途中まで書いていたんですが、何か主人公君が強くなっていたので練り直して来ました。
戦闘はしません
今日の補佐は明さんではない。別府さんという男性の方だ。
苗字は出したが覚える必要はない。だって目の前で殺されたから。
場所は山口県宇部市常磐公園
いつもなら学校終わりの小学生が集まる場所だが夜になると優しい面影は消え去る。この場所は昔小学生の自殺した白骨化した遺体が見つかった場所としてニュースで取り上げられていた。
最近はネットの普及につれてホラースポットとして多くの若者や度胸試しの場として広がっていった。
警察も捜査はしたようなのだが、昼間なので何も起きるはずがなく…
「で、俺が派遣されてきたってわけ」
「急に何の説明が始まったんですか?」
「いえ、何も。言わなきゃ行けない気がしまして」
「そ、そうですか」
「最近呪詛師を見ませんよね。一応俺呪詛師専門を謳ってるんですが」
「…あまり言えないんですが、五条家から最近妙な人の流れあり、と来ておりまして」
「妙な?」
「はい、東京のホテルが例年以上に埋まってまして」
「ハロウィンが近いからではなくて?」
「それもあるとは思いますが、男性1人やご夫婦でのご予約が殺到しているらしいんです」
「ほぉ〜ん」
面倒事が起こっても、纏めて潰せて楽になるからモーマンタイ!夫婦ね〜、どんな年齢によるかだな。まま、ええわ
「さて、別府さんはどうされますか?恐らくですが、公園から半径1キロ圏内だと報告によると行方不明の対象範囲内ですが……いつもなら車の中から攻撃してますが、この公園の結界が強すぎて通らないんですよね」
「…いつも車からなんですね」
「はい、すごく楽ができる術式なので。今回は楽をできそうに無いですがね。何なんです?子供1人からこんなに呪力が強くなりですよ…恐らく、亡くなったという話からホラースポットと化したからですよね…実に面倒臭い」
「はい、公園なので車も侵入できないですしね」
今回は本当に嫌な予感がする。俺は死なないが、恐らく補助監督さんは死ぬ感じがする。
「それにしても本当に何もないですね」
「えぇ、ですが嫌な予感がするので別府さんも気を付けてくださいね」
「は、はい」
「で、そこにいる君は何者だい?感覚からすると…夏油傑さんの感じだけど」
木の後ろに隠れているつもりであったその人を呼び出す。公園に入ってからずっと気配がしてる。
「おぉ~っと君は長谷川君じゃないかぁ~」
「えぇ、お久しぶりです。夏油さんはここで何を?」
「ん~、それに答えたいけどそこの君が邪魔だね」
夏油の袖から飛び出してきた呪霊を煙で叩き落す。
「話をするのに補助監督を殺す必要性が?」
「だって、非術師がいては話ができないだろう?」
「いい加減キモイですよ。その思想。他人に押し付けないでください」
「ははは、君は相変わらず好いてない人に対しては厳しいね~」
「好かれるように努力してください」
「うんうん、次があるといいね」
「は?」
夏油が後ろを指さすと補助監督の別府さんが小さい呪霊に殺されていた。本来ならイラつかないがこの人が殺すと何故かイライラしてしまった。
「…また罪を重ねるんですか。あなたはもう、去年死んだはずでしょう。
クリスマスが寂しいから騒動を起こしやがって!!!」
「もう少し他に言い方は無かったのかい?」
「デート中でしたし」
「私が言うのは可笑しいが、非術師に対しては何も思わないのかい?」
「俺は基本呪詛師殺しがメインなので、彼女や彼女の家族が無事なら何とも思いません」
「君もだいぶイカれてるよ。あぁ、後ここの呪霊は私が頂いておいたから安心するといい」
あの人って、無意識だろうけどその非術師を救ってるんだよね。今度、また会ったら散々いじったろ。
夏油傑との騒動前の会合でした