一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? の2期 色々起き+オマケ小説   作:銭湯妖精 島風

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新年度開始 2

 

 

朝食を食べ終え部屋に戻り制服へ着替えリビングで天気予報をテレビで確認している一夏に声を掛け、寂しがるソラを宥め家を出る

 

 

「今日も晴れて良かった」

 

「そうだね、雨だと手間が増えるもんね、リク」

 

 

「カッパの着脱もあるし、膝掛けとかも濡れたりしけたりするからねぇ」

 

 

一夏に車椅子を押して貰いつつ会話をする、押して貰うと言っても手押しハンドルにアクセルとブレーキが搭載されているので、アクセルを握るだけで前に進むし、ボタン1つで前進後退の切り替えも出来る優れ物だ

 

加えて車椅子故に荷物の持ち運びに難が有る僕の事情を改善する為に束さんの手により量子保管庫(アイテムストレージ)機能を搭載していて、着替えや小物・教科書類等を量子化し持ち運びしている

 

このアイテムストレージ、かなり重宝しているので束さんには感謝している、ありがとう束さん

 

 

そんな高性能電動車椅子を一夏に押して貰い他愛無い会話をしながら登校し、校門に小柄のツインテールと八重歯がチャームポイントの親友が立っていた

 

 

「おはよう一夏、リク。待ってたわよ?」

 

 

「おはよう鈴、今日も良いツインテールだね」

 

 

「おはよう鈴、何か待ち合わせしてたっけ?」

 

 

鈴に挨拶を返して、いつもの様に鈴のツインテールを褒めサムズアップする僕をよそに、一夏は首を傾げ鈴へ尋ねる

 

 

「分かってるわねリク、今日は中々良い出来だったのよ。クラス分けよ一夏、今 数馬に割り振りを見に行かせてるの、弾と合流するからついて来なさい?」

 

 

「クラス分けかぁ、なるほどなるほど」

 

 

そういうと鈴は先行して歩き始め一夏は再び車椅子を押し鈴の後を追う

 

 

僕達の通う、この中学校は広い学区から生徒を集めている公立中学で僕の様な身体に問題を抱える生徒に対応したバリアフリーな校舎を採用している優しい学校であり、生徒の自主性を伸ばす事を理念?にしているらしく、締める所は締めるが基本的に自由な校風である

 

 

先生も優しい良い人ばかりで僕ら身体が不自由な民に偏見とか持って無い良い大人ばかりで僕としては通いやすい良い学校だと思う

 

 

「あ、そうだ。今日学校が終わったら部室に集合だからね? 」

 

 

「覚えてるよリク、安心して?」

 

 

数日前に優希さんから指示された事を衣装班のグループラインで共有してあったので、放課後に部室へ集合の旨を一夏に言うと、覚えていた様で返事が返ってくる

 

 

「衣装の少数を見る限り、放課後3〜4日使えば大丈夫そうだね」

 

 

「そうだね、優希先輩からの説明だと 動きの激しい寸劇では無さそうだから、そこまでしっかりじゃなくても良さそう、かな?」

 

 

一夏と衣装班としての会話をしつつ鈴の先導で移動する事 数分、鮮やかな赤毛の今日は学ランを着ている弾の元に辿り着いた

 

 

「おーす、おはようリク、一夏」

 

 

「おはよう弾、相変わらず節目の行事は正装(学ラン)なんだね」

 

 

「おはよう弾」

 

 

この弾と呼ばられる少年は五反田 弾と言う中性的な少年でコスプレが趣味で、男女問わず制服を着たりする人物である

 

ちなみに趣味友が集まるグループで知り合った歳上の彼女がおり、リア充の者である。僕も彼女欲しい

 

一夏みたいな可愛くて素晴らしい人格の美少女、何処に居ませんか?

 

そんなこんなで弾も交え他愛ない話を交えていると、やや茶髪の眼鏡を掛けた少年がヌルっと現れ

 

 

「ひとまず俺等全員同じクラスだったぞ」

 

 

「ご苦労様数馬、それは幸先の良い情報だね」

 

 

「そうね、リクと一夏と同じクラスは通算で・・・4年目かしら?」

 

 

「そう・・・かな? 多分」

 

 

「通算4年目とか、鈴が日本に来てから ずっとじゃねーか」

 

 

「その間に進学挟んでるのに4年目はすごく無い?」

 

 

数馬の方向を聞き、鈴が呟くと数馬と弾が反応し言う

 

確かに弾の言う通り、進学挟んでるのに通算4年目は結構な隔離な気がする、うん

 

 

 

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