一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? の2期 色々起き+オマケ小説 作:銭湯妖精 島風
定期通院をして治療用ナノマシンを点滴して貰いリハビリをしてから数日、相変わらず多忙な両親では無く僕のベッドで添い寝していたソラの温さで少し二度寝したくなった今日この頃、残念ながら今日から新年度、僕は中学二年生へとレベルアップする日なのである
仕方なく覚醒して数分して鳴る目覚まし時計を止めて慎重に身体を起こしソラの寝顔を眺め癒される、と言っても支度があるのでソラを起こさない様にベッドから車椅子に移動し自室を出て洗面所で顔を洗ったり歯を磨き、軽く髪を整えて一つ結にして左側から前に流す
「大分伸びてきたなぁ・・・そろそろ整えようかな」
前に流した毛先が胸下を超えている事に気付き、整えようか少し考えるが、まぁあとで考えるか、と何度目かの思考放棄をしてリビングへ移動すると、眠たげだが、出来る爽やかイケメンな我が父 陽太がコーヒー片手に新聞を読んでいた
「おはようリク」
「おはよう父さん、朝に会えるのは久しぶりだね? 母さんは?」
「
「ふぅん、もしかして帰ってきたの明け方?」
「月さんはな、俺は日付が変わる前に帰ってきたから」
とてもじゃないが3児の父とは思えない程、若く見える父さんは苦笑して言う、いや普通に父さんも寝てれば良いのに、と思う
「コーヒー飲んでるって事は出勤するの?」
「まぁな、午前に客先で外せない会議が有ってな、それが終わったら午後からは休みだ」
「そっか、お疲れ様」
「おう、ありがとうな」
父さんは新聞とマグカップをテーブルに置き、僕の方へ来て頭を撫でる。少々力が強いが、まぁいつもの事なので何も言わないでされるがままになっておく
「ハジメが居るとはいえ、家の事を任せて悪いな。お前はお前で大変だと言うのに」
「いいよ気にしないで、僕としては大変とは思ってないし。それにウミとソラの面倒を見るのは楽しいしね、とくにソラは見ていて飽きない」
「全く、お前は昔から我儘らしい我儘を言わないヤツだな。誰に似たんだか」
「さぁ? 両親の教育が良いんじゃないかな?」
「陽太さん、あまり力を入れるとリクさんが首を痛めてしまいますよ? それと朝食が出来ました」
僕の言葉が嬉しかったのか父さんの撫でる力が強くなり数秒撫でられていると、ハジメがキッチンから朝食を持って現れ父さんを嗜める
ありがとうハジメ、危うく首がもげる所だった
「コチラにリクさんのコーヒーも淹れてあります、では私はソラさんを起こして来ます」
「ありがとうハジメ」
僕は定位置に車椅子を寄せハジメにお礼を言ってからコーヒーを飲むとハジメと入れ替わりで制服姿の一夏が現れ
「おはようリク、陽太さん」
「おはよう一夏」
「おう、おはよう一夏。久しぶりに制服姿見たけど、相変わらず美少女だな」
「ふふ、そう? ありがとう」
見る人が見たらナンパみたいなセリフだが、我が父は素面で一夏を誉めているだけである、なんなら多分、あとで制服に着替えた僕にも言うと思う
それから数分で相変わらず表情変化が乏しいウミもテーブルに付き朝食を食べ始める
この前の束さんがお土産で持ってきた食パンも美味しかったけど、今日のクロワッサンも美味しいなぁ、なんかサクサク? パリパリ? してて歯触りも味も かなり良い
「りーちゃん、そーちゃん、いーちゃん、パパ、おはよー」
そんな訳でクロワッサンに感激していると寝起きなのに、めちゃくちゃ元気なウミがリビングに入ってきて挨拶をし、僕の方に寄ってきて器用に僕の膝に乗りご満悦の表情をする、うん可愛い
あぁウミは温いなぁ、休みたい。ウミに ご飯あげて一緒にテレビ見たり遊んだりしたい・・・ダメなんだけどね、うん
ひとまずウミにクロワッサンを食べやすい大きさにちぎり与え、可愛いく頬張る姿を眺めつつ僕も朝食を食べる
あーなんで休みは終わってしまうのだろう?