仮面ライダーギーツvsこちら葛飾区亀有公園前派出所~両さん、デザグラに出るってよ~   作:唐 十三郎

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「リアリティライダーショー、デザイアグランプリ!! ジャマーボール後半戦で苦しい状況になったライダー達。両津様があの黒いバックルで2人の男性を召喚しました。彼らは頼もしい援軍となるのでしょうか?」
「よ、呼ばれて飛び出て」
「じゃじゃじゃじゃーん……」
「お前ら、元気が足りない!」
「「いきなりネタを振ってきて無茶言うな!!」」

 両津に無茶振りをされて困惑している左近寺とボルボ。

「せっかく筆者がなけなしの隙間を狙ってお前たちを呼んだんだ。もっと読者様たちにファンサービスしろ!!」
「芸人かよ!」
「戦闘力を見込まれたのでは……?」

 あまりに雑な呼ばれ方をされた左近寺とボルボ。両津から更なる追い打ちがかかる。今回は左近寺だ。

「だいたいな左近寺、お前が初登場してからもう27年となるが」
「結構経ったな……」
「27年も”さおりー! さおりー!!”と叫び続けた間に今の世間どうなったと思う?」
「ああ、俺のさおりへの愛もホンモノになったって事だろ!」
「バカモン! 声優さんでガチのさおりと言う名の人たちが増えているんだ! そいつらのガチファンからの避難がGOGOとなっているぞ」
「何ー?!」

 ”さおり”とは作中で出てくるギャルゲー”どきどきメモリアル”通称”どきメモ”に出てくるメインヒロイン”早乙女さおり”の事で、左近寺の推しキャラだ。

「そ……そんなに多いのか?」
「先ずは後藤沙緒里(敬称略)。気弱系のキャラを演じる事が多いな。透き通った声を持っていて聞く度に学生時代に戻った気分になれる何とも不思議な雰囲気の声優さんだ」
「ときメモガールズサイド3のみよちゃんを演じている人だな!」
「次に大西沙織(敬称略)! ワシもやっているウマ娘のメジロマックイーンの担当声優だ。お嬢様キャラからギャルまでなんでもこなす実力派だぜ」
「ブルアカのセナちゃんだな! アリス・ギア・アイギスのバージニアも忘れるなよ!」
「そして一番忘れちゃいけないのが早見沙織(敬称略)!! ラブプラスのマナカを筆頭にありとあらゆるキャラで世のオタク共を日夜悩ませ続けている若手なのにレジェンド級の存在の声優だ!!」
「ぐあああああああああ!! 俺妹のあやせ! あの花のつるこ! アイマスの楓! そして何より魔法科の深雪ぃいいい!! さすおにぃいいいいいいい!!」

 数々の”さおり”名義の女性声優の偉業に打ちひしがれた左近寺。

「ワシが把握しているだけでもこれだけ凄い! 多分他の人でも凄い人が沢山居る。それで良いのか左近寺ぃいいいいい!」
「両津……俺はバカだった。そうだ、そうだな……そうだった……」

 強く拳を握り決意を露わにする左近寺。

「全ての! 全てのさおりを、俺は愛でる! 愛でるぞぉおおおおおおお!!」
「その心意気だぜ、左近寺!」

 2人の様子を見て完全に引いているボルボ

「あ、あのさぁ……水を注す様で悪いが、左近寺って今は彼女居るだろ? その、いいのか色々と?」
「彼女も愛でる! さおりも愛でる! さおりと同じくらい彼女も愛でる!!」
「あ、うん……お前が良いならそれで良いんだ」

 こんな言動をしているが左近寺には立派に彼女が居る。きっと左近寺のバイタリティなら推し活もリアルの恋愛も両立するだろう。たぶん。

「全く……乗り込みからこれでは先行き不安になるな……」
「言うじゃねえかボルボ……明日はテメェの事も取り上げるぞ!」

 明日はボルボをいじります。お楽しみに。


玉晒IX:築いたものは崩される

 ここで改めて両津が召喚した2人について紹介していく事にしよう。

 

 【左近寺竜之介】

 

 葛飾署に勤務する警察官。警察官にしては珍しく制服を着ている姿がほとんどない。登場時はだいたい私服のタンクトップ姿か柔道着姿ばかりであるため、原作読者やアニメ視聴者から警官かどうかも疑われた可能性が高い。

 筋骨隆々の凄まじいマッチョな体格で、あらゆる格闘技に精通しており、特に得意なのは柔道。硬派な性格でありオタクではあるものの女性にも物怖じしない

 趣味はテレビゲームとフィギュア収集で、どんなゲームでもすぐにハマってしまう。

 元々は格闘ゲーム一筋で、ゲームに夢中になるあまり隣でプレイしている対戦相手をKOしてしまうこともあった。

 しかしある時、作中ゲーム作品「どきどきメモリアル(ときめきメモリアルのパロディ)」のキャラクターに名前を呼ばれたことがきっかけでギャルゲーにもハマっていったほか、一時期BLゲームに手を出してオネェ化したこともある。

