【エレコド】電子の巨神   作:麟佳さん

11 / 18
どこかの学校に通う女子高生アマネとパートナーのラグナロク。気まぐれで気怠げな彼女と真面目なエレクトリアのとある日常の一幕。

エレクトリアコードに加えてファントムオブキルの二次創作なのです。


お昼寝の時間

「起きてアマネ!遅刻するわよ!」

「んんー……あと5分…。」

布団に入り、猫のように丸くなっている少女。はみ出して垂れている長ーい銀髪はまるで尻尾のようだ。

「それもう10分前に言った。5分もサービスしたんだから、ちゃんと起きなさい!」

「だる……。」

重りがのしかかる瞼を押し上げ、深紅の瞳に光が入る。気怠げに睨みつける相手はアマネと同じロングな銀髪に赤眼の小さなエレクトリア・ラグナロク。アマネとほぼ同じ外見だが、活気と慈愛に満ちた瞳、丁寧に編み込まれた髪は気だるげな主と違って活気と誠実さを思わせる。実際そのとおりで、アマネの姉や母のように世話を焼いている。

「ほーら、起きたら顔洗って着替える。朝食を準備するから、早く降りてきてね?二度寝なんてしたら駄目よ?」

「はいはい…。」

大きな欠伸をしながら洗面所に向かう。今日もこの世の朝を恨めしく睨む瞳と目が合う。身の丈程ある長ーーい髪だが髪質のおかげか寝癖はあまりつかず、櫛で梳いてやればすぐに整う。リビングに向かうとトーストやサラダが並べられている。キッチンではラグナロクが卵とベーコンを運び終え、これから調理するようだ。

「ありがと。後やるから、荷物と予定見てくれる?そういえば兄さんは?」

「今日は早いからもう出発したわ。」

「あー、そっか。」

アマネの両親は既に他界しており、残された遺産と兄の稼ぎで暮らしている。それゆえに平日の朝は2人で過ごす事も少なくないが、まぁ別に良いかと深くは考えていない。むしろマイペースに進められるのは気が楽だ。朝のニュースを流し聴きしながら朝食を取り、洗い物をしたらソファに転がってスマホをぼんやり眺める。いつもと変わらない平日のルーティンだ。そうしてゴロゴロしていればラグナロクが声をかけてくれる。

「アマネ、そろそろ時間よ。」

「は〜い。」

通学はいつも一人。道すがら出会った知り合いが隣に来ることがあるが、今日は誰か来るだろうか?

「ようアマネ!」

「あ、おはよトリ先輩。」

活気のある声と共にやって来たのは青いショートヘアのトリ先輩。彼女は陸上部の部長でアマネを部にスカウトした張本人。因みに彼女自身も俊足を見出されてスカウトされた過去を持っている。因みに本名は鳥井朱で、通称トリシューラ。パートナーのエレクトリア名もトリシューラなので、どっちだ!と2人に叫ばれる事もしばしばだ。

「放課後だけど、コーチがグラウンド整備の日忘れてたらしくてよ。今日明日は部活無しだってさ。」

「お、合法的にサボれる。」

「無いのはサボりじゃねぇだろ…。それで暇ならさ、モールのバトルに付き合ってくれね?あのサービス権貰えるやつ。お前がいつも食べてるアイス食べたくってさ。お前のラグナとうちのトリシューラがいれば瞬殺出来るだろ?」

「おっけ。楽したいし。」

「戦うの私なんだけど?」

「うっし!じゃあ門で集合な!」

 

いざ授業が始まるとアマネはあっという間に机に突っ伏して、健やかな寝顔と静かな吐息で熟睡する。始めの頃は教師やラグナロクに起こされていたが改善の様子がなく、成績も悪いわけではないのでもう諦めている。そんな彼女を起こさないようにラグナロクは板書をノートに写し、要点を纏めて記入している。不思議な事にこの綺麗で読みやすいノートを見る為に、サボっているアマネにノートを貸してもらう生徒が後を絶たない。そんな彼女が授業中に起きるのは、たまたま目が覚めた時か、やる気が出た体育くらいなもの。並外れた運動能力を持つ彼女にかかればスポーツ成績は部活をやっている生徒を凌ぐ事もある。特に陸上競技は彼女の部活でもあるので、学園全体どころか全国クラスになる。お陰様で多少サボっても大丈夫な程に余裕があるのだ。

そんな調子で午前をやり過ごし、昼食を食べてから午後の授業も夢の中で過ごせばあっという間に放課後。この日は5限までなので時間はあり余っている。約束通り先輩と合流してショッピングモールに向かう。ここにはエレクトリアのバトル施設があり、アリーナや企画バトルも開催している。そこで勝てば提携店のサービス券が貰えるのだ。今回のチャレンジ内容はオートエレクトリア10人抜き。ソロでもタッグでも良いのでいつもにぎわっている。

