暗闇の中でしか生きられないダーク系魔法少女だけど、エッチな事にすぐ負けそうなエロゲ系魔法少女拾った(更新停止中) 作:名護十字郎
この街の魔法少女たちが覚醒する切っ掛けについては多岐に及ぶ。
小動物のような妖精と契約した、目が覚めたら魔法少女になっていた、絶体絶命のピンチの時に発現した……など様々だ。
最も変なものとして、覚醒前は男性だったと主張する魔法少女もいる。
しかし、今まさに魔法少女として覚醒した彼女と同じ切っ掛けの魔法少女は極僅かだろう。
彼女の名前は筑後 晶子(ちくご しょうこ)。
彼女は半斗浦市立病院の地下にある一室に横たわっていた。
「……あ…」
ついさっきまで固まっていた口はまだよく動かない。
それでも懸命の力を振り絞って右手を持ち上げて、眼前に寄せた。
……黒いグローブとコスチューム。
昨日まで着ていた何の飾り気もない入院着じゃない。
まだ上手く言葉を発せない彼女の中で、確かな歓喜が生まれた。
そのままベッドの上で、今度は自らの半身を起こす。
……痛くない。
昨日までなら絶対にできなかった体勢を取った彼女の腰に、白い布がはらはらと落ちてきた。
ちょうど、彼女の顔をピッタリと覆えるサイズの布が。
今の自分は何をどこまでできるんだろう?
そう思って、ベッドの外に脚を向ける。
もう忘れかけていた感覚、床が足裏を押し返す冷たくて硬い感触が走る。
それが右脚、左脚と続き、晶子は腰を恐る恐るベッドから浮かせて……。
「わ……たし、また、立て……る」
いつも両親に言っていた、こんなのじゃなくて可愛い服が着たい、と。
いつも両親に言うのすら我慢していた、また外を思いっきり走りたいと。
ゆっくりと、確かめるように一歩踏み出す。
もう一歩、もう一歩。
ベッドの柵から手を離し壁伝いに。壁から離れて自分の脚だけで体重を支えるように。
また歩ける、これがどんなに幸せなことなのかは最早彼女自身でも表現ができないほどだった。
ごく当たり前を取り戻して歓喜に打ち震えていたその時……。
暗い部屋のドアが開かれて外の照明と一人の少女が入り込んできた。
「こんばんは、筑後 晶子さん。迷えるお方」
「……だ、れ?」
小柄な少女は、深夜の病院には似つかわしくない衣装を身に纏っていた。
白いドレスと赤いロングスカート、そして黒いエプロンと頭部には大きなリボン。
それだけなら場違いな仮装少女で済んだだろうが、彼女が両腕に付けているものがそれを否定する。
左手には鎖を巻き付け、右腕にあるものは異常そのものだ。
二本のレールを横並びに取り付けて、その中心部には光を吸い込むよう黒く塗られた刃が備わっている。
その形状は有名なものだ、だが人の手に備わるものではない。
……ギロチン。
かつて善悪と老若男女を問わず数多の命を飲み込んだ血狂いを、武器として身に付けている。
「ボクは形部(かたべ) アンリ。
魔法少女としての名前はグラヴォミティ・ピリエ。
……迷える貴方に、永遠の安らぎを」
その言葉と同時に右手を強く振り、ジャキン!と鋭い音が鳴ると同時に刃が展開された。
その展開音とほぼ同時に前方に飛び込み、ギロチンの刃を突き付けて貫こうとする。
だが、アンリの高速の突きは虚しくも空を切った。
「!?手応えが……、しまっ!」
晶子はアンリの突きに対して大きく跳躍し、攻撃を回避すると同時に踵をアンリの頭狙って振り下ろす。
……魔法少女が最初に覚える魔法は、武器の生成と言われている。
