例えばこんなゲマトリアの日常 作:スカイブルーホワイトヘアー
アリス「納得がいきません!」
ケイ「……何がですか?」
アリス「何故アリスより後に出てきたケイが長女なのですか!」
ケイ「私の方が先に生成されたからです」
アリス「ずるいです!アリスもお姉ちゃんになりたいです!!」
ホシノ「うへぇ……姉妹喧嘩だぁ……」
黒服「正直どちらが姉でも構いませんし3本勝負とかで決めるのはどうです?」
アリス「!!それです!ケイ、お姉ちゃんの座を賭けて勝負ですよ!!」
ケイ「仕方ありませんね……」
ホシノ「……この時点でケイちゃんの方が姉っぽいような……」
黒服「そうですね」
ホシノ「まあいっか。えっと3本勝負の内容は……」
黒服「無難に掃除、買い物、食事の準備でいいのではないでしょうか」
ホシノ「じゃあそれで。審査は先生に任せるね」
黒服「……面倒ですね」
ーーー第一試合 掃除
アリス「掃除が得意なメイドさんにジョブチェンジしました!」
ケイ「何故私まで……」
黒服「2着も何処から持ってきたのです?」
ホシノ「倉庫にあった先輩の箱の中」
黒服「ああ……」
ホシノ「それじゃあ10分くらいでいっか。お掃除開始!!」
アリス「先手必勝です!アリスはこの大きい円盤を壊します!!」
ケイ「えっ」
ホシノ「ちょっと!?それはお掃除ロボットなんだけど!?」
アリス「アリスの敵です!気を取り直して掃除を始めます!!」
ケイ「……もう勝敗がついたのでは?」
ホシノ「ま、まあ……とりあえず時間までは……」
アリス「あ、あれ?あそこの埃に届かないです」
ケイ「アリス、この棒はここを抑えながら引っ張ると伸ばせますよ」
アリス「ありがとうございます!」
ホシノ「さりげないフォロー……お姉ちゃんだねぇ」
黒服「この茶番、いつまで続けるんです?」
ホシノ「まあまあ。たまにはこんな日があってもいいじゃん」
黒服「……まあいいでしょう」
ーーー
黒服「審査の結果勝者はケイです」
アリス「がーん!!」
ケイ「やりました」
ホシノ「それじゃあ次は買い物だね。今から2人にメモを渡すからそれぞれ指定されたものを買ってきてね」
アリス「今度こそは負けません!」
ケイ「このまま2連勝します」
ホシノ「うへぇ両者バチバチに燃えてるねぇ。……んじゃ私達も行こっか」
黒服「何処にです?」
ホシノ「2人を見守りに、だよ。初めてのお使いなんだから」
黒服「……なんだか母親っぽくなってませんか?」
ホシノ「……ふぇ」
ーーー
アリス「ジャガイモとニンジ……アリスニンジン嫌いです……これは買いません」
ケイ「ダイコンと豚肉……アリスがニンジンを棚に戻しましたね。買っておきましょう」
ホシノ「……あっ、渡すメモ用紙逆にしてたかも」
黒服「アリスにニンジンの存在を知られてしまいましたね」
ホシノ「うへぇ……どうやって誤魔化そう」
黒服「見えなくなるまですり潰すしかありませんね」
ホシノ「そこまでして食べさせる必要があるのかな……」
黒服「言われてみればありませんね」
ホシノ「次からはニンジンを使わなくていっか」
黒服「そうですね」
ーーー
黒服「アリスが1つリストにあるものを買い忘れた事により勝者はケイです」
アリス「あ、アリスはニンジンなんて知りません!」
ケイ「……もう白状してますよ」
アリス「!?」
黒服「負けたアリスはニンジン丸齧りを……」
アリス「酷いです!」
ホシノ「まあまあ。……とりあえず勝負の結果ケイちゃんがお姉ちゃんって事でいいのかな」
ケイ「そうなりますね」
アリス「うぅ……アリスは妹にしかなれないのですか……」
黒服「何故そこまで姉に拘るのです?」
アリス「一度でいいからアリスお姉ちゃんって呼ばれたいんです!!」
ホシノ「なるほどねぇ。……ケイちゃん」
ケイ「何でしょう」
ホシノ「呼んであげて?」
ケイ「は、はぁ……」
アリス「………」
ケイ「……そんなキラキラした目で見つめられても……」
アリス「………」
ケイ「……アリスお姉ちゃん」
アリス「!!はい!アリスお姉ちゃんですよ!!」
ケイ「……苦しいです」
ホシノ「……和むねぇ」
黒服「何処となく既視感がありますね」
アリス「今後はケイが妹に……」
ケイ「いえ私が姉です」
そこはかとなくアロプラ感がありましたね
えっない?さいですか……