【悲報】ワイ、でんぢゃらすじーさんの世界に転生してしまった【大ハズレ】   作:混沌遊

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【お知らせ】本編に入る前に

1カズキ
今回からスレ内での俺の名前を「名無しの転生者」から「カズキ」に変えたから把握よろしく

2名無しの転生者
〉〉2
了解

3名無しの転生者
〉〉2
把握した

(※本編には掲示板形式に加えて台本形式も含まれております)


【緊急】ワイ、命を危機かもしれん【実況スレ】

じーさん「オマエら、ワシとドライブに行かんか?」

孫「うん!行く行く!」

 

某日、デュエマで遊んでいた孫とカズキはじーさんからドライブの誘いを受けた。

これから起きる悲劇をしらない孫は誘いを承諾して、嫌な予感を感じていたカズキは断ろうとしたが断りきれず、仕方なくじーさん達についていくことになった。

 

孫「運転うめーじゃん!」

カズキ「まあ確かにじーさんにしては上手いな‥」

 

じーさんの運転は高齢者とは思えないほど上手かった。じーさんは手慣れた手つきでハンドルを操作している。孫とカズキはじーさんの運転の上手さに驚いていた。

 

じーさん「はっはっは、そうじゃろ」

 

しかしこの後、じーさんはとんでもない事を口にする。

 

じーさん「ワシ免許持ってないんだけどな♨️」

孫・カズキ「「どぅおぅわああーーーーっっ!!」」

 

じーさんのカミングアウトに、孫とカズキはパニックに陥った。

 

ーーーーーー

 

カズキは急いでスマホを取り出して転生板にスレを立てる。

 

 

【緊急】ワイ、命を危機かもしれん【実況スレ】

 

1カズキ

タスケテ…タスケテ…

 

 

2名無しの転生者

おい、どうしたんだよ?

 

 

3カズキ

〉〉2

今じーさんと孫でドライブ中なんだけど、運転手のじーさんに「運転免許持ってない」みたいな事を言われて孫と一緒に焦ってる(じーさんの運転自体は上手かった)

 

 

4名無しの転生者

〉〉3

普通に犯罪行為で草

 

 

5名無しの転生者

〉〉3

マジか

今までどうやって運転してたんだよ

 

6カズキ

〉〉5

じーさん「勘。」

 

 

7名無しの転生者

〉〉6

あんたすげぇな!

 

 

8名無しの転生者

どうせ今乗ってる車もじーさんが盗んだものなんだろ?

 

 

9名無しの転生者

〉〉8

無免許運転に加えて窃盗罪も追加か?

 

 

10名無しの転生者

〉〉9

車破損したら器物損壊罪になるな

 

 

11名無しの転生者

スレ立てしている場合なのか?

 

ーーーーーー 

 

じーさんのカミングアウトに車内はパニックに陥っていた。そんな状況下で、じーさんは孫とカズキに言った

 

じーさん「さあ、こんな時こそワシの出番じゃ!交通事故から助かる方法を、んばっちり教えてやる!」

孫「免許もねぇのにか!?」

カズキ「えぇいっ!教えるも何も、ブレーキペダル踏めばいいだけの話だろうがっ!俺がブレーキペダル踏むからちょっと席変われっ!」

 

じーさんの言うことを信用していないカズキは運転席を変わる様に言うが、じーさんは駄々をこねて席を変わろうとしない。

その姿に見かねたカズキは、孫にじーさんを運転席からどかす様に指示を出した。それに応じた孫は泣かば強引にじーさんを運転席からどかして助手席に座らせる。

 

じーさんの代わりに運転席に座ったカズキはブレーキペダルを踏もうとしたが、そこで異変に気付いたーーーーー車のブレーキペダルがなかったのだ。

 

カズキ「おい、ブレーキペダルがねぇぞ!!」

 

予期せぬ事態にカズキが焦っていると、助手席には車のブレーキペダルとそれを切り取るのに使ったと思われるノコギリを持ったじーさんの姿があった。

 

カズキ「クソジジイ、何やってんだお前ェっーーー!!」

 

ーーーーーー

 

30カズキ

もうダメだ‥‥

俺死ぬかもしれない‥‥

 

 

31名無しの転生者

てか危険な状況によく板に書き込みできるな

本当は結構心の余裕あるんじゃないのか?