そもそも魔法とは自分の願いを世界に認めさせる事。そして世界と戦うための象徴が魔法少女の武器だ。
晶子の武器は靴、そしてその踵には刃が仕込まれている。
「……くっ!」
慌てたアンリは左腕を向けて、踵の刃を防いだ。
鎖で刃を逸らして致命的な一撃こそ防いだものの、重い攻撃を上から受けた事でアンリの動きが一瞬止まった。
そこに追い打ちをかけるように晶子の蹴りが見舞われ、今度は防御もさせず右肩に鈍器のような重さの靴裏を叩き込む。
「ぐ……あぐっ!」
アンリの右腕を見やると、力なく垂れ下がっている。
恐らく右手の感覚は奪った、この戦いでもうギロチンを近接武器として扱いことはできないだろう。
一方の晶子は蹴りの反動で距離を取り悠々と着地する、その表情に苦悶の色は全くない。
魔法少女の力の源は今の理不尽な世界を認めない想い……願いの力だ。
「死にたくない」という最も原始的な願いは覚醒直後から凄まじい魔力へと変わり、生存本能を全開にした獣の身体能力と獰猛さに人間は追い付けない。
先程の一瞬の攻防にしても、アンリの高速の突きを見て身を守るどころか易々とカウンターの踵落としを叩き込み、それが防がれた瞬間には反対の足で右腕を的確に狙った上で距離を取る。
反応速度、一瞬の判断、対応力、そして身体能力もアンリは全てにおいて晶子に負けている。
死から蘇った魔法少女。
これがアンリの、グラヴォミティ・ピリエ達の倒すべき相手であり、同時に恐るべき天敵でもあるのだ。
「わたし、は……死ね、ない……。
もうここには、戻らない……ぜっ、たい!」
黒い魔法少女は身構えて腰を低く落とす……突撃の準備だ。
「ひ……っ!」
アンリは恐怖で呼吸が荒くなり、自分が倒される側である事を疑わなくなってしまっている。
まともに動く左腕だけでどこまで防げる?どうやればかわせる?
最早、目の前の敵を倒すと言う気概は全く失われてしまった。
次の瞬間、床を踏み砕く轟音共に筑後 晶子が大きく跳ね……「霊安室」から姿を消した。
「……しまった!」
アンリが悔やむがもう遅い。
アンリとは違い晶子はわざわざ自分を倒す必要なんてない、ただ逃げれば良いだけだ。
そしてあの身体能力で一度病院から逃げ出されてしまったら最後、もう自分達に追う術はないだろう。
大慌てで通信魔法を起動させて叫ぶ。
『ごめんなさいクローネ!ターゲットが逃げた!一番近い出口は救急外来!』
『分かったわ、アンリは休んでて』
『何言ってるの!ボクもすぐ追いつく!』
相手から通信を切られて通信魔法媒体を仕舞ったアンリはまだ力の入らない右腕を左手で押さえながら筑後 晶子の後を追う……いや、クローネと呼んだ女の元へと向かうのだった。
「待っててクローネ、今度こそボク役に立つから……!」
***
病院の緊急外来、普段は救急車が往来する場所には車椅子に座った女性が鎮座していた。
薄い金が滲む美しい白髪をはためかせながら、通信魔法の媒体を耳から離す。
ピリエに「クローネ」と呼ばれたその女性がその通信を受けてから僅か数秒、彼女の眼前に黒い影が躍り出る。
「お待ちなさい、迷えるお方」
「私、は……貴方達に殺されたりしない……」
まだ口の硬直が完全に解けていないのかたどたどしい口調で、それでもなお明確な敵意をクローネに向ける晶子。
対してクローネも、彼女を逃すつもりはない。
「私も、貴方をレムナントにする訳にはいかないわ」
そう言葉を返し、車椅子から立ち上がった。
そして、右腕を宙高くに掲げ、一つの宣言をする。
彼女の覚悟の表れ、処刑の宣言を。
