〖ブルーロックRPG〗実況プレイ   作:マルメロ

54 / 80
パーフェクトマッスル

 

 

 ……いやあれ決まるん? 

 

 

 ども、私です。試合の途中で水を指して申し訳ない! でもどうしてもさっきのゴールに言及しておきたかったのと、ちょっとしたお知らせをと思いまして! 

 

 

 まずあのゴールですが……ダメ元で撃ったのにマジで決まってビビりました。依桜くんの能力やばすぎんだろ……。囲まれてるしパスコースないし、ええい撃っちまえって感じだったんです。

 

 

 ……一応スキル確認しとくか? 

 

 

 固有スキル

 

 〖アクロバティック+Ⅲ〗〖マンマーク+Ⅱ〗〖俊敏+Ⅱ〗〖無回転〗〖スタミナ+Ⅲ〗〖裏抜け〗〖ブロック+Ⅱ〗 〖ダイレクトシュート+Ⅱ〗〖トリッキードリブル〗〖チョップドリブル〗〖トラップ+Ⅱ〗〖左右両式〗〖バイシクルマスター〗〖インターセプト〗〖ドライブシュート〗〖ロングキック〗〖体幹+Ⅱ〗

 

 

 アクティブスキル

 

 〖透明な世界(クリア・ワールド)〗〖姫の全壊一撃(プリンセス・ストライク)〗〖女王の全壊一撃(クイーン・ストライク)〗 〖二銃式直撃球(トゥーガンボレー)

 

 

 やっぱいつの間にか色々生えてますね。最近スキル確認してなかったからな……ドライブシュートとロングキック、それと体幹ですか。まぁ全部読んで字のごとくなんですが、体幹は依桜くんの場合少し特殊で清羅くんと同じタイプの倒されても屈しない強さですね。単純なフィジカルではまだまだ最底辺ですが、対抗策ができただけかなりデカい! 

 

 

 とまぁスキル面はこれくらいで……後はお知らせっすね。

 

 

 まずは以前からXなどで募集してた#依桜アートにファンアートが投稿されてたのでご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 いやぁありがとうございます! めっちゃ可愛いっすねお出かけ依桜くん! こういう風にファンアートいただくとモチベ爆上がりなんすよねぇ! 

 これからはこんな風にファンアートいただいたら動画内で紹介したいと思います。まぁ滅多に貰えるもんでもないと思うんすけどね。動画のトップページに今までいただいたイラストを纏めてるのでそちらも合わせてお願いします。

 

 

 それとありがたいことにこの動画、そこそこ感想をいただきます。ありがとうございます。それで、今まで私返信とかしてこなかったんですね。もちろん全てに目を通してはいるんですが、どんな風に返信すればいいのかわからなかったので。

 

 

 でもさすがにこれだけいただいてるのに見るだけはなぁ……ってという風に思ったので思い切った返信してみようと思います。すぐに返せるかはわかりませんができるだけ頑張るので皆さん、どしどし感想お願いします! 

 

 

 と、長くなってしまいましたがそれでは本編、VSイングランド戦に戻りましょう。

 

 

 ♦♦♦♦♦

 

 

 

 

「今話題の新星(ルーキー)、ミヒャエル・カイザーと姫宮依桜のWエースか。面白いチームを創ったねノア」

 

 

 乙夜、依桜のゴールで互いに一点ずつを分け合ったバスタード・ミュンヘンとマンシャイン・シティ。激闘を予感させるスーパーゴールが生まれる中、スーパースターは心踊らせていた。

 

 

「だが! この試合、主役は譲らないよ! ここで登場するのはぁ! 世紀のフットボールスーパースター! クリス・プリーンス!!」

 

 

 なんとイングランドの指導者、クリス・プリンスが出場を表明。まだ試合は始まったばかり、切り札の投入には些か早い気が彼の真意とは一体? 

