〖ブルーロックRPG〗実況プレイ   作:マルメロ

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二次選考
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 はいどもども〜!! 今回も男の娘とデート出来る神ゲー実況やってくよ〜!! 

 

 ⋯⋯挨拶が前回とクリソツ? 気にすんな!! 

 

 てことで今回から二次選考!! ブルーロックはここからが本番と言っても過言ではありません!! 奪敵決戦(ライバルリー)から面白くなったと語る人も多いですからね!! 

 

 っとその前に体力訓練が終了しましたね。ただひたすら身体をいじめるだけなのでカットしましたが、やつれた依桜君も可愛いので後でそこだけ切り取って投稿します!! (クソゲス顔)

 

 “やっと二次選考に進めるようだ。危ない⋯⋯これ以上続けてたら死ぬところだった”

 

 体力訓練は1週間程でしたが、皆ボロボロになっていますね。まぁそのおかげでハングリー精神が育つってことで絵心さんの狙い通りなんですが。

 

 “指定された部屋に入ると他の棟から来たらしき人達が既に待機していた。他の棟にはボクらより上の人達がいるはずだけど⋯⋯よく見ると全員チームVからチームZとボディスーツに記載されていた。どうやら絵心にまんまと騙されてたみたいだ”

 

 伝えられてた順位が嘘っぱちだとバレましたね。まぁ依桜君より上が200人以上いるならW杯優勝とか楽勝だろうし当たり前ですけど。依桜君も薄々気づいてたのか大して反応無しですね。

 

 っと、ここから二次選考の説明が入るんですがその前に一回メニュー画面に行きましてと。一次選考で獲得した経験値を振り分けておきますか。二次選考1stステージの内容はその時の能力値で決まりますから、ここで能力を上げておきましょう。それじゃ、ちょっと振り分けますね。

 

 〖姫宮依桜〗

 

 攻撃力A 86 +5

 シュートA 81 +5

 ドリブルB 73 +3

 パスB 70 +5

 守備力S 90 +5

 速さA 89 +4

 

 総合評価A 88 +6

 

 固有スキル

 

 〖アクロバティック〗〖マンマーク〗〖俊敏〗

 〖無回転〗〖スタミナ+Ⅱ〗〖裏抜け〗〖ブロック〗〖トラウマ〗

 

 アクティブスキル

 

New〖覚醒の兆し〗

 

 どうすっかこれ! 結構強いんじゃない? 固有スキル込みだとギリ凛ちゃんとタメ張れるくらいですかね? いや流石にそこまではいかないか? なんにせよクソつえぇや。

 

 ⋯⋯ん? アクティブスキル⋯⋯〖覚醒の兆し〗?

 

 アクティブスキルってのは確か試合中に任意で発動できるスキルのことですね。固有スキルが常時発動しているのに対し、アクティブスキルはプレイヤー側が発動するタイミングを決めることができます。〖超越視界(メタ・ビジョン)〗や〖捕食者視界(プレデター・アイ)〗がこれに該当します。

 

 んで〖覚醒の兆し〗ってのは読んで字のごとくアクティブスキル習得の兆候ありってことですね。このスキル単体では効果は無いですが、いずれどこかのタイミングでスキルを習得するでしょう。

 

 後は地味に〖スタミナ+〗が成長してましたね。あんだけ走れば当然ってことで、話の続きを見ましょうか。

 

 “絵心からの説明が終わると、すぐに一人1stステージに進む人がいた。糸師凛⋯⋯あの糸師冴と同じ苗字だけど、もしかして弟か何か? ”

 

 ん、やっぱり凛ちゃんが一番先に行くんですね。というかあのパフォーマンスは単なる準備運動なのか、はたまたマウントを取ったのか。まぁ凛ちゃんの性格的に前者だと思うけど。

 

 さてさて、我らが依桜君にも早速1stステージに進んで貰うわけですがその前にやることがあります。

 

 それは凛ちゃんの様にパフォーマンスで周囲に実力を見せつけること。一見無駄に思えますが、これをすることによって他の棟の出身者に依桜君の実力を理解してもらい奪敵決戦(ライバルリー)でチームを組みやすくなります。

 

 つーわけで他の選手が先に行く前にボールを持ってパフォーマンスします。依桜君のステータス的にはオーバーヘッドとかやるのがあってるのかな? 