『エレクト・ファニム。エテルナム』
その言葉を紡いだ瞬間、天から光が迸った。
さながら落雷のような閃光がクローネを包み込み、その影諸共光の中に掻き消える。
あまりの光の強さに晶子は思わず目を覆う。
瞼の上から両手を被せてもなお視界を真っ白に染め上げる白光。
それが晴れた時、宙に佇む一人の魔法少女が晶子を見下ろしていた。
「さぁ、私が貴方を安らぎへと導きます。
レムナントへと堕ちる前に」
その姿はさながら天使のような純白のローブ。
しかし一層目を引くものは、彼女の周囲に浮かぶ物体だ。
クローネを……魔法少女エレクト・ファニムを内側に覆うように二つの車輪。
そしてクローネの手から離れ激しい雷光と火花を散らす二つの車輪。
計四つの車輪、それこそがエレクト・ファニムの武器だ。
「私は、貴方と戦う必要なんて、ない……。
ただ生きていたいだけ、邪魔しない、で……」
クローネはその言葉に耳を貸さず、ただ両手を祈るように合わせた。
それに対応するかのように二つの車輪が巨大化、晶子を轢き潰そうと迫る。
晶子はそれを避けるそぶりすら見せずに直立したまま、大質量の車輪同士が衝突する轟音が響き渡り、土煙が巻き上がった。
これが普通の魔法少女なら一瞬で決着がついていただろうが……クローネ達がが戦っている相手はこの程度であっさりやられることはないだろう。
車輪が激突する轟音が鳴った次の瞬間、土煙の中から飛び出してくるものが二つある、クローネの操る車輪だ。
2mはある車輪を蹴り一つで、それも二つともクローネの方向に弾き飛ばして自分は土煙の中から出てくる気配はない。
クローネは自らを防御させていた残り二つの車輪で壁を作って投げ返された車輪の片方を受け止め、もう片方は身を逸らし回避して自分の背後まで吹き飛んだところで制御を奪い返す。
「相変わらず、貴方達は無茶苦茶やりますね……!」
クローネはそう愚痴を飛ばし、相性と場所の悪さにも内心で毒付く。
相手は土煙の中に潜み、こちらから動きを窺い知ることはできない。
闇雲に車輪を放っても先程のように蹴り返されるだろうし、車輪から電撃を放とうにも病院のすぐ近くで考え無しに使う訳にはいかない。
かと言って土煙の中に入り込むのはまさに相手の土俵に上がるのと同じだ。
エレクト・ファニムは密着するような接近戦に長けた魔法少女ではないのに対し、相手はまさに天性の格闘センスを遺憾なく発揮したばかり、煙の中に飛び込んでも結果は見えている。
そして、同じことを晶子が悟る事も早かった。
相手は病院を無差別に襲うような相手ではない、と。
「ふんっ!」
それを理解した晶子は即座に跳躍し、病院の窓に張り付いた。
そう、晶子の目的はあくまでも生き延びる事。
グラヴォミティ・ピリエもエレクト・ファニムも自分に危害を与えないなら相手をする必要などない。
「レムナントが何かは知らない、けど。
私は、そんなのにはならない。
貴方達に殺される謂れは、ない!」
晶子はそう叫ぶと同時に、病院の高所……3階の窓にしがみ付きながら街を見下ろす。
二人の追手から逃れるための逃走ルートを探すためだ。
(この景色、どこか、で)
だが、その光景はあまりに見慣れたものだった。
まるで、同じ位置から同じ場所を何年を見続けてたかのような。
……晶子が張り付いた窓は、まさに彼女が昨日まで入院していた部屋の窓だ。
それ故に、その景色は既視感のあるものだったのだ。
そして、筑後晶子は窓に目を向け……見てしまう。
そこに「何もない」ことを。
「あ……あ……れ?
