例えばこんなゲマトリアの日常   作:スカイブルーホワイトヘアー

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小鳥遊ケイと小鳥遊アリスの感謝のパティシエ

ケイ「小鳥遊ケイです」

 

アリス「小鳥遊アリスです」

 

ケイ「本日は母に感謝を伝えたいというアリスの要望により食事を振る舞う事にしました」

 

アリス「はい!頑張ります!」

 

ケイ「ただし私達だけで包丁を使うと危ないと第3人格からの指摘があったので知り合いに来てもらいました」

 

フウカ「……なんて平和な時間なのでしょう」

 

アリス「ケ、ケイ。この人泣いてますよ!?」

 

ケイ「苦労しているお方なのでしょう。触れないでおきましょう」

 

アリス「分かりました……」

 

フウカ「あ、2人とも今日はよろしくね」

 

アリス「はい、よろしくお願いします、フウカ先生!」

 

ケイ「ご指導お願いします、フウカ先生」

 

フウカ「(えっこの2人可愛い)」

 

アリス「先生?」

 

フウカ「ああごめん。ちょっと考え事をしてて……それで何を作りたいんだっけ?」

 

アリス「アリスがショートケーキ、ケイがココアケーキです!女の子は甘い物が好きって通りすがりの飴を舐めている人が言ってました!!」

 

ケイ「材料は揃えてあります。勿論感謝を伝える為のチョコプレートもありますよ」

 

フウカ「……ホシノ先輩、羨ましいなぁ。……それはいいとしていきなりお菓子作りはレベル高いかもしれないけど……頑張ろう」

 

アリス「おー!」

 

ケイ「おー」

 

ーーー

 

アリス「卵を混ぜますー!!」

 

フウカ「アリスちゃん、気合い入ってるね」

 

アリス「はい!ホシノママを喜ばせたいです!!」

 

フウカ「うんうん、その意気だよ」

 

ケイ「フウカ先生、何故私の方は卵黄と卵白を分けて混ぜる必要があるのですか?アリスはそのまま投入して混ぜているのですが……」

 

フウカ「えっとね……卵黄と卵白を分けて混ぜた後に加えると泡がしっかり残るからケイちゃんが作ろうとしているココアケーキに丁度いい生地になるの。アリスちゃんの方はショートケーキだから分けずに入れて混ぜる事で口溶けのいい生地に仕上がっていい感じになるの」

 

ケイ「なるほど……勉強になります」

 

アリス「フウカ先生!次に加える物はなんですか?」

 

フウカ「いい感じだね。そうしたらグラニュー糖とはちみつを加えて人肌くらいの温度になるまで混ぜ合わせてね」

 

アリス「分かりました!!」

 

フウカ「ケイちゃんの方はココアパウダーを加えて同じように人肌まで温めて……」

 

ケイ「人肌……分かりました」

 

フウカ「(……拝見、偉大なるマザーよ。私は今とても平和な時間を過ごせています……)」

 

その後、大きなアクシデントもなくスポンジが焼き上がりデコレーションタイムが始まる。

 

アリス「ケイ、どっちがホシノママを喜ばせられるか勝負ですよ!!」

 

ケイ「負けませんよ」

 

フウカ「……和むなぁ」

 

アリス「……あっ!?ケイ、大変です!!イチゴを買い忘れていました!!」

 

ケイ「!?一大事です!!」

 

ベアトリーチェ「ご心配には及びませんよ」

 

アリス「誰ですか?」

 

ベアトリーチェ「通りすがりの教師です。苺のお裾分けにきました」

 

ケイ「……都合が良すぎますね」

 

フウカ「……ありがとうございます」

 

ベアトリーチェ「いえいえ。たまたま通りすがっただけですので。……なんだか楽しそうですね」

 

フウカ「2人が可愛いのと平和な空間で過ごせる事が幸せで……」

 

ベアトリーチェ「……貴女も尊いというものを知ったようですね」

 

ーーー

 

アリス「……できました!」

 

ケイ「私も完了しました」

 

フウカ「………」

 

アリス「これでホシノママは喜んでくれるでしょうか?」

 

フウカ「うん。絶対に喜ぶよ」

 

ケイ「フウカ先生、本日はありがとうございました」

 

フウカ「私の方こそ楽しい時間をありがとう。おかげで日頃の疲れが取れたよ」

 

アリス「……いいことを思いつきました!フウカ先生も一緒に行きましょう!」

 

フウカ「えっ?」

 

ケイ「そうですね」

 

フウカ「えぇ…?」

 

ーーー

 

ホシノ「うへぇ……」

 

ケイ「母を確認しました」

 

アリス「突撃します!ホシノママー!!」

 

ホシノ「んー……?あれ、2人ともどうしたの?フウカちゃんまで」

 

フウカ「こんにちは」

 

アリス「今日は渡したいものがあるのです!」

 

ケイ「日頃の感謝を込めて用意しました」

 

アリス・ケイ「受け取ってください」

 

ホシノ「わぁ……美味しそうなケーキだねぇ」

 

アリス「はい!頑張って作りました!」

 

ホシノ「……えっこれ2人の手作りなの!?」

 

フウカ「2人共ホシノ先輩の為に一生懸命に作ってました」

 

ホシノ「……そっかぁ……うへへ、ありがとう」

 

アリス「さあホシノママ、食べてください!」

 

ケイ「私の方もどうぞ」

 

ホシノ「もー……困っちゃうなぁ……」

 

フウカ「(……やっぱり羨ましい)」




アリスとケイを混ぜると何故か小鳥遊一家が出てきてしまいます
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