、けどスフィア合成獣の素材って溶岩とか火星の石とか何だよなぁ…身近なのだと発電所とかだし合わせるメダルは…あ」
そうハルトの世界ではウルトラマンデッカーを放送していないので新たなスフィア合成獣
スフィアゴモラ、レッドキング、ネオメガス
などの存在を知らないのだ
「けどスフィアの取り憑く性質を考えたら他の怪獣メダルとの組み合わせも行けるな、パル!シミュレータ起動!早速貰ったメダルの可能性を調べるよ!」
『了解、しかしあのメダルを見ないのですか?』
「いや見たけどさ…何でダークザギのメダルがあるのさ凪…から貰ったの?」
『否、届け人からの情報ではダークザギになれるファンが自分の血液からメダルを生成したとの事』
「いや嬉しいんだけど……え?自分の血で!?」
そしてハルトとムジナは本当に町が修復されたか調べる為に昨日と同じ道を歩いているが
「完全に治ってるな…これも犯人の力?」
「みたいだね」
「こりゃ予想以上に厄介だなぁ……ん?パルから?…って怪獣!?」
「っ!」
ハルトとムジナが目線を変えると現れたのは二足歩行と頭部に歪な目を宿す怪獣
因果応報怪獣 デバダダン
デバダダンの腹部が展開すると円錐形の砲塔からビームが放たれた
「っムジナ!……っ!させるかああああああ!!」
ハルトはムジナを庇うと巨大な破片が当たる寸前にゼットライザーを起動する
インナースペース
『TOKIWA アクセスグランテット!』
『ゼットン!パンドン!マガオロチ!』
「お久しぶりです闇の力……お借りします!」
『ゼッパンドン!!』
「!!!!」
ゼッパンドンになるとムジナを手の平で守り瓦礫はゼッパンドンシールドで止めた
ーパル!ー
『かしこまりました』
ムジナをナースデッセイ号に退避させると改めてデバダダンと相対する
「!!!!」
ー俺の特別に手を出したな!覚悟しろ!ー
しかしゼッパンドンの変身は予想外の所に波及した
そこはとある同盟にいる学生が
「嘘だろゼッパンドン!?」
またある時は怪獣を生み出している学生が
「え?ゼッパンドンじゃん!まさか」
その時 異口同音で場所も異なるのに同じ言葉が出た
「「まさかジャグラスジャグラーがいるの(か)!?」」
勘違いが加速していた
だが怪獣を生み出した少女 新条アカネは大興奮でデバダダンに指示を出す
「いけーーーー!ゼッパンドンに負けるなーー!」
目的が担任抹殺からすり替わっているのだが怪獣好きな彼女からすれば大興奮ものである
「!!!!」
デバダダンのビームをゼッパンドンはシールドで受け止めると明後日の方角に逸らすとゼッパンドンは御礼とばかりに火球を放つとデバダダンはくらうがケロッとした顔でいる
「!!!」
ーおいおい痛みを感じてないのかよ!ー
ゼットンとパンドンの火力だぞ!ウルトラマンでさえ当たればひとたまりもない一撃を喰らい立ってられるなんて
ーこの世界の怪獣強くね!?ー
『成る程…被造物故に痛みという概念がないみたいだね、まるで目的を遂行する為のプログラムかな』
ー俺にも分かりやすく言え!ー
『はぁ…ヤプールの超獣と思えば良い』
ー超分かりやすい!!ならこっちも!!ー
ヤプールの超獣ならばとハルトは怪獣リングで打破を狙うが突如現れた巨人がデバダダンに蹴りを叩き込むとビルの屋上でポーズを決めた
ーこの間の奴か!ー
するとデバダダンのターゲットが巨人に向かったのであった
ーえーーー!ー
ゼッパンドンは怪獣な動きに動揺が隠しきれないが
ー丁度良いや、お手並拝見と行こうー
と腕を組んで眺めていると
戦闘は怪獣優勢だ頼みの光線も対策されたのか反射される、巨人が押されている額から出る音…成る程なセブンやゼロと同じようにエネルギー残量が判るようになってるのかと分析していると
虚空から巨大な剣が怪獣のビームを防ぐ
『俺を使えグリッドマン』
「あぁ!」
成る程、あの巨人の名前はグリッドマンと言うのか……ん?グリッドマン?
ーあ、アレェ……ー
『どうしたんだいハルト?』
ーいや俺、あの巨人の事知ってるかもー
『っ!何だって!!』
ーけど、俺の知ってる姿と微妙に違うんだよなぁ……何でだろ?ー
そんな感じで分析していると
「グリッドおおおお!」
『キャリバー!!』
「『エーンド!』」
あの大剣との斬撃技でデバダダンが一刀両断されたのだ
決めポーズで勝ち誇るのも悪くないが…忘れられて複雑だ
「………あ」
あ、じゃねぇよ!