 

 

「アホか……目立ちたがりのナルシストめ。指導者(マスター)失格だお前は」

 

「やり合うのはいつ以来だい? 世界一さん。今日こそ、その仏頂面を剥がさせてもらうよ」

 

「勘違いバカが……この試合はお前のためのもんじゃない。引っ込んでろ」

 

 

 そしてクリスに対抗するためにドイツ側の指導者、世界一のストライカーノエル・ノアも出場。お互いに3分間だけの最強選手を投入だ。

 

 

「……七星虹郎」

 

「へ……? は、はい!」

 

 

 クリスをあしらった後、ノアが七星の元へと歩いていく。急に声をかけられて、七星は焦った。まさか自分が交代かと。

 

 

「ビビるな、俺はグリムと交代で左サイドハーフに入る。それよりもお前、利き足はどっちだ?」

 

「え……? 普通に右っすけど」

 

「そうか……自覚していないかもしれないが、さっきの姫宮依桜とのプレー。お前は咄嗟に左足でパスを出していた。右足と遜色ない精度でな」

 

「それって……」

 

「お前は俺と同じ……先天的両利きの可能性がある。今はそれを活かせる程の技量を備えてはいないが、このまま実力を伸ばせば強力な武器になるだろう」

 

 

 七星の頭に希望という文字が浮かんだ。ノエル・ノアが自分を気にかけ、アドバイスをくれたのもそうだが、なんの取り柄もないと思っていた自分に唯一無二の武器ができる可能性。これに期待せずにはいられない。

 

 

「まずは死ぬ気で生き残れ。逆境の中でしか進化は起きない」

 

「はい!!」

 

 

 ノアは最後に激励の言葉を送ると自身のポジションへと向かっていく。親切心ではない、指導者としてチームを勝たせるための合理的な手段だ。使える駒は多いに越したことはない。

 

 

「いいかお前ら、俺はカイザーの味方でも姫宮依桜の味方でもない。勝利という結果に結びつく合理的なプレーをするだけだ」

 

 

 ノアがバスタード・ミュンヘンに語りかける。自分は誰の味方でもなく、勝つために最適な手段を選択するだけだと。

 

 

「……指導者(マスター)ならあのおじゃま虫クソコンビどうにかして欲しいんだけど」

 

「世界一の考えてるコトはわからへんな。だけどさっきのゴールで凡ザー様大層ご立腹やで。気をつけぇや女王サマ」

 

「わかってる。次来たら二人まとめて玩具にしてあげるよ」

 

 

 両チームがポジションにつき、試合が再開される。点が決まった、マスターが投入された。試合を変える起爆剤が揃った今、フィールドの状況は大きく変わる。

 

 

バスタード・ミュンヘン Newformation

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

マンシャイン・シティ Newformation

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

『さぁ! 両チーム指導者(マスター)を投入! 果たしてここからどのような展開を迎えるのか! マンシャイン・シティのキックオフで試合再開です!』

 

 

 時光を前に上げ、クリスとアギの2TOP。より攻撃的な布陣へと変貌したマンシャイン・シティが攻め上がる。クリスを中心に、國神と時光がサポートするトライアングルの形だ。

 

 

「……! いきなり速攻かよ!」

 

 

 開始早々の全開攻撃。フィジカルモンスター三人による勢いと筋肉頼りの豪快な突破だ。

 

 

「汗臭いんだよクソ脳筋共が」

 

「ミヒャエル・カイザー君、噂は聞いてる。お手並み拝見だ」

 

 

 クリスの行く手をカイザーが阻んだ。単純な肉弾戦ではクリスに分があると理解しているカイザーは、距離を保ちつつ対応するディフェンススタイルでクリスを食い止める。

 

 

「おいおい、とんだ弱腰だねカイザー君。格上相手には媚び、格下にイキる小物だったのか?」

 

「……チッ!」

 

「小物はお前だクリス。引っ込んでろっつったろ」

 

「ノア……キミのそーゆーとこ嫌い」

 

 

 カイザーの足止め、そしてそこを狙ったノアのフィジカルディフェンス。さすがのクリスもこれには動きを止めざるを得なかった。そしてそこを狙う者がいる。

 

 

「……!? 玲王……!」

 

「しゃおらっ!!」

 

 

 玲王がカイザーの身体でクリスから自身の接近を隠し、ノアのプレスを利用してクリスからボールを奪取した。カイザーと同等のビジョンが視えていて、尚且つノアがいるので成立する動きだ。

 

 

(今こっちは姫宮とカイザー、二人のバケモンが争ってる状況。そこに真正面から突っ込むのは悪手……! だったら俺はこの万能スタイルで、中盤を制圧してやる!)

