呪術本部から連絡があった。今年のハロウィンで呪霊が暴れるという占い結果が出たらしく、そこの警備に俺が派遣される事になった。報酬も結構な額が出るらしいのでワクワクが止まらない。
「長谷川、お前には渋谷駅の地下に居てもらいたい。一般人に紛れ込ませてお前の煙を充満にさせろ」
夜蛾学長の指示を仰ぎ、準備を始める。一般人の事を考え本来なら夜からしなければいけないが、朝から準備を行う。
俺の場合は準備が大事なのでそこは…ね?
「外も騒がしくなって来たね…若者よ。これから苦労するぞ〜」
そんな独り言を言っていたら着信が来た。俺の彼女からだった。それに、時間はもう夜か…そろそろかな。
「こんばんは、明さん」
『遥さん!?今何処っすか!帳が降りてて、五条以外侵入できないようになってるみたいっす!』
「わかった。こっちで何とかしてみる。それで場所はね、帳の中心だよ」
『は、はぁあ!!!?本当に何をやってるんすか!!』
「安心してよ。五条先輩の邪魔にはならないし、むしろ手助けをしてるんだから……ここで呪霊を狩りまくる。あ、一応呪詛師はここから攻撃して行動不能にしたけど全部できたっていう訳じゃないからそっちはそっちで何とかしてね」
『他にも言いたい事があるんすけど、会ってから言います。覚悟しておいて下さいね』
「はい…明さんも気をつけてね」
『はいっす』
さ、こっちは上が騒がしいけどそろそろ五条先輩が来るかな。
駅のホーム……人間0名、煙約500体
渋谷駅……人間4500名、煙約500体
地上……人間15.000名、煙約500体
偵察部隊……煙200体
さ、戦争を始めようか。
はい、恵比寿からの情報で五条先輩が無事に侵入してきたようです。呪霊の動きも活発化してきたようで、布袋尊が頑張って倒しているようです。それに、弁財天の回復がいい感じに死者数を軽減しているようで嬉しい限りです。
凄い崩壊音が聞こえますが、どうやら呪霊と先輩が戦いながらこちらに向かっているようでして…
そろそろ到着するかな。駅のホームで呪霊達、前見た特級呪霊に加え目から木が刺さっている奴と顔の色が薄い人が立っている。
俺に気付いて無いようなので、余裕があれば倒しちゃいましょう。
「来たな」
噴火頭の奴が強者ムーブを出している。その発言と同時に五条先輩は落ちてきた。不敵に笑いながら
「準備ばっちりってわけだ。これで、負けたら言い訳できないよ」
「貴様こそ、初めての言い訳は考えて来たか」
前から思っていたがあの噴火頭はおしゃべりなようだ。会話のキャッチボールができるという事を考えてると凄い気軽な呪霊なのだろう。一番注意しなければいけないのは、あの顔色が薄い男性かな?気づかれたらヤバい。
とか、考えていたらすべての入り口が木でふさがれてしまった。念の為に塞がれた場所に毘沙門天を置いておくか。大体の呪霊は祓えたからそれぐらいはできる。
「んなことしなくたって逃げないよ。僕が逃げたらお前らここの人間全員殺すだろ?」
煽るね~、まぁ人なんて俺含めて多分三人しかいないんだけどね。ここにいるのは大体が器用な布袋尊である。しゃべることもできるし、血のりを持たせているのでびっくり演出もできる。一番使いやすい俺の煙です。
『あの二人何しゃべってんだ?』『いや四人だろ』等々好き勝手にしゃべらせる。
「逃げたら…か。回答は」
噴火頭がそういうと、飛び込み防止用の柵が急に開いた
「逃げずとも、だ」
煙が落ちると同時に呪霊達は煙たちに攻撃をして、殺していった。まぁ、別にいくら殺そうと地味に増やしていくのが俺の役割なのですが…3体1ですが、今はそんなに気を付ける必要はないでしょう。
そういえば、偵察部隊からの連絡で電車内の人間全員が呪霊に変えられたという報告を受けた。その呪霊は明治神宮前駅で乗ったようで、そろそろここに到着予定だ。さり気なく、ホームに戻ってきてもらうか。
「いや、これ俺が出る幕じゃないのはわかっていたけどさ…先輩チート過ぎでしょ」
いつの間にか特級呪霊を倒している。おーおー、お喋りさんが焦ってらァ〜
そろそろ電車の到着予定だ。呪霊が満員のね…あぁ〜、働きたくねぇ〜……寿老人の準備よーし
動きを遅くしてから毘沙門天で突撃、排除する。それが終われば俺は完全に息を潜めるだけ。
攻防の後事態は動き電車が到着した。
「来たなっ!!」
噴火頭がそりゃ嬉しそうにしていた。
そうして、電車の中から呪霊が溢れ出してくる。
「……何考えてやがるっ!」
今月は後1話ぐらい書けたら良いな〜……
1人だと口調が崩れちゃうオリ主くん