仮面ライダーギーツvsこちら葛飾区亀有公園前派出所~両さん、デザグラに出るってよ~ 作:唐 十三郎
「あっちゃあ……とうとうやらかしたかぁ」
呆れ顔のウィン。
「そのため激レア対応を行います。今回の前書きと後書きは本日未明に大幅更新があります!」
「は? アリなのそれ?」
「アリです。筆者様からの指示です!!」
急な話で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
(以下更新追加分)
「という訳で予想もつかないトラブルが起きた本日でしたが」
「いやー流石に驚いたぜ。こんな事もあるんだなぁ」
「でも筆者様はこれで今後は気を付けますね。ケガの功名です」
「だといーけどな」
「さて、そろそろ晴家ウィン様に重大なピンチが訪れますが」
「もーやめよーツムちゃん、ここでそういう話言うのはさぁ」
「ここで筆者様からこの先のプロットが届いております」
「お! 俺の優勝ルートでも作ってくれたかぁ? え? ……ナニコレ? どうして?」
プロットを読んだウィンはその内容に宇宙猫になり現場猫になる。
「ほーほーこれはこれは……」
「どわぁ?! 両さん、いきなり後ろから読んでるんじゃねぇよ!」
突然背後に居た両津に驚くウィン。両津はニタニタと笑っている。
「うん! これは酷いな! 諦めろ♪」
「い――や――だ――!!」
悲痛な叫びを上げたウィン。果たしてその真相は? 結果はこの先の展開にご期待頂きたい。
ジャマトたちの襲撃がいよいよ本格的となった。ヴィショップジャマトを中心に進軍していたジャマトたちは人間を次々襲う。そこへ道長が突進する。
「こいつさえ倒せばゲームクリアだ! 変身!!」
『 ZOMBIE~ 』
変身して更にヴィショップジャマトに向かうもポーンジャマトたちが壁となるために肝心のヴィショップジャマトには攻撃が届かない。遅れてやってきた祢音と景和は戦う事そのものに躊躇していた。
「私、何のために……誰のために戦っているんだろ……」
「世界を救って、理想の世界を叶えるためでしょ……そのために戦うって決めたから、今この場所に居るんじゃないの?」
「……そうだね!」
景和の言葉に決心した祢音はバックルを構えた。
『 SET 』
『 SET 』
「へ~ん、しん!」
「変身!」
『 BEAT READY……FIGHT! 』
『 GREAT READY……FIGHT!』
ナーゴはビートアックスを、タイクーンはレイジングソードをそれぞれ振り回し襲い来るジャマトたちと戦う。
更に遅れて駆け付けた英寿・両津・ウィンの3人。視界にライダーたちとジャマトたちの交戦が入ってきた頃にウィンのスパイダーフォンが鳴り響いた。ゲームマスターからの連絡だ。嫌々ながらその呼び出し音に出たウィン。通話が繋がるなり響いてきたのはゲームマスターの怒声だった。
「どこに行く気だ?!」
「まだゲームは終わってねぇ。アンタに言われた通り、世界平和に貢献してやるよ! 英寿と、それに両さんと一緒にな」
「ギーツを落とすのが、お前の使命だったはずだ!」
「もうアンタの言いなりにはならねぇ」
そこま言い切ると通話終了の赤いボタンを押した。3人はニヤリと笑い合って再び走り出した。
その直後、タイクーンはレイジングソードをジャマトライダーの腹部に突き刺し、辛くも撃破した。足元にはジャマトライダーが使っていたドライバーが転がる。
更にナーゴも目前のジャマトライダーを仕留めようとしていた。ビートバックルの鍵盤スイッチに触れて必殺技のエネルギー充填に入る。
『 BEAT STRIKE』
「やぁああああああああああ!!」
後ろ回し蹴りで決着をつけた。そしてこちらも足元にドライバーが転がる。
ヴィショップジャマトと戦っていたバッファはかなり苦戦していた。そこにナーゴが駆け付ける。
「大丈夫?!」
だがヴィショップジャマトは赤い胞子を一気に二人に吹き付ける。胞子の力で錯乱させられた二人は同士打ちをしてしまう。
遅れてきたタイクーンはレイジングソードのチャージが満タンになった事を確認してコマンドキャノンバックルを取り外した。
「……よし!」
バックルをドライバーの右側に差し込む。
『 FULL CHARGE TWIN SET 』
バックルのキャノンスラストレバーを押し込みトーラスリアクターへのエネルギー変換を行う。トーラスリアクターが変換したエネルギーをコマンドフォームの銀色の武装へと展開していく。
『 TAKE OFF COMPLETE JET & CANNON READY……FIGHT! 』
タイクーンがコマンドフォームになる頃を見計らってヴィショップジャマトが突進してきた。
「今度こそ……勝ち抜く!」
