仮面ライダーギーツvsこちら葛飾区亀有公園前派出所~両さん、デザグラに出るってよ~   作:唐 十三郎

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「リアリティライダーショー、デザイアグランプリ! 延長戦に現れたジャマトは何とかつてライダーだった丸井ヤング館様こと、元・寺井洋一様でした。果たして両津様は倒す事が出来るのでしょうか?」
「全く戦い辛い相手だぜ、なぁ?」
「だからって戦いの最中に僕を呼ばないでよ~」

 両津が丸井ヤング館を引っ張って現れる。ジャマトライダーでは無く、あくまで公園前派出所勤務の警察官として、だ。

「だから読者の皆さんは安心してくださいね。僕はあくまで人間の寺井洋一です」
「おいおい、原作だととっくに改名してるんだから”丸井ヤング館”で通せよ」
「もうやめてよ~あれはあくまでフィクションなんだから。実際の改名手続きって役所に色々手続きしなきゃならないんだから凄く大変なんだよ~?」

 費用こそそこまでかからないが実際かなり手間になる。認可が下りるかも問題だし、成ったとしても金融機関や各種サービス等々手続きが必要になる。

「残念くんとか良くやったよね~。独り身でも親とかの承諾とか大変だったろうし」
「アイツはその辺の要領は良いからな。ツラは怖いが頭がかなりキレる」
「そうだねぇ。顔は怖いけど~」

 残念とはやはり公園前派出所のメンバーで凄苦 残念(すごく ざんねん)。元々の名前は法条 正義(ほうじょう まさよし)と言うごく普通の名前だったが、丸井と同じく両津に強引に改名させられた。ただしその名前を選んだのは「開運改名くん」という怪しげな機械で、両津自身も試したところ「間抜ケ クソ野郎」と言うあんまりな名前が出たために自身は改名せずに至った。

「でも実際両さんがあの名前にしたらどうなっていたんだろうねぇ……」
「う~ん……再度のアニメ化とかになるんなら考えても良いかもしれん……」

 新規こち亀アニメ、実現するならしてほしい。


玉晒XVI:築いたものは崩される

 上空にてジャマト触手の網がドーム球場の壁面の様に張り巡らされている事をしったタイクーン。急いで地上に戻ろうとするも無数の触手が襲ってくる。

 

「! こいつら……! マズい?! 足が!!」

 

 足だけではなく気付くとレイジングソードを持っている右腕も絡めとられている。藻掻いた隙にあっという間にタイクーンの四肢は触手に絡めとられていた。触手同士が連携してタイクーンの身体ごとボールをライダーのゴール前まで運ぼうとしている。

 

「景和――!!」

「マズいな……あのままだとタイクーンごとシュートされるぞ!」

「ちくしょう! 英寿、レールを作って景和の所まで急がねぇと!!」

「だとしても時間がかかるな……」

「ちくしょう! どうすれば良いんだ?!」

 

 一気に不利となるライダーたち。だがここでワンワンオーこと汚野たけしの声が聞こえてくる。

 

「状況はわかったぞ両津。私に任せろ」

「! 海パン刑事……やれるのか?」

「私だけじゃない。ワンワンオーツーにもやってもらう。そしてナッジスパロウとギーツにも手伝ってもらおう」

「僕が?」

「俺もか?」

「時間が無い。合図をしたらナッジスパロウはモンスターストライクをタイクーンに撃ち込め」

「でもそれだと景和が!」

「いいから準備だ! そしてギーツは落ちて来るタイクーンを受け止めろ!!」

「……わかった。やるぞ、ナッジスパロウ!」

「……クッ! 良いだろう」

 

 ライダーたちがそれぞれ準備態勢に入る。ワンワンオーから合図が来た。

 

「行くぞ!」

「ああ!」

「わかった!」

『 CIRCLE SHIELD STRIKE! 』

『 MONSTER STRIKE! 』

『 MONSTER STRIKE! 』

 

