聖園ミカに憑依した話【本編完結】   作:おとしあな

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扉を開けて……その扉、砕け散ってませんか?

「おーい、ミカー、どこ行ったのー?」

 

 扉の外についてわたしが分かっていることは意外と少ない。扉を開けて踏み出すと、肉体の主導権はわたしになる……つまり、扉の先に何があるのかわたしはよく知らないのだ。

 これまで部屋に戻ってくるときは気づいたら扉が目の前にあって、それを開いて部屋に戻っていた。つまり部屋に戻るときに振り返ったことがない、部屋から出る時に振り向くことはあったけれど。

 

 鍵をかけるには、部屋から出た瞬間に振り向いて扉を閉めて、扉についている鍵をかければいい。扉の内側にも外側にも実は鍵があって、これまでは使おうとも思わなかったからミカはきっと気に留めてすらいなかったのだと思う。

 

 肉体は連日の徹夜でそうやすやすと起きることはできないはずだから、きっとミカの意識は肉体の主導権を奪ったわけではない。

 

 さすがに扉自体を粉砕して部屋を出るなんて思っていなかったから、ミカがどこに行ったのか見当もつかない。……いや、扉粉砕に関してはブルアカで似たような前科があるんだから、想像できたはずだった。

 

 にしてもこれ、どうにかなるのか?

 扉の周りの壁ごと瓦礫になってしまっているから、ちょっと直せる気がしないんだけど。

 まあ一旦扉のことは置いておいて、ミカを探さなくては。扉の中にいるのか、わたしも知らない外にいるのか。

 ……きっと外だ。わたしよりもこの部屋に戻ってくることが多かったミカは、部屋に入らず扉の外を探索したことがあるだろう。

 

 扉だった瓦礫に背を向け歩き出した。全く勝手の分からないところを歩くのは少し怖い。周りは一面の白で、まるで十数年前のわたしの部屋のようだった。ミカに呼びかけながらあてもなく歩くが返事はなく、本当は部屋の中にいるんじゃないかなんて考えた。

 

「ミカ……いないの?」

 

 それでも歩き続けて、この扉の外について考えはじめる余裕さえできはじめていた。例えば扉で区切られたわたしの部屋がわたしの心の中だとすると、この空間はミカの心の中ということにならないだろうか。そう思うと、この無機質な白がミカの純真さの表れのように感じられて、怖さが和らいだ気がした。

 本当にここがミカの心の中なら、ミカの好きな物やミカにとって大切な物のところにいるんじゃないか。

 可愛いアクセサリーも甘いスイーツもここにはない。じゃあ、どこに?

 

 そこまで考えたところで、わたしは踵を返して走り始めた。

 

 ミカの好きな可愛いアクセサリーも、甘いスイーツも、なんでもある場所を知っている。

 

 わたしの部屋だ。

 そして、ミカの心の中の、大切にしているものは……わたしだ。

 

 

 

 

 

 

「セイアちゃんが、死んじゃったって……私、どうすればいいの? 私、なんでこんなことしたんだっけ?」

「ミカ、聞いて」

「オト……?」

「ミカは、ちょっと悪戯しちゃうだけのつもりだったんだよね?」

「……うん。そうだった……、ほんとはそうだった……っ」

「こんなことになるなんて、思ってもみなかったんだよね?」

「……うん……」

「じゃあ、まずやるべきことはなんだと思う? そのつもりがなくても悪いことをしたら、どうするんだっけ?」

「あやまる……でも、今さらだよ? セイアちゃんは死んじゃったんだよ? もう、どこにもいないんだよ?」

「じゃあ、謝るかわりにできることを考えてみようか。例えば……セイアはティーパーティーの他の子が傷つくことを望むかな?」

「謝るかわり……もしかして……」

「このままだと、桐藤ナギサが狙われる」

「……そう、か。きっとアリウスにとって、ティーパーティーは目障りなはず。そして私がアリウスと交流を持っている以上、私をホストに据えようとする……。そうなったら、次に狙われるのはナギちゃんだ」

「うん」

「……私、ナギちゃんを守るよ。……それでも、届かないのは分かっているけど……ごめんなさい、セイアちゃん、ごめんなさいっ……」

 

 

 

 

 

 

「アリウスにナギちゃんを襲撃するって嘘をついて、その隙に私がナギちゃんを保護しなきゃ……。いまアリウスの手綱を離したら、きっとナギちゃんは殺されちゃう。だからアリウスと手を切るわけにもいかない。補習授業部のアズサちゃんも信用できない」

 

「補習授業部にナギちゃんが攫われた? どういうつもり? アズサちゃんは味方なの?」

 

「こうなったら、トリニティの真の裏切り者として私が名乗り出るしか……そうして私からナギちゃんを守るようならそれでよし、ナギちゃんを傷つけるようなら……」

 