 

「ラグナ頑張って〜。」

「ブチかましてやれトリシューラ!」

「任せてアマネ。このラグナロクが勝利を贈るわ!背中は頼むわねトリシューラ。貴女の場合は前かしら?」

「どっちでも任せとけ!間違って誤射すんなよな?」

御旗をアマネに渡して、細身の剣と大きなレーザーライフルを構えるラグナロクと赤色の三叉槍を構えるトリシューラ。アマネは受け取った小さな旗をパタパタと振っている。

試合開始直後から、2人は前へ前へと突撃。絶大な威力を持つライフルだが、始めにリロードが必要になるのが弱点だ。だがそれを補うに値する剣の技量、移動速度が彼女にはある。飛び交う弾幕を縫い、敵の懐に剣を振るう。

「ははっ、どけどけェ!!」

それらすべてを押しのける勢いで突進するトリシューラ。軽装重装なんのその、会敵した相手は槍の一撃で吹き飛ばし、時には槍を投擲までしだす。

「それ自分で取りにいくのよね?」

「あったりまえだろ?どこぞの投げたら戻って来る神器じゃねぇんだからよ。」

「そんな無茶苦茶なのにアリーナは勝ち進んでるのよね。世の中いろんなエレクトリアがいるものね。」

「よっし、そろそろ終わりだな。最後は譲ってやるから景気良いヤツをブチかましてやれ!」

「了解!」

最適な射撃ポイントを探すラグナロクを見送って、トリシューラは更に派手に動き回る。こっちを見ろ!視線を逸らすな!と言わんばかりの過激な攻めは劇舞台の主役の様な大立ち回り。残った敵にラグナロクを構う隙を与えず、寧ろこのまま勝ち切ってしまう余裕すら見える。肉薄するトリシューラを狙うと同士討ちの危険があるため、次第に近接武器での戦闘に切り替わっていくが、それこそが彼女の主戦場であり、狙いでもある。

「こっちばっかり見てて良いのかよ?ラグナァ!!」

「誘導できたわね。これでトドメッ!」

遠方で銃を構えるラグナロク。三方から迫る攻撃を真上への大跳躍で回避するのと同時に、大地を踏みしめて極太のレーザーを薙ぎ払い、残った敵をまとめて飲み込む。

『STAGE CLEAR!』

「ぃよっしゃー!」

「カッコ良かったぜ、トリシューラ!」

「ラグナお疲れー。」

「ありがとう。またいつでも頼ってね。私も楽しいからさ。」

バトル施設を離れてやって来たのはアイスクリーム専門店。ここでは先程のサービス券でアイスを一段追加することができる。アマネは部活終わりの糖分補給に週数回は来る常連さんなので店員さんにしっかり覚えられている。

「あ、お嬢さん今日も来たんですね。今日は友達も一緒?」

「ん、部活の先輩。バニラとキャラメルの二段。チョコチップも付けて。」

「あたいは同じやつの三段目にチョコ乗せてくれ!」

「はーい。」

目当てのアイスを受け取り、口に運ぶ。自分が頑張ったわけでは無いが、達成感と満足感でより美味しく味わえる。

「甘くて美味かったぁ…。お前が足繁く通うのもよく分かるな。」

「でしょ?」

「また今度も誘って良いか?バトル見るのも面白いし、楽しいからさ?」

「んー。まあ、偶になら別にいいけど。」

「言質とったぞー?この後はどうすんだ?」

「公園で昼寝してから帰る。」

「へー。なら邪魔しない方がいいな。それじゃまた来週な!」

「またね〜。」

 

先輩と別れてからに向かうのは木々にかこまれた公園。夕方は子どもたちが遊んでいたり、外周をランニングする人などそれなりに人がいる。その中で程よい風の吹く木陰はアマネのお気に入りの昼寝スポットだ。

「……。」

「は?」

珍しい事に今日は先客がいたらしい。しかし驚くべき点はそこだけではない。真紅の髪をもつ女性は膝を立てて座っているのにもかかわらず、目線があまり変わらない。直ぐ側には彼女に合わせて作られたであろう赤い大型バイクが停められている。何をどう見ても日常から浮き出た存在がそこに居たのだ。

「いや、でっか…。ナニコレ?八尺様?」

「たぶん立ち上がればその位はあるかもしれないわ…。アマネの目の前に腰が来ると思う。」

「なにその怪物じみた巨体…。しかもコレ細長いんじゃなくて手足もふっといし…。面倒だから早く離れよ…。」

「でもこの人何処かで見たような…。」

「ん………?」

「あ、起きそうね。」

「え、ちょっ…。」

パチっと目を開くと、側にいたアマネに視線が向く。寝起きというのにキリッとした顔でコチラを見ている。すくっと立ち上がると予想通りアマネは彼女の腰位しか届いていない。

