例えばこんなゲマトリアの日常 作:スカイブルーホワイトヘアー
勝手にノノミの弟、そしてワカモの夫にします
ここはとある自治区のとある一室。
一人の女性が鼻歌交じりにお茶を淹れ
来訪者の到着を心待ちにしている。
それから数分も経たないうちに大気が揺れて
カップに注いだ紅茶が波を立てている。
「あら。到着したのでしょうか?」
約束の時間が近づいている中チャイムが鳴って
玄関に向かうと扉越しに伝わる気配は重く
歴戦の凶悪犯のがいるかのようだった
そんな圧を気にせずに扉を開けてその人物を
家の中に招き入れ机の上に用意していた
緑茶と和菓子を挟むように椅子に座った
「さあさあこちらにどうぞ☆」
「うふ……うふふ……うふふふふふ……」
「調子は如何ですか?」
「ええ……ええ。順調に。とてもすこやかに
嫉妬するほどに元気よく育っています」
「良かったですね☆……あれ、今日は一緒に
ついてきていないのですね。数日ぶりに
会えると思ったのですが」
「……我が子ながら嫉妬してしまいます。
旦那様を愛する心ですら受け継いだようで……
今日は「お父様と遊ぶ」の一点張りでした」
「愛故の暴走ですか。弟君も大変ですね。
あまり負担をかけすぎていないか心配です」
「問題ありません。私が惚れた殿方ですから」
「義姉さんは本当に弟君の事が好きですよね。
羨ましい限りです」
「それはもう。彼を想うだけでこの身は熱く
感情が昂り……うふふ……」
「お熱いですね〜☆」
「……失礼。また一人の世界に浸って……いえ、
彼と娘との世界に浸ってしまいました」
「弟君は狐と仮面が好みでしたからね〜」
「お互いに狂うように求め合い……そして絡み
新たな生を育み……うふふふふ……」
「あら〜また浸っていますね〜」
「……そうでした。実は義妹の貴女に少々
頼みたい事がありまして。彼といる間は辛うじて
抑えられているのですが……そろそろ破壊衝動が
抑えられなくなってきてしまい……」
「なるほど〜でしたらここの近くに建設してある
ワカモ義姉さん専用資材置き場に戦車とか適当に
運んでおくように依頼しておきますね」
「嗚呼、感謝致します。これで彼に嫌われずに
日々を過ごす事が出来ます」
「そう簡単に嫌われないと思いますけど……」
「順風満帆に結婚生活を送るには不安の種は
極力排除しなければいけません。その為なら
私はなんだってするつもりです」
「駄目ですよ〜簡単になんだってするとか言って
しまったら。例えば…………のような要求を
弟君にされるかもしれませんよ?」
「……うふふ///大歓迎です///」
「なら大丈夫ですね☆」
「……あら、もうこんな時間なのですね。
そろそろ旦那様とランを迎えに行かなければ」
「では……続きはまた今度、ですね☆」
「ええ。それではご機嫌よう、私の義妹さん」
「ノノミです☆」
読者を勝手にノノミの弟でありワカモの夫という設定にしました。許してとは言いません。
どう足掻いても許されない事なので