無冠の王 外史 愉快犯と共に悪意に導かれ セレブロ√ 作:カグ槌
さて、アニメ10話 遂に あの騎士が登場する回ですね!
前回のお話はこちらに!
https://syosetu.org/novel/321930/7.html
https://syosetu.org/novel/321930/8.html
では本編どうぞ!!
今回のセレブロ√はエリアルベースの中から物語を始めよう
前回の戦いを回想していたハルトは
「しまった………」
項垂れていた、それは遅れを取った恥ずかしさではなく
「ナイトファングの力を使えば夢の世界に入れたかも…」
己の知識を活かせなかった事による後悔であった
悪夢魔獣ナイトファング ウルトラマンタイガの中ボスにして 人の悪夢を捕食しエネルギーとする怪獣、その力を使えばグリッドマン同盟の面々を助けられたのでは?と思ったが
『無理だね、ナイトファングは夢に干渉する事は出来るが悪夢にするだけで繊細な干渉は出来ないよ』
「そっかぁ……ま、良いか……って最近怪獣出てこねぇな」
「平和なのは宜しい事では?」
「いやいや!このままだとアレクシス・ケリヴを倒せないから帰れないよ!!」
「っ!それは緊急事態ですね」
「だろぉ!だからさっさと彼女に怪獣作ってもらって街壊して貰わないと!!」
『進んでこの平和を壊す姿勢は感心するよ』
「黙れトレギア」
「『お前に言われたくない』」
『文明自滅ゲームを楽しむ、セレブロには言われたくないね』
「『何?』」
「ぷぷぷ、論破されてやんの」
「『『黙れ脳筋』』」
「んだと!やんのかこの寄生生物がぁ!!」
「はぁ……」
「これが、どんぐりの背比べですね」
「「「………」」」
エリーの言葉に全員閉口するのであった
また今日に至るまで俺達は遊んでいた訳ではない…手に入れたメダルやカプセルのテストをしていた
ある時は
「ハルト?この写真は何?」
そこにはザギさんに膝枕されて気持ち良さそうに熟睡してるハルトの写真が……これはまずい
「っ!逃げるんだヨォ!」
『ケムール人』
「逃がさない」
「いや何で肉薄出来てるのさぁ!つかあの写真、誰が撮ったぁ!?」
その問いにセレブロが答える
「『私だ』」
それに反応して光の粒子(タイガ変身前の小人モード)のトレギアが反応する
『お前だったか?』
「『パルだと思ったか?』」
『あぁ…すっかり騙されてしまったよ』
「いやお前等、俺の記憶から何を学んでんだよ!つか何で写真をムジナに渡した!!」
「『暇を持て余した』」
『異星人達の』
「『『道楽』』」
「道楽で宿主を危険に晒すなぁーー!」
嫉妬に狂ったムジナから逃げる為にメダルでケムール人になり全速力でエリアルベース内の鬼ごっこを行い
ある時は
「臼怪獣モチロンのメダル…ファンから貰ったが使い道あるか?」
「ハルトさーん!夏祭りのイベントで団子を沢山作りたいんですけどモチロンのメダル持ってたりしませんかぁ〜」
「内海君…君はいつも良いタイミングで来てくれるね…よし俺がモチロンになるからグリッドマンに餅つきを頼もう、そしたらお餅が沢山出来るから皆幸せになるな」
「いやグリッドマンが餅つきする杵と餅米がないでしょう?」
「…………タロウやジャックのブレスレットで何とかならない?」
『タロウだと!ここでもアイツがぁ…』
「黙れトレギア」
モチロンメダルの欠点を内海に諭され
そして
「ゾグのメダルに…ファイブキングか」
ハルトはこの組み合わせが何を生み出すかを知っているのだが
「なーんでスキャンしても反応しねぇんだ?」
シミュレータを起動してファイブキング状態でゾグとベリアルメダルは入るが読み込まない今までこんな事なかったのに…うーんと腕を組み考える
「今までのベリアル融合獣は伏井出ケイが変身してたものだな違いは……ベリアル本人が使った事…なら俺に足りないのは…ベリアル因子?……けどジードさん級のベリアル因子なんてそう簡単に転がって……」
「『あるだろう』」
「へ?」
「『忘れたか?俺とお前を繋いだ産物を』」