「「でっかい……。」」

「だれ?スルト、用事?」

「いや…別に…。」

「ごめんなさい。この子いつもここでお昼寝してるから、たまたま居合わせただけなの。」

「ちょ!?」

不可思議な存在を前に臆すること無く会話をする相棒に面食らうアマネ。普段なら頼りになるが、もしこの巨人の機嫌を損ねたらどうするつもりなのか。もし捕まればそのまま押し倒されるだけで推定100kgオーバーの巨体に潰されてしまう。

「ここ、風と景色良い。スルト、邪魔?」

「別に…私専用じゃないし。別の所行くから。」

「んー。一緒、に…どう?こうしたら、いい。」

拒否する間もなく胡座に乗せられて、抱きかかえられてしまった。椅子にでも座ったかのようなバツグンの安定感はそのまま心地良さに変換される。スルトの巨乳に頭を預けるとどんな枕より優しく包んでくれる。

「やば…無理…。気持ち良すぎ……。」

「よかった。凛音、いつも褒めてくれる。」

「凛音?」

「スルトの……ご主人様。」

「へー、スルトさんってどこかのメイドさんなのね?」

「違う、エレクトリア。」

「は?」

「あ、ようやく思いだしたわ!人と変わらない大きさの試作エレクトリア姉妹のニュース!確か近衛のイベントにもいたのよね?」

「うん。スルトとヨトゥン、お手伝いした。」

「あー、ほんとだ心臓の音しないわー。と言うか人よりだいぶデカいけど?」

「谷間に頭突っ込みながらいうのはその…変態じゃない?柔らかそうだけど…。」

「大丈夫。スルト、気にしない。ラグナも、どーぞ。」

アマネの肩にいたラグナを摘み上げて、そのままスルトのスイカ玉の様な胸の谷間に差し込む。弾力のあるクッションはスルトとアマネの動きに合わせて形を変えながら全身を包む。アマネのバストも80超えの大きさで、冬にはそこに入って温める事もあったが、スルトのそれは未経験の領域だった。

「アマネ、ラグナ。スルトの胸、気に入った?」

「抱き枕にしてずっと寝てたい…。」

「気持ちいいけれど…何だか恥ずかしいわね。」

「よかった。ゆっくり、してて。」

体を撫でるそよ風に髪を揺らしながら、ゆったりとした会話をする。主にラグナロクとスルトの会話だが、ものぐさなアマネもいつもより口数が少し増えていた。

 

「ラグナいつもより機嫌良いじゃん。」

「そうね。名前に親近感があるのもそうだけど、気が合うのかもしれないわ。」

「世界の破滅とそれを起こした巨人って物騒…。」

「スルト、そんなことしない。みんな、守る。」

「確かにデカくて強そう…。ラグナ、バトルしてもらったら?マンガみたいに巨大な敵なんて珍しいじゃん。」

「それは流石に無理だってば…。あっという間にペシャンコよ?」

「いやいや、デカいから動き遅いかも。」

「大丈夫。ちゃんと…優しく、する。」

「ほらもう手加減宣言されてるじゃない。」

 

「アマネは陸上部なのよ。」

「アマネ、足速い?」

「まぁ速いけど、そのせいで変に期待されるし、体育祭のリレーアンカー任されるし面倒くさい。」

「でもちゃんと結果出す為に頑張ってるでしょ?」

「アマネ、優しくて、良い子。」

「でもよくサボるし、授業も寝てるし、クラスメイトに無茶振りしてる。」

「アマネ、悪い子。」

「そうね、だから一緒にアマネが良い子に育つように見張りましょ?」

「うん。アマネ、頑張って。」

「うわ…お母さん増えた…。」

 

「普通の大きさのお姉様に同型ボディの双子のお姉さんに、普通の倍大きくて喋れない妹…。それを纏めて見守るご主人…。スルトの家族は個性的で賑やかなのね。」

「うん。優しくて、凄くて、綺麗。」

「優しいなら、アマネのお兄さんも負けてないわよね?」

「そうね。私には勿体ないくらい。でも放っといたら全部背負ってムチャするから私が見てないと駄目なの。」

「凛音、同じ。沢山頑張って、寝ちゃう。」

「頼れるけど、支えてあげたくなるのよね。」

 

その後もお互いの事を話し続けた。今日は何をしたか、いつも何処に行くのか、家族とどう過ごすのか、昔はどんな様子だったか。初対面なのにまさかここまで話し込むことになるとは思っても見なかった。

