例えばこんなゲマトリアの日常 作:スカイブルーホワイトヘアー
「私最近気づいた事があるんですよ。同性という
利点を活かして貴方達にマウントをとっていたの
ですがね。ゲマトリアである以上人外なので性別
を変える事くらい余裕だという事に」
「人外だからな」
「人外ですからね」
「そしてゲマトリアの技術を使えば大半の妄想、
願いなども叶えられるという事にも」
「ゲマトリアですからね」
「現にマダムの為にアロナの受肉もさせたからな」
「あの子は今空崎アロナことヒナの妹として
ゲヘナで楽しく過ごしていますよ。それよりも
ですね。もっとゲマトリアの技術を使って色々
悪さをしたいのですよ。催眠術とか時間停止とか」
「発想が最低だな」
「ですので今から時間を取るので生徒に使ったら
面白そうな発明の案を出してください。優勝者は
ゴルコンダが作り出したプリンを食べる権利を
得る事が出来ます」
「彼は何をしているのでしょうか……」
「という訳で1時間後に発表を始めますので
よろしくお願いしますね」
ーーー
「あれから1時間が経過しました。果たして私を
唸らせる発明の案はあるのでしょうか?」
「まずは私から発表しよう。これだ」
「ただのVRゴーグルじゃないですか。こんな
もので私が満足するとでも思ったら……」
「いいから着けてみろ」
「はいはい。大したものではないと思いますが
着けてあげま……」
『先生、今日と一日お疲れ様でした』
「!?何故耳元で囁く声が聞こえて……あ、VR
ゴーグルだから当然でしたね。……なんと……
なっ……手に柔らかい感覚があるですって!?
これは革命的ですね!!」
「……マエストロ、あのVRゴーグルは一体?」
「『ユメを360°見て触れる夢のゴーグル』だ。
案だけだと言われていたが私がユメの素晴らしさ
を布教する為に用意してみた。安心しろ。
柔らかさなどは忠実に再現してある」
「なんて無駄な……ちなみにホシノバージョンを
作る事は可能ですか?」
「可能だが黒服にはホシノ本人が居るだろう。
映像よりも実物の方が明らかに良いからな」
「それもそうですね」
「……ふぅ。ユメぱいを堪能しましたよ。
マエストロ、これは素晴らしい発明ですね。
100おばポイントを差し上げましょう。
……誰がおばさんですか誰が」
「自己完結するな」
「では次に私の発明案を聞いて貰いましょう。
『ヒナのぼ』」
※只今映像が乱れております。
そして赤いおばさんも暴れています。
「……ことが出来る素晴らしい案です!」
「……これは触れにくい発明だな」
「すぐ性関連に持っていく発想は相変わらず
なのですね」
「私の案が不満ですか?じゃあ黒服、てめーの
しょうもない案を聞かせてくださいよ」
「いいですよ。これです」
「……まあ、分かっていた。黒服ならこんな
考えをするとは思っていた。だが……」
「私は素晴らしいと思いますよ。ゲマトリアの
技術なら可能ですし」
「だからと言ってな……砂漠を反転させて緑化
させる装置は箱庭のバランスを壊しかねない」
「ですがアビドス自治区の復旧作業としては
これが一番早いと思うのです」
「とても真摯に向き合っていて良いと思います。
しかしですね黒服、おふざけが足りませんよ。
それを使うのはまた今度にしてください。
今は深夜テンション仕事疲れの頭が回っていない
時間帯なのですから」
「なんて無茶ぶりを……まあありますけどね。
この『昔のホシノがツンツンしていながらも
時折り甘えてくる音声しか流れないイヤホン』を
昔のホシノを想像しながら開発しました」
「優勝。ツンデレは正義」
「なんだこの話」
後日ベア先生が試しに性転換してみたところヒナに見つかって大変な事にはなったらしいです。大変ですね