例えばこんなゲマトリアの日常   作:スカイブルーホワイトヘアー

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忘れてました


#16 風紀

「風紀委員会の皆様集合してください」

 

「うん」

 

「何なんですか?こんな朝の9時15分だなんて

中途半端な時間に呼び出して。これで招集理由が

くだらない内容でしたらいくらヒナ委員長の

お墨付きであるおばさんでも許しませんよ?」

 

「いえ今回はとても真面目な話です。……あら、

チナツとイオリは何処へ行ったのです?」

 

「チナツはシャーレの先生と混浴をしに行って

イオリはいつもの見回り」

 

「なるほどですね。シャーレの先生は後でしばく

として会議を始めておきましょうか。内容ですが

最近巷では風紀委員会が一番風紀を乱していると

風評被害を撒き散らされていると報告を受けまして

私の可愛い生徒達がそのように卑しい扱いをされる

なんて耐えられないのです」

 

「そうなんだ」

 

「それは許せませんね。私やそこのおばさんは

ともかくヒナ委員長がそのような扱いをされる

なんて絶対にあってはならない事ですからね!」

 

「そうですね貴女は横乳はみ出してますからね、

卑しい女と思われていても仕方ないですよ。まあ

私から言わせてみれば面倒な女って感じですが?」

 

「はぁ?何なんですかその言い草は。まるで私が

面倒な女だと言っているように聞こえますが?」

 

「そう言ってますけど」

 

「はぁ?仮にもゲヘナの教師であろう方が生徒

を差別的な態度で接していいと思ってるんですか?

第一私よりも面倒なゲヘナ生だなんて腐るほどいる

と思いますがね?その老眼では正常な判断が出来て

いないようですね?舐めているんですか?」

 

「でもそんなアコが好きですよ」

 

「は、はははぁ?飴と鞭のつもりですか?そんな

分かりきった作戦如きで私が貴女に媚びるとでも

思いましたか?」

 

「では私の事が嫌いだと?」

 

「そうは言ってないじゃないですか!なに勝手に

決めつけて発言しているんですか!ふざけないで

くれませんか!確かに普段は悪態ついてますけど?

貴女の能力は認めてますし?ゲヘナ学園にとっても

ヒナ委員長にとっても必要不可欠な存在ですが?

私も慕っていますけどね?」

 

「ほら面倒でしょう?」

 

「まあアコだからね」

 

「ヒナ委員長まで私を面倒な女だって仰るつもり

なのですか!?」

 

「うん面倒」

 

「納得がいきません!何故そこの赤おばさんは

委員長に好かれていて私はダメなのですか!?」

 

「愛の重さが違いますからね。それよりも貴女の

せいで話がだいぶ脱線してしまいましたよ。風紀

の乱れという噂に対してどう対応するかを考え

なければならないのですから」

 

「ねえマザー」

 

「どうしましたヒナたん」

 

「別に噂自体は間違ってないと思うから対策なんて

考えなくていいと思うんだけど」

 

「そんな!ヒナが卑しい子だなんて……」

 

「最近は外が多いよね」

 

「そうですね。ほら、校舎裏で誰かに見られる

スリルを味わいながらですとより昂りますよね」

 

「そう外でやってる。で、それを止める気は

ないんだよね?」

 

「定期的にヒナは襲いたくなりますからね。

当然止める気は毛頭ありませんよ」

 

「うん。だからもう手遅れなんだよ」

 

「なるほど。ではこの話は無かった事に……」

 

「ちょっと待ってください詳しく話してください

ヒナ委員長となにをやったんですか場合によって

は死刑案件ですよ?さあ白状してください」

 

「なにって……私とヒナがやる事と言えば一つ

しかないですよね」

 

「この脳内ピンクのロリコンがぁー!!」

 

このゲヘナ学園は今日も平和です。

ただしシャーレの先生は混浴罪(不可抗力)で

ボコボコに殴られたのだとか

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