 

「いいぞ御影玲王。合理的な判断だ」

 

「うっす……!」

 

 

 玲王のスライディングでこぼれ球となった。そこにいち早くたどり着いているのはバスタード・ミュンヘン最速の男だ。

 

 

「セカンド! 拾え斬鉄!」

 

「OK、自分失敗とかしないんで……」

 

 

 メガネを指でクイッと上げ、賢さアピールをする斬鉄。そのままルーズボールを確保し左サイドを駆け抜ける。

 

 

「通行止めだよ眼鏡さん」

 

「むっ……! アギアギパニック……!」

 

 

 しかし進行方向をアギに塞がれてしまった。パスかドリブル突破か、一瞬足を止めた斬鉄の横に烏がフォローに入ってくる。

 

 

「こっち使えやボケ眼鏡」

 

「ナイスだ鳥貴族」

 

 

 斬鉄から烏へのパス。それを受け取ると烏はフィールド全体を見渡した。

 

 

「俺も非凡共の殴り合いより頭脳戦の方がやりやすいわ。付き合ったるカメレオン」

 

「サンキュー烏」

 

 

 烏と玲王の秀才タッグで中盤を制す。これが今自分達にできるベストパフォーマンスだ。そして、フィニッシュは最前線にいる非凡姫。

 

 

「決めろや女王」

 

「決めさせないクソ依桜!」

 

「な……!? ボケネス巾着……!」

 

 

 烏から依桜へのラストパス。しかしネスがそれをカット、そのままカイザーへと繋ぐつもりだ。バスタード・ミュンヘンの内部分裂は、もはや合理性と真逆の位置にいる。

 

 

「いいぞネス」

 

「やらせるか……がまた防ぐ」

 

「節穴だクソナナフシ」

 

(……! の頭上をギリ越えるスーパーオシャクロス……!?)

 

 

 ネスからカイザーへのクロスをカットしようと飛び上がった蟻生。しかし先程カットされたのを計算に入れてネスはパスを出していた。裏を抜けたカイザーにピンポイントに合わせた軌道、ワントラップで合わせたカイザーはそのまま足を振り抜こうとするが。

 

 

「♪」

 

(……! 依桜、また俺のシュートを奪取(ジャック)するつもりか……!?)

 

 

 横を依桜が駆け抜けていく。このままカイザーインパクトを放っても前回の試合のように横取りされてしまう。これでは撃てない。

 

 

「撃たせない……!」

 

「チッ……!」

 

 

 判断が遅れたカイザーの隙を見て時光がボールを奪った。バスタード・ミュンヘンはDMFの烏まで前線に出ている。カウンターを狙う絶好の機会だ。

 

 

「何やっとんねんボケ二人……!」

 

「カウンター来るぞ! 戻れ!」

 

 

 時光から前線に長いボール、それをクリスが受け取った。敵の守備は手薄、一番厄介な依桜もゴール前にいる。

 

 

「行こうかマンシャイン・シティ。スピード&ラッシュだ!」

 

「ダメだクリス。お前は社長室でふんぞり返ってろ」

 

「ノア……まぁいい、今は俺の時間じゃないか」

 

「……!」

 

「行け錬介! イッツパフォーマンスタイム!」

 

「はい!」

 

 

 ノアに行く手を阻まれたクリス。自身の活躍は諦め、横を走る國神にパスを出した。残っている敵DFは七星とメンサー、ビルケンシュトック。パス回しで突破してもいいがグダるとせっかくのカウンターが無駄になる。

 

 

『よし、なら國神錬介。次は君の理想を教えてくれ』

 

『俺は……一人でゴールを奪えるストライカーになりたい。俺には千切みたいなスピードも、蜂楽みたいなドリブルも、潔みたいにゴールの匂いを嗅ぎとる空間認識もない。でも俺は……』

 

 

 ──正々堂々と一人で敵陣を切り崩してゴールを決められる。そんなストライカーになりたい!! 