「…………確かに!!」
そしてハルトがエリアルベースで厳重に管理している 高純度デビルスプリンターを取り出すと
「今こそ俺の研究成果(思いつき)を見せる時!!」
とシミュレータで試すと一回の変身で高純度デビルスプリンターを消化するが変身可能となった
「っしゃあ!!」
まぁ俺も俺で戦力強化を図れたと喜ぶがハルトはふと立ち止まる
「このまま、ベリアルの力であの世界を全部壊すのも良いかも」
「『止せ、それではゲームにならない』」
「わーってるよ、けどゲームを始める時はド派手にやるが良いな……あの世界の文明なんざ全部ぶち壊せ、過去現在未来に至る全ての可能性なんて壊してしまえ」
そこに宿るのは家族諸共世界を焼き尽くすと決めた修羅がいた…方や娯楽の為に方や本懐を遂げる為に
『東京タワーはどうする?』
「へし折ってしまえスカイツリーもだ、残骸をケムール人の墓標にする」
『自由の女神像は?』
「爆破しろ、血反吐を吐き続けたマラソンの先にある破滅を教えてやれ」
「『なら、万里の長城は?』」
「同じく爆破だ俺達は原始的な騎馬民族じゃない、それと世界的観光地を破壊しないで何が怪獣だ」
『タワーブリッジは?』
「落とせ、ロンドン橋もだ。歌のようにな」
『ピサの斜塔は?』
「倒してしまえ、中途半端に傾いた塔なんて不愉快だその方がスッキリする」
「『ピラミッドはどうする?』」
「勿論壊せ砂漠の景観がそこなう…そうだミーモスやアパテーを使え、スフィンクスもだ欠片も残すな」
旅行の予定を組むような気楽さでハルトが笑う これも全部、お前達が育て方を間違えたから…だから文明なんて滅す 跡形もなく
「セレブロ、トレギア…ゲームを始めたら目につく物は全て壊すぞ、全てを無に返してあげようじゃないか…光の救いなんてない…それにガイアでも言ってたろ?人間自身が根源的破滅招来体かも知れないってさ…ならファイターやナースデッセイ号、レギオノイドやダークロプスゼロも全部投入する出し惜しむな…守るための力が滅ぶ原因になる事を知らない愚かさを今の世界に教えてやろうじゃないか」
恐らく アレクシス・ケリヴとハルトは出会い方が違えば互いに良き相方になっていただろう わがままな神様ではなく本気で世界を滅すなんて情動を抱えた人間/怪獣がいたのだから
「『お前が敵じゃなくて本当に良かった』」
『そうだね…しかし面白い考えだ防衛チームの兵器で破壊活動か…私もギガデロスを同じように利用したが中々良い気分だったからね』
「そうだろうそうだろう、未来のザギさんも言ってただろう?逃げれば一つ、進めば二つ、奪えば全部と…なら得られる物は多い方が良いに決まっているじゃないか」
この世界は俺の復讐対象じゃない、だから滅すつもりなんてない、だがあの世界は別だ家族にも人類にも何も残してやるもんか
「あっ、宇宙人に売却するのも有りかな?あの地球にもヴィランギルドとかあると嬉しいなぁ〜」
ハルトはそう言いながら帰った後に起こる喜劇を待ち望むのであったが
「『いきなり闇堕ちしないでくれ心臓に悪い』」
「えー!だって見たくない?俺がハイライトの消えた目でさ…『さっさと滅べ、猿共』とか言うの!」
『一部の層にしかハマらないよ?』
「『中の人(イメージ)的には適任だが』」
ーーーー
その数時間後 怪獣の反応をキャッチしザギさんと一緒に探索したハルトであったがまさか
「怪獣研究家ですよ」
この人と出会い 大凡 何処かの神父しか食べれないだろう激辛を食べる姿に慄き
そして知るアレクシス・ケリヴの目的も思惑に渡された力
「!!!」
「!!!!」
そして何故か現れたグリーザとルーゴサイトを見て
「ブルトンガチャの副作用かな?」
己の非を感じたのであった 更に迎え撃つは
『Uキラーザウルスネオ!魔デウス!グリーザ』
チートの化身を集めた更なる理不尽の蹂躙と
「うわ〜!!可愛い!!!」
「「!!!」」
現れたグリーザとルーゴサイトのぬいぐるみ?をもふもふするザギさんに和むのであった
