例えばこんなゲマトリアの日常   作:スカイブルーホワイトヘアー

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十六夜の秘めた傷心・午前12時

ーーー9/1日 午前12時 ノノミの部屋

 

黒服「何故ここに呼ばれたのでしょう?」

 

ノノミ「24時間しかありませんので♪実現可能な範囲であれば叶えてくれるって約束ですよね?」

 

黒服「確かにそう言いましたが……」

 

ノノミ「なのでパジャマに着替えてください」

 

黒服「分かりました」

 

ノノミ「………」

 

黒服「何故ついてくるのです?」

 

ノノミ「着替えを覗こうと思いまして」

 

黒服「限度というものがありますよ」

 

ノノミ「残念です」

 

ーーー

 

黒服「しかし何故寝巻きに着替える必要があるのでしょうか」

 

ノノミ「それはですね……じゃーん⭐︎今から黒服先生には私の抱き枕になって添い寝をしてもらいまーす♪」

 

黒服「そういうのは困るのですが」

 

ノノミ「本編でホシノ先輩と添い寝をしていたではありませんか」

 

黒服「あれは仕方なくやっただけであって……」

 

ノノミ「問答無用です⭐︎観念してこちらへ来てください」

 

黒服「……思っていたよりもハードなお祝いになりそうですね」

 

ノノミ「わぁ……2人きりでこんなに密着したのは初めてですね」

 

黒服「普段はホシノが居ますからね。……この状態で本当に眠るのですか?」

 

ノノミ「はい。今日1日だけなので嫌でも我慢してくださいね⭐︎」

 

黒服「なんて強引な」

 

ノノミ「もしかして……黒服先生は誰かに抱きつかれるのは苦手ですか?結構嫌そうな顔をしていますけど……」

 

黒服「寝る時に暑苦しくなるのが苦手でしてね」

 

ノノミ「抱きつかれるのは嫌じゃないんですね♪なら遠慮なく……」

 

黒服「それ以上力を込められたら骨が折れてしまいます」

 

ノノミ「あっ。ごめんなさい。いつものノリで力を入れてしまいました」

 

黒服「私はキヴォトス人ではないので力加減をお願いしますね」

 

ノノミ「は〜い。……そういえばどうして黒服先生はアビドスの教師になったんですか?」

 

黒服「ホシノが居たからとしか言えませんね」

 

ノノミ「一目惚れですか?」

 

黒服「恋愛ではありません」

 

ノノミ「ではどうしてですか?」

 

黒服「偶然こうなったって感じです」

 

ノノミ「本当ですか?」

 

黒服「はい。本来であればカイザーと協力して楽に実行出来たのでしょうね」

 

ノノミ「もしかしたら黒服先生が敵という可能性もあったんですね」

 

黒服「そうですね。結果的に上手くいったのでこちらの選択が正しかったのでしょう……ところで1つ質問しても?」

 

ノノミ「何ですか?」

 

黒服「心臓の鼓動が早くなってますよ」

 

ノノミ「……ばれちゃいましたか」

 

黒服「緊張するなら離れた方がいいのでは?」

 

ノノミ「いえ……この感覚を体験出来るのは今日だけなので……離れないでほしいです」

 

黒服「仕方ありませんね」

 

ノノミ「ありがとうございます……」

 

黒服「さ、ハードスケジュールなのですから早めに寝てくださいね」

 

ノノミ「その……緊張しすぎて眠れません……」

 

黒服「………」

 

前途多難な1日になりそうだと黒服さんは思ったそうです。

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