 

「お、もしかしてやる気?」

 

「いいから適当にボール蹴って」

 

 “柊にボールを投げ渡してボクは群がる選手達の間を高速ですり抜けていく。そして柊がシュート並の強烈パスを出してきたのでそれを身を翻しオーバーヘッドで蹴り返した。ボールは柊のちょうど足元に着地⋯⋯完全に決まった”

 

 あ〜依桜君のドヤ顔たまんね〜!! アピールも上々で1stステージに進みましょう。この時振り返らずに堂々と歩き強者感を出しておくことが大切です、いや知らんけど。

 

 “薄暗い通路を抜けると全面パネルの広い部屋に出た。周囲を見渡しているとパネルの一つが開き中からサッカーボールが飛び出してきた”

 

 “そして現れたのは人型のホログラム、そして背後にはゴール。あそこに決めろってことね”

 

 さぁ早速始まりました。ブルーロック謎技術の一角、ブルーロックマンからゴールを奪う1stステージの開幕です。世界クラスのキーパーのホログラムとかいうチート性能からゴールを100点決めるのが課題です。

 

 “ゴール左隅に狙いを定めてシュートを放つ。しかし簡単に弾かれてしまった。なるほど⋯⋯一筋縄にはいかないってことね”

 

 っとこんな感じで普通なら決まるようなシュートも止められてしまいます。なので突出した武器がなければここで脱落しちゃうんですが。

 

 “今度は飛んできたボールを空中でダイレクトシュート。さすがのホログラムさんもこれには反応出来ずにゴールに入った”

 

 依桜君ならこれくらい朝飯前なんですわぁ。まぁこれじゃ終わらないんですけどレベルが上がるまでとりあえずぶち込みまくりますか。このステージは一定数ゴールを決めるとレベルが上がって難しくなりますから。

 

 “よし、これで30GOAL! 時間は残り80分ある、このペースだったら楽勝だね”

 

 とそうは問屋が卸さないってこった。ホログラムが追加されましたね、試合ではディフェンダーがゴール前にいますから当たり前です。

 

 ⋯⋯ん? なんかあのディフェンダー、キーパーと同じく人型ですね。原作では確かサッカー盤の駒みたいにただの障害物だったのに⋯⋯しかもボールがあのホログラムに渡った? まさか⋯⋯あれから奪ってシュートしろってこと? 

 

 “ホログラムがドリブルしてきた。どういう技術なのか知らないけど、守備してボールを奪ってからゴールを決めろってことかな? ”

 

 お〜、ちゃんと依桜君に合わせた内容になってるんですねぇ。さすが謎のオーバーテクノロジーが光るブルーロック、しかしこの程度では依桜君は抜けませんよ。

 

 “だけどドリブル精度はそこまで高くないかな。すぐにボールを奪ってシュートを撃とうとしたけど他のホログラムに阻まれちゃった”

 

 依桜君、ドリブルの能力はそこまで高くないのでこの人数をドリブル突破するのは得策ではないです。

 

 う〜ん⋯⋯⋯⋯ん? ⋯⋯サイドに色の違うホログラム? あれにパスしろって事ですかね? とりあえずやることもないしやってみますか。

 

 お、やっぱり出したパスを受け取ってクロスを合わせてくれましたね。それなら依桜君の得意分野、ディフェンダーの間をすり抜けてダイレクトでゴールに叩き込みました! 

 

 それじゃこの調子でシュートを決め続けてクリアを目指します。てことで動きある所までカットします! 

 

 

 

 ⋯⋯え〜皆さん、残り20GOALまで来ましたが苦戦しております。というのもドリブルは問題なく止められるんですがディフェンスの数が増えてパスを受ける前に防がれちゃうんですよね。

 

 パスの難度も上がってダイレクトで合われるのも難しくなりました。これは一筋縄ではいかなそうです。

 

 ″ワントラップしてたら間に合わない。だけどパスの勢いとか回転も難しくなってきてる⋯⋯今のままだとダイレクトで狙った場所に撃てないよね”

 

 潔君の様に出来ればいいんですが、依桜君無理な体勢でシュートを撃つことを求められるのでより難度は上です。どうしましょ⋯⋯

 

 “見るべきなのはボールの回転? ボールがどんな風に回ってるか見極められれば、ピンポイントでボールにミートできるかも? ”

 

 お、依桜君何か思いついたみたいですね。

 

 なら早速ボールを奪い取りまして、味方ホログラムにパス。飛んできたボールを⋯⋯ん、なんだか操作がしやすいですね。これが依桜君の言ってたボールの回転を見極めるってやつですか? 

 

 足がボールにジャストミート、強烈なダイレクトシュートがゴールに突き刺さりました! 

 

 “この感覚だ、目を凝らしてボールの回転を見極める。これなら行ける! ”

 

 そういや依桜君、視力5.0とかいう現代人としてはチート級の視力してましたね。⋯⋯私? もちろんコンタクトしてないとまともに見えませんよ、悪かったね。

 

 そんなこんなでコツを掴んだ依桜君、難なくその後も得点を重ねていき1stステージをクリアしました。結構経験値も入るだろうしよきよき、この調子で2ndステージもクリアしますよ!! 