その数日後 艦内喧しくなるアラートに
「久しぶりの怪獣騒ぎだな」
ハルト達も準備万端とエリアルベース内のモニターで怪獣を確認するが
「………何これ?」
何というのか…今までの整合性の取れたデザインとは異なる、何というかやっつけ仕事や未完成の怪獣を実体化させたような違和感があったが
「見つけた手がかりを逃すものか!マコト行くぞ!」
「おう!」
「エリー転送頼む!」
「畏まりました」
2人が転送されると怪獣 ナナシを確認するとアイテムを起動した
「絆の力…お借りすんで!」
「コレでエンドマークだ!!」
『ウルトラマンオーブダーク』
『サンダーキラー』
オーブダークとサンダーキラーに変身してフルパワーグリッドマンも参戦 最早可哀想としか言えない布陣だが
「グリッドマン!!」
そこにアンチが現れ戦いは混迷を極めた
「2人はあの怪獣を!こいつは私がやる!」
「了解や!」「任されて!」
そしてアンタvsグリッドマン 、ナナシvs俺達となるが
「せい!!」
「………あれ?弱っ!!」
力比べとばかりに体当たりをしたがナナシはあっさり負けて吹き飛ばされた追撃のオーブダークの斬撃もアッサリと通り拍子抜けである
「何やコイツ?」
「まぁ良いや……このまま痺れてろ!!」
サンダーキラーは体を捻り尻尾をナナシの首に巻くとエレキング由来の感電攻撃を浴びせ
「いくで!ダークスペリオン光線!!」
オーブダークの必殺技との連携攻撃でナナシをKOしグリッドマン の加勢に向かおうとしたが
ーあれ?終わったのかグリッドマン ?ー
「あぁ」
「何や久しぶりの怪獣騒ぎなのに拍子抜けやなぁ…」
ーま、偶にはこんな日もあるかなー
と各々思うところがありながらも撤退したのであった
これで解決!とはならないが現実である
エリアルベース
その中に増設させた怪獣のシミュレータでハルトは頬杖をつきながらメダルの組み合わせを模索している
「やっぱりか……」
最近シミュレートしているのはベリアル融合獣についてだキメラベロスの例を考え
ベリアル本人が変身した融合獣には高純度デビルスプリンターないしベリアル因子が必要な事が分かったのだ
「このデータが正しければ俺が作ったデビルスプリンターを消費する事でウルトラマンベリアルになる事が可能…それにギガバトルナイザーだって……けど…」
「エンペラ星人とダークルギエルのメダルなんてどう作れって話だよな」
あの姿になれば地球滅亡なんて簡単だろうがそもそもの材料に問題があると来た
そんな事を思ってた時期が私にもありました
『そう言えばファンが、エンペラ星人の残留思念とビクトルギエルの残骸からメダルの生成に成功したって話を聞いたよ』
「ゔぇ!?マジで!!」
『届くまでに時間はかかるらしいがね』
「しかも届くの!?」
もったいなぁ、と話していると喧しく鳴る警報と出てきた映像を見る
そこにはサタンビゾーみたいな怪獣 ナナシBが煙を出してる風景になってた怪獣を切り捨てている
「まさかの2段変身だったか……なら!」
ゼットライザーを起動して参戦する
インナースペースでは
「ベリアル、『シビルジャッジメンター』ギャラクトロン、『宇宙ロボット』キングジョー」
『ベリアル!ギャラクトロン!キングジョー!』
「『キエテカレカレータ』」
『キングギャラクトロン』
空から現れたのは新たなベリアル融合獣、ギャラクトロンのボディにキングジョーのベダニウムの装甲を纏う怪獣
「!!!」
ベリアル融合獣 キングギャラクトロン 誕生!
そして遅れてフルパワーグリッドマン が現れた
「すまない遅くなった」
ーいやいや待ってないよー
「!!!!」
そしてナナシはいきなり予測不可能な動きと共にキングギャラクトロンの顔面にドロップキックを叩き込んだ
「!!!」
ーこのやろう!!ー
キングギャラクトロンは仕返しに右腕のベダニウムハードランチャーを放つもナナシには華麗に交わされカウンターとばかりにビームを食らってしまう
「!!!」
ーまだまだ!ー
こっちもスピード型はいるんだよ!