「……それは、わたしの仕事。ミカはそこで待ってて」

 

「……え?」

 

 

 

 

 

 

 窓から見える景色は、聞こえてくる声はまるで地獄のようだった。ひっきりなしに聞くに耐えない罵声が聞こえて、私の半身を貶めている状況は精神をガリガリと削っていった。

 オトがその罵声を気にする様子がないのだけが、不幸中の幸いだったかもしれない。……だけど、自分の大好きな人を貶められて平気な顔などしていられない。一時期は泣いてうずくまることしかできなかったが、聞こえないと分かっていても外の罵声に言い返さずにはいられなかった。

 

『ミカ様の体を返せ!』

「そもそもこの体は私とオトの二人のものだし!」

『ミカ様の体を使ってトリニティを裏切るなんて、なんて浅ましいんでしょう』

「トリニティを裏切ったのは私、悪いのも私!」

『この……っ、平然として。調子に乗らないでいただけます?』

「オトはあなたたちのこと、歯牙にもかけてないし調子にも乗ってない!」

『この魔女め!』

「オトは……オトはあなたたちが言うような悪い魔女なんかじゃない! それでも魔女だっていうなら、私に魔法をかけてくれる素敵な良い魔女!」

 

 オトはなんでも私にくれた。甘くて美味しいスイーツも、可愛いアクセサリーもお洋服も雑貨も、コスメだってぬいぐるみだって。それに、オトはいつだって私とお喋りしてくれた。

 悩みがあったら相談に乗ってくれるし、日常の些細なことからちょっと嫌なことがあった時だって、オトはいつでも私の話を聞いてはにこにこ笑って私に魔法をかけるのだ。オトと一緒にいるだけで、私もにこにこ笑顔になれるような、そんな魔法を。

 

 ……この部屋は、オトを閉じ込めるための塔でもあった。私は物語に出てくる盗賊のように塔を訪れては、不思議な魔法を使うお姫様とお喋りをするのだ。

 

 だけどオトが出ていくなら私は追いかける。魔法が使えるお姫様を逃したくない、あの物語でお姫様を塔に閉じ込めた魔女のように。

 

 大事なものはしまっておかなくちゃ。

 ……オトが教えてくれたんだよ?

 

 だから、窓から先生が見えたとき、これはチャンスだと思った。眠らないことでこの部屋に戻ってこないオトを連れ戻すチャンスだと。先生はきっと、オトに眠るように言ってくれるはず。

 

 オトのことを想うと、いくらでも力が湧いてくる。

 いつか練習した手加減を一切せずに、扉を思いっきり殴りつければ壁はあっけなく崩れた。

 少しだけ顔を出して声を届ける。

 

「先生、オトをたすけて」

 

 ちょっと強情で、私のかわりに責任を取ろうとしているオトを。

 ガラにもなく悪ぶっちゃって、嘘で不器用に私を守ろうとしているオトを。

 責任の取り方を、私が受けるはずの痛みを全部引き受けることだと思っているオトを。

 ……私になにか、重大な隠し事をしているオトを。

 

 扉のあった場所から窓に移動して、オトが眠りにつくのを見届ける。それからまた扉跡地の前で立っては部屋の中をフラフラ歩いてみた。

 この部屋で待っていればいつかオトは帰ってくる。

 

 ほら、やってきた。

 扉のなくなった向こうから走ってきたオトを、部屋から一歩踏み出して抱きとめる。

 

「オト、なにか私に言うことあるでしょ」

「……ごめんなさい?」

「ちーがーう!」

「え」

「おかえりなさい、オト!」

「……ただいま、ミカ」

 

 気まずげに笑ったオトは、私も笑っちゃうくらいいつも通りだった。

 

「さーてオト? 私に何を隠してるのか洗いざらい吐いてもらうんだから」

「え、えぇ……いや……えぇー……?」

 

 一人でなんかモニョモニョ言っているオトをお姫様抱っこで抱き上げて、ベッドで下ろす。

 

「吐かないなら、こうだよ? 必殺、くすぐりの刑☆」

「ちょ、待」

 

 オトが結構くすぐったがりなことを私は知っているのだ。脇腹、足の裏、首もとから全身に至るまで満遍なくくすぐる。

 

「翼の付け根が弱いの、知ってるんだからね〜?」

「ひゃ、あっ、そこは、そこはだめ……っ」

 

 笑いすぎて呼吸困難でひくひくしているオトを、押し倒すように抱きしめる。

 

「まだくすぐられたい?」

「分かった、話す、話すからもうくすぐらないでぇ……」

 

 やっと素直になった。なんというか、最初からこうしておけばよかったのかな? おんなじ心の中にいる私とオトでも、話をしなきゃ伝わらないから。

 