「!!!!」
しまった!怪獣のままだと会話出来ねぇ!!
Zさんもやってた気合いのボディーランゲージだ!
「!!!」
と身振り手振りで会話を試みるが
「………………?」
『グリッドマン、あの怪獣は私達に何かを伝えたいようだ』
「それは分かるのだが……」
会話が伝わらないかと困っていると
「ん?………分かった!」
何か通信を受けたのかグリッドマンはゼッパンドンに近づくと
「協力に感謝する、君が出たお陰で被害が少なかった」
ーおう!ー
取り敢えず頷いておくかと会釈すると
「ところで君は何者なんだ?その…怪獣のようだが…」
「!!!!」
「そうだった話せないのか……困った」
ーならば!パルさんお願いします!ー
『かしこまりました』
何とパルさんがナースデッセイ号バトルモードで現れる
「な、これは一体!!」
何故かグリッドマンは脳裏にかつて共に戦った仲間の竜が過ぎったという
『初めましてグリッドマン、我が名はパル!、このナースデッセイ号の誇り高き管理AIにして此方にいるゼッパンドンに従うもの!!』
何故だろう…何処かの爆裂魔法を愛する魔法使いみたいな自己紹介をしてるんですが…このAI、最近なんか変な所から人間学んでない?
『教材がコレだからねぇ』
「『残念な事にな』」
ーんだとコラァ!ー
「パル…それにゼッパンドン…それが君達の名前か?」
ーあ、まぁ…そんな感じー
頷くとパルが言葉を繋ぐ
『マスターは怪獣に変身している際は会話を出来ませんので変わりに私が通訳致します』
ーお願いします!!えーと…君達と話がしたい!代表者と指定の場所で会いたいって言って!!ー
『マスターは代表との会談を望んでいます』
ーうんうんー
『なお従わない場合、他の怪獣を街に解き放つと言っています』
ーん?………ん!?ー
その時 ゼッパンドンは高速でナースデッセイ号を二度見した
「何!!」
ーあーもう!警戒しちゃったじゃん!言ってよ!俺は善人で敵対する気はないって!ー
『マスターは善人を気取りながらも自分の世界文明を自滅させる遊興に興じる狂人、先程の言葉に二言はないと申してます』
ーパルさーーーーん!何しちゃってくれてんの!!ー
「そんな事させない!!」
『ですがご安心を、会談に応じて貰えれば怪獣を野に放つなどは致しません…とマスターは仰っております』
ーうんうん!ー
『しかし時と場合によると』
ーおいコラァ!何で俺のセリフを悪意に満ちた言葉に変換してんじゃぁ!ー
『マスターの場合はそれが適切かと…ではまた』
そう言うとナースデッセイ号に転送されたハルトはヤケクソな感じでパルに詰め寄り
「なんつー誤解を招く翻訳しとんじゃあ!!」
『ハルト…話し合いとはマウントを取ったものが制します…つまり現状私達の方が主導権を握っています!』
「いやいや脅し外交とかやってる事最低じゃん!」
『いや…並行世界で王になってる君に会った事があるが……大体パルと同じ事をしていたよ?』
「嘘だろ!?俺そんなラスボス的な事してたの!?じゃないどうすんのさ!向こうが戦力揃えてやってきたら!!」
『ご安心ください、チブロイドとバリスレイダーを待機させます…それと』
「それと?」
『此方も助っ人登場です』
そう言うとナースデッセイ号の下にやや大型化したアドベンチャー号が合体した
そして扉が開くと
「いやぁ〜まさか時空を越える旅をするとは思わんかったわ」
「……………」
そこにはお馴染みの2人がいた
「マコトに凪!どうしてここに!」
「ん?あぁ白スーツの奴に今ハルさんが別時空におる言われてな、あのマシンで駆けつけたんや新しい商いのチャンスを見逃すとか商人の風上にもおけんからな!」
「そ、そっか……って何で凪はずっとダンマリなの?」
「…………………」
「どないしたんや凪はん?」
「あの装置を作ったのは人間なのか?」
「ん?あぁ原典はな、アドベンチャー号は人間が作ったよ」
アルケミースターズ 世界最高の頭脳を持った人間が作り出した時空転移装置なのである
「奴も手間取りそうなものを簡単に作るか……やはり人間って……おもしろ!」
顔芸に走る凪を見たハルトはジト目でマコトを見ながら一言
「おいマコト、こいつに名前書くと死ぬノートの話読ませたな」
「せや…まさかここまでハマるとは思わんかったわ」
「ハルト、大至急リンゴを用意しろ!ジューシーな奴を頼む!」
「安心しろ地球のりんごは皆ジューシーだから」
頼もしさと同時に不安しか覚えないが…大丈夫だろうか…いや本当
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