 

 “再び薄暗い廊下を歩き、次の部屋に入る。中を見ると広い部屋には誰もいなくて、頭上のモニターには『3人1組でチームを作って先に進め』と表示されていた”

 

 さて、早速3人組を作ろうと思ったんですが誰もいませんね。クリアは早い方だったと思うのでもしや1番のり? でも凛ちゃんより早かった感じもしないしなぁ。

 

 “しばらく待っていると誰かが部屋に入ってきた。ピンクの髪に三つ編みの低身長⋯⋯いやボクよりは高いけど”

 

 黒名きゅん!! 黒名きゅんではないか!! てことは依桜君の1stステージクリアはトップ3に続く4番目ってことですね。原作通りだと黒名君が4番だったので。

 

「なぁ、もう決まったのか? チームチーム」

 

「ううん、ここに来た時にはボクしかいなかったから」

 

「じゃあ組まないか? どうせ俺らしかいないみたいだし」

 

 うぉ!! まさかの黒名君からのお誘い!! 最初にアピールしといた甲斐がありました!! 黒名君は総合値で言えばこの時点ではそこまでですがことチームプレーにおいてめちゃくちゃ強いので是非仲間にしたい。あと可愛い。

 

 “彼は黒名蘭世と名乗った。う〜ん⋯⋯まぁブルーロックマンの部屋をクリアしてここに来てる時点で実力はあるのかな? どうしよう”

 

 ▽いいよ、組もう。

 

 ▽誘ってくれて嬉しいけど、組みたい人いるから。

 

 もろちん組む一択ですよ!! 逆に断る奴おる? 

 

「いいよ、組もう」

 

 という訳で黒名きゅんとチームになりました!! 可愛い可愛い!! 

 

「もう1人どうする?」

 

「そうだなぁ⋯⋯心当たりがいるから、待っててもいい?」

 

 ん? 依桜君組みたい人がいるのか、柊君かな? それか乙夜君? どっちも能力は申し分ないのでいいでしょう。

 

 “しばらく待ってるとアフロヘアーの人が入ってきた。見た目は一応強そうではあるけど⋯⋯”

 

「あれはないな」

 

「うん⋯⋯ないね」

 

「何がだ!?」

 

 おっと原作でも特に活躍のないネームドモブ田中信玄!! 依桜君、黒名君に拒絶されたァ!! まぁこの2人に割って入るには顔面の格が足りないよ格が。

 

 つーこって誰か来るまで待ちますか。ブルーロックマンをかなり早くクリアしたので余裕はかなりあります。

 

 そんじゃ待ってる間に小話を一つ。依桜君、というかこのゲームにおけるオリキャラの話です。皆さんもうご存知の通り、このゲームのオリキャラのクオリティはまじでものすごいです。

 

 キャラクリエイトの豊富さはもちろん、オリキャラごとに性格や過去の境遇、その他あらゆる要素がランダムで生成されます。何がすごいって全く同じ性格、境遇を持つオリキャラは存在しないんですよね。何度プレイしても多少似通うことがあっても全く同じにはなりません。

 

 まぁなのでこの依桜君も完全に私だけの唯一無二の主人公って訳です。どうです? 皆やりたくなったでしょ? やけん早くゲームショップに足を運びましょう!! 

 

 “黒名と話しているといつの間にか部屋に10人くらいが集まっていた。そしてたった今入ってきたのは見覚えのある男だ”

 

「姫宮くん、久しぶり。寂しかった?」

 

「遅かったねポニテ。別にいてもいなくてもどっちでもいいから寂しいとかないけど」

 

 柊君、原作より早いクリアですね。やっぱり依桜君といたことで能力が向上しているようです。よきよき!! 

 

「もしかしてボクのコト待っててくれてた? でも残念、君と組む気は無いよ。言ったでしょ、天才を理屈で潰すのが気持ちいいって。ボクは姫宮くんともやり合ってみたいからね」

 

「あっそ……まぁボクは使えそうなら使ってやってもいいかなとしか思ってなかったからどうでもいいけどね」

 

 ⋯⋯マジか、こうなってくると後1人を誰にするか。候補は乙夜君くらいか? 士道君はさすがにやめといた方がいいだろうし。柊君とやり取りをしてる間に部屋の中も賑わってきたので、周囲を見回してみますか。

 

 ⋯⋯ん? あれは⋯⋯ちょっとズームにしてみますね。

 

 ♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 ⋯⋯俺は⋯⋯俺の人生は⋯⋯欲しいモノは全部手に入れてきた。

