例えばこんなゲマトリアの日常   作:スカイブルーホワイトヘアー

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忘れていたお話の続き??????です


灰色の娘と尋問

椅子に縛られている灰色髪の少女。

手元にある彼女の学生証を見ながら

ホシノは尋問を始めた。

 

「他の子達は部屋から追い出したよ。

ここには私と貴女の二人だけ。だから

今からする質問に対して正直に

話してほしいんだ」

 

「ま、まあ……いいけど……?」

 

「まずは……貴女の名前を教えて?」

 

「小鳥遊ツキノ16歳」

 

小鳥遊ツキノ。彼女は確かにそう名乗った。

学生証に書いてある通りの名前だ。

嘘はついていないように見える。

 

「じゃあ……ツキノちゃんのお母さんと

お父さんは誰なのかな……?」

 

「ホシノお母さんと黒服お父さん」

 

この時点でホシノは内心ガッツポーズをした

灰色の髪、青と黄色のオッドアイ、

小鳥遊という姓とアホ毛。

彼女は間違いなく未来から来た娘なのだろう

本来であればあり得ない事ではあるのだが

前に別の世界に飛ばされた経験がある以上

こういう事もあるのだろうと受け入れる

何より自分と大好きな人が結ばれたという

一番の証拠とも言える存在だ

これ程喜ばしい出会いはそうそうない

 

「でも最近は二人ともあんまり好きじゃない」

 

「どうして?」

 

「休みの日に毎日※※※してるんだもん。

年頃の娘が聞いてるってのに……

しかも朝から夜までずっとだよ!?

何処からそんな体力が沸いてるのか

私には理解できないよ」

 

思いもよらない内容に思わずお茶を吹き出した

仲が良いのは結構な事だけど……

流石に毎日※※※は……したいかもしれない

 

「……なんかごめんね」

 

「えっいや……ホシノお母さんは

謝らなくていいんだよ。……って

お母さんって呼ばれても困るよね……」

 

「そんなに困らないかな……

いつの間にか一部の子からママって呼ばれる

ようになってたし……」

 

「もしかしてアリス姉とケイ姉の事?」

 

どうやら二人の事も知っているようだ。

その他にもヒナを姉さんって呼んでいた事とか

なんだかんだ色々な人と交友関係が続いている事等

話題が尽きず会話が弾んでいった

 

「……ところでツキノちゃんはさ、

この世界にどうして来たの?」

 

「昔のアビドスと若いお母さんとお父さんを

見て見たくなって……家に居ても※※※の音が

うるさいしイライラするから」

 

「ほんとごめんね」

 

ーーー

 

「彼女にゲヘナの制服を着せた理由……

それは彼女が本来着ていた制服を食べ……嗅ぐ……

堪能する事が出来るからです!」

 

「どんな言い方をしても許されないと思うけど」

 

「誰が私を止めると言うのです!少々嗅いだり

舐めたりするだけですよ!!健全そのものです!」

 

「健全って言葉を辞書で引いた方が良いよ」

 

「必要ありません!私はこの制服を嗅いで

『楽園』に到達します!」

 

大きく息を吐いてツキノが着ていた制服を

顔に近づけて勢い良く吸おうとしたベアは

顔面を革靴で蹴られて数メートル吹き飛ばされた

流石のヒナも「これは仕方ない」と怒る事なく

冷蔵庫からアイスを取り出して食べ始めた

ベア先生は『楽園』へ到達する事が叶わず

代わりに正座と長時間の説教をされる事となった

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