3人の転生者 3人の部隊 ~目指せA級1位~   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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第二話 原作前なのに原作キャラが一度も出ないのはどうかと思う

 方向性が決まればあとは目標に向かってがむしゃらに頑張る

 

 俺だって40メートル旋空弧月やツインスナイプみたいなオリジナル技をやってみたいし、トリオン体でガンガンの機動戦をしてみたい

 

 サラリーマンで体育系ではなかったがせっかくの転生だ

 

 頑張れるところまで頑張ってみたい

 

「そういえば元康、お前のところまた子供生まれたん?」

 

「そうだよ両親お盛んでさ、これで俺含めて4人目だぜ」

 

「スゲーな。このご時世で支えられる収入があるのに驚きだよ」

 

「便器作ってる会社の専門技師なんだと」

 

「ウォシュレットトイレ作ってるってこと?」

 

「そそ、大きい会社のそこそこの位置に居るからボーナスも多いし、なんとかなるんだと」

 

「なんとかなってなくても子供に金銭面で不安にさせるわけないか。中学くらいならまだしも幼稚園児に家計簿見せる親居ないし」

 

「それ言われたらそうだけど……まぁなんとかなるんじゃない?」

 

「そういう2人は兄弟居ないよな」

 

「イエーイ私は一人っ子!」

 

「うっざ!」

 

「お兄ちゃん頑張れー」

 

「はいはい、頑張りますよ」

 

「あ、そういえば思い出したけど第一侵攻なんだけど確か日曜日だったハズだよ。しかもお昼頃」

 

「ナイス! よい情報だ淡!」

 

「うひひ、あ、そろそろ小学生じゃん私達、何か習い事始めた方がよいかな?」

 

「習い事かぁ……役立つのだとなんだ? 剣道?」

 

「剣道だろうなぁ……パルクールとかも覚えたいがこの時代無いよなぁ」

 

「あとは水泳?」

 

「あー、あり。鍛えるなら一番良いかもしれん」

 

「1つだけなら剣道かなぁ」

 

「天元は剣道で、淡は?」

 

「私も剣道」

 

「なら俺も剣道だな」

 

「でも小学校の剣道教室土日だけじゃん」

 

「平日は今やってるみたいに走り込みとかだなー、あとは新聞紙でチャンバラやったりか?」

 

「何が繋がるかわからんからなぁとにかくサイドエフェクト磨きも怠らずにやって、鍛えて、勉強して……優等生でいこうや」

 

「「うい~」」

 

 

 

 

 

 

 

 小学校に上がり、あれからトリオン兵に会うことも無く平和に過ごしていた

 

 一応旧ボーダーの拠点である橋の上にある拠点は見に行ったが、アニメで見た玉狛支部よりも綺麗というか建物自体が新しいように感じた

 

 小学校では天才3人組と呼ばれ、テストは毎回100点、運動神経抜群、ドッチボールも強いと小学校低学年に好かれる要素しかない為俺達3人共に人気者である

 

 俺こと天元はマルチタスク能力を生かしたトランプゲームや将棋が得意で、淡はサッカーや野球、ドッチボール等の球技に引っ張りだこ、女の子達とも一輪車やあや取りをしたりして遊んでいる

 

 元康は勉強を教えるのが好きで、前世の大学では教員を目指していたこともあり、教えるのが上手かった

 

 ただし、やっぱり価値観が大人であるため3人で居る時間が多かったが……

 

 

 

 

 

 

 

 剣道も始めてみたが、この体は若さや熱意が有るからか教えられたことの吸収速度が早い

 

 天元は並列処理というズルをしているため淡や元康よりも成長速度が早かった

 

「良いなぁ天元! 成長バフ系で!」

 

「淡は何でもありなら一番強いだろうが! というか剣道やって思ったが一番剣道のセンスあるの元康だろ」

 

「え? 俺?」

 

「並列処理ってズルして元康に7割の勝率の時点で誉められたもんじゃないし、淡の何でもありにも対応できてるじゃん。というか守りが固い」

 

「確かに崩せないよね」

 

「そうか? 俺の場合はサイドエフェクトが戦闘に関しては役にたたねぇからなぁ……努力するしかないから」

 

「素振りだいぶしてるよな。俺も負けてられねーよ」

 

「これ以上天元が努力したら俺も淡も剣道で勝てなくなるだろ!」

 

「そうそう!」

 

「……話変わるけど小学校で誰か居たか? ワートリの登場人物」

 

「いや? そもそも俺名前全然覚えてないからなぁ」

 

「B級中位以上なら覚えてるけどなぁ」

 

「うーむ……」

 

「というか俺達の目的ってどこって話よ」

 

「うーん?」

 

「いやさ、目標としてボーダーに入隊する、第一次侵攻を家族揃って生き残るってのはあるじゃん。手段として剣道やったり、体鍛えたり、勉強しているけど大目標と目的がないじゃん」

 

「え? 私この3人+αでA級1位目指すもんだと」

 

「確かに最強状態の東隊倒して1位取りてえなぁ」

 

「その前に近界を見てみたいってのもある……最低でもA級にならねーとか」

 

「入隊から原作まで約4年有るから原作キャラとも仲良くなりたいなぁ」

 

「わかるー! 1ワートリファンとして原作キャラと喋りたいわ!」

 

「最終目的だけどボーダー幹部目指してみねーか?」

 

「幹部?」

 

「それまたなぜ?」

 

「俺達はワートリの世界に居るとしても原作が終わっても俺達の生活は続いていくだろ? ボーダーという組織も拡張段階だから上のポストが原作のやつ以外にもできると思うんだよな。だからそこに食い込んで俺達の食い扶持を確保する」

 

「幹部目標?」

 

「司令は?」

 

「城戸司令原作時42歳よ。60歳まででもあと18年は現役よ。幹部として実績積んでそれからじゃない? そもそも私達戦術のせの字もしらないわけだし」

 

「こればっかりはボーダーで経験していくしかないな。……となるとだ……最初は俺達で部隊をするのは良いけど原作頃には3人が隊長とした部隊を作った方が良いんじゃないか?」

 

「確かにその方が上へのアピールになるか」

 

「スカウト能力、育成能力、部隊運用能力か」

 

「まぁ個人でも強い必要があるがな」

 

「おお! 目標がいっぱい出てきたわね!」

 

「話を総括すると目的はボーダー中枢(幹部)になること。それまでにA級1位を目指す、部隊運用経験を全員持つ、個人としての強さを持つ、その為にはトリオン器官を鍛える、勉強する、鍛練する……だな」

 

「何事もボーダーができてからじゃないとできないことも多くありますね」

 

「まぁしゃーない、1つ1つクリアーしてこうや」

 

「「ういー」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 自分達が通っている小学校には原作ボーダーのメンバーは居ない様で、1年が経過した

 

「淡がお祭りのくじで当てたエアーガン3丁で戦闘訓練もどきをしているが役に立つかこれ?」

 

「しゃーない、シールド無いから避けるしかないし、気を付けないとエアーガン壊れるからな」

 

「そもそもトリガーの銃とかって反動あるのかな?」

 

「あるんじゃね? 実弾じゃないから少ないとは思うけど……」

 

「エアーガンの訓練意味あるのこれ?」

 

「やらないよりはマシだろ。3人で考えてやるって言ったんだから元康も文句言わない」

 

「へいへい」

 

「そういえば元康、妹ちゃんや弟君たちのトリオン量はどうなの?」

 

 元康には下に弟妹がおり、2つ下の夏海(なつみ)、3つ下の春夏(はるか)、4つ下の氏真(うじざね)が居た

 

「夏海と春夏は4、氏真は5だな」

 

「トリオン量って遺伝するんだっけ?」

 

「する時もあればしない時も有るらしいわね。まぁ雨取ちゃんは突然変異でもおかしくないけど」

 

「ふーん。全員ボーダー入りさせるの?」

 

「できたらな。三門の外に出るなら必要ないが、三門で生活するなら全員ボーダー入りさせた方が良いだろう」

 

「なるほどねー」

 

「ま、とりあえず賢くて強いお兄さんを続けますわ」

 

「頑張れお兄ちゃん」

 

「おうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しっかしスゲーよな天元と淡と元康の3人」

 

「あぁ、頭良くて、スポーツできて完璧じゃん」

 

「この前算数オリンピックって大会に出て全員入賞したんだって」

 

「いつものテスト毎回満点だし、学力テストも満点じゃん。全国の大会でも入賞できるってどんだけ頭良いんだよ」

 

「剣道でも県選抜で夏休み全国大会行くらしいじゃん」

 

「なんか簿記ってのの資格も取ったらしいじゃん。大人でも取るの難しい奴」

 

「スゲーよなぁ。問題見せて貰ったけど全くわからなかったぜ」

 

「この前元康が俺のトーちゃんのスーパーの手伝いしてたぜ!」

 

「あ、私淡ちゃんに外国のおばちゃんから貰ったけど読めなかった本の翻訳して貰った」

 

「天元に野球の助っ人やって貰ったけど大活躍だったぜ!」

 

「ああ言うのを天才って言うのかな?」

 

「だなー。でも偉ぶらないし、良い奴だよな」

 

「勉強教えてくれるし、走るの特訓してくれた時も教えてもらったら速くなったし!」

 

「そういえば3人とも誕生日一緒だよな?」

 

「7月7日の七夕だよな確か」

 

「同じ病院で生まれたらしいぜ」

 

「そりゃスゲーな」

 

 がらがらと扉が開く

 

「おはよー!」

 

「うーす!」

 

「皆おはよー!」

 

「あ、噂をすれば」

 

「天元、淡、元康おはよー!」

 

「何の話してたんだ? 皆集まって」

 

「「「ナイショー」」」

 

「なんだそりゃ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、小学生のうちに高校までの全科目頭に叩き込めたぁ」

 

「ゲロ疲れた……一部大学に被ってるから大学のも学び直したし」

 

「大学の範囲はわからないのも有ったな」

 

「おじさん高卒だから並列処理能力なかったらもっと時間かかってたわ」

 

「マジチートじゃん! いーなー!」

 

「それよりもう少ししたら中学だけどさ、中学に行けば誰か居るかな?」

 

「わっかんねー、こればっかりは運だろ」

 

「だなー」

 

 そんなこんなで俺らは中学生へと進学しました

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