例えばこんなゲマトリアの日常 作:スカイブルーホワイトヘアー
「まさか貴女から依頼があると連絡が来るとは
思わなかったわ」
「それ程切羽詰まっているのですよ。ですが私が
見込んだアウトロー社長のアルであればこの悩みも
一瞬で解決してくれると思いましてね」
「……ええ!やはり貴女は見所があるようね!
早速だけど依頼の内容を教えてちょうだい?」
「はい。……実は私本編世界から出禁を喰らって
おりまして……」
「ふむ……ん?」
「どう足掻いても本編世界に行けないだなんて
地獄は私には耐えられません。ですのでアル社長に
どうにかしてもらおうと思いまして」
「………」
「アル?」
「あ、ああ!ごめんなさい、もう一度内容を
聞いてもいいかしら?」
「分かりました。実は本編世界に出禁を……」
「………」
な、ななななによその内容はーー!?!?
普通に言ってるけど本編世界ってなに!?
出禁って何よ!?正気なの!?いくらアウトロー
って言っても専門外な事くらいあるんだけど!?
……でもマザーが困ってるし助けたいし……
どうしようかしら……
「……無理に引き受けてもらおうとは思って
おりませんので……もし出来そうならで……」
「な、何水臭い事を言ってるのよ!!私は、いえ
私達は便利屋68なのよ!!どんな依頼だって完璧
にこなしてみせるわよ!……それに貴女には昔
からずっとお世話になっているし……」
「あらやだこの子可愛い。ではよろしくお願い
致しますね」
「ええ!大船に乗ったつもりでいなさい!」
ーーー
「……で、そう大見栄を張った手前どうにかしたい
けれど何も思いつかないと」
「アルちゃんらしいね〜」
「そうなのよ……だから貴女達の知恵を貸して!
何としてもマザーを本編世界に送り届けるのよ。
……そもそも本編世界が何なのか知るところから
始める必要があるんだけど」
「それならさっき知り合いに聞いてきたよ」
「流石カヨコ課長!早速教えてちょうだい!」
「まずはマルチバース理論について話すよ。
大前提として……」
ーーー1時間後
「……とまあこんな感じなんだけど。……社長?
話聞いてた?」
「……え、ええ!聞いていたわよ!とにかく
凄いって事がね!」
「これは聞いてないね」
「あ、あの……アル様、思ったんですけど……
そもそも出禁って何なんでしょうか……?普通に
移動自体は可能なのではないでしょうか?」
「確かにそうね!流石ハルカよ!」
「ありがとうございますありがとうございます!」
「そうよ!冷静になって考えればそんな概念なんて
存在する筈がないわよね!」
ーーー
「という訳でマザー、大丈夫よ。出禁なんて存在
しないわよ。だから安心して本編世界?に行って
も大丈夫よ」
「さっすがアル社長ですね!言われてみれば確かに
出禁なんて誰が決めたって話ですからね!よーし
ヒナサンドの夢に向かって走り出しますよぉ〜!」
「……結局本編世界って何なの?」
皆よく分かってない中依頼は達成されました
おまけ
「ベア先生?ああ、出禁だよ」
「何故なんです!!私はただヒナサンドを……」
「考えてみてよ。本家ヒナは先生が好き。
つまり純愛なんだよ。その二人に割って入る
おばさんなんて誰も受け入れられないんだ。
最悪NTRになってしまう」
「NTRですって……それは……駄目ですね。
脳破壊というのは誰も幸せになれません」
「理由としてはそういう事なんで……え?
黒服がもう脳破壊してるって?黙れよ」
「いきなり態度が変わりましたね……怖」
「冗談ですよ、冗談」
「……さては明日のアビドスメインストーリー
の内容が気になって情緒不安定になってますね」
つまりそういう事です。だから文章も内容も
全部雑なんです。いつもの事ですが