例えばこんなゲマトリアの日常 作:スカイブルーホワイトヘアー
「ねえねえ知ってる? 砂漠の下に本校舎があって
そこにお宝があるかもしれないんだって」
「そうなんですね」
「だから砂を全部取り払おうと思う!」
「……砂を全部? どうやって?」
「とあるゲームだと砂をかまどで焼くとガラスに
なるんだよね。つまり高熱で焼き払えば消し炭に
なると思うんだ! だから用意しました!
クソデカ爆弾!」
「クソデカ……爆弾?」
「地下鉄に仕掛けられてた奴をパクってきたよ。
そして設置しておいたんだ。PMCって書かれた
建物があったからそこを中心に吹き飛ばせる様に」
「あれそれってカイザーPMCの事じゃ……」
「それじゃあスイッチオン!」
カチッ
ドゴーン!
「わー見てみてきのこ雲だよ! かーわいい!」
「……まあ、砂漠のゴミ掃除も兼ねていると
考えればありだと思います。借金の借用書とかも
ついでに焼かれてると良いですね」
「そうだね。上手くいってたら私達の借金生活が
終わったって事だよ! やったね!」
「後で様子を見に行ってみましょう」
ーーー
「砂が焼けてないじゃん!!」
「まあそうですよね」
「やっぱり掘るしかないかぁ……なんか掘削機
とかないかなぁ」
「!? 先輩後ろ!!」
「えっ」
『マキちゃん!!』
なんか知らんけど機械の白蛇が目の前に現れた。
そして結構ダメージを負っていた。間違いなく
さっきの爆弾のせいだ。
「ねえホシノちゃん」
「何で落ち着いているのですか!? いいから
早く逃げましょうよ!?」
「あれ掘削機に使えないかな?」
「……は?」
『ビナマキは絶対に流行らせろ』
「ほら、あの蛇の辺りって大きな穴が空いてるし
レーザーとか撃ってきそうじゃん? それにあれを
手名付けておけば色々便利そうだからね」
「……先輩」
「どうしたの?」
「良いアイデアですね!!」
「でしょ!? 私達のコンビネーションであれを
ボコボコにしてやろう!!」
『マキちゃん助けて!!』
ーーー
「3日間ボコし続けてようやく手名付けたよ」
『ユメ様にしたがいます』
「随分と懐きましたね」
「じゃあ白蛇! なんかその辺を適当に掘って
お宝を見つけ出してきて!」
『ただえさえミカにボコられるのに』
「おぉー良い感じに掘れてますね」
「だねー」
『明日大決戦があるのに……』
「あいつ愚痴言ってますよ」
「きっと反抗期なんだよ」
「蛇に反抗期ですか?」
『なんかみっけたからこれもって帰れ』
「なんか見つけたみたいだよ」
「なんかって何ですか?」
「分かんない」
「ガラクタだったらこの白蛇を叩き壊して……
何ですかこの古代文明みたいなものは」
「知らない何これ……怖」
「こんなの金になるんですか?」
「買い取ってくれそうな人居るかな……
ちょっと探してくる!」
「では待ってますね」
『ホシノちゃんはかわいいね』
「……? ああ、どうも」
ーーー
「悪そうな人をボコボコにして連行してきた」
「何故このような扱いを……いえ、それよりも
このオーパーツは一体?」
「何ですかこの真っ黒な人。悪そうですね」
「さて悪そうな人。早速だけどこれ買い取って!」
「……良いでしょう。では契約を交わし……」
「えっ全財産くれるの!? ありがとう!!」
「いえ全額とは一言も」
「優しい人だね! あ、財布預かるね!」
「あの」
「じゃあもう用済みなんで白蛇ちゃん、悪い大人を
成敗しちゃって!」
『こいつがいたらホシノちゃんが
酷い目に遭うし消しとこう』
「何故貴女がデカグラマトンの預言者を従えて
いるので」
『トマトレーザー!』
「……悪は滅びた!」
「人を見た目で判断してはいけませんよ。
もしかしたらロリコンかもしれませんし」
「あれがロリコンだったら砂漠が大草原になる
くらい衝撃を受けるねー」
この後黒服のクレカを勝手に使って借金を返済し
ついでに従えたビナーとアビドスを復興する計画
を立て始めたとかなんとか。ハッピーエンドです
どうせユメ先輩が死ぬ未来しかないのなら
これくらいはっちゃけたエンドを見せて欲しいです
というか早くガチャ追加されて欲しいです