 

 だからアレが⋯⋯あの天才が生まれて初めて俺が手に入れられなかった宝物(モノ)だ。

 

 

 ──御影玲王の人生は退屈に満ちていた。

 

 総資産7058億、御影コーポレーションの御曹司。大都会の中心に位置するタワーマンションの最上階、日本で最も高い土地で一流や高級な物に囲まれて育った。どんな高い物でも、入手が困難な物でも、玲王が欲しいと思うものはなんでも手に入った。だがそれで玲王が満足することはない。簡単に手に入る物は、もはや玲王の眼中になかった。

 

 ⋯⋯凪は俺が見つけた宝物だ。

 

 そんな玲王が初めて見つけた夢中になれる夢、W杯優勝。そして稀代の天才、凪誠志郎。手に入れようと思っても手に入らない宝物、そんなものを見つけるのは初めてだった。だから凪とコンビを組み、この青い監獄(ブルーロック)へやってきた。

 

 ⋯⋯なのに。

 

「俺は(コイツ)とサッカーがしたい」

 

 凪誠志郎は潔世一と組むことを選んだ、玲王と離れて進む道を自らの意思で選択した。

 

 ⋯⋯凪は潔に負けて、悔しさを覚えた。自分の才能に気づいた。サッカーに魅せられていくお前を見て、俺は本当は嬉しかったんだ。

 

 ⋯⋯だけどお前を変えたのは俺じゃなく潔だ。それを受け入れたらお前の隣にいれなくなる気がして、俺は自分の感動に蓋をした。

 

『行ってこいよ凪、夢の先でまた逢おうぜ』

 

 ⋯⋯そう言えなかった自分が嫌いだ。お前の背中を押してやれなかった自分が大嫌いだ。

 

 ⋯⋯だけどもしそれを言ってしまったら、お前がもう二度と戻ってこない気がして⋯⋯二人のあの夢が終わってしまいそうで⋯⋯怖くて⋯⋯寂しくて⋯⋯俺は弱くて⋯⋯

 

 

人間が変わっていくってことがこんなにも残酷だなんて⋯⋯知りたくなかった⋯⋯

 

 

 

 

 ──ねぇ、大丈夫? 

 

「⋯⋯あ?」

 

 失意のどん底にいた玲王に声をかけたのは、2人組。後ろの三つ編みは知らないが、前に立ち自身をを不思議そうに見下ろすピンク髪の女みたいな奴には見覚えがあった。青い監獄(ブルーロック)に集められた時、自分や凪と共に最後まで残っていた。華奢な体つきに綺麗なピンク髪、更にはそこらのアイドルを遥かに凌ぐ顔を忘れるはずもなかった。

 

「めっちゃ落ち込んでるみたいだけど」

 

「⋯⋯うっせぇな⋯⋯ほっとけよ」

 

「あの白髪君にフラれていじけちゃった?」

 

「⋯⋯!! てめぇに何がわかんだよ!!」

 

 不意に地雷を踏み抜かれ、目の前の女顔の胸ぐらを掴む。これ程接近してもどう見ても男に見えない。だがそれで躊躇する余裕など今の玲王にはなかった。

 

「⋯⋯わかるよ、急にパートナーがいなくなると辛いよね。隣にいるのが当たり前だと思ってたのに、ある日突然消えちゃうんだもん。辛くて怖くて⋯⋯寂しいよね」

 

「⋯⋯!!」

 

 彼の悲しげで寂しそうな瞳を見て、玲王は胸ぐらを掴む力を緩めた。きっと今の自分も、こんな目をしているのだろう。

 

「ボクらと一緒にやろうよ。あの白髪君、取り返しに行くんでしょ?」

 

「⋯⋯なんで俺なんだよ?」

 

「う〜ん⋯⋯顔がいいからかな?」

 

「⋯⋯は?」

 

「そんな理由でいいのか? 適当適当」

 

 予想外の返答に言葉を詰まらせる。てっきり自身のプレーをどこかで見ていたのかと思っていたがそうではないようだ。玲王が納得していないのが伝わったのか、唇に指を当てて彼は考え、付け足した。

 

「後、似てたからかな⋯⋯あの時のボクに」

 

 言っている意味は理解できない。しかし彼の言葉は何故か玲王の心を大きく揺さぶった。彼に決断させる程に。

 

「わかったよ、組んでやる美形フレンズ。業務提携だ」

 

「交渉成立だね。よろしくメンヘラ社長」

 

 姫宮依桜が差し出した手を、御影玲王は握り返した。

 

 

TEAM 姫宮・黒名・玲王 MATCHING !! 

 

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