 ワンワンオーが大遠投で投げつけたサークルシールドがタイクーンの手前の触手をスパスパと切り裂いた。そして連携が取れなくなった触手がタイクーンをぶら下げる形になる。更に2発のモンスターストライクが周囲に着弾。その余波でタイクーンは放り投げられた。

 

「う、うわぁあああああああああああ――――! ……あれ?」

「無事か、タイクーン!」

「あ、ありがとう英寿」

 

 パワードビルダーフォームのクリエイション能力でレールを作り続け、タイクーンを受け止めたギーツは滑る様に降りてくる。

 

「……受け止めてくれたのはありがたいけどさ、お姫様抱っこは無いんじゃないかな?」

「そう言うならとっとと降りろ。だいたいお前、飛べるだろうが」

「あ、そうか!」

 

 ギーツから離れてゆっくり降りて来るタイクーン。ライダーたちが駆け付ける。

 

「無事か景和?」

「うん……何とかね。でも参ったなぁ。空から攻める事は出来ないよ……」

 

 上空を見上げジャマトの網を見るライダーたち。そしてロポはニンジャバックルを取り外しタイクーンに差し出した。

 

「使って景和。アンタの方が上手く使えると思う」

「ありがとう冴さん」

「お礼は勝ってから。でしょ?」

「うん!」

 

 そうしてロポはゾンビバックルを差し込む。

 

『『 SET 』』

『 NINJA 』

『 ZOMBIE~ 』

『『 READY……FIGHT! 』』

 

 ジャマト側のゴールを見つめ更に増えて来るジャマトたちに戦慄するライダーたち。だがワンワンオーから激が飛ぶ。

 

「臆するな! 突破口は我々で開く!」

「フッ……言ってくれる。こうなったら総力戦だ!!」

「「「「「おう!!」」」」」

 

 ワンワンオーの言葉にギーツが皮肉交じりで応じた。そしてライダーたちも応じて気合いが入る。

 

『 CIRCLE SHIELD STRIKE! 』

『 MONSTER STRIKE! 』

「走れぇ――!!」

「「「「「「うぉおおおおおおおおおおお――!!」」」」」」

 

 ワンワンオーのサークルシールドストライクとワンワンオーツーのモンスターストライクが目前のジャマトたちに着弾して陣形が崩れる。そして矢じりのように突入するライダーたち。一番最後にボールを持ったタイクーンが控えている。

 

「ワシらが耐えて!」

「景和に繋ぐ!」

「構わず走って、景和!!」

「わかった! 皆、気を付けて!!」

 

 地上からの攻めに切り替えたライダーたちを見て心無し嬉しそうな素振りをする丸井ジャマトライダーたち。

 

「へぇ……僕が知っている彼らとはまた違う」「だいぶチームとしてまとまっているね」「変えたのはやっぱり」「両さんかな?」「両さんは変らないね」「ああ、だからこそ挑みたい!」

 

 丸井ジャマトライダー6体全てが無数の触手を生み出し高速で伸ばしてきた。触手の1本1本が弾丸のような速さだ。ライダーたちはそれぞれの手段で触手を防ぐ。

 

『 GIGANT BLASTER 』

「ハァッ!!」

 

 ギーツはギガントブラスターで即席の壁を造り、簡易的トーチカを構える。

 

「がぁあああああああああ!!」

「うぉおおおおおおおおお!!」

 

 ロポとナッジスパロウはアーマーの強度で耐えた。

 

『 FUNK BLIZZARD 』

「よいしょっと!」

『 TACTICAL BLIZZARD 』

「たぁああああああああ!!」

 

 ナーゴはエレメンタドラムを3回叩きファンクブリザードで冷気攻撃を行う。更にタクティカルブリザードへ繋ぎ辺りの触手を凍らせた。そこへタートルズが連続攻撃を行う。

 

『 TYPHOON STRIKE! 』

「どぅえりゃぁああああ!!」

「両さん、やっる~♪」

 

 凍らせた無数の触手へタイフーンストライクが激突。木端微塵となる。だがそこに1体の丸井ジャマトライダーが近付いて来た。

 

「どんなもんだ!」

「へ~、そのハリセン凄いねぇ。僕がライダーだった時はそんなバックル無かったからなぁ

「丸井……!」

 

