例えばこんなゲマトリアの日常 作:スカイブルーホワイトヘアー
「20人は多くない?」
「大体1クラス分の人数で遊びに来たからね」
「えぇ……」
「名簿リスト見る?はいこれ」
「どれどれ……レイ、ワカナ、アキ……
あれ、この空崎ココロってヒナの子?」
「そうだよ。本人は厨二病拗らせてるか
らマハムートって名乗ってるけど」
「マハ……なんて?ヒナも苦労してるんだね。
……陸八魔三姉妹も居るんだ。なんか知り合いの
苗字ばかりあって気になる子ばかりなんだけど。
……あれ、もう一人苗字が小鳥遊の子がいる」
「ああ、その子はたまたま苗字が被ってる子」
「そんな事ある?なんかどっかでみた髪色
なんだけどなぁ……」
「ホシノ母さんも一緒に探しに行く?」
「まあ……ちょっと見てみたいかな。
面白そうだし」
「お待ちなさい。何処に行っていたのです?
特にそこの灰色髪の貴方。私の大事な生徒を
を攫うなんて大胆な事をしてくれますね」
「……改めてみると若く見えるね。
人外とはいえ歳には逆らえないんだね」
「……何を言っているのか分かりませんが
ホシノに何か変な事をしていませんよね?」
「せ、先生、私は大丈夫だから心配しないで。
それよりもツキノちゃんと出掛けてくるね!」
「まあ……暗くなる前に帰ると約束するなら
文句は言いませんよ」
「うん。約束するよ」
ーーー
「結局あの生徒は誰なのでしょうか……ん?」
「こんにちわっぴー☆」
「………」
「……やはりわっぴーという単語は……
死語……なのですね……」
「そもそも聞いた事がありませんね。
そして貴女は誰ですか?」
「では……普通に名乗らせて頂きますね。
ユイと申します。とある事情でこちらの……
あどれす学校に参りました」
「アビドスですね」
「……あっ。大変申し訳ありません……」
「大方あのツキノとかいう生徒と同じように
何処かから訪れたのでしょう?」
「小鳥遊さんをご存知なのですね。であれば
話が早くて助かります」
「……ですが貴女達の目的は何なのですか?
何故このキヴォトスに訪れたのでしょうか?」
「そうですね……ただの好奇心と言いますか。
その……若い頃の親を見てみたいとある方が
仰っていてそれに乗り掛かる形で来ました」
「成程……?つまり貴女達は複数人で訪れたと」
「大体20人前後でしょうか……」
「多いですね。まあ問題を起こす気がなければ
自由にして頂いて大丈夫ですよ」
「ありがとうございます。……それで……
私はとりえってぃ学園に行きたいのですが……
道をお伺いしても宜しいでしょうか?」
「トリエッ……?ああ、トリニティの事ですか。
ここからだと結構距離がありますね。
であれば案内役が必要でしょう。少々お待ちを、
今連絡しますので」
「助かります」
電話を掛けて数十分もしないうちに駆けつけたのは
これでも一応トリニティのトップであるナギサだ
「大事な話があるのでアビドスに来てください」と
想い人に言われたので仕事を放り出して来たらしい
「遂にトリニティとの交友関係を築く決心を
していただけたのですね!では早速……あら?
そちらのお方は?」
「彼女はトリニティに行きたいと私を頼ってきた
生徒です。なのでトリニティの中で信頼出来る
存在であるナギサに案内を頼もうと思いまして」
「成程成程。そういう事でしたら喜んで。
『信頼出来る』私にお任せください」
「ありがとうございます(チョロイですね)」
「この子を無事に送り届けた暁には一日だけで
構いませんのでデートを希望します」
「考えておきますよ」
こういう時に面倒事を押し付けられる存在が居ると
便利だなとナギサを見送りながら黒服は考えたそう
それはそれとしてユイは誰の娘なのだろうか?
「まあ……私には関係のない話ですがね」
○○レイ
○○ワカナ
○○アキ
○○ユイ
ひとまずはこれくらいで止めておきます