『ホロボロス!ギルバリス!ギャラクトロンMk-2!』
『メツボロス!』
「!!!!」
ハルトはメツボロスに変身、持ち前のスピードと俊敏さで勝負を仕掛けるものの
「!!!!!」
最早残像すら残しかつ柔らかな動きをするナナシのスピードには直線的な動きを得意とするメツボロスとは相性が悪いときた
ーパル!エリー!奴の動きって予測できない?ー
『現在演算中 完了まで2時間』
ーそこまで持ち堪えられるかなぁ…ー
そうなるとメツボロスでは分が悪いしグリッドマンにも時間制限がある……待てよ
ーようは一撃必殺のカウンターを叩き込めれば良いんだよな?ー
「『そうなるな』」
『だが簡単にはいかないだろう?』
ーあるな…足の早い奴にカウンターを叩き込む方法ー
「『本当か?』」
ーあぁ!俺の頭脳を信じろ!ー
「『え?頭脳だと何か』」
『嫌な予感』
ーよし先ずは!ー
『スカルゴモラ』
ハルトはスカルゴモラに変身して構えを取るも名無しはお構いなしな動き、そして右手の突きはスカルゴモラの体を貫き出血が起こるが
『ハルト!!』
「『っ!!』」
「!!!!」
勝ち誇ってる所悪いが
ーそれを待っていたぁ!!ー
スカルゴモラはその腕をパワー型怪獣の名に恥じない力で押さえつける
ーこうすりゃスピードも何もねぇよなぁ!ー
いくら早くても動けなくさせてしまえば問題ない!!
『ほら、やっぱり脳筋戦法だったよ』
「『この筋肉バカが』」
ーコイツでトドメだぁ!スカル震動波!!ー
全身全霊のスカル震動波をナナシBに叩き込むと大爆破が起こる……しかし
エリアルベースで
「やったか?」
「凪はん!それはあかんで!」
ー立ちました!ー
ーーーーーーーー
何と
「!!!!」
ボロボロながらもナナシは健在だった
「何!」
「おいおいアレ食らって立ってるとかマジか!」
グリッドマン とボラーも驚く中、スカルゴモラは力尽きたように倒れると光となって消えた
その近くのビルにハルトが仰向けで倒れるがすぐに立ち上がり
「まだまだ!今度はファイブキングで!」
再び変身しようとしたが腹部に激痛が走る
「っ!」
痛みに手を抑えて離し手を見ると
「あ、ありゃ?」
かなりの出血をしていたのだ、それこそ致命的なものなのに
「『ハルト!』」
「安心しろセレブロ、こんなの刺された内には入らねぇよ…心配すんなって」
「『寄生先の状態が分からない俺じゃない…重症だすぐにエリアルベースに下がれ』」
「ふざけんな!この状態でグリッドマンを放っておけるかよ!!…って何で転送してんだパル!キャンセルだ俺はまだたたかー」
同時にエリアルベースに転送されたハルトは怒りながらも答えた
「ふざけんな!セレブロ!!こんなの怪我のうちじゃ!」
涙で目を濡らしたムジナからの平手打ちをくらい、その先を言えなかった
「怪我してるの!お願いだから無理しないで!!」
「………あ」
泣きながら止める彼女を見て、そこで少し頭が冷えた
「『今のお前はアドレナリンで痛みが麻痺しているだけだ治療せねば死ぬぞ』」
「……………」
前までの俺なら 別に良いけど?と考えていたが今はそんな事、考えちゃダメなんだな
「けど……アレどうすんの?」
「それはワイ等に任せときや!」
「あぁ、お前はゆっくり寝てろ」
「はーい」
そう答えると担架に乗せられたハルトは医務室はとドナドナされたのである
取り敢えず麻酔を打たれ少し眠ってる間に止血され包帯を巻かれベットに投げられたハルトは夢の中で
「ハルト、君は自分の命を何だと思っているんだ」
「お前に命云々で説教されたくない」
枕元にセブン上司みたいな感じでトレギアが出てきて説教を受け目が覚めたら
「『お前は自分を労われ、でないと俺が死ぬ』」
「お前なら俺いなくてもやってけるだろ?」
「『これだから…お前がいなければゲームが破綻するのでな、それまでは死なれると困る』」
「そっかい…」
珍しく真剣なセレブロにも説教され
そして
「「……………」」
「あのぉ〜俺もそろそろ動かないと〜」
「ダメ」「ダメに決まってます」
ムジナとザギさんに抱きしめられて動けなくなってしまった
「そう言えばグリッドマンは!?」
「それなら、あの紫怪獣がグリッドマン…グリッドナイトになって怪獣を倒したで」
「そうか良かった…」
「だが新条あかねに響裕太が刺された」
「それを先に言えええ!!」
「何?」
次回
グリッドマンが現れない 街で起こる最終決戦 アレクシス・ケリヴが呼び出す怪獣軍団相手に重症を負ったハルトが打つ手とは!
「これしかねぇ!!」
次回 変身!キメラベロス!!
『ネタバレした!?』
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