例えばこんなゲマトリアの日常   作:スカイブルーホワイトヘアー

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いつ書いたのか覚えてないやつが眠っていたので供養します


黒服先生と神名文字

黒服「はぁ…やっと終わりましたか」

 

「"黒服先生お疲れ様。貴方の生徒自慢には勝てなかったよ"」

 

黒服「自慢なんてしていませんが?」

 

「"『四六時中側にホシノが居てくれますね』って発言をしておいてよくもまあそんな事を……"」

 

黒服「何か報告しろとあなたとベアトリーチェが五月蝿いから言っただけですよ」

 

「"自然な惚気話をされるとは思ってなかったよ。ところでこの後飲みに行かない?"」

 

 

黒服「急ですね……またオレンジジュース飲み放題に付き合わされるのですか?前回胸焼けしていましたよね」

 

「"あれはペース配分を間違えただけだから!歳じゃないよ!?"」

 

黒服「誰も歳については言ってませんよ。……折角のお誘いですがこれ以上ホシノを待たせて暴走されても困りますのでお断りします」

 

「"………"」

 

黒服「何ですかその顔」

 

「"黒服先生、頼みがあるんだけど……"」

 

黒服「内容によりますが」

 

「"生徒に好かれる方法を教えて!"」

 

黒服「そう聞いてくるうちは無駄だと思いますよ」

 

「"う゛っ゛"」

 

黒服「……ホシノから雑誌を買ってきてほしいと頼まれたのでこれで失礼しますね」

 

「"あ、じゃあそこのコンビニがいいよ。基本私しか使わないのに品揃え無駄に良いから"」

 

黒服「ではそうしま……何故あなたも付いてくるのです」

 

「"私は林檎柄のカードを買ってピックアップを引かないといけないんだ"」

 

黒服「……触れないでおきますよ」

 

ーーー

 

黒服「中々悪くない品揃えの店ですね……おや、レジの奥に見た事がないものが売っていますね」

 

ソラ「お客様、『神名文字』をご希望ですか?」

 

黒服「神名文字?何ですかそれは」

 

ソラ「簡単にいえば生徒さんの神秘が詰まった……」

 

黒服「神秘が詰まっている?その小さなものにですか?」

 

ソラ「はい。……とはいえ神秘とか言われてもよく分からないんですけどね」

 

黒服「ラインナップを拝見してもよろしいでしょうか?」

 

ソラ「はい、どうぞ」

 

黒服「……あまり目ぼしい生徒は……!?何故ホシノの神名文字が!?」

 

ソラ「ああ、実は神名文字のラインナップは先生によって異なるんです。説明書曰く『絆を結んだ生徒か先生に対して特別な感情を抱いている生徒』しかラインナップに出ないとか」

 

黒服「通りでアビドス全員の神名文字があるのですね。……何故かハルナとフウカのやつもありますが。アリスとケイのやつまで……」

 

ソラ「もしよろしければお試しとしてこちらの無記名の欠片を差し上げます」

 

黒服「この欠片は何に使うのです?」

 

ソラ「神名文字を購入する際はこちらの欠片が必要なんです。他の通貨では原則購入が出来ませんのでご注意ください」

 

黒服「しかし今までこんな欠片を見た事がないのですが……」

 

「"あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛"」

 

黒服「………」

 

ソラ「あ、あれはいつもの光景です。シャーレの先生は定期的にソーシャルゲームに課金してガチャを引き爆死芸をします」

 

黒服「ユウカにブチギレられそうな生活をしていますね。……おや、端末から欠片が……?」

 

ソラ「ああ、だからあの人は欠片を3000個くらい持ってるのですね」

 

黒服「……クックック。いい事を思いつきましたよ。先生、取引をしませんか?」

 

「"取引?"」

 

黒服「私のクレジットをお渡しします。これで好きなだけガチャを引いていいですよ」

 

「"なっ……!?そんな夢のような話が……それで条件は?"」

 

黒服「話が早くて助かります。あなたがガチャを引いた時に端末から出てくる無記名の欠片を頂きたいのです」

 

「"え、それだけ?全然いいよ!!"」

 

黒服「では取引成立です。手始めに20万クレジットほどお渡しします」

 

「"20……!?これだけあればチアコトリを武器固有2まで……"」

 

黒服「よく分かりませんが頼みましたよ」

 

ーーー数分後

 

「"天井しました"」

 

黒服「おお……500個程手に入りましたね。この欠片を全部ホシノの神名文字と交換してください」

 

ソラ「ありがとうございます!やった、これで時給がまた上がります!」

 

黒服「客の前でそういう発言をするのはどうかと思いますが」

 

ーーー

 

黒服「そういう訳なので今からホシノにこの神名文字を……どう使えばいいのでしょうか」

 

ホシノ「何これ?……あれ、私が触ったら消えたよ」

 

黒服「ああ、ホシノが触れればいいのですね。では500回触れてください」

 

ホシノ「500……?まあいいけど」

 

500個の神名文字に触れた結果ホシノの身体は輝き始めて内側に秘めた神秘の反応が増している。そしてこちらに向き直って笑顔で……

 

ホシノ「先生のおかげで私と……この武器はもう一度立ち上がる事が出来たんだ。……ありがとう。好きだよ」

 

黒服「………」

 

ホシノ「………!?えっ私今何を!?」

 

黒服「(何故だか分かりませんがこれ以上ホシノの神秘を解放すると大変な事になりそうですね)」

 

ホシノ「……忘れてほしいな」

 

黒服「忘れませんよ」

 

ホシノ「じゃあ付き合って」

 

黒服「それはお断りしますが側には居てもらいます」

 

ホシノ「先生の堅物ー」

 

黒服「私は変態とは違って生徒と恋愛をする気はありません」

 

ホシノ「……卒業したらいいって事?」

 

黒服「さあ、どうでしょうね」

 

ホシノ「むぅ……」

 

黒服「……昔から言ってるでしょう?貴女は私のものだと」

 

ホシノ「そうだけど……言葉に出してほしいの!」

 

黒服「それはまた次の機会に」

 

ホシノ「もうー!!

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