乙女ゲー世界は流派東方不敗継承者に厳しい世界です 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
ギリッ
歯を噛み締める音が聞こえた。
俺以外には聞こえないようなほどの音だが、アンジェリカが怒っているのがわかる。
パシンッ
マリエにアンジェリカが手袋を叩きつけた。
アンジェリカ
「決闘だ。殿下を誑かす売女めが」
その手袋をユリウスは数秒呆然と見たが、ようやく理解できたのか怒り狂った表情となる。
ユリウス
「貴様、、ついに俺を失望させたな」
そこからは茶番であった。
色々言って五馬鹿がマリエの代理人となった。
そして、
ユリウス
「どうした。お前には代理人も現れないみたいだな?」
が、そこで手をあげる者がいた。
【リオン・フォウ・バルトファルト】だ。
クックッ、いい度胸だな。さて、俺も行こう。
ライト
「おい、俺もなろう。代理人とやらにな」
その瞬間、会場にざわめきが走る。
ユリウス
「ライトッ、、君はこっちについてくれると思っていたよ」
ライト
「はぁ?テメエなんかに力を貸すだぁ?」
「んなわけねーだろ。俺は、いつも自分のために生きるのだから」
そこまで話すと、リオンが動く。
リオン
「あっ、えーと、、ライトがやるなら辞めていい?」
ライト
「ダメに決まってんだろこのスットコドッコイが」
リオン
「デスヨネー」
ライト
「フン、ユリウス、次が貴様の命日だ」
ユリウスはビビリもせず覚悟の決まった目で、
ユリウス
「そんなことはない。マリエのために僕は勝つ」
ライト
「、、勝手にしろ」
そうして、俺はアンジェリカとリオンを連れてその場を離れるのだった。
<><><><><><>
数日後、
アンジェリカからいろいろ言われたが、俺は全部ブッチして会場に来ていた。
ライト
「ふむ、これは、、大丈夫か」
リオン
「何見てるんだ?」
俺がリオンの横を見つめているのをリオンが不思議そうに聞く。
ライト
「いやなに。そこの異物が気になっただけよ」
「貴様には何の用もない」
リオン
「なっ!ルクシオンが見えるのか⁉」
ライト
「ルクシオン、か。良い名だ」
「そうだ、明日の戦い、大将戦のみ俺は出る。露払いをしておけ」
すこし威圧を含めて言う。
するとリオンはすぐに硬直し、
リオン
「ハッ、はい!」
ちょっとビビったように返事をするのだった。
<><><><><><>
リオン
『もういいや――沈めよ』
リオンの思っていたより冷酷な声が響く。
ほう。これほどの意思を出すとは、十分だ。
リオン
『姉貴にも迷惑をかけたけど、それよりも脅した連中はどうするかな?』
その声は、俺と対戦相手のジルクにしか聞こえなかったろう。
だが、それはとても狂気の含まれたような声でもあった。
<><><><><><>
司会
『さ、最終戦!ユリウス殿下VSリオン!始m「あ、俺棄権しまーす」、、え?』
リオン
『いやさ、俺の方の王子サマがそうしろってさ。俺に文句言わないでくれよ』
司会
『わ、分かりました、、それでは!ライト殿下の入場です!』
その声とともに、俺は中へと入る。
無論、鎧なしでだが。
その姿に、会場中が驚きの声をあげる。
司会
『な、なんと!ライト殿下は生身!生身で勝てるというのかぁぁーーッ??』
生身は鎧に勝てない。だがそれは、
司会
『それでは!改めまして、、試合開始!!」
ライト
「俺の拳に光が宿る!」
拳に光が灯る。
ライト
「敵を破れと狂気に叫ぶ!」
風が轟き、叫びが響く。
ライト
「リュゥゥゥゥセェェェェェェェイ!スタァァァァァーーッ!フィンッガァァァァァァァァァ!!」
キランッ!ゴォォォォォォォォォォォン!!
特大の鐘を鳴らしたような音とともに、ユリウスの鎧の腹が突き抜かれる。
ライト
「フン、、つまらん」
それは、流派東方不敗以外に対してのみだ。
シーン、、
会場が静まり返る。
司会
「、、しょ、、、、勝者、、ライト殿下、、」
その畏怖を一身に受け、俺は会場を去るのだった
狂気の光は遊戯王の斎王のやーつみたいのだよ
原作ではフィンガー素手で撃ってもこんな威力無かったと思ったそこの君!
それは魔法を掛け合わせたからSA☆