 そして直ぐ近くで悲鳴があがる。

 

「きゃぁあああああああ!!」

「うわぁあああああああ!!」

 

 触手攻撃に耐えきったロポとナッジスパロウの背後に別の丸井ジャマトライダーが2体。不意打ちを与えていた。

 

「クッ! 危なかった……」

「流石スターの浮世英寿くん。これくらいじゃ倒せないかぁ~」

「……違う! スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズだ!!」

「知らないよ~」

「ぐはぁあああああ!!」

 

 背後からの不意打ちには耐えたものの、取っ組み合いからの押し出しに吹き飛ばされたギーツ。ライダーたちは再び劣勢になる。

 

「それにこんな所まで来ていて良いのかな~? あの建物には取り残された人が居るんだよね? 海パン刑事たちが守っているみたいだけど、それも時間の問題じゃないかなあ?」

「! なんだと?」

 

 ライダーたちの遥か後方。ライダー側ゴールの真下。建物を防いでいたワンワンオーとワンワンオーツーの前にルークジャマトとジャマトライダーが現れ激戦を繰り広げていた。

 

「かってぇなぁこいつら!」

「耐えろ! 我々が耐えなければ、両津たちは進む事が出来ん!!」

 

 建物に避難している子供たちも不安そうに外の様子を眺めていた。檸檬と纏は目前で戦う2人に不安ながらもエールを送る。

 

「頑張れ! 負けるんじゃないぞ、変なの2人!!」

「あれ、片方は海パン刑事か……頑張って欲しい。けど、あの姿はキツいなぁ……」

 

 その声援が届いて若干凹むワンワンオーツー。

 

「変なのって……俺だってライダーなんだぞ!」

「耐えろ! ヒーローってのは孤独なものだ」

「こんなんヒーローじゃねぇよ!!」

 

 遥か後方でこんなやり取りが行われているとは知らずに激戦の様子を心配そうに見ているタートルズたち。そこに更に丸井ジャマトライダーが語りかける。

 

「似ているなぁ。そこの3人は覚えているかな? 子供たちを犠牲にして戦ったあのデザグラをさ……」

「ああ、覚えているさ。”仮面ライダーポンタ”……」




 筆者です。「玉晒XVI」をお送りしました。

 かなり性格の悪い丸井ジャマトライダーですが、ちゃんと理由もあります。その辺は次回で。そしてかなり頭もキレますがその辺も次回でw 次回ばかりですね。

 ギーツファイナルステージが終了しましたね。筆者はリアルタイム配信で見ようかと考えていましたが、恐らく後に来るTTFCまで我慢する事にしました。XのTLで来た情報を映像で見るのが楽しみです。ニラム主人公のスピンオフも来るみたいですね。これからもう暫くギーツというコンテンツで楽しめそうです。冬映画の情報が全く来ませんが、いよいよ今年は難しいんですかねぇ?

 ここからは余談ですが、筆者のプライベートです。既に30MSとかの美少女プラモの収集をしているのですけど、今後ガレージキットフィギュアも入手したいなと考えていまして、塗料とか結構集めているんですね。けれども全く使わないままなのは何だか勿体ないなと考えて、中古のプライズフィギュアのリペイントをやってみようかと考えています。そこでFGOの水着アルトリアのフィギュアを入手する事が出来ましたので、グリズリーパンダさん監修の”粘膜クリアー”なる塗料で簡易リペイントを試してみたわけです。これが凄い。元々のフィギュアの出来が良かったのも幸いなのですが、ネットで調べたフィギュア塗装のコツで塗ってみた所、ノッペリとした印象からかなりセクシー度が増加しました。簡易リペイントでこれなので全塗装したらどうなるかと今から楽しみです。アイシールとか全部溶かさないといけませんけどね。アイペイントは最悪水転写デカールで誤魔化すかもしれませんがw 今後は水着モードレッドのフィギュアを入手したいなと考えています。

 さてヨタ話で申し訳ありませんでした。明日も間に合えば17:30更新ですのでよろしくお願いします。

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