仮面ライダーギーツvsこちら葛飾区亀有公園前派出所~両さん、デザグラに出るってよ~ 作:唐 十三郎
「お陰でワシの出番を削られたけどな!」
憤慨する両津。実際、ムーニャンとビーニャンの活躍で本文を取られてしまった。結果として今回のメインは両津側の活躍となる。
「両津様も縦穴の底までたどり着いたとか」
「おう! おっそろしく深くてなぁ。でも何とか辿り着いたぜ」
「そして今回はまた意外な存在が現れるとかで」
「そうなんだよ~。これはワシも台本貰って驚いたぜ! 読者たちも期待していてくれよな!!」
「しかし良く思いつきましたね、今回の話」
「それがな、いつも感想を書いてくれている読者の1人が筆者も知っている作品の話題を書いてくれていたから思いついたらしいぜ」
「そこから広げたんですねぇ」
「いつもありがとうな! まだ書いた事が無いヤツもこれを機会に好き勝手書いて良いんだぜ!! 励ましの言葉とか好きな作品とか」
実際本当に励みになっています。貴重なお時間を使って頂き感謝しかありません。
「オリジナルを書いていた時期から比べると全く変わりましたものね」
「ホントそれな。やっぱりギーツにせよワシらにせよ、食いつきやすい作品があってだが、こうして色々意見を貰えるのはありがたい限りだぜ」
「これからもどうかよろしくお願いします!」
改めて、どうかよろしくお願いいたします。それでは本文をどうぞ。
「な、なんだ。こいつらも動かないのか……驚かせやがって」
無数に並ぶショッカー戦闘員アンドロイド。だが全て静止しており今の所は特に危険は無さそうだった。ただしその数が凄い。螺旋階段の各踊り場に構えられていたアンドロイドが両津に襲い掛かってきたのも含めたらそれぞれ20体前後であったのに対し、鉄扉の向こうに待機していたのは数百体。しかも10体ずつトロッコの様な機械に乗せてある。トロッコにはそれぞれ車輪が付いていて、輪留めらしき部位が降りている。勿論全てレールに乗っていた。
「射出装置……な訳無いよな?」
用途の読み辛い設計に頭を捻る両津。そのまま奥に進んでいくと何やら機械音が聞こえていた。
工場とかで良く見るロボットアームが何かを組み立てている。
「……あいつらの生産工場か?」
オートメーションらしく人影は全く見えない。但し電子音声は鳴っていた。
―― 本日分の作成終了。 物資不足の為、次のフェイズ移行は未定。物資調達次第移行実施。スケジュール変更を確認。これより待機状態へ移行 ――
日本語で流暢に聞こえてきた機械音声。周囲の機器類がメーターだのレーダーだのと数十年前のSF作品で見る物が多いのに、技術だけは高レベルである事を両津は見抜いた。
と言うのも音声作成の技術が世間で確立したのがここ20年くらいで、それまでは録音し、データ化したものを保存するだけでも相当な規模の保存装置が必要であったからだ。
とあるファミコンソフトのエピソードだが、マンガ原作とアニメ作品からのマルテメディア展開を図り、いよいよキャラクターゲームを出そうとした折の事。”あうっ!”と言う主人公のたった一言のセリフをOP画面で流そうとするも、担当声優さんまで呼んで収録した音声データが2メガとなり、予算の限られた当時のROMカセットの容量すら飛び越えてしまったので断念してしまったと言う話がある。80年代~90年代初頭くらいの頃だ。
それより更に古いであろう周囲の機器類と合わない仕様に両津はただ驚くしかなかった。
「仕方ねぇ。そろそろ調べるか……」
各踊り場の警備システムでは敢えてやらなかった事。それはこの場所のデータ閲覧。言葉が悪くなってしまうがハッキングである。
両津は手近な端末から片っ端に調べていく事にした。
「こういう時はプログラミングを覚えていて正解だったな。しっかし外観と中身が全然別モンだなコイツら」
造詣が深いこち亀読者ならご存じの筈だが両津はプログラムの知識が深い。専らハッキングなどの違法行為に特化したものではあるが。こち亀40年の歴史の間に本庁のロボット警官たちと交流してきた事もあり、ある程度のプログラム構築やAIの設計も可能だ。
その両津が調べた結果、音声認識プログラムとある程度の思考回路を組みこめばこの施設の概要が容易に調べられる事がわかった。ここで彼は背負っていたリュックから1本のUSBメモリーとリーダー機器を取り出した。
「繋ぐのは……ここで良いか」
かなり古い規格の接続コネクターだが変換プラグを先ほど積み重ねたアンドロイドの部品の一部を使って自作する。
「うげっ! そこのサーバーだけでも50ギガ程度にしかならないのかよ。まぁその辺は工夫していくかぁ……」
かなり大きな規模の生産工場の為にサーバー用のPCがあると睨んでは居たが、部屋1つそのままサーバー用として構えている割には全て合わせても容量が多くない事に落胆していた。