「最初に言っておくけど、これ、ミカが知っちゃったらどうなるか分からない。もしかしたら死ぬような目に遭うかもしれない……それでも知りたい?」

「もちろん」

「……はぁ……じゃあ、この話はわたしとミカの間の秘密ね?」

「うん」

 

 一呼吸おいて、オトは話し始めた。

 

「わたしは、わたしのいないミカを知ってる」

「どゆこと?」

「わたしのいない世界を、未来を、物語として知ってる」

「オトのいない物語……」

「その物語に出てくるミカは、トリニティの裏切り者として投獄されて……それから居場所を全部失って辛い日々を過ごすことになる」

「だから……だからかわりにオトがその役を担おうとしたの?」

「うん。わたしっていう分かりやすい敵がいたら、恨みつらみはミカじゃなくてわたしに集中すると思って」

「オトのおばかさん」

「えっ」

「私のこと馬鹿にしてる? 舐めてるの? 有象無象の恨みつらみに耐えられなくなるって? 私、そんなに弱く見える? ……私のこと、信じてなかったの?」

「信じてなかったわけじゃ」

「私は! オトと二人なら、どんなことでも乗り越えられるから! だから、信じて見守ってくれてたら、それでよかったのに」

「…………そっ……かぁ……信じて……わたし、ミカのこと、信じられてなかったのかなぁ……」

「……ところで質問なんだけど、オト、ずーっと私のかわりに裏切り者として過ごすつもりだったの? 違うよね? たぶんだけど」

「それは……言ったら怒らない?」

「怒らない」

 

 この時点で嫌な予感はしていた。

 

「その……物語に、ヘイローを破壊する爆弾ってのが出てきてて……」

「は?」

「わたしとミカのヘイローは別だから、それを使ってわたしのヘイローを壊せば、悪者はいなくなってミカは戻ってきて、ハッピーエンドかなって……」

「オトのばか! 大ばか! なんで、なんでそんなこと考えるの!? 信じらんない!」

「怒らないって言ったのに……」

 

 もうなんか涙が出てきた。

 

「オト、よく聞いて。……もしオトが死んじゃったら、私はあとを追うよ」

「え」

「私、だってもうオトなしじゃ生きられない」

「そんなことは……だって物語のミカは一人で」

「物語の私は物語の私! 今オトの目の前にいるのは誰? この17年間オトと一緒にいた聖園ミカでしょ?」

「うん」

「オトなしじゃ生きられない私にした責任、とってね」

「……うん」

 

 いつの間にかオトもぼろぼろ涙をこぼしていて、私たちは二人の涙が混ざるくらいに顔を寄せ合った。

 

「じゃあ、その物語で私は何してたの?」

「……え?」

「だって物語から逸れたらまずいんでしょ? そうじゃなきゃ、セイアちゃんを襲う前に何か言ってくれるはず」

「う、うん。えっと、前提としてアリウスの襲撃でエデン条約はめちゃくちゃになってみんな瀕死みたいな状況になるんだけど」

「えぇ……それ、止めたらまずいかな」

「まあ死人は出ないから……止めたらどうなるか分かんないし……。えーっと、確かミカはまず……セイアちゃんに謝りにいって」

「うん、セイアちゃんにはちゃんと謝らなきゃ。許してもらえるかは分からないけど」

「でもその場でセイアちゃんが倒れて」

「え」

「なんかそれもミカのせいになって」

「そっかー……そうだよね、そうなるかぁ……」

「なんやかんやあってミカが壁をぶち破って脱獄する」

「脱獄」

 

 ……すでに似たようなことやってる気がする。

 

「アリウススクワッドはその辺でメンバーの一人が人質に取られて、黒幕を裏切って先生につくんだよね。それでミカはアリウススクワッドのリーダーのサオリをつけ狙うんだけど」

「え、なんで?」

「まあ色々あったんだよ。ミカは一生理解しなくていい。……それで、なんやかんやあってアリウス自治区に押し入ったミカはサオリと和解して、アリウススクワッドと先生のために強大な敵を足止めして一晩中戦って、最後はティーパーティーのみんなと和解してハッピーエンドって感じだった。はず」

「うん、なんで私じゃだめだったの? なんでオトがそれを担おうとしたの?」

「だって物語のミカがすごい辛そうだったから……」

「もー、オトはしょうがないなぁ……じゃあ私がやるべきことは……セイアちゃんに今会いにいくのはまずそうだから……アリウス自治区に押し入って敵の足止め、で合ってる?」

「うーん、合ってる……のかな? 合って……合ってるってことにしとこう! ヨシ!」

 

 ヨシ!