 最初はギャルゲーにハマり始めた事を隠したがっていたものの、徐々にそのような描写はなくなり現在はギャルゲーオタクとしてどきメモにどっぷりハマっている。

 とはいえ、両津と共に秋葉原にゲームを買いに行き店にあった洋ゲーにも興味を示したりするなど完全にギャルゲー一辺倒になったとはいえない。

 模型屋で、どきメモのメインヒロイン早乙女さおりのフィギュアを両津に感づかれぬよう購入(その際に戦艦や城のプラモでカモフラージュしている)、しかしガレージキットなどを製作できるだけの技術力がないため両津に助っ人を頼む。

 物語が進むと、さおりの等身大フィギュアを購入したり歩数計型ゲーム「ポケットどきメモ」も購入、ゲーム内に組み込まれたモードを発動させるため、血眼になって行動しし続けた。

 チャットで知り合った同じどきメモラー(何と可愛らしい女性)と仲良くなったことで、普段のタンクトップ姿ではなく、オシャレな格好でデートに行ったりしている。が、この事は作者が忘れていたのか、早乙女リカから「恋人ができるタイプではない」とか「どちらかというとBL」などと変な方向に位置付けられてしまったことも。

 ちなみにアニメ版のドルフィン刑事のテーマ曲は当初は彼のテーマになる予定だったらしい。

 なお、アニメ版担当声優の岩崎 征実(いわさき まさみ)さんの趣味もウエイトトレーニングでシンクロ率が高く、東映特撮作品で多く怪人の声を充てている。

 

 【ボルボ西郷】

 

 警視庁葛飾署勤務の警察官。モチーフはゴルゴ13の主人公、デューク東郷。決して西郷隆盛の子孫ではない。

 元傭兵(グリーンベレーにも在籍)で、銃器使いのエキスパート。ニューヨーク市警に勤務していた経験もある。

 筋骨隆々とした体格の持ち主であり、登場初期はそれなりに女性から人気があった。

 両津、左近寺とは体育会系繋がりで仲がよく、3人でつるんでいることも多い。アニメ版では本田を加えて4人でトラブルに巻き込まれたりすることもあった。原作では左近寺とコンビを組むことが多く、特にケンカをすることもないので仲は良好。

 戦場生活が長すぎたせいで異常に警戒心が強く、「いつどこから敵に襲われるかわからない」という理由から常に全身にあらゆる武器を装備している。自宅のマンションはトラップだらけで、ガトリングガンが仕掛けられていた事もある。物音や気配にも敏感なため、後ろに立つなど言語道断である。そのせいか登場初期には身の危険を感じるとすぐに銃を撃ってしまうばかりか、武器を全部失った途端にパニックに陥り全裸で町を逃げ回ったことすらある(この時、両津も同行していたのだが、この事態はさすがに予想できなかったらしく、大原部長に責められた際、言い訳に苦心していた)。

 傭兵時代の上官である爆竜大佐とは懇意な仲で、彼の娘のジョディー(詳しくは検索を。金髪爆乳美人)とは半ば婚約者状態。しかし、男ばかりの環境で育ってきたので女性には全く免疫がなく(両津曰く「中学生レベル」)、女性と密着したり露出度の高い恰好をしている女性を見たりするとすぐに鼻血を噴き出してしまう。他にも幼少期のトラウマから蜂が大嫌い。

 見た目と性格があっていない彼だが、素手の実力では完全にジョディーの上を行っており、道具を使わず虎を取り押さえたこともある。しかし女性に免疫がないため、ジョディーとの勝負ではそのムッチムチのお色気に鼻血を噴き出して気絶、戦闘不能になってしまい、惜しいところで負けてしまう(爆竜は「(娘に負けたから)結婚はダメだ」と言い、これに両津は「なんでお前(=爆竜)の娘はあんなにスタイルがいいんだ。汚いぞ」と抗議していた)。

 なお、意外なことに射撃の腕前は今一つ。射撃大会コンテストでは両津、中川が的にヒットさせたのを見て「簡単に当てていくな」と告げ、続いて自分も銃を構えるが外れてしまい、あっさりと失格になった。

 戦場経験がある為、サバイバル知識は豊富。趣味の一環として両津とサバゲーに行く事もよくある。

 ちなみにサバイバル経験がある為、鳩やノウサギを狩って現地調達するのは当たり前。ちなみにジョディーも全く同じなのでキャンプでは平然とやっている。ただ、カエルやヘビ、ネズミなどは流石に食い慣れているわけではないのでジョディーに「あーん」された時は凄まじい顔芸をしていた。

 実家は鹿児島県。祖父の小金丸は現役の忍者で、両津同様にパワフルなので振り回されっぱなし。幼少の頃から微量の毒薬を飲まされて育ってきたらしい(祖父が薬草を適当に使っていたのが原因)。

 なお、アニメ版担当声優で舞台版の出演もされた岸 祐二(きし ゆうじ)さんは元々「激走戦隊カーレンジャー」のレッドレーサーこと陣内恭介役で出演されていた筋金入りの東映特撮大先輩だ。是非円盤かTTFCで視聴する事をオススメする。敵幹部のゾンネットがエロカワだ。

 

 ※以上引用元はいつものピクシブ百科事典から。あまりに膨大だったので一部割愛しているがボルボの紹介が異常に長かったかも知れない事を謝罪しておきたい。

 

「……と、まぁ左近寺とボルボの紹介文2400文字程度を読者様たちに読んでもらっている間に、この2人にはデザグラの事を説明していたのだが」

「導入が雑過ぎる!」

「その辺りもしっかり書け!!」

「うるせー! お前らの紹介文だけで日毎の更新ノルマの半分以上飛び越えたから筆者なんて”もうこれ翌日分更新に行ってもいんじゃね?”とかサジ投げ始めてるんだよ!! 特にボルボ、お前の紹介文が長すぎるんだ!!」

「それは俺のせいなのか?!」

「だいたいお前ら人気があり過ぎて引用元の文量多すぎなんだよ!」

「「両津に言われたくはない!」」

 

 喧嘩するほど仲が良いとはよく言ったもので、いつもの喧々轟々を繰り広げている3人を見てライダーたちはボヤく。

 

「3人ともバラッバラだけど、まぁある意味似た者同士……なのかな?」

「なーんか両さんが3人になった……は、言い過ぎかな?」

「まぁ、仲は良さそうだよね……」

「あれで全員警察官……」

「うーん……全員特技が偏っているけどパワータイプが増えた……って事か」

 

 誰がどう言ったかまでは割愛するが、全員複雑な表情をしているのは間違いない。

 だが左近寺とボルボは既にジャマトたちを見つめ闘志を募らせていた。

 

「あいつらが最近世間を騒がせている怪事件の原因か……」

「まぁ警察官としては黙っていられんよなぁ」

「ヘッ……お前ら、そういう所はいつもと変わらんな!」

 

 両津が誇らしげな顔つきになる。

 

「それで、俺たちもなれるんだろ?」

「ああ! 仮面ライダーだよな。ガキの頃からの憧れじゃねぇか!!」

「おう! ヒヒヒ……ちょっとくすぐったいぞ。なぁに、痛ぇのは一瞬だ」

「「ゑ? おいちょっと待て、両津?!」」

「うるせ――! 大人しくしろぃ!! 先ずは左近寺、てめぇからだ――――!!」

「――――ッ! ア”――――――――ッ?!」

「左近寺?! だから待てって両津! どう見ても危険だろうが!!」

「黙れボルボ!! お前もだ――――!!」

「ぬひょ――――――?!」

 

 両津は逃げようとする2人の背中にライダーカードを思いきり叩きつける。左近寺とボルボは本田の時と同様に声にもならない声を上げる。ライダーカードからの過剰なエネルギー供給が行われる事によって”開発されていない肛門に無理やりアイスの実を数個、強引にねじ込まれる”様な感覚を味合わされたからだ。

 気が付くと2人はタートルズのエントリーフォームと同じ格好をしている。

 

『『 EXCEPTION 』』

「こ、これが仮面ライダーの変身……」

「! まさかアイツらも変身の度にこんな感覚に?!」

「「「「「ならねぇよ!!」」」」」

 

 他の5人のライダーたちは左近寺とボルボにツッコミを入れた。




 筆者です。「玉晒IX」をお送りしました。

 こち亀ファンには今更な左近寺・ボルボの紹介回でしたがいかがでしたでしょうか?
 前書きにて今回は左近寺について取り上げました。彼がマンガ原作で登場して27年……ギャルゲーも随分進歩しております。コンシューマー、最早携帯機でまでプレイヤーの名前を呼ぶのも珍しくなく、ラブプラスだと各キャラからそれはそれは嬉しい呼び方をしてくれます。なお早見沙織さんに関しては単に筆者の趣味です。他にも好きな声優さんは沢山いらっしゃいます。たーくさんいらっしゃいます。あんまりこの話を書いていくと終わらなくなるのでまた別の機会に……

 さて、次回更新分で本格的にバトルです。躊躇したままの景和に代わり、ジャマトたちに挑む左近寺とボルボ。何故サドンデスでは無く後半戦で呼んだのかはまだ仕掛けがあるからです。その辺も併せて今後をお楽しみください。

 では明日も間に合えば17:30更新ですのでよろしくお願いします。

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