私の、物が……」
昨日まで、つい昨日まで自分が居たはずのベッド。
そこにはささやかながらも彼女の私物で溢れていたはずだ。
だが今はどうか、全てが撤去されて、まるで入院したばかりのように真っ新になっている。
……何故かって?当然だ。
死亡した患者の私物を、いつまでも置いているわけがない。
「あ、ああ、あああ……!!」
目覚めた場所。
病院の地下にある部屋。
無くなった私物。
頭に被せられていた白い布。
……筑後 晶子は、死んだ。
それを、筑後 晶子はようやく理解した。
次の瞬間、クローネの車輪が病院の壁を抉りながら横に振るわれて晶子を地上に叩き落とす。
先程までは病院への被害は最小限に抑えようとしていたクローネだが、もはや多少の損壊など構っている余裕は無い。
遠くに吹き飛ばされた晶子を追おうとするクローネの背後から、アンリ……先程晶子と交戦したグラヴォミティ・ピリエの声が響く。
「クローネ!」
「アンリ行って!あの子を抑えるの!もう時間が無い!」
その言葉に返答すらせず、アンリが飛び出した。
そして駐車場で力無く笑っている晶子の元へと駆け寄り左手の鎖を解き放つ。
「わたし、死んだ……もう居場所は、無い。
せっかく走れても、もう行く場所も、無い。
可愛い服を着ても、誰も死者を可愛がっては、くれない……」
鎖で四肢を縛り上げても、晶子は一切抵抗する素振りを見せなかった。
こちらに見向きもせず、ただ壊れたレコーダーのように言葉を吐き出すだけ。
「ひとりは……嫌……ァ!』
「うわっ!」
晶子がただ一言だけ呟く。
次の瞬間、彼女を戒めた鎖が引き千切られた。
それだけではない、彼女が最大の武器としていた脚が蝋のように溶けて、左右が一つになっていく。
そして脚が融合したモノは異形へと姿を変える……何十もの節を持ち、その裏側には節一つにつき四本の異形の脚が生える。
晶子の異形の脚は際限なく伸び続け、先程まで自分を拘束していたアンリを逆に締め上げた。
「百足の、レムナント……!」
『寂しい、寂しいわ。
私と一緒に、あの世に行きましょう』
そう言葉を投げかけるレムナントの表情に、最早筑後 晶子の人格は感じられない。
それもそのはず、筑後 晶子は死を自覚し受け入れた瞬間に死んだ。
今こうしてアンリを縛っているのは、晶子の最期の願いが人格の代わりをしているだけだ。
無理心中という、孤独を嫌う少女の最期のささやかな願いを果たすために。
「……ごめんね、晶子さん。
ボクは君と一緒にはいけない」
アンリはそう言うと、右腕を筑後 晶子だった存在へと向ける。
そして、ジャキン!という鋭い音とともに、今度こそレールから射出された刃がレムナントを貫いた。
『ガ、ハァ!』
「クローネ!早くザフキューションを!」
腹部をギロチン刃で切り開かれた痛みでアンリを解放してもなお、レムナントが力尽きる様子はない。
それどころか、時間が逆戻りするかのようにギロチンの傷が修復していく。
しかしレムナントが再びアンリへと襲いかかる前に、その頭部をクローネの車輪が締め付ける。
「動かないで!」
アンリはそう言ってギロチンの刃の先をレムナントの脚部……未だ変貌を続ける百足の脚に向けた。
そして刃は一度レールの最奥へと引っ込み、今度はクロスボウのようにレールから射出されて百足の脚を貫通したままアスファルトに突き刺さって地に射止めた。
そして、射止められた先でビチビチと暴れる先端にもクローネの車輪が締め付く。
「アンリ、離れて!