 ようやく泣き止んだオトが、気まずげに言った。

 

「それと……わたしのこと、内緒にするって約束破ってごめんなさい」

「許すよ」

 

 そりゃ、この部屋でオトの様子を見ていて色々思うことはあったけれど。オトがオトなりに、私のことを守ろうとした結果だというのは十分伝わってきたから。あ、でも。

 

「まあ、罰は受けてもらおうかな〜」

「うん、ミカの好きにして」

「言ったね? じゃあ、オトの羽を存分にデコっちゃうから」

「え、それだけ?」

「それだけって……前はあんなに嫌がってたのに」

「そりゃあ羽に色々付けられるとくすぐったいし……でもてっきり、土下座して足を舐めろくらいは言われるものかと」

「私のことなんだと思ってるの? オトが土下座して足舐めたいなら止めないけどさ……」

「じゃあそれはまたの機会で……」

 

 とにかくオトは、しばらくこの部屋で待機。あと、みんなのオトについての誤解も解かないと……あ、そうだ、先生はだいぶ、というかほとんど勘づいてたよね?

 

 

 

 

 

 

「久しぶりだね、先生」

「やっぱり……君は、初めて会った時やプールサイドで会ったミカだね?」

「そうだよ、先生ったら大正解☆」

「二人の間で、話はできたみたいだね」

「うん、おかげさまで……先生がオトに寝ろって言ってくれたおかげだね。やっぱり先生、気づいてたんだ」

「オトとミカのこと? なんとなく、だけどね。……オトの証言がほぼ嘘だって思ったら、色々見えてきて」

「うんうん、じゃああとは本人に聞いてね☆」

 

 ミカは少しの間目をつぶると、少し経って目を開いた。

 

「えっと。久しぶりってほどでもないですけど……こんにちは、先生」

「こんにちは、オト」

「……正直すごく気まずいんですが」

「じゃあ単刀直入に聞くけど……オトはミカのこと、大好きなんだよね?」

「……そっか、そうくるとは思ってなかったな……。はい、わたしはミカが大好きで、世界の何より大切です」

 

 オトは顔を真っ赤にして、でも花のつぼみが綻ぶように微笑んで答えた。

 

「アリウスに、セイアを襲撃させたのはミカだね?」

「……そうです。でもわざとじゃなくって、本人もすごく反省していて……ちゃんと謝ると言っているので」

「ミカを責めるなんてしないよ。だって反省しているんだよね?」

「すっごく反省してます……セイアちゃんの容体がよくなって安定したら、ちゃんと謝りにいくから!」

「今のはミカかな」

「そうですね」

「オトがトリニティの裏切り者になったのは、ミカを守るため?」

「……はい。ミカが裏切り者だと分かったら、きっと酷い言葉を投げかけられたりいじめられたりすると思って……だから、わたしがかわりになろうって」

「それで、ミカのかわりに責任を取ろうとしたんだね。だけどオト、責任はそうやって取るべきじゃない。受けるはずの痛みを全部引き受けるのは、違うと思うな」

「じゃあ、わたしはどうすればよかったんですか」

「ミカのことを信じて、痛みも幸せも二人で分かち合えばいいと思うよ。きっとこれまでも、そうして来たんじゃない?」

「……はい。わたしとミカは、ずっと一緒でした。……たぶんこれからも、ずっと一緒です」

「うん。でも、起こってしまったことは取り返しがつかないから。たぶんこの先もトリニティの裏切り者はオトだということになるし、一度ついた悪評を消すのは難しい……それが、オトの望みかもしれないけど」

「そう、ですね」

「でもオトは私の生徒だから、生徒が悪評にさらされるのは、私は嫌だ」

「……?」

「だから、ミカにはそのままティーパーティーに戻ってもらって、オトのことはシャーレで経過観察、ということにしてもらう」

「それって……」

「詳しいことはまた今度、手続きしてくるから。少しだけここで待ってて」

「……はい」

「よかったねーオト! 先生、ありがとう。私のSOSに気づいてくれて」

「先生として、当然のことをしたまでだよ。……それに、オトが本当はミカのことが大好きなのは、前に話した時に伝わってきたし。それじゃあ、私はこの辺で」

「うん、先生! またねー!」

「その、ありがとうございました!」

 

 

 

 

 

 

「よーし☆今の私は最強だ、聖徒会だろうがバルバラだろうがまとめてかかってこーい! ミカ、はしゃぎすぎて被弾とかやめてね? まっさかー、私たちを誰だと思ってるの? うん、そうだね。二人なら無敵!」

 

 聖女バルバラに単身立ち向かう少女は、白と黒、二つのシュシュで髪を結んだツインテールだったらしい。




たぶん次で完結です。そもそも壁をぶち破って全てを解決するミカを見たかったこともあって、最初は曇らせタグを付けるつもりはなかったんです(懺悔)
本編完結しても番外編として連載は続けます。if badエンド(いくつか想定中)とか二人のその後とか脳内バカップルのイチャコラとか書きたいものはいろいろあるので……。
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