梅雨の時期、いつも通り煙で呪霊をポコポコにしていたら五条先輩から連絡が来た。
『遥、今時間あるかい?』
「あぁ、大丈夫っすよ。なにか面倒事ですか?」
『うん、そう。両面宿儺が暴れててね』
「あぁ〜、その件ですか」
任務が終わりのんびりしていると、目の前でマンションやアパートが何棟も倒れていった。見たこよない生物に伏黒君が乗っており、それに対抗するように虎杖くんのような人物が対抗してる。彼って実はバトルジャンキー??
「虎杖くんと伏黒くんとの喧嘩ですよね?」
『そうそう、止められる?青春の1ページに泥を塗る行為で申し訳無いんだけどさ』
「良いっすよ。ていうか、喧嘩というか殺し合いですし…後で焼肉でも奢ってくださいね」
『りょうかーい、頼むね〜』
「ふ〜…さて、新田さん。仕事のお時間です」
仕事モードに切り替える。
「了解っす。場所教えて貰ってもいいっすか」
「LINEに送りました。準備始めますので、煙が凄いことになりますが…許してください」
「問題ないっすよ。ここだと時間は20分ほどで到着するっす…じゃ、行くっすよ〜」
「頼みます」
煙管に草を入れて準備を始める。
「ふぅ〜…」
今日も美味い
さ、到着したけど…目撃した場所からかなり移動されており虎杖くんが伏黒くんを殺そうとしていた。
「お?初めて見る術式だな。面白いが…弱い」
おーおー、あれが報告の中にあった虎杖くんの中にいる両面宿儺ってやつね…うん、筋肉凄いね。それに弱いか…間違いないね。
でもね、両面宿儺さん。
「あんたぁ…バカだぜ」
「はぁ?」
宿儺がそう言った途端、ガクンと両面宿儺は倒れた。
「毒か。しかも術式に影響される程の毒を操るとなると、お前もタダでは済まないだろうな。バカな男よ」
はいはい、自分の攻撃で死ぬバカがいる訳ないだろうが。両面宿儺の言う通り、ただの毒ではない。外傷を綺麗にし、中をズダボロに、主に術式や呪力自体を弱める事ができる毒だ。治す方法は外からの反転術式しかない。それができるのは家入先輩だけだ。
「くくくっ…先にお前を待っているぞ」
両面宿儺はそういうと、死んだかのように倒れた。元の虎杖くんの顔に戻ったね。さて…
「伏黒くんは無事かい?」
ボロボロになりながらビルの間から出てきた伏黒くん
「は、はい…なんとか…」
「それ無事じゃないから。さっさと呪術高専に行くよ」
「虎杖はどうなりましたか」
自分の心配じゃなくて友達の心配を優先するか。狂ってるね〜
「さぁ、どうだろう。一応両面宿儺は大人しくなったけどね」
「助けてくださりありがとうございます」
「うん、さーってさっさと帰りましょうか〜…新田さんが近くにいると思うけど、歩けるかい?」
「は、はい…」
伏黒君はそういうと倒れるように意識を失った。
「無理しちゃってまぁ~、まぁお前も大人びてるけどしっかり16歳だもんな」
よいしょっと…あぁ~おもてぇ~
反転させちゃえば回復も毒になるんよね。