 

 

「くっ……! コイツ、一人で突破する気か!」

 

「身体強ぇ……!」

 

 

 メンサーとビルケンシュトックのプレスを受けても動じない鋼の肉体。しかし國神のスピードとドリブルでは前には進めても二人を引き剥がすことはできない。

 

 

「ちゅーっす」

 

「……!? しまったコイツに気を取られてたら……!」

 

 

 國神を食い止めるので精一杯。そこを右サイド、乙夜が抜けてくる。中央突破のフィジカル軍団と忍者の融合。この攻撃はこの上なく厄介だ。

 

 

「やらせないべ乙夜さん!」

 

「あら、わざわざ逆サイドから」

 

 

 だが左サイドから乙夜を止めるために七星が必死に追いついてきた。無論七星だけで乙夜は止められないが、やりにくくなったのは確かだ。

 

 

(まだ遠い……あと5m……3m……)

 

「そうだ錬介。相手を抜き去るだけがドリブルじゃない。ボールを奪われないように前進し、押し上げるドリブル。相手を引き離せなくても、君の射程圏内に無理やり押し込めれば……」

 

(……ここだ!)

 

 

 メンサーとビルケンシュトックを引き連れたまま前進していた國神。PAから5m程離れた位置にたどり着くと、そのまま足を振り抜いた。

 

 

「マジか……どんな体幹してんだコイツ!?」

 

「行け……!」

 

 

 國神の強靭な左足から繰り出される超絶ミドル無回転シュート。その威力、精度は以前と比べ物にならない。GKバッハマンは反応こそできたものの届かず、シュートはゴール左隅に突き刺さった。

 

 

GOAL!!! 

 

 

『決まったぁ! 國神錬介の強引なドリブル突破からの強烈ミドルでマンシャイン・シティ2点目!!』

 

 

「しゃあっ!!」

 

「いいぞ錬介! 君の手に入れた完璧な筋肉(パーフェクト・マッスル)と超高精度の左足ミドル! それがあれば例え戦車が相手でもゴールをぶち抜ける!」

 

 

 〖國神錬介〗

 

 

 攻撃力S 93

 シュートS 93

 ドリブルA 88

 パスC 63

 守備力B 71

 速さA 80

 

 総合評価S 90

 

 

「あ〜あ、あのまま撃ってたらボクのゴールだったのに。取られちゃダメでしょバカイザー。そもそもボクへのパスをカットしたネス巾着が悪いんだケド」

 

「……」

 

 

 ここぞとばかりにカイザーを煽り倒す依桜。この試合、散々邪魔されているのでその憂さ晴らしだ。対してカイザーは拳を握りしめ、メキメキと音を立て怒りを露わにしていた。

 

 

「さぁラスト一点だマンシャイン・シティ! 俺が決めるか、それとも君達青い監獄(ブルーロック)が決めるか! 勝負といこうか!」

 

「ちゅーっす」

 

「うっし!」

 

「心に合理性を持て、バスタード・ミュンヘン。勝つことが全てだ。俺はこの試合、一番合理的な奴につく」

 

「合理とかは知らないけど、あと二点ボクが決めて勝つよ♪」

 

「合理性とかどの口が言うねん。ボケ指導者(マスター)が」

 

 

 互いに自チームを鼓舞するマスター達。現状1ー2でマンシャイン・シティがリードしているが、すんなりと勝てるはずもない。特に苛立ちを募らせているミヒャエル・カイザー。彼がこのまま終わるとは到底思えなかった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。