煙に巻かれて   作:怠惰OO

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頑張れる気力になります!


対抗戦

さて、GWも無事に終わり呪霊も出てこなくなるこの季節、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?私は今現在、特級呪霊を2体同時に相手しております。遠距離、中距離、近距離まで可能な万能型マグマ呪霊とスピード特化型の呪霊を倒すのは一苦労であります。

 

 

 

 

なんでこんな事になったのかと言いますと、毎年この暑くなるこの季節毎年恒例のとあるイベントが行われます!その名は【姉妹校交流戦】だった気がします。今回はサブ審判として雇われました〜!監視として便利だもんね。

といっても俺がする事ってほぼ無いのよね。煙を吐いて、怪我してる生徒がいたら回復させて回収するだけの簡単なお仕事です。メインは冥先輩がやってくれてるから助かる。

 

『スタート』

『あんたねぇえ!』

 

五条先輩と詠姫先輩がじゃれあいながら開始するのもまた見ものだ。仲良いよなぁ〜

 

「やぁ、おつかれ遥」

「お疲れ様です。冥先輩!今日はどれくらいの金額でこの仕事受けたんですか?この時期ならハワイに行って満喫してそうなのに」

「ふふふ、教えないよ。少なくとも遥君よりかは貰ってるね…それよりも、最近彼女とはどうなんだい?」

「毎日幸せの毎日を送ってますよ。一緒の大学生活って本当に楽しいですよ」

「幸せそうでなりよりだよ。遥君の術式は自身が幸福であることが条件だからね」

「冥さん、これ周りが騒がしいから良かったもののこれ本来秘密ですからね」

「そうだったね。気を付けるよ」

 

冥さんは完璧超人っていうイメージが強いかもしれないが、実際はぽやぽやしたお姉さんだ。仕事になると、きっちりしたカッコいいお姉さんなんだけどね。

あ、別に俺の術式で明さんと付き合ってるわけじゃないよ。本当に好きだから…そうだね~…純愛だよ。

 

「ふふっ、おや、東堂くんが虎杖くんに稽古をつけているようだ。彼らしいね」

「どこか波長が似てますからね。彼ら」

「そうだね。見ても何の特にはなりそうにないね」

「はい」

 

とまぁ、そんなバカを見ていたら帳が急に現れた。

 

「五条先輩っ!」

「うん、報酬は倍増するから生徒を守って。冥さんもできるだけ守って」

「ふ〜ん、良いけど高くつけどいいのかい?って言っても君にはこの質問は愚問だったね。良いよ」

「了解です。呪詛師を見つけ次第行動不能にします」

 

 

 

 

 

いや、まぁ呪詛師がいるって思うじゃん?そしたら呪霊の方を見つけちゃったの。火山っぽいやつはなんか首からにょきにょき生えてきてるし、ダゴンっぽいやつは…なんだあれ、なんでゴリエの「Mickey」を踊ってるの?上手だな〜…じゃないのよ。プロじゃん。ダンスのプロじゃん…え、えぇ〜…

 

「む?だァレだお前は」

 

気付かれた。いや、聞き間違いだろ。たぶん…

 

「ぬっ」

「あっぶな!!」

 

ダンスしてた奴に急に接近され殴られかけたが、煙管でガードする。

 

「ふ〜…いいね君。うん、これなら少し本気を出しても大丈夫だろ」

 

最低限しか持ってきてないから持って3分かな。

全部の葉っぱを煙管に詰め込み、火を付けて一気に吸う。火をつける時は火山君が飛ばしてきた火の玉を貰って火をつける。

 

「領域展開『宝船』」

 

煙を行き良いよく吸いまた吐き出すと、俺の領域の甲板に相手も立つ。この空間は七福神(煙)が一斉に相手を殴ったり、催眠したり等それぞれやりたい放題にする。毘沙門天や福寿録、布袋尊が元気よく攻撃しに行く。あ、腕外れてる。地味に毘沙門天が黒閃を決めててワロタ

うん、ドン引きなんですけど〜

 

「クソガキガァアアアア!!」

「ぬんっ」

 

それぞれが反撃しようとするが、弁財天の回復…が術式反転して毒に変わり、動きを鈍らせる。それを寿老人が確実に動きを止める。

 

「大黒天」

 

俺がそう言うと、バフを攻撃好きな奴等にかける。

 

「恵比寿」

 

そう言うと宝船の帆を広げ始めた。

 

「いくぞ、呪霊ども。どうして話せるのか、どうして徒党を組んでいるのか、聞きたいことは沢山あるんだ。死ぬなよ」

 

攻撃組が殴る蹴る等するが…時間オーバーで領域が解除された。

 

「まぁ、こんなもんか。で…海生物くんは別にいいや」

 

その時上空から呪霊が襲いかかってきた。首が長いし、多分恐らくだけどお仲間さん潰されて…

呪霊が消えると同時に俺が追い込んだ特級と思われる呪霊も消えていた。

 

「まさか、食われた??はぁ~、一応五条先輩に報告しておくか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戻りました〜?あ、冥さんも戦闘したんです?」

「うん、そうだよ。でも逃げられてしまってねぇ〜」

「あ、俺もです〜!どんな相手でした?俺の場合は喋る特級呪霊でした。まぁまぁ強かったっすね」

 

のんびり戻っていたら今回の対抗戦責任者の方々が話し合っていたが空気を読まずに同業者の冥さんと話す。

 

「それ、本当かい?」

「ん?あぁ、本当ですよ五条先輩。火山っぽい奴と異様にダンスが上手な呪霊でした。ダンスの方は近接戦闘系ですかね〜、次は逃がしません」

 

これは念の為、五条先輩と2人きりの時に話したい。逃げたあいつらが利用していた呪霊、見た事がある。見た事はあるけど、認めたくない。認めちゃいけない。はぁ……めんどうだ。




《小ネタ》

任務後

「そういえば遥さん。毘沙門天って黒閃って最高何回出せるんっすか?」
「数えた事ないけど…一体一体が必ず3発出せるようにはなってるかな〜それが、100体以上襲って来る感じだね」
「えげつないっすね」
「俺もそう思う」
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