……『ザフキューション』!」
そして、頭と脚に食い込んだ車輪から電撃が放たれた。
最早人間の人格を持ち合わせないレムナントの、それでもなお悲痛な絶叫。
車輪から無慈悲に送られ続ける電撃音。
『ギ、アアアアァァァァアアアア!!!!!』
安らぎ、と言うには余りにも凄惨な電撃がレムナントを破壊し尽くした後、ようやく深夜の病院に静寂が戻る。
しかしレムナントの断末魔は、いつまでも二人の脳裏から失われることはないのだった。
***
「対象の無力化を確認。
クローネ・トプスロード、形部アンリ……フューラネイルの皆さん、お疲れ様でした」
そう一言だけ言い残して原状回復魔法を行使してした魔法管理局の職員は、レムナントの……筑後 晶子の遺体を抱えて病院の中に消えていく。
原状回復魔法とは、魔法少女が戦闘した後に破壊された施設を復旧するために編み出された高等魔法。
どんな建物の破壊でも時間が巻き戻ったかのように再生するため、管理局内ではこれを習得することがエリートへの近道だとされる。
そんな便利な魔法の唯一の欠点、それは「生物には効果がない」というものだ。
逆に言えば、「死体には効果がある」ため、クローネの必殺技「ザフキューション」で散々に損壊された遺体も、魔法少女として覚醒する前の綺麗な遺体に逆戻り、後日には何も知らない遺族達の手で葬儀が執り行われるのだろう。
一人の少女が死亡したというのに異常なまでに無感情な魔法管理局の職員に一抹の嫌悪感を覚えながらも、クローネとアンリは帰路についていた。
「……歩き慣れた道でも、その日にやった事によって歩き心地は全く違うものですね」
クローネの車椅子を押しながら、アンリはそう呟く。
アンリとクローネは「フューラネイル」というチームで活動する魔法少女部隊だ。
その任務は「レムナント発生の阻止」。
それだけ聞くと素晴らしい仕事に聞こえるだろうが、その実態は「レムナント化する魔法少女の殺害」という汚れ仕事でしかない。
アンリはまだフューラネイルに入って日が浅いが、それでも必ず変貌する保証もないレムナントを防ぐために殺される魔法少女の悲鳴と涙は浄化されることのない毒のようにアンリの心を少しずつ蝕んでいた。
「……ボクたちとスターボイド、どちらが正しいんでしょうか?」
フューラネイルの仕事を特に強く糾弾する魔法少女がいる。
魔法少女スターボイド。
今日は偶々来なかったが、フューラネイルがレムナント阻止任務に赴く時に大抵は妨害を仕掛けてくる魔法少女だ。
「スターボイドの妨害の影響で昨日の炎のレムナント発生は阻止されず、あわや大惨事だった。
そう納得できるほど、ボクは子供じゃ……」
「アンリ、わざと自分を悪者にして傷付けるのは止めて」
アンリの言葉をクローネは途中で遮る。
それが後輩が苦しむ姿を見たくないからか。
後輩の質問に答えることができなかったからか。
あるいは、単に都合の悪いことを聞きたくなかったからか?
それはクローネにも分からない。
確かにスターボイドのやっている事は結果的にはレムナントの発生を助長している。
だが、自分達の行いが単なる人殺しであると言うスターボイドの主張もまた的を射たものだし、完全に覚醒したレムナントを討てるのもまたスターボイドぐらいだ。
今回の百足のレムナントも覚醒途中だからこそ二人で撃破することが出来たが、完全にレムナントとして覚醒してしまえばまたスターボイドに丸投げするしかなかっただろう。
きっとどちらもこの街には必要で、どちらも互いを憎しみ合う運命の上に生きている。
(考えていても、結論は出ないわね)
「さあ、もう帰りましょう。
帰ったら簡単なお夜食を作ってあげますからねぎよたん」
「ぎ、ぎよたんは止めて下さい!
形部をぎょうぶって読み間違えるだけならまだしもなんでそうなるんですか!」
「アンリが可愛いからっ!
この国では可愛い子はたん付けするって私は知っていますからね!」
「もう一昔は前の漫画の話ですよそれ……」
アンリが必要以上に沈み込むとクローネがこうやって揶揄い、気を紛らわせる。
こうしてまた、処刑人達の夜は更けていく。
筑後 晶子
ちくご しょうこ
しご こうちょく
死後硬直
が由来です