ヴィショップジャマトはやはり赤い胞子を飛ばしてきたが、タイクーンはレイジングソードで薙ぎ払う。腰部にあるジェット機構で宙に舞い、空中制御で静止し状況把握を瞬時に行う。胞子の途切れ目を見計らい空かさず飛び込む。だがそれを見越していた相手は地中から巨大なキノコを発生させ壁にした。それでもレイジングソードで即座分断するタイクーン。怯んだ隙に何度も斬りつけた。
タイクーンがヴィショップジャマトと交戦している間、英寿・両津・ウィンの3人はジャマトライダーが残したドライバーを見つける。ウィンが声を上げて喜ぶ。
「おい! はぁ……間に合ったぁ」
「とは言え、ここにあるのは2つ。あと1つはどうした?」
「それなぁ……道長が踏んづけてぶっ壊してた」
「「え?」」
両津の発言に英寿とウィンは声をハモらせて驚く。
「何でそんな事しちゃうかなぁ、あのバカ!」
「フ……これはかなりハイライトだな……」
ウィンは両手で頭を抱えて嘆き、英寿は左手で頭をかきつつ右手でフォンガースナップをしようとするも動揺のせいか指が鳴らない。ウィンの口から相談が始まった。
「で……どうする?」
「ここは公平にジャンケンで決めよう」
「そうだな……もう1つのドライバーは運営を脅してでも用意させるかぁ」
両津が半ば物騒な事を言っているが、そもそもウィンを使って裏工作をしているゲームマスターが悪いのだ。この様に考えても仕方ない。
「じゃあ行くぜ……最初はグー……」
「「「ジャンケンポン!!!」」」
「あ、勝っちまった……」
「く……やってしまったな」
「あーもー、あと1つかよぉ……」
最初のジャンケンで勝ったのはウィンだった。もうしわけなさそうにドライバーを掴む。ちなみに勝ち手はパー。英寿と両津はグーだ。
「仕方ない、恨むなよタートルズ」
「こっちのセリフだ!」
「「ジャンケンポン! あいこでしょ! あいこでしょ! あいこでしょ! あいこでしょ!」」
「なんでお前らこんな時だけ息ピッタリなんだよ……?」
勝負が決まらない英寿と両津。何度もあいこが続いている。
「待て!」
「あん? どした?」
英寿が急に手を止めた。目線の先に居る人物に気付いたからだ。その人物は仮面を被り黒いフードをその上から被っていた。両津は眉間に深いシワを作り、その人物を睨む。
「出やがったな……」
「もうお前の思い通りにはならないぞ、ゲームマスター」
無言で近づくゲームマスター。更に英寿は相手を見据えて言葉を続ける。
「いや、ギロリ!」
その名を呼ばれたギロリは仮面とフードを取り外し、3人を睨みつけていた。
「失望したぞ、パンクジャック!!」
そして左手に見慣れないドライバーを構えた。即座ドライバーから音声が発せられる。
『 VISION DRIVER 』
腰にヴィジョンドライバーを据えたギロリは右手の手袋を外し、ドライバー中央部の接触センサー「バイオメトリクサー」に親指を乗せ指紋認証をさせる。
『 GLARE, LOG IN 』
待機音が鳴り続ける間に左手で薄い変身認証カード「プロビデンスカード」を取り出し右手で持ち替えた。
「変……身……」
呟くと同時にドライバーの右側に備えられているカード読込部「ヴィジョンリーダー」へ上から下へスライドする様に差し込む。
『 INSTALL 』
ドライバー前面部の電子モニターがまるで瞬きをするように点滅した。
『 DOMINATE A SYSTEM GLARE…… 』
音声が発せられると同時にヴィジョンドライバー内部の縮退炉「ヴィジョンリアクター」で極小状態で均等を保った疑似ブラックホールが空間に展開され、ヒュプノレイと呼ばれる球体機構を5つ射出する。ヒュプノレイはライダースーツを形成した後に胸部・右肩・左肩・右膝・左膝のプロテクターとして収まる。ギロリは黒・赤・そして紫をパーソナルカラーとした鋭利なデザインのライダースーツを纏った「仮面ライダーグレア」に変身した。その姿を見た英寿が驚きの声をあげる。
「! ……お前もライダー?」
その言葉に応えず無言で歩いて近づいてくるグレアに危機を感じる3人。いち早くウィンはドライバーを装着した。
『 SET 』
「変身!」
『 MONSTER! 』
「てぇあ!」
変身と同時にグレアに殴りかかるパンクジャック。だがグレアにどれだけ攻撃が当たろうとダメージを与えられない。装備が固いだけじゃなく、戦士としての基本的な力量に差があり過ぎるのだ。パンクジャックの頭部を掴んだグレアはそのまま上に持ち上げる。逆さまに持ち上げられたパンクジャック。通常の人間ならこの時点で首が千切れているが、ライダースーツの強度のお陰でそれは免れた。だがそれはパンクジャックの首に激痛をもたらす事になる。
「ぐあぁあああああ!! やめろ! やめろ! やめろぉおおお!!」
暴れるパンクジャックを意にも介せず、グレアはプロビデンスカードをドライバーのヴィジョンリーダーにスキャンさせた。
『 DELETE 』