 

 

32名無しの転生者

今どういう状況だ?

 

 

33カズキ

〉〉32

ブレーキペダルを踏んで車を止めようとしたけど、じーさんが「話を面白くするため」とかほざいてブレーキペダルをノコギリで切り取りやがった‥‥

 

 

34名無しの転生者

〉〉33

 

 

35名無しの転生者

〉〉33

ジジイ、何やってんだお前ェっー!!!!

 

 

36カズキ

もう駄目だ‥‥おしまいだ‥‥

遺書代わりにコメントを残しておくよ

ここから更新がなかったら、俺は死んだと思って…

 

 

37名無しの転生者

〉〉36

あきらめるなよ!

 

 

38名無しの転生者

〉〉36

でぇじょうぶだ、ギャグ補正で生き延びれるさ!

 

ーーーーー

 

じーさんにブレーキペダルを切り取られた事でブレーキをかける事が出来ず、車の速度もさらに上昇していた。

 

孫「もうダメだぁーーーーっ!!死ぬーーーっ!!」

 

孫はパニックに陥り悲鳴をあげていた。一方じーさんの身勝手な行動に怒ったカズキは、じーさんの上蔵を掴みながら問い詰める

 

カズキ「アンタのせいで俺たちこんな目にあってんだぞ!何とかしろよ!!」

 

カズキの見幕に怯えていたのか、じーさんはしばらく黙りこんだ。そしてその数秒後、じーさんはついに口を開いた。

 

じーさん「・・・・・こうなったら、秘密兵器を出すか‥‥」

カズキ「は…?」

孫「秘密…兵器…?」

 

じーさんのその言葉に、孫とカズキは動揺する。そんな彼らにじーさんは説明をした。

じーさんの話によると、身の危険に備えて超安全な車に変形できる様に改造を施したという。

 

じーさん「変形モード、スイッチオン!」

 

じーさんは掛け声とともに、車内にある赤い丸型のボタンを押した。じーさんがボタンを押すと車は変形を始め、あっという間にじーさんの顔を模した車に姿を変えた。

 

‥‥しかしそれもつかの間、車は止まるどころか急激に運転の速度が上がった。

 

孫・カズキ「「全然安全な車じゃねぇじゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」」

 

車はカーブをしきれずに、目の前にあったビルに直撃。結局孫とカズキは、じーさんとのドライブによる事故に巻き込まれたのである。

 

ーーーーー

 

それから数時間後、スレに新たな書き込みがされた。

 

50カズキ

生存報告

全身が包帯ぐるぐるの状態だけど生きてます

 

 

51名無しの転生者

〉〉50

生きとったんかワレェ!

 

 

52名無しの転生者

〉〉50

とりあえず無事な様でよかった…

 

 

53名無しの転生者

〉〉50

ギャグ補正の力ってすげぇーー!!

 

 

54名無しの転生者

じーさんと孫は無事なのか?

 

 

55カズキ

〉〉54

全員生きてます

ちなみにじーさんは警察の取り調べを受けてる

 

56名無しの転生者

〉〉55

まあそうなるわな

 

 

57名無しの転生者

生存の確認もできたしスレ内の書き込みはやめてしばらく休め、休めよ~

 

 

58カズキ

〉〉57

ありがとよ

お言葉に甘えてそうさせて貰うよ

完全に復活したら新しいスレを立てようと思います




【作者より】
このシリーズへのいいねなどありがとうございます!
皆様のご期待通りのものが作れる様に頑張ります・・・・・。
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