例えばこんなゲマトリアの日常   作:スカイブルーホワイトヘアー

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十六夜の秘めた傷心・午後3時

ーーー午後3時

 

ノノミ「いつの間にか3時ですね」

 

黒服「時が経つのは早いものですから」

 

ノノミ「楽しい時間はあっという間ですよね」

 

黒服「今日に限ってはノノミが楽しめているのであればそれに越した事はないでしょう」

 

ノノミ「ありがとうございます♪」

 

黒服「私にとっても悪くない1日ですので」

 

ノノミ「そう思ってくれると嬉しいです♪……そろそろあれをやりませんか?」

 

黒服「あれとは?」

 

ノノミ「海の定番スイカ割りです☆」

 

黒服「まだ食べるのですか?バーベキューを行ったばかりですよ?」

 

ノノミ「甘いものは別腹ですよ♪ですが先生がそう言うと思いまして小さめのスイカにしました」

 

黒服「これくらいならまあ……」

 

ノノミ「ではでは、これを付けてください」

 

黒服「目隠し用の布ですか?」

 

ノノミ「はい♪先攻は先生でお願いします」

 

黒服「いいでしょう。指示は任せましたよ」

 

ノノミ「はい♪」

 

黒服「相変わらず目隠しは慣れないものですね」

 

ノノミ「なんだか1年前のサプライズを思いだしますね~」

 

黒服「あの時は一杯食わされましたね」

 

ノノミ「ですです♪」

 

黒服「では始めましょうか」

 

ノノミ「分かりました~ではまっすぐ進んでください」

 

黒服「はい」

 

ノノミ「もっともっと」

 

黒服「まだですか?」

 

ノノミ「もっとです☆」

 

黒服「……ノノミの声が近いのですが」

 

ノノミ「気のせいです。あ、そこで少し右です」

 

黒服「右ですね。……おっと」

 

ノノミ「きゃ♡先生大胆ですね♪」

 

黒服「……なんとなくこうなる気はしていましたよ」

 

ノノミ「なんの事でしょう~」

 

黒服「またお仕置きが必要なようですね」

 

ノノミ「えっ///何をされてしまうのでしょうか」

 

黒服「こうするんです」

 

ノノミ「目隠しだなんて……そういうプレイがお好きなのですか?」

 

黒服「違いますよ。ほら、選手交代です」

 

ノノミ「は~い」

 

ーーー

 

黒服「その位置です。勢いよく振り下ろしてください」

 

ノノミ「いきま~す☆それっ!」

 

黒服「命中しましたね」

 

ノノミ「いぇい♪」

 

黒服「しかし随分と綺麗に割れましたね」

 

ノノミ「予め切れ込みを入れておきました♪」

 

黒服「用意周到ですね」

 

ノノミ「ありがとうございます☆」

 

ーーー

 

黒服「小ぶりのスイカだからでしょうか。とても甘いですね」

 

ノノミ「ですね~。あ、塩も用意してますよ」

 

黒服「これ以上甘くなると困ります」

 

ノノミ「私もです」

 

黒服「……少しずつ日が落ちてきていますね」

 

ノノミ「そうですね~」

 

黒服「この後の予定は何ですか?」

 

ノノミ「この後は……私の別荘に泊まって終わりです」

 

黒服「もう終わりですか。長いようで短かったですね」

 

ノノミ「1日だけですからね。……食べ終わったらこのまま向かいましょうか」

 

黒服「片付け等はやらなくていいのですか?」

 

ノノミ「大丈夫です。既に手配してあります」

 

黒服「分かりました。では服だけ回収して……」

 

ノノミ「さっき運んでもらいましたよ」

 

黒服「いつの間に……」

 

ノノミ「……さあ、行きましょう?」

 

黒服「分かりました」

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