音声がドライバーから発せられるとパンクジャックを掴んだ手を離し、自由落下してきたその身体に回し蹴りを叩きこむ。強烈な破壊力を持った攻撃を受けたパンクジャックはその場に倒れ込んだ。
「お前がその気なら、こっちにも考えがある」
そう言い放ったグレアは右手の親指でドライバー上部バイオメトリクサーに触れた。
『 HACKING ON CRACK START 』
ドライバーの音声と共にグレアの胸部に収まっていたヒュプノレイが展開する。飛び出したヒュプノレイはパンクジャックのヘルメットを弾き飛ばし、代わりにヒュプノレイがパンクジャックの頭部に強引にはめ込まれた。
「ぐあぁああ! ぐぁああああ! あああああああ!!」
「やめろ!!」
苦痛の声を上げるパンクジャック。だがそこへ英寿がもう1つのドライバーを手にしてパンクジャックを救おうとした。だが……
「え?」
「あん?」
同じく両津もドライバーを手にしていた。
「……離せ!」
「いやお前こそ離せよ!」
「お前には荷が重い。黙って見ていろ」
「いやいやあんなヤバいの黙って見ていられっか。ワシが行く」
お互いその手でガッチリとドライバーを握って離さない。
「……君たち、仲が良いね」
「「誰が?!」」
グレアのボヤきに即座反論する英寿と両津。
「だが、そうしてジャレていて良いのかい?」
「! やっべ!!」
「クッ!!」
パンクジャックが突進してきた。そのはずみで2人が持っていたドライバーも弾かれて飛ばされる。怯んだその隙に英寿の腹に右拳を。両津の頭に回し蹴りを叩きこむ。
「ぐはっ!! ……パンクジャック!」
「おい、ウィン!! どうしちまったんだ?!」
英寿と両津がグレアに洗脳されたパンクジャックの攻撃を受けたその頃、タイクーンはヴィショップジャマトとの決着をつけようとしていた。
「……決める!」
『 LOCK ON 』
バックルのスラストレバーを動かし、トロンキャノンの砲撃のエネルギーを溜める。腰部後方から発射時の衝撃で後方へ飛ばされないためのストッパーが地面に刺さり込み、ヴィショップジャマトへの照準が決まる。
「たぁあああああああああ!!」
『 COMMAND TWIN VICTORY 』
見事、最高出力のトロンキャノンによる砲撃はヴィショップジャマトを木端微塵に吹き飛ばした。
だがこれで、英寿と両津の脱落が決定する事となる。
「ミッションコンプリートです♪」
サロンのツムリから楽しそうなアナウンスが入る。
変身解除した景和・祢音・そして道長のスパイダーフォンに試合結果の通知が届いた。
「!……ギーツと……タートルズが落ちた」
複雑な表情で呟く道長。そしてそれを聞いた景和と祢音の顔は真っ青になった。
脱落が決定した英寿と両津に対し、グレアはそれを無情に告げる。
「浮世英寿、そして両津勘吉。お前たちはゲームオーバーだ」
「……!」
「! マジか……こんな所でかよぉお!! ちぃいいいっくしょぉおおおおおおおおおおお!!」
英寿と両津の手の中でそれぞれのIDコアが消える。そして彼らの身体も電子分解されるように消えていく。両津の心からの悔しさが叫びとなってその場に響いていた。
『 RETIRED 』
『 RETIRED 』
筆者です。罰散VIIIをお送りしました。
まさかの更新失敗。筆者自身も驚いてます。クラウド対応ツールを使ってて良かった……何とか本文は皆様にお届け出来ます。
前書きにもある通り、更新日本日改めて前書きと後書きを更新しますのでこれが見えている皆様はレアです。スクショしても構いませんよ。
本文自体は書き溜めていますので、明日分の更新は多分大丈夫です。17:30更新は変わらず行います。では引き続きよろしくお願いします。
(以下更新追加分)
てなわけで引き続き筆者です。まさかのトラブル勃発。かなり驚きました。とは言え何とか本文だけでもマトモにお送り出来て何よりでした。以後気を付けます。
さて、改めて英寿と両さんの同時脱落となりました。この展開を予想していた読者さん、どれだけいらっしゃいますかね? ジャンケンも最悪な息ピッタリでした。あの二人だけでジャンケンしたら永遠に終わりませんw
今後無事に本編準拠の復活となるかはまた続きをお待ちください。いよいよ今回のハイライトが次々待っています。
さて、ここでお知らせです。かねてよりご感想で要望が多かった特殊刑事課の登場ですが、本格的に対応します。かなり筆者なりの方法になりまして、誰が何時というのはまだ明かせませんが必ず本文登場を行いますので今しばらくお待ちください。
しかし今回はヴィジョンドライバーの表現をかなり頑張りました。CV松岡禎丞さんのボイスで喋るドライバーは改めて凄いなと思いました。
ではまた明日17:30の更新をどうかよろしくお願いします。
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