Brave Up プリキュア!×仮面ライダーハイペリオン×ウルトラマンドレッドノート 作:XIYON
ではどうぞ。
この世界の敵を知るために、裁希は大牙と零瑠と共に焔ヶ沙紀邸へとやってきた。そして食卓を囲みながら、彼女の話を聞くことになった。
大牙「モグモグもぐもぐ…ん、これ美味いな。」
大牙は豪邸の食事にやって来ているのに、食卓に置いてあるご馳走を目の当たりにしたせいで礼儀のない食べ方をし始めた。それを見て呆れた零瑠は…
零瑠「口に食べ物を頬張った状態で喋るな。行儀が悪いぞ。」
大牙「んなこと知ったことか。」
フレイ「ふっふふふ♪自分の欲望に忠実ね大牙くん。流石は傍若無人の権化ね。」
大牙「本気で欲しいと思ったものは自分のポリシーや主義信条に反しない限りは一切の手段や方法は選ばない。敵も味方も、周囲にどれだけ被害を与えても頓着することはないんだよお嬢様。」
フレイ「でもその割には自分に対して堂々と物を言ってくる人物は嫌いじゃないのね?」
大牙「価値があると認めれば、俺の自尊心をよほど傷つけない限りは、大抵のことは笑って許すさ。」
零瑠「たく……んで、お前たちは何者なんだ?」
フレイ「ただの交易をする商会よ。ただ、アナタ達のやり方とはちょっと違うけど。」
裁希「コイツは漂流してしまった転生者を個人判断で様々な世界に転生させてるんだ。一応、転生免許は持っているみたいだが、スフィア天界から毎回、大量の変身アイテムを拝むもんだから困ったもんだ。」
そう言った裁希は食卓の真ん中にあった切られたホールケーキのワンカットをフォークで軽々と持ち上げ、そのまま1口で食べ切った。その光景を見てまた絶句してしまう大牙と零瑠であったが、フレイは笑みを絶やさずに会話を続けた。
フレイ「言っておくけど、ダークネスシンジゲートよりはまだマシよ。」
大牙「ダークネスシンジゲート?なんだよそれ。」
フレイ「あら知らないの?なら、特別に教えてあげる。ラウリス。」
ラウリス「はいお嬢様。」
そう言ってラウリスがリモコンを持ち、フレイの後ろからスクリーンを出した。そして映像が開始されると同時にフレイは説明し始めた。
フレイ「ダークネスシンジゲート。5年前からスフィア・リムで暗躍している最凶で最悪の犯罪組織よ。様々な天界に姿を現しては、その場所で保管されている様々な転生特典を盗むほどの実力を持つ組織よ。」
大牙「5年前からそんなヤツらがいるのか?」
フレイ「えぇ…一時期、姿を消していた時があったのだけれど…あることを理由にまた姿を現したのよ。」
裁希「まさか…スフィア天界の…」
フレイ「えぇ…恐らくライタープライザーとリライズドライバーなどの変身アイテムを盗んだのはヤツらに違いないようね…だけどソイツらはそれとは別にある物を盗んだのよ。」
零瑠「変わった物?」
フレイ「テラフェイザー。」
「「!?」」
大牙「テラフェイザー?それを奪ってたのかアイツら?」
フレイ「恐らく…プリキュアの怪物サイズにして襲いかかるでしょうね…何を企んでいるかは知らないけど…」
ラウリス「私が極秘で入手した。」
裁希「無断でか?」
フレイ「勿論、厳正な交渉を経てね?ま、ロイヤルが私に情報共有として渡してきたのは事実だけれども…」
大牙「んで?俺たちは何をすればいい?」
フレイ「ダークネスシンジゲートを一緒に倒して欲しいの。スフィア天界も我々も、ソイツらを倒せばお互いに利益が得る。勿論、アナタにもね?」
そのことを聞いた大牙ではあるが、険しい顔をしながらフレイにこう言い放った。
大牙「断る。こんな者たちを相手にしていたら俺の欲しいものが手に入らなくなる。」
フレイ「それって、スフィア・コアのことかしら?」
大牙「例の秘宝のことを知ってるのか?」
零瑠「(秘宝?大牙の奴。この世界でトレジャーハントするためにやってきたのか?)」
フレイ「ダークネスシンジゲートをアナタなりのやり方で一緒に倒してくれるなら、そのお宝のことを話してあげないってわけではないわよ?」
大牙「夢幻の情報をくれるのか?」
フレイ「勿論…でも、情報料は頂くわよ?50万スフィリアね?アナタなら余裕でしょ?」
大牙「はっ、まぁそうだな。」
フレイ「それともう1つ。裁希、エンジェルパラダイスで暗躍していたメザを覚えているかしら?」
裁希「最近の出来事だし、忘れるわけないだろ?」
フレイ「どうやらダークネスシンジゲートに支援金を貰っていたらしいわ。彼がエンジェルパラダイス内で拠点にしていた家から、ダークネスシンジゲートから貰った変身アイテムや日本円で100億もする大量の1万円札が見つかったのよ。」
零瑠「100億!?」
大牙「まさかアイツ…その金で本当にエンジェルパラダイスを機械の要塞に仕上げようとしていたのか?」
フレイ「まさに危機一髪だったわね。」
裁希「その情報も事前に教えてくれれば良かったのに。」
フレイ「アナタは奴らの目的を暴くために動いていたのでしょ?」
裁希「そうだけど、俺と彼方がヒロミをボコボコにしようとしたのに、乱入したせいでできなくなっただろ。」
フレイ「その割には楽しかったでしょ?…ヒロミは元気だった?また彼の組織といい交渉がしたいのよ。」
裁希「電話したらどうだ?そしたら答えてくれるはずだぜ?」
フレイ「まぁ、そのうち向こうから連絡をくれるはずよ。それに、彼が言った言葉もちょっときな臭くてね?」
裁希「きな臭い?」
フレイ「ラズベリア学園にあるISの秘宝がこれで手に入る……と、言っていたわ。」
裁希「ラズベリア学園…」
フレイ「それに…メザのシルクハットがあんなところで発見されたことも少し気になるわ。」
裁希「だな…」
スフィアコア
天導大牙が探し集めているスフィア・リムの秘宝。 全部で7つ存在し、全て揃えたものは無限を超える力を得て、あらゆる願いを叶えることができる。
虹彩のスフィアコア :能力は倍加。
黒牙のスフィアコア :能力は力の半減と吸収。
白翼のスフィアコア :能力は能力の反射と力の吸収。
紫毒のスフィアコア:能力は力の吸収と能力のコピー。
夢幻のスフィア・コア
能力:実体を持つ幻影を生み出す
星詠のスフィア・コア
能力:触れた相手の能力を封印
時詠のスフィア・コア
能力:時間操作能力及び他の時間操作の影響を受けない
次回
・セイナ、変身!