「何だっけ、こういうの青天の霹靂ってやつ?」

「珍しい。アマネがそんな難しい言葉使うなんて。」

「うっさい。」

「たくさんお話。楽しいね」

「うん。まぁそこそこ…ん?空だいぶ暗い…そんな話だっけ?」

「しまった…!楽しくて、時間見てなかった!?」

「やっば…。晩ご飯作らないといけないのに…。」

「急いで、帰る?家、教えて。」

「え?」

「スルト、運ぶ。だから座標。」

「えっと…ここだけど。」

「……わかった。掴まって。」

アマネを抱き上げたスルトが駆け出すと、車のように景色が飛んでいく。実際それだけの速度がでているがアマネ達は先程まで堪能していた柔らかな身体によって優しく包まれている。

「速っ…けどあのバイクは!?」

「後で戻る。この距離、走る方が良い。」

行く先にいる看板や人もまるでラグビーやパルクールの様にするする通り過ぎ、風だけを残していく。時には人の頭上を跨いで追い越す。

「もう着いちゃった…。」

「障害物走で世界取れそう…。」

「間に合った?」

「ええ、余裕でね。アマネの倍くらい早いかもしれないわ。」

「人を跨ぐとか無理無理。」

「じゃあ。お別れ、。アマネ、ラグナ。また…会える?」

「えぇ、アマネは学校の帰りにいつもあそこでお昼寝しているから。いつかスルトの家族にも会ってみたいわね。連絡あれば私に送ってね?」

「わかった。」

「あのさ。よかったら今度あのバイク乗せてよ。カッコいいしさ。」

「うん、約束。またね。アマネ、ラグナ。」

力強い抱擁を最後に、スルトは駆け出して、あっという間に見えなくなった。日常に突如現れた巨神の与えた余韻に浸っていたいが、お腹は正直にグルルと鳴くので、家に入って夕飯の支度に入る。日中の怠惰具合からは想像できない手際で調理を進めるアマネの眼差しは真剣そのもの。いつもこうなら助かるのにとラグナロクが愚痴を漏らすのは恒例だ。

「ただいま、アマネ」

「おかえり兄さん。もう少しでご飯できるから待ってて。」

「いつも助かる。何かいいことあったのか?口元が緩んでるぞ?」

「そう?まぁ…新しい友達が出来たかも。」

「へぇ?あの気難しいアマネになぁ?」

「そ、そんなこと無いってば…!」

「悪い悪い。気が許せる友達は大事だからな。面倒くさがらずに大事にするんだぞ?」

「当たり前だし…。」

その後の食事中も隙あれば楽しそうだの何だの攻められっぱなしのアマネ。やんわり否定するが、夕暮れ前の思い出はキラキラとしているのは確かで、それが抑えられていないのだろう。それを感じて兄も満足そうにしているのを理解するが多少ムカつくので、抵抗として食後の片付けを押し付けて風呂場に向かう。手早く身体を洗って湯船に浸かって、今日の出来事を振り返るが、やはりスルトという巨大な衝撃は脳裏に焼き付いている。端的に言えば気が合ったのだろう。友達以上家族未満な所だろうか?友達との会話も控えめなアマネにとっては別格な評価だろう。

「アマネ。早速スルトから連絡と写真が来たわよ。」

「お。」

湯船から身を乗り出してスマホを見ると、今日は楽しかったというメッセージが並ぶ。文章だととても流暢に見えるので少し可笑しく思えた。添付されていた写真にはスルトの家族が写っている。確かにみんな優しそうで、身体の大きさが個性的。ご主人の凛音はみんなの母の様に見守っていて、写真越しでも穏やかさが伝わる。

「綺麗だなぁ…。」

「アマネだって大人になればきっと綺麗よ?」

「そうかもね。あ、私達も写真送ろっか?」

「そうね。ちょ、アマネ!?何でここでカメラ起動するの!?」

「別に女同士なら良いでしょ?」

「いやいやいや!駄目よ!?」

「ホイ、ホイのホイ。ヨシ。」

「ヨシじゃなぁーい!?もし変な子って思われたらスルトに会わせてもらえないかもしれないでしょ!?」

「あ、それ少しヤダ。」

「じゃあ今すぐ謝らないと…。え…もう返信きた…。」

『お風呂に入ってるアマネ可愛い。皆も会いたいって言ってた。いつか皆で遊ぼう。』

「ヨシ。」

「いや、駄目よ!?」

ラグナロクの説教がお風呂に響くが、全て頭を通り過ぎていく。風呂から出た後、リビングまで説教が響いていたと笑う兄とじゃれ合うとはまだ知らずにアマネは寛いでいた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。