「さて、ちうちうたこかい……なっと! おい、動くか? ダメ太郎!」
アンドロイドのジャンクパーツにあった音声認識用マイクを工夫して接続した物に話しかける両津。目の前の単色のみでしか表さない無機質なモニターに、アスキーアートで表現された人物の顔が現れる。
『ふぁ~……あれ? どこだここ? あ、おはようございます、神様!』
「AIが呑気にあくびなんてかいているんじゃねぇよ……」
これまた古いこち亀読者には懐かしい、ヤカンに適当な目鼻を付けたような顔をしたロボット警官”丸出ダメ太郎”の顔面がモニターに表現されていた。少し気の抜けた優しい声が上部に設置されているスピーカーから響く。
【丸出ダメ太郎(正式機体名004号)】
警視庁が開発したロボット警官4号。アニメ版では二体目のロボット警官。
命名は両津による。正式名称は「警視庁開発4号乙型ロボット」。
充電している電気の量と知能が比例し(満タンの時は大学教授並みの知能となる。アニメ版ではこの設定はない)、器量も充電の量と比例する。
現在は警視庁の警部であり、量産化もされている。温厚な性格で、同じくロボット警官の度怒り炎の介(005号)に舐められても気にしない。
両津のことは「神様」と呼ぶ(両津に命令された)。別名(両津がダメ太郎にピンチを救ってもらった恩により名付けたもの)は綾皇寺(あやのこうじ)ダ・ビンチ。
重いものを持つと手が抜けてしまう。
アニメ版では派出所に配属されたが、業績が良くなく、間もなく解体されてしまうところで、タンクローリーの爆発により、火災に巻き込まれた警視総監を救出したことから、解体を免れた。
なお、アニメ版では電圧を上げると凶暴な性格になり、電圧を下げると女性のような性格になるという設定がある。
原作の第144巻で本庁がダメ太郎を大量に生産して、記憶を同時通信(リアルネット)するぐらいに発達したが、両津がダメ太郎をギャンブルに連れていったためすべてのダメ太郎がダメなロボットになった。
30周年の「復活して欲しいキャラ」投票では、第2位にランクインした。アニメ版では第250話「ロボット警官ダメ太郎」での初登場より4年前のエンディングテーマの「ブウェーのビヤビヤ」で先行登場している。
201巻にも登場。
※以上Wikipediaから引用、一部改ざん。
「658文字か。これなら読者から”文字数稼いでいるんじゃねぇ!!”って怒られずに済むだろうな」
『何の事ですか?』
「こっちの話だ気にすんな」
両津の持っていたUSBメモリーにはダメ太郎の基礎AIと最後に両津と出会い、本当のダメ知識が上書きされる前までのデータが入っていた。いざと言う時の両津のアシストとして使う日が来るまで大切に取っておいたのだ。
両津が状況を手短に説明をすると、ダメ太郎は迅速に行動した。
『わかりました。じゃあ補助端末を作りますから少し待っていてください』
「ん? どうする気だ?」
『丁度設備もありますし、材料も手ごろなのがありますからね。僕を1台作りましょう!』
「お! 流石じゃねぇか!! じゃあワシは昼寝でもするか。待ってるぜ」
そうして両津はその場に寝袋を敷いて仮眠を取る事にした。
一方でデザグラの鬼ごっこは状況が良く無かった。デザグラ参加ライダーの4人は特殊刑事課で固められた運営ライダーたちに苦戦を強いられていた。
『 MOON CHARGE 』
「江崎博士の自信作、とくと味わうが良い!」
三日月型の飾りがついたこん棒、ムーンスティックにエネルギーが集まる。じりじりと詰め寄りタイクーンを追い詰めたムーニャンはそれを一気に振り下ろした。
『 MOON HEART STRIKE 』
「ぐぁああああああああ!!」
ピンク色のハートをした衝撃波がタイクーンに直撃した。コンクリートの土管を何本も壊しながら後ろに吹っ飛ばされる。
『 VENUS CHARGE 』
「擬宝珠巡査! 両津の妻だからと言って手加減はせぬぞ!」
「だぁああああああ!! だからそれは誤解だってのぉおおお!!」
「問答無用!」
「あー! また変な噂になるぅうううううう!!」
『 HURRICANE CHARGE 』
ビーニャンが持つビーナススティック本体と、そこからビームで繋がっているトゲ付きの鉄球が見る見る巨大化していく。対するラヴィもハリケーンチャージを行い鉄扇にエネルギーを溜めていた。
『 VENUS LOVE AND BEAUTY HAMMER 』
『 HURRICANE STRIKE 』
互いの必殺技が激突する。
筆者です。「漂禁VIII」をお送りしました。
両さんは縦穴の底でアンドロイド生産プラントを見つけ、丸出ダメ太郎をサポートにしました。こち亀読者にはあまりウケが良く無かったらしいロボット警官話。筆者は好きなんですけどね。まさかここで登場させる事が出来るのは意外でした。この発想は読者様のご感想で”キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー”に出てくるヴィラン、ドクター・ゾラの話題があったから生まれたものです。ありがとうございます。
そして無双するムーニャンとビーニャン。これまたご感想で「使ってる武器が殺意高い」とありました。正しくその通り。マンガ原作以上の戦闘力をどう表現するか考えた結果こうなりました。では久々に詳細を書きましょう。
・ムーンスティック・・・月光刑事ことムーニャンの武器です。土台としたのはセーラームーンのスティックからですが、頑強な月光刑事が振るう武器としてこん棒にしました。あのガタイですからね、破壊力はバツグンです。ムーンチャージで月の光を集めて物理でぶん殴ります。チャージする意味あるのかとも思いますけどw
・ビーナススティック・・・美茄子刑事ことビーニャンの武器です。土台としたのはガンダムハンマーですね。トゲ付き鉄球。鎖では無くビームで繋がっています。この辺はコンバトラーVの超電磁武器辺りです。
さて以下は前回書ききれなかったギーツファイナルステージの感想の続きを書いていきます。ネタバレとなりますので、これから見たい方はいつものシメの挨拶から先はご覧にならないようお気をつけください。
では明日も間に合えば17:30更新ですのでよろしくお願いします。
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『 GEATS FINALSTAGE READY……FIGHT!! 』
前回更新分で大部分は書いたかなと思っていたんですが、やはりキャストの皆さまの涙ですねぇ。これは言っておかないと。お時間がありましたら皆さま是非、キャスト皆様それぞれの挨拶は見ておいてくださいね。
最初はベロバ役の並木綾香ちゃん。中学三年生からの高校一年生。プレッシャーだらけの中で良くあれだけの大役を務められたものでしたね。彼女が泣き出す度に横に居た杢代くんと後藤くんが背中を摩ってあげているのが微笑ましかったです。
続いてケケラ役の俊藤光利さん。男泣き。景和こと瑠雅くんへの気持ちがケケラ以上にピュアな気持ちでリンクしていた様で。瑠雅くんへ「桜井景和がお前で良かった!」と言う言葉は凄く印象に残りました。
次に後藤大くん。「ライダーになりたい」と言う夢を叶え、キャストの皆さんの情熱に刺激を受けて、メインキャストの5人に感謝を伝えていました。貴方も本当に素敵です。これからも頑張ってください。
次に沙羅姉ちゃん役の志田音々ちゃん。やはりメインキャスト5人の頑張りに刺激を受けた1人でした。最後にキャストたちへ役名で呼んでいるのが微笑ましかったですね。
ツムリ役の青島心ちゃん。涙を堪えながらの挨拶。歌唱時の号泣を謝罪。ここで簡くんに攻撃w 出演時のプレッシャーとか簡くんへの気持ちとかを語っていました。もう見た感じは簡くんと姉弟です。さすが姉さん。
杢代和人くん。道長も一年間で強くなったなぁと。本来は面白いコなんですよ、杢代くん。お陰で筆者の二次創作にも影響が出ています。笑顔で皆さんへの感謝を伝えていました。しっかりしてましたね。
星乃夢奈ちゃん。ここで夢奈ちゃんも泣く。簡くんの背丈が高くて自身の低さをコンプレックスに感じる事も多かったみたいですね。ちなみに彼女が夢を叶える為にやっている事は結構驚きました。これを見て筆者も実施しております。叶うと良いなぁと。
景和こと佐藤瑠雅くん。どうも彼は今まで感情を表に出さないようにしていたらしく、そんな彼が桜井景和という役をキッカケに変わったとの事。瑠雅くんの言葉「大変な時こそ変われるチャンスなんだ」良い言葉です。
そして最後に我らが浮世英寿こと簡秀吉くん。ギーツをキッカケに人生が大きく変わっていったという。それまでは相当苦労されていたそうで、お金も無い中でレッスンに通い続け、19歳の若さで大抜擢。けれどもギーツ出演時にも収録すら苦痛になる時期もあったそうです。彼が「皆さんのお陰で三軒茶屋に立てています」と思いきり天然ボケをかまして「人見記念講堂ね」と杢代くんからツッコミを入れられる所は必見ですw
最後のシメは、簡くんの「これからも――!」と言った後に会場の皆さんで「ハイライトだ――!!」と返して会場内でシャトルが打ち上げられました。フィナーレとして素晴らしかったです。
筆者がこれからこの二次創作を続けていく励みになりました。
では重ねになりますが明日も間に合えば17:30更新ですのでよろしくお願いします。
この作品をお読みになっている貴方は
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どちらとも言えない