一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? の2期 色々起き+オマケ小説 作:銭湯妖精 島風
色々と考え事や心配事をした日、僕は見事に規則正しい生活に敗れ寝過ごし無事、モンドグロッソ決勝を見逃した・・・と思ったら、何やらトラブルが有ったらしく、千冬さんは決勝を棄権したらしい。何があったのだろう?
そんな訳で、それから1週間程の時間が流れ、ソラとテレビを見たり、ソラを膝に乗せて食事をさせたり、ハジメと他愛無い会話をして朝食を食べて、食後は汚れてしまった膝掛けをハンディークリーナーで軽く綺麗にしてから部屋へ戻り春休み中の課題を持ってリビングに戻り、テレビに釘付けのソラと それに付き合うウミの妹2人を横目に課題を消化したりする
うん、課題が難しくて躓く事はないのだけど、面倒くささを感じるが、長女として手本になるべく、やるべき事はやる姿勢は見せていきたい
まぁやらなくて痛い目に遭うのは自分だしね?
とはいえ、口には出さないが、春休みの課題が無い
そんなこんな今日分の課題を済ませ、ハジメが淹れてくれたハーブティーを飲み一息つく
本当ハジメは優秀だと思う、約3年前から我が家の家政婦をしてくれているが、不自由した事がない
僕の介助もしてくれて、足を向けて眠れない
車椅子の背もたれに背中を預けて脱力していると、ティンコーンとインターホンのベルが鳴り、ハジメが確認して玄関の方へ行き、少ししてハジメの代わりに黒髪美少女がリビングへ入ってくる
「おかえり、一夏」
「うん、ただいまリク」
童貞を殺せそうな清楚系の装いの黒髪美少女こと僕の幼馴染 兼 半同居人の一夏へ言うと、一夏は微笑みながら返事を返してくる。やはり美少女だな一夏は
「遠征、お疲れ様でした。どうぞ」
「あ、ありがとうハジメさん」
僕の正面の椅子に座った一夏にハジメがハーブティーを淹れて渡し、一夏は受け取りお礼を言って一口飲む
「見ての通りソラがテレビに釘付けだから、あまりニュースを見てないけど、千冬さん大変そうだね?」
「あー・・・まぁね?うん」
僕の問い掛けに一夏は何とも言えない表情を浮かべて何とも歯切れの悪い返事をするので、直感で何か有った事を察する
「・・・一夏、なにかした?」
「え? あー・・・いや、別に何も無い、よ? うん、何も無い」
「へぇ〜・・・事実は?」
僕がカップを置き、真っ直ぐ見据えると一夏は、あからさまに目を逸らし誤魔化そうとしている様子が見えるので、気配を消しさり気無く僕の隣に座る
「いつものヒーロータイム到来でトラブルをテイム、最終的に ちーちゃんの2連覇阻止の為に誘拐されて、それを知った ちーちゃん が激おこプンプン丸で誘拐犯を素手でボコリに行き、色々とゴタついて決勝は ちーちゃん の棄権扱いになったよ」
「いや濃ゆいな、濃縮が過ぎない?」
「濃ゆいよね〜」
僕の質問に答えてた後、僕の感想に満足したのかカラカラ笑う束さんとゲンドウ座りの一夏、なんだこれ?
「一夏のヒーロータイムとトラブルテイマーについては、まぁいつもの事だからスルーするとして・・・なに?誘拐されたの? 一夏」
「・・・不徳の極みだけど、誘拐されました、はい」
「いやぁまさか、満員御礼の会場で事に及ぶとはね? 流石に迷子に睡眠ガスの噴霧装置が付いてるとは予想出来なかったなぁ」
「う、うーん・・・理解が及ばない、頭が全くついていかない」
確かドイツの3月は それなりに寒い筈、という事は迷子は防寒着を着ていたと仮定すると・・・まぁどんな形状の装置かは兎も角、仕込めるか、うん
カセットコンロ用ガス缶程度と拡散させる装置だろうし?
頑張れば